思い立ったが吉日、その時々で導かれる方向の山へ!今日はどんな出会いが待っているだろうか

大峰山系 笠捨山 (2018.6.2) 

20180603-0.jpg
南奥駈 笠捨山山頂にて

良い意味で想像と違った南奥駈道

【ルート】
 白谷トンネル東口-行仙岳-行仙宿山小屋(佐田辻)-涸池-老杉-笠捨山
 -佐田辻ー林道-白谷トンネル東口


近畿百名山、第56座目。
さすがは大峰南奥駈道、なかなかハードだった。

おくればせながら南奥駈道を歩くのは初めてである。
南奥駈道は縦走でつないで行こうと思っていたが、
なかなか実行する機会もないので近畿百名山で南奥駈最深部の笠捨山へ。
勝手に想像していた南奥駈道は、明るいイメージの奥駈道に比べると
地味で登山道は狭く、うら寂しく、じめじめ鬱蒼としていて、夏にはヤマビルは出るわ、
ヤセ尾根のアップダウンの連続で、どちらかというと暗いイメージ。
もうこれ以上無いというほど酷い事をぜんぶ書き出してしまったけど。。(^^ゞ
ところがどっこい真逆とまでは言わないけれど、行ってみたらぜんぜん違った。
南奥駈道のほんの一部なので、総合的にはどんなイメージかは異なるかと思うが。
地図には無い「何コレ?」発見もいろいろあった。
次の用事があったので15時には下山完了するという時間制限付きだったため、
道中で発見したスポットなどの確認ができなかったのは心残りだったかな。

前回の千ヶ峰の出だしは延々と舗装林道、今回は延々と鉄階段スタート。(^^ゞ
国道425号線を白谷トンネルまで標高825mも高度を上げたところに登山口があった。
トンネル方向を見上げると、そんなに登らなくてももうそこが稜線では?
と思えるほどユルユルな登りなんじゃないかなと思いきや、
山と高原地図のコースタイムでは一時間となっているではないか。
登りやすい階段中心にもかかわらず、たっぷり一時間かかってしまった。
もうこれだけで金剛山に登れてしまうね。。
行仙岳へは、分岐から5分だと書かれてあったのでピストンで行ってみたところ
電波中継塔などの人工物だらけでがっかり。
そもそも階段や電柱は、この施設の保守のためのものだろう。
気を取り直して分岐まで戻り、いよいよ南奥駈道歩きとなる。
途中、「継の窟」へ下るポイントがあって、太いロープが垂れていたり
テーピングがあったが時間も無いのでスルー。
南奥駈道を整備してらっしゃる新宮山彦ぐるーぷさんの行仙宿小屋は
至れり尽くせり何でも道具類は揃っていて電気も点く快適な山小屋で、
どこかよそのお宅にお邪魔するような感じ。
一泊2千円で利用できるようで、縦走者にとってはオアシスだろう。
さて、今回の南奥駈道区間であるが、ヤセ尾根、細尾根はほんの少しで、
ほとんどが開放的で明るい快適なトレールだった。
しかし、アップダウンが多くてけっこう体力が消耗。
最後に大きく下って笠捨山への登り返しはきつかったなぁ。
山頂は展望もあったが、そんなに広くもなく、日陰も風もあまりなく
休憩するのはもっと良い場所がたくさんあったので移動。
爽やかな風があって、木陰に居ると寒くなってくるほど。
地図上ではぜんぜん距離を歩いてないように見えるが、
折返しを考えると今日は笠捨山より先へ足を伸ばす気はない。
笠捨山山頂周辺をもうちょっと散策したかったけど、
今日のタイムリミットを考えるとお昼休憩の時間に30分くらいしか残らず。
それでもやっぱり一時間休憩してしまった。
下山は時間短縮のため、行仙宿小屋から新宮山彦ぐるーぷさんの補給路にて。
大峰らしい山歩きを堪能できたかな。

その他の写真は以下より。
Check [ 2018/06/04 21:09 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(12)

東京新聞 『すぐそこにある遭難事故』 金 邦夫 著 

20180530-1.jpg
「すぐそこにある遭難事故  奥多摩山岳救助隊員からの警鐘」

道に迷ったら下るな、登り返せ!

このところ気になる遭難事故があちこちの山域で発生したのは
山登りをやっている人にはすでに周知のことだろう。
そしてこれがまたすぐに見つからない。
原因のほとんどが、道迷いか滑落だ。
知らない山で道に迷ったら下ってはいけない。
四方八方、無数に枝分かれしてどこに着地するかわからない。
それが深いゴルジュの谷とかだったりしたら探しにも行けない。
登り返して尾根にでも出れば、ほとんどの場合すぐに見つけられる。
滑落して意識があるけど動けない場合はどうすればよいか?
そんな場合は発煙筒(発炎筒ではない)など狼煙(のろし)を上げる
という方法が有効なのだが。。

東京から近い山というと高尾山くらいしか思いつかない。
そんなに深い山域なんて無いんじゃ?くらいに思っていた。
奥多摩って名称は聞いたことはあるけれど、
関西から遠いし、縁もゆかりも無さそうなので考えたこともない。
これまでいろんな遭難事例の本を読んできたが、
なぜ奥多摩という関西人からすれば一生行かないかもしれない山域の遭難事例の本を
買ってまで読もうと思ったのか?
きっとどこかのサイトに「あなた、こんな本を読みたいんじゃない?」
みたいにオススメとして表示されたかナニカかだろう。
いや、仮にそうだとしても、1,400円+税もする本を気軽にポチるわけがない。
こんな大金を使うのはもうちょっと慎重ですよ。(^^ゞ
表紙にナニカ不思議と惹きつけられるものがあったのかもしれない。
とにかくこの本を買うしかない!と思ったのは確かだ。

