生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

北アルプス 唐松岳-五竜岳 (縦走)(2017.9.23-24) 

2017092324-3.jpg
五竜岳山頂にて 後立山連峰にちなんで後ろ向きに  ※画像を一部加工しております(酒→カレー)
            orisさん、うっちぃさん、みねごん、キバラー
【動画編】


我を誘う、男岳

【コース】
一日目(9月23日)
 八方池山荘(7:15)-(八方尾根)-唐松岳頂上山荘(昼食)-唐松岳(ピストン)-
 -牛首(難所)-五竜山荘(泊)

二日目(9月24日)
 五竜山荘(5:40)-五竜岳山頂(7:30)-五竜山荘(4:00)-白岳-(遠見尾根)-
 小遠見山-ゴンドラ駅(15:30)


 ・白馬村駐車場(600円/日)×2日分
 ・アダムゴンドラ+アルペンクワッドリフト+グラートクワッドリフト(1,550円)
 ・五竜とおみテレキャビンゴンドラ(1,000円)
 ・タクシー エスカルプラザ~白馬村駐車場(2,480円)


今回の山行のヤマレコはこちら

今年も暑い夏場は週末の天気に恵まれず遠征がまったくできなかったので、
ハイシーズンの今になって集中的に行きたくなっている。
なぜかしばらく封印していた北アルプスであるが今年はスイッチが切り替わった。
遠征から疲れて帰ってきてもまたすぐ行きたくなる魅力にはやみつきに。
人数で割れば安上がりで楽しい遠征が何度もできる。
最近よく一緒に登ってくれているメンバーに声をかけた。
シャイな僕から誘うなんて珍しいなぁ。(^^ゞ
お誘いした以上は登山開始から下山完了、道中の移動まで全責任を負う。
みなさんの命、しばらく預からせていただきます、という心構え。
行き先は北アルプスならどこでいいってわけじゃない。
メンバーのレベル面、安全面、みんなが行きたい山かどうかを考慮して。
緩めとハードなのと2つの行き先候補を決めた。
行くと決めてから約一週間でCT計画や小屋の予約など分担して行った。
週末が近づいてくるとめまぐるしく天候予報が変化。
最初は絶望的な予報だったが週中で好天したかと思いきや直前でまたややこしくなる。
結局、前日になって決行だけは決まったが行き先はまだ確定できず。
金曜日の夜、仕事から帰って準備をして20時台に集合場所へ。
当初5名で行く予定であったが、計画に大きく関与してくれていたメンバー
1名が参加できなくなったので4名で出発。
下記2つの候補先はいずれも「安曇野IC」で長野道を下りるので
道中で天気を確認しながらどちらに行くか決めようとなった。

北アルプスの山の一般登山道グレーディング(難易度・体力)各5段階では
 1)唐松岳~五竜岳(縦走)(難易度3・体力2)
 2)燕岳(周回)(難易度2・体力2)
となっている。

初日の天気だけが微妙で、1)の唐松岳~五竜岳間には牛首というクサリ場の難所があり、
雨だと断念したいという思いは全員一致意見。
空模様はずっとグレーゾーンのままであったが回復基調であることは確か。
安曇野ICを下りる直前でようやく行き先を1)として気持ちを一つに。
2)は許容季節の幅が広いのでいつでも行ける。
しかし、1)は寒さが進むと岩場の危険度がアップするので今回あたりがギリギリだ。
ちなみに、もし今回、2)の山へ行っていたら、
NHKプレミアムドラマ「山女日記」(続編)の撮影が行われてたみたいで残念!
あのドラマ、1話1話がぜんぶ個性的でいい感じだったなぁ。

