生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

屏風岩・住塚山・国見山 (2015.12.12) 

20151212-0.jpg
国見山ピークにて   ※展望右には曽爾高原が見える

なんでこうなった?お昼は下山完了後。

【コース】
 屏風岩公苑(8:00)-一ノ峰(立ち寄り)-住塚山-ゼニヤタワ-国見山-
 (バリエーションルート)-(舗装林道)-屏風岩エッジ周辺-屏風岩公苑(お昼)


古光山・後古光山を目指して朝7時台に曽爾村入りしたものの、
空はどんよりでガスっぽい。
展望が期待できないなら、異色の存在感を放っている鎧岳・兜岳かなぁと
急遽作戦変更しようとしたものの、駐車地が満足に無いことや、
鎧岳・兜岳をピストンしてもコースタイムが3時間と短く、
周回しても車道歩き併用の大回り。
だったら、鎧岳・兜岳とセットで歩く人も多い住塚山・国見山、
そして屏風岩に集中しようとまずは屏風岩公苑へ。
桜やモミジの名所である屏風岩公苑は、フラットで広く美しい所。
曽爾高原へのアプローチである国道369号からけっこう離れた奥地にそれはあった。
駐車場は大きいのに車は一台も止まっていない。
オフシーズンならではの寂しさが漂う。
屏風岩を見上げるものの、ガスっていて全貌が良く見えない。
わざわざプチ遠征してきたのに、これは詰んだなという思い。
まぁしかし、知らない山をサクサク歩けて、目に飛び込んでくる風景が
何もかも初めて出会うものばかりというだけでワクワクするではないか。

ガスガスの中、屏風岩直下にある屏風岩公苑を通り抜け、植林帯の急登を登る。
コルに着いて、すぐには住塚山のほうへは行かず、「一ノ峰」という屏風岩の上部へと
行ってみたものの、アップダウン急登がコルからそんなに近くではなかった。
一ノ峰からの展望は真っ白で何も見えなかったのですぐにコルに引き返し、
住塚山へと向かう。
ニセピークなどを過ぎつつ自然林の中を歩いてわりとすぐに住塚山ピークに到着。
ベンチひとつだけあって、東の方へ開けていたが、ここでも展望がほとんど望めず。
ゼニヤタワというコルへは下りである。
GPSのマップには、このゼニヤタワから黒破線が出ていたので
そこが歩ければ屏風岩のど真ん中上部につながってそうなので、
東海自然歩道を歩く大周回は舗装路でつまらなさそうなので、
ゼニヤタワのコルまで戻ってきてから黒破線を歩いてみようと考えた。
ちなみにゼニヤタワ周辺は植林帯である。
ゼニヤタワから国見山へは再び登りに転じ、やがで岩ゾーン中心となって、
住塚山の穏やかさからは想像できないほど性格を異にしていた。
国見山ピークに着く直前あたりから青空が出てガスも吹っ切れてきた。
ピークは360度の展望があってゴキゲンな感じではある。
時間にして11時前となっていたのでお昼にしても良さそうだけれど、
そんなに広くはないピークで、ベンチがひとつあるだけなので、
ハイカーがやってきて記念写真とか撮りだすとじゃまになるだろうから長居は無用。
ゼニヤタワのコルへと戻ってる最中に、ルートから外れた尾根に落ち葉の積もった
フラットそうなところが見えたので、あそこのプライベート空間でお昼にしようと
行ってみるも、そんなにフラットでもなかった。
もうちょっと奥へと歩くと、下方にもっと良さそうな感じの雰囲気。
あれよあれよと下ってくると、昔にルートがあったのでは?と思えるような
踏み跡の名残みたいなのがあったので、それを追って下って行くと
やがて植林へ、そして沢伝いに。。。
もうお昼適地どころではない。
背丈ほどの笹ヤブ漕ぎをして抜けた先は舗装林道だった。
おそらく舗装林道はゼニヤタワまで続いているのではないかと思って登り返す。
途中、屏風岩のほうへつながっている分岐があったのでそちらへと進出。
植林帯の果てにやがて屏風岩のエッジ部のコルに到着。
屏風岩山頂方向を示す看板があったが、あえて逆方向に行ってみたが・・
苔ゾーンはあったものの休憩には良さそうなところではなく、さらには谷に進行を阻まれたので引き返し。
コルに戻ってから屏風岩山頂とやらを目指してエッジ歩き。
木が生えているので安心かと思いきや、転倒すると転落しそうな箇所もあったりで
安全とは言いがたい。
屏風岩山頂は展望がなかったので一ノ峰のほうへとさらに下って向かったものの、
さほど様子も変わらないので引き返す。
途中から安全な植林帯の中へとエスケープし、再びコルに戻ってからは
つづら折れで屏風岩公苑へ下山した。
結局、お昼する適地も無いまま下山となってしまい、ボッカした水や食料や道具は
単なる足かせになっただけに終わったという煮え切らない山歩きとなった。
歩いた距離もたったの7kmほど。
屏風岩公苑で遅いお昼を摂っていたらだんだんと冷えてきたので、
ファームガーデンお亀の湯へと車を走らせる。
少なくとも15年前に来たときも能書きを聞かされて食べたことのある
草もちの「銭の花」がなんと当時のまま!
いまでもあの女優さんと二人三脚でやってらっしゃったのが懐かしくて購入。
新鮮濃厚なよもぎ餅が健在であった。
曽爾高原をちょっと覗きに行って返ってからお亀の湯に入って帰った。