読み始めると、いままで読んだどんな遭難本よりも描写がリアルで
読みやすく、続けてどんどん読み進んでしまう。
それにしても山では予想外なことが起こるんだなぁと戒めになった。
慣れからくる油断にも気をつけないと行けない。
明日は我が身という思いしかない。
先日の千ヶ峰の山行の下山中、谷へ向かって急な下りのへつりトラバースで、
何でもない小さな石につまづいてしまった。
とっさにそばの立ち木を掴んで転倒を免れたがあわや滑落。
はたまたその前の山行では、
なにげに横を向いたとき、折れて尖った木の枝が顔のすぐ横に突き出ていたため、
頬をスライドしてゴリゴリっと擦ってしまった。
もう少しその枝が上だったら、メガネの横からスライドしてきて眼を突き刺していたかもだ。
腐った杉の木が突然倒れてくるかもしれない、上から枝が落ちてくるかもしれない、
その時にたまたま上を見上げてしまって・・
はたまた落石の直撃に遭うかもしれない。
映画「ファイナル・デスティネーション」シリーズみたいに本当にどこに罠があるかわからない。
登山中は本当に真剣勝負だ。
最後まで気を抜けないということを、このような本を時々読んでみては教訓としたい。
それにしても読み応えのある本で、そばに置いておきたい一冊となった。

さて、今晩も寝る前に続きを読もっと。
まだ全部読んでなかったんかい!って?(^^ゞ

20180530-2.jpg
Check [ 2018/05/30 21:34 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(6)

中国山地 千ヶ峰 (2018.5.26) 

20180526-0.jpg
千ヶ峰山頂にて

のどかぁ~。。はぁ。。

【ルート】
 新田ふるさと村-(水谷東コース歩道林道)-市原峠-(市原コース)-山頂-
 雨乞岩-(引き返し)-山頂-(石風呂コース)-作畑-不動の滝-新田ふるさと村


近畿百名山、第55座目である。
のどかな田園風景の中、新田ふるさと村を起点に舗装路をひたすら歩く。
いったいどこまで舗装林道が続いてるのだろうと思った。
水谷西コースの取り付きを横目に通り過ぎ、さらに進むと
水谷東コースの取り付きがあったが、このまま林道を歩くほうが楽やん?って思い、
さらに舗装林道を歩き続けることスタートから一時間半、ようやく市原峠に到着した。
ようやく山道となるが、整備されていてまるで遊歩道。
ワイルドな登山道を期待していたのに、下調べもしてなかったのでちょっと期待はずれ。
展望はそれなりにあるものの、穏やかな山並みがあるだけ。
う~む、何も特筆すべき事が無いぞ。。
地図にはない林道が張り巡らせる感はあった。
それにしても平和すぎる。。
山頂に到着すると、ベンチやポスト(登山者ノートみたいなのが入ってる)、
そして何やら「南無・・」と掘られた石碑。
眠くなってきた。。
山頂は影も無く暑く、このまま下りるだけではわざわざ遠くまできて後悔するので、
せっかくなので縦走路でありながら破線ルートの雨乞岩まで足を伸ばす。
別の登山道が合流してきているが、岩らしきものがない。
もっと先へと行ってみると、ポツポツと小さな岩が転がってる。
どうやらこれらの岩が雨乞岩らしい。
看板になにやから書かれていたが、ちゃんと読んでいない。
さらにもっと先まで進んでみたものの、たいして風景も変わらなかったので
雨乞岩(岩が無いほうの)まで戻って日陰で昼食を摂って昼寝。
先週とは違って気温も急上昇で汗びっしょりだったが、
日陰は涼しく汗も乾いた。
セミが早くも鳴きだそうとしていて練習中といったところだった。
縦走路の脇だったが誰も通らず。
再び山頂まで登り返しで戻り、興味深い名前の石風呂コースとやらで下山。
これがまさかの予想外。
取り付くやいなや踏み跡がほとんど無く、時々現れる看板だけが頼り。
いったいいつ石風呂とやらが登場するのかと思いきや、
ついぞ最後までそのようなものは無く、なかなかの難路を経て
真新しいコンクリートの堰堤のある林道に出た。
あとは日差し照りつける林道を作畑集落まで下山。
車道はほとんど車は通らないが、道からそれて不動の滝に立ち寄って・・。
水量乏しい滝はなんだかうら寂しい。
とにもかくにも、ただ歩きに来ただけという山だった。
ハーモニーパーク側から登ればもう少し楽しいらしいことが帰ってからわかった。
これほど平和すぎる印象の薄い山はかつて経験が無く、
単なる関西百名山の消化登山になってしまった感じが拭えない。
山頂からの展望は良かったよ。
あの人、いい人なんだけどねぇ、もひとつ面白みに欠けるかなぁって、
それって僕のことやん。(≧∇≦) んまに。。
そんな山。

その他の写真は以下より。
Check [ 2018/05/28 22:13 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(8)

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
このブログ内の検索
 
更新日カレンダー
05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、テニスやスキーにハマったのはたった数年だけ。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
バックナンバー
月別アーカイブ