またまた序章が長くなってきたのでここからは簡潔に。(^^ゞ
高速道路での移動中はずっと小雨。
近畿道、第二京阪、京滋バイパス、名神、中央道、長野道をひた走り、安曇野ICで着陸。
そこからの下道は走りやすい道ながらもなかなか距離があり、最終的は片道450kmを越えた。
アダムゴンドラ八方駅のある白馬村駐車場には午前3時半に到着、5時半まで二時間ほど仮眠へ。
だぁ~れだ、5時10分に目覚まし鳴らしたヤツは?
準備を済ませ、場所取りしてもらったのでゴンドラ待ち行列のほぼ先頭。
6時半始発のゴンドラに乗り、その後もクワッドリフト2本を乗り継いで八方池山荘へ。
少し休憩してから7時10分頃に登山を開始した。
ガスが一瞬吹っ切れそうになった気がしたが、展望はまったく無い状態が続く。
それどころか午前中はずっと霧雨状態だったのは予報どおり良くはならなかった。
八方尾根の展望の核心である八方池からの眺望も無しなので、
おかげでというかシャッターを切る機会が少なかったので歩きに専念できたかも。
八方尾根の蛇紋岩という特殊な地質によって植生が逆転していたのは興味深かった。
扇雪渓(一瞬吹っ切れかけた)で小休憩した以外はほぼ歩き通し。
やがてステージが変わって、手を使うほどではない岩稜帯に出たと思いきや
しばらくしてすぐに唐松頂上山荘に到着した。
相変わらずガッスガスで外で休憩するとなると寒そう。
山荘の中での休憩は500円、トイレ利用は300円なので、
トイレ利用の可能性があるのであれば中で休憩するほうが良いと思ったが
中は混雑していて靴は脱がなければならない上に濡れたものは持ち込めない。
濡れたものは無いというか、ザックを含めて全体が濡れて湿ってる感じだけど?
これは全裸になるべきかどうか・・・。
というわけでお昼の休憩タイムは外で一時間ほど。
ガスは吹っ切れそうにないので山荘から20分ほど登ったところにある唐松岳山頂は
ピーク取るだけのやっつけ仕事になりそうなのでザックをデポして向かった。
途中、雷鳥と出合うサプライズがあった。
山荘に戻って準備できたらヘルメット着用して再出発である。
5分と歩かないうちに牛首の難所となった。
山と高原地図でも「危」マークは無く、クサリありと書かれているだけ。
実際には思っていた以上の崖で、こんな事とは思っていなかったであろう登山者が
こりゃ無理だと引き返してきたくらいである。
クサリ場で落ちるような人など稀だろう。むしろクサリ場周辺のクサリの無い場所など、
単に転けて倒れるだけで転落の可能性のある場所でこそ事故が起きる。
なるほどこれだとレベル3かなと。(ちなみに剱岳はレベル5)
五竜岳でもクサリ場じゃないところで一箇所ヤバイところがあった。
ちなみにファミマで300円でプリントできる北アの地図には、
最近事故が起きた場所にマーキングされている。

初日前半は霧雨でガスガスで展望のないイマイチなコンディションであったが、
翌日の午前中はスカっと晴れて、これぞアルプス!という展望に恵まれた。

本文が長くなってきたので、ここから先は写真へのコメント追加にて。
Check [ 2017/09/27 22:23 ] アルプス | TB(0) |   コメント(20)

奥河内 岩湧山 新七つ道めぐり (2017.9.9) 

20170909-49.jpg
岩湧山山頂にて キバラー、みねごん、うっちぃさん、こーやさん

【動画編】


いわわきセブンロード!

【コース】
 すぎこだちの道↓-みはらしの道↑-ぎょうじゃの道↓-いにしえの道↑-
 いわわきの道↑-(ダイトレ)-岩湧山山頂(お昼)-きゅうざかの道↓-おちばの道↓↑


もう何度目になるのか、岩湧山で「新七つ道めぐり」というイベントが
また新たに始まったので、未体験のメンバーたちと歩いてきた。
伊吹山のときのメンバーが久しぶりに集結。

できるだけ重複、無駄が無いようにひと筆書きで歩くためには
他にもパターンがあるかもしれないが、自分が前回歩いたときと同じコースになった。
早いもので、あれからもう2年も経つのかぁ。
今回の達成者はしばらく4人目で止まってらしいが、この日、まったく異なる順で歩いていた
2人連れ2組とすれ違い、彼らが先にゴールしたみたいで、
われわれ四人組は9~12番目の達成者となった。
それにしても標高500m~900m足らずの低山はまだまだ暑かったぁ。
ミンミンゼミやツクツクボウシが暑苦しく鳴いていた。
8時20分のスタートで、山頂到着は13時30分で超腹ペコだった。
その後、15時20分くらいまで休憩した後、
きゅうざかの道にて下山、四季彩館を通り抜けて最後のひとつ、
おちばの道を歩き、登り返してゴールとなった。
最初から最後まで荷持やザックのデポ無しで歩き通した。
この日、金剛山の番人サカノリさんYouTuberのmono-さん、mizuiさんと遭遇。
金剛山でならともかく、まさかの山でのサプライズだった。

以前あった自撮りカメラ台や撮影標識が撤去されていたのは残念で、
目標となる目印が無いのはどうも達成感に欠けた。
自由な場所で撮影してきて良いとのことであるが、
たしかにそのルート上であると証明できるランドマークに乏しく
ゴール後に写真を見せながら認定してもらうのに写真がわかりづらく手間取った。