その他の写真は以下より。
Check [ 2015/12/14 21:29 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(6)

台高山系 明神平・桧塚 (2014.11.15)  

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明神平にて <空撮>

【動画編】


絶好の天気と思いきや、前より風キツイ!寒い~。

【ルート】
大又林道駐車場(7:30)-明神平(9:40)-桧塚奥峰(11:03-11:15)-桧塚(11:30)-
-コル付近(昼休憩11:40-12:50)-前山(14:00)-(空撮等)-明神平(15:15)-駐車場(16:24)


久しぶりに比良のほうへ行きたかったがその辺りだけ天候予測は芳しくなかった。
そこで第二候補で昨年印象的だった氷ノ山へ課題つぶしに行こうと思ったが、
距離もあれば移動コストもかかるのでやっぱりもったいないなと今回は断念。
それならばと、前回の台高が良かったけど寒かったので、今回はぬくぬくを期待して出直し。
寒かった教訓から、下はインナーにタイツ、上は新たに購入した化繊のダウンベスト。
その上にソフトシェルだと暑いので、いつものペラペラのウインドブレーカーをアウターに。
これで完璧なはず。もし、風が無くて晴れたら暑いくらいだろな。(^ ^)v
そんな期待をよそに、山の上はまさかの氷結・暴風の世界が待っていた。(> <)

午前7:30分、大又駐車場をスタート。
がんばって早起きして来たのでトップ独走かと思いきや、
先に単独の男性が出発、後ろにはご夫婦2人連れが追ってくる。
駐車場には最初から止まっていた1台の車を合わせて4台。
歩き出しの林道沿いの渓谷にはまだ紅葉がチラホラ。
まばゆいばかりのグラデーションな紅葉は今シーズンまだ見てないなぁ。。
出だしの長い林道はウォーミングアップになる。(下山時はやたら長く感じるのだが)
台風に何度もズタズタにされてきた大又林道の復旧回復力がなにげにすごいと思った。
やられてもやられてもすぐに立ち直る。(≧▽≦)