そこで、後につづく方のために、確かなランドマークをまとめてみた。

 ・すぎこだちの道・・・鉄塔かプラッチック階段
 ・みはらしの道・・・・枝がパッと傘状に開いた松
 ・ぎょうじゃの道・・・沢のあるひらけたところか、終盤の木製欄干
 ・いにしえの道・・・・滝の名前が書かれた標識
 ・いわわきの道・・・・木の階段
 ・きゅうざかの道・・・・資材置き場
 ・おちばの道・・・・う~む。。

そういえばトイレの前になにやら踏み跡があって、きゅうざかの道の途中に合流してた。
こんなの以前からあったっけ?今回は七つ道を忠実に歩いたが、
山頂へ急ぐならめちゃショートカットになるけど歩いていいのだろうか?

その他の写真は以下より。
Check [ 2017/09/11 21:00 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(4)

北アルプス 剱岳 (周回) (2017.9.2-3) 

2017090203-0.jpg
剱岳山頂 荒城の月にて

【動画編】


3000Mの風

【コース】
一日目(9月2日)
 馬場島駐車場(6:00)-(早月尾根)-早月小屋(泊)

二日目(9月2日)
 早月小屋(4:00)-剱岳山頂(7:30)(朝食)-前剱-一服剱-剣山荘(昼食)-
 剱御前小舎-雷鳥沢キャンプ場-室堂ターミナル(15:00)


なかなか体力的にハードな山行きだった。
人の渋滞で通過待ち時間が長く発生するような人気の名山にはしばらく興味がなかった。
遠征はなるべくマイナーところを狙ってはきたが、
今年の夏場は暑さに参ってしまって近場の山ばかり登ってきたのもあって
ちょっと刺激が欲しくなっていた。
テレビなんかでも最近アルプスの特集番組が多く、
久しぶりに北アルプスに行って3000mの風を感じてみたいなぁという気持ちが高まった。
2日連続、泊まりで山に行けるゆとりがなかなか取れなくて、
これまで富士山ですら日帰りだった。
小屋泊お泊りで行く山行きは、ブログ記事的には八ヶ岳(周回)以来かも。
テン泊もかつてはやっていたが、小屋泊との快適度の差(特に寒い日)や、
装備重量が足かせとなって歩ける距離が制限されたのを嫌って
今後は小屋泊で行くと決心したものの、それすらあまり実行できてこなかった。
それにしても泊まれると行動範囲が違う。
この二日間、山を浴びるように歩き倒せて久しぶりに満足できる遠征ができた。
今シーズン、あと1、2回くらいは遠征したいなぁ。

金曜日の夜、仕事から帰ってきてから20時頃に大阪を出発し、
SAやPAで仮眠や休憩を取りながら目的地へ向かう。
近畿道、第二京阪、京滋バイパス、名神、北陸道を乗り継いで立山ICへ。
途中立ち寄った北鯖江SAは24時間営業していてご当地物も多くて気に入った。
深夜に握りたてのおにぎり等が買えるなんて。。
そんなこんなで馬場島荘前駐車場(mapcode:889 516 298*66)に着いたのは4時前。
駐車場はそこそこ広いのにほぼ満車であったが他にも駐めれるところがあるし無料だ。
仮眠することたったの一時間、この日は天候がイマイチで、
最悪、午前中は雨かもという予報だったので前日に早月小屋に予約を入れていた。
そうなると時間的余裕たっぷりなので早朝出発してがんばる必要は無いのだが、
午前5時ともなると辺りの車のハイカーが準備しだしたので目覚めてしまった。
北鯖江SAで買った作りたての梅干しにぎり2個と出し巻きたまごを食べて準備。
そんなこんなで6時になってぼちぼち出発することにした。
標高740mの馬場島駐車場から、標高2240mの早月小屋まで標高差約1500mもの登りだ。
スタート時からいきなりの急登で、たまにフラットなところもあるものの
ほぼ登りっぱなしで、次々に現れる立山杉の巨木に最初のうちは魅了されていたが、
登れど進めど変わらないステージにそのうちカメラを取り出すことも忘れて登りに徹す。
延々と続く登りにさすがに疲労の色が濃くなってきた。
小屋で買うと1リットルのペットボトルの水1本900円とのことなのでたくさん入れてきたのが災い。
おかげで今回の山行きでは一度も飲み物を買う必要が無かったけど。(^^ゞ
早月小屋までの登りではアクエリ1本と水2本くらいと行動食はミックスナッツ。
小屋までの後半戦ではアミノバイタル顆粒のドーピングをするも効果は感じられず。
11時までに小屋を通過しないとその日のうちに山頂へ向かうのは不可らしいが、
小屋泊装備の今回の重量では小屋までで体力は限界で、到着は12時になった。
早月小屋に着くと、小屋前には「本日満室のため予約者のみ」となっていた。
今日みたいな天候でも満室になるんだぁと思いつつ予約しておいてよかった。
受付していると、若いハイカーが入ってくて廊下でもどこでも良いので泊めてくれと。
なんとかしてもらってたけど。
部屋に入って寝る場所確保して落ち着いたところで外で昼食を摂ろうとしたら完全に雨。
これもまた北鯖江SAで買った赤飯とかきたま汁で、湯沸かししたかったのだ。
自炊室は無いので雨だと小屋前の小さな軒先スペースしかなかったが、先客が居た。
雨の降る外に出で、さてどうしたものかと思案していたら、
小屋の主人の息子さんが窓から顔を出して、軒先を占領していたグループに、
そこは小屋泊の方優先スペースなのでどいてくれと、雨の中追い出してくれた。(^^)v
テン泊していた頃も思っていたが、小屋泊との優遇の格差というか特権を考えると
今日みたいに外が寒くて雨だと小屋泊のありがたさがしみる。
13時に昼食を摂ったものの、時間差で分けられている最初の16時30分が夕食タイムだった。
それまでは部屋に戻って仮眠しようと思っていたら、
広島から来たという気さくな年配女性と気が合っていろいろ話をした。
その方はガイドさんを連れて来られていて、54歳の時に転勤を命じられたのを機に早期退職。
それからずっと山登りばかりの独り身人生で、70歳になる今年、もう歳なのでと
剱岳を最後に山登りを最後にしようと決心して来たのでなんとしても登頂を果たしたいと。
見た目では決してわかりようがないが、みなさん色んな思いを持ってこの山に来てるんだなぁ。
話は尽きることがなくもっと聞いていたかったが疲労のためフェードアウト、二時間の仮眠。
夕食の時間が来たので食堂へ。食事は美味しく、ご飯と豚汁はお代わり自由で満足だった。
600円の缶ビール(一番搾り)だけ別途購入。
早月小屋は洗面はあれど水が無いのが不自由なくらいで必要十分で快適だった。
食事の後、外に出てみると満天の星空、明日は晴れるかな?
小屋の主人から、翌日は9時にはガスが出てくるので展望見たければ4時には出た方が良いと。
朝食は5時であるが、早立ちする人には夜のうちに弁当(助六寿司)をくれた。
部屋で横になっているうちに18時台には眠った。
夜、トイレは窓が開いていてめちゃくちゃ寒く、もうすぐ訪れる冬を思い出してしまった。
翌朝3時に音の鳴らないバイブ目覚ましをセットしていたがその直前に体内時計で目覚めた。
あのおばさんとガイドさんは5時半出発なのでまだよく眠っていた。
準備をすませたら4時前になったので寒い暗闇の中を出発。
本来なら小屋に不要なものをデポするなど軽量化して
アタックザックで登頂するところではあるが、
往路を思うとさすがにピストンする気にはなれず、はたまた今度いつ来れるともわからないので、
ハンデとなる10kg越えのメインザック、カメラバッグを背負ったまま
早月尾根側から立山室堂側への山越えへ。
登山届にもいずれか2通りの下山コースとなると記入しておいた。
ちなみに駐車場にあった登山届はめちゃくちゃ簡易な書式だったので記入が一瞬だった。
ヘッデンを照らしながら真っ暗闇の中、テン場を抜けていよいよ今回の核心へ。

こんな調子で書いていくといくらでも本文が長くなるので、
以降は各写真に簡単なコメントにて。

立山室堂からの交通費がけっこうかかった。。
 ・室堂ターミナル~(バス・ケーブル)~立山駅=2430円
 ・立山駅~(富山地鉄立山線電車)~上市駅=1110円
 ・上市駅~(タクシー)~馬場島駐車場=8970円

立山の温泉やご当地グルメのどちらも味わうことなく帰国の途へ。;;
またもや日帰りみたいな駆け足登山になったが刺激的で楽しかった。

その他の写真は以下より。
Check [ 2017/09/06 21:21 ] アルプス | TB(0) |   コメント(25)

金剛山頂の気温

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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
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