自然林の葉は完全に散ってしまっているが、明るく見通しがきくので晩秋の台高は大好きだ。
高度が上がって頂上付近が見えてくるとまさかの白さ!
そして寒そうな曇り空で、登るに連れて風当たりも強くなってくる。
水場のところまで登ってくると、先に出発された男性がもう下りてこられた。
明神平は風が強くて寒すぎるので引き返してきたのだという。そんなに上は寒いんだぁ。。
あしび山荘が見えてくるとさらに風が増し、真っ白な様相。
そして明神平に到着すると風がびゅーびゅー吹き付けている。
人がいないうちに空撮しようと思ったが断念。
そうこうしているうちに後発のご夫婦が通りすぎて前山のほうへと消えていった。
休憩するでもなく再出発して桧塚奥峰へと向かう。
歩き続けてもカラダは暖まってくることもなく、さりとて寒すぎるわけでもなく。
穂高明神岳への登りの稜線は、切れ落ちた右手からの風が容赦ない。
ピークを過ぎて下りに転じた時に、バラバラと小さなエビの尻尾が降り注ぐ。
強風に煽られたそれは、下手をするとカッターナイフの刃のごとく頬を切らんばかりだ。
そうかと思うと、急に雲が吹っ切れて太陽の光が降り注いだり。
風はあいかわらずなので、暖かいというところまではいかない。
どこでも弁当を広げれそうな落ち葉の絨毯が広がっているが風があっては厳しい限り。
それにしてもこのあたりはいつ来ても本当に心落ち着くよなぁ。
この稜線から北や南へとつづく尾根のほうへと行ってみたいところであるが
寄り道を楽しむには泊まらなければ時間的にタイトだったりする。
カメラを構えていると、突然、後ろから単独の女性が通り抜けた。
こんな風と寒さの中で、桧塚方面に行くのは自分くらいしか居ないと思ってただけに
思わず「びっくりした~」と声があげてしまったが、女性は振り返りもせずに前方へと消えた。
後から人が来ている様子などまったく無かったのに、いったいどこから現れたのだ?
桧塚奥峰に到着して写真をひとしきり撮って移動しようとしていると、
後から男性2名がやってきて、こちらまで来るのかと思いきや、
赤グラ(ヒキウス平)のほうに下りて行った。
等高線を確認すると桧塚奥峰からショートカットで行けそうではないか!いいかも!
桧塚奥峰で折り返してとっとと前山まで戻ってお昼にしようと思ったが、
そういえば桧塚まで行ったことが無かったんだった。
桧塚奥峰から眺める桧塚は、四国剣山山頂から眺める次郎笈を思い出す。
今日はまだ時間にゆとりがあるので行ってみることにした。
向かっていると、前方からあの単独の女性が戻ってきた。
女性は桧塚でいったい何をしていたのだろうか、声をかける間もなくそそくさと去った。
桧塚へ向かう稜線の風は凄まじく、何度かカラダを持って行かれそうになった。
コルまで来たとき、台高って本当に良いとこだぁと改めて実感する風景に出会った。
桧塚奥峰までまでなら感じなかった開放感がどっかーんと広がった感じ。
風が無かったら至福のひとときだったに違いない。
「明神平?ああ、あのちょっと人工的な、昔スキー場を作ろうとして辞めたあそこね。
前山あたりの雰囲気は好きだけど・・」的な、
何度も行きたくなるところでもなく、まぁ年一回くらい行くか行かないかでええかぁ
くらいに思っていた気持ちが完全に払拭された。
しばらく住み着いても構わないでしょうか?という気持ちへと。(^^ゞ
千秋林道のあるマナコ谷へと下るあっちの尾根もこっちの尾根もとてもいい感じ。
ふと千秋林道を眺めると、大崩落している箇所が見えた。
桧塚のピークは特に印象的なところでは無かったのでコルまで戻り、
風を避けてやや南側でザックを下ろそうとしたが少し寒風突風が当たる。
もっと戻って落ち葉の絨毯で休憩するか、この開放感を満喫するかの葛藤に数分。
空腹感もピークだったのでやっぱりここで食べることにした。
ちょうど桧塚奥峰のランドマーク裏側を眺めることが出来る南向きの場所。
食事をしながら桧塚奥峰のほうを眺めていると、わりと次から次へと人がやってきては消える。
こんな寒い日でも桧塚奥峰は人気スポットのようだ。
しかしながら、こちらの桧塚のほうへは誰も来なかった。
風がある以上、寒くなる一方なので一時間ちょいの休憩で撤収。
休憩中、ダウンジャケットを着てぬくぬくしていたが、昼寝できるほど暖かくはならなかった。

さて、ここから明神平近くの前山へは脇目もふらずノンストップで帰りかけたが
途中、一部だけ種類の違う木があるスポットが目につき、やたら気になったので行ってみた。
徳川埋蔵金でもありそうな目印に見えたからである。(^^ゞ
結果的に、そこはなかなか眺めが良くて良い場所だった。ただそれだけ。
あとは一目散に前山まで戻るが、途中で明神岳ピークへの登りを避けて迷走。
それでも前山にはかなり早く戻ってこれた。
前山へと続く稜線がかなり気に入ったので、ここで珈琲と茶菓子休憩しながら空撮。
風が強く、ローターのモーターが悲鳴を上げていて墜落せんばかり。
ガタガタ揺れながらも必死でホバリングしている状態なのであまり高所まで上げれない。
そんなこんなで明神平へ移動しても風がまだ強いままなので少しだけ空撮。
天理大小屋の向こうにはテント3張り。風の当たらないテント内はどんな居心地なんだろうか。
15時も過ぎてきたので撤収して下山開始。
ノンストップで下ったら一時間15分ほどで駐車場まで戻ってこれた。
帰路途中にある「やはた温泉」までほんの少しの距離なのに運転が眠くて眠くて。。
ほぼ貸し切り状態の温泉を出て、すっかりカラダが温まったら休憩室(和室)で仮眠。
いつも温泉の後はまっすぐ帰るが、今日は珍しくどこかで食べて帰りたくなった。
帰り道の伊勢街道(R168号沿い)にある「中華料理 仁」が美味しいと聞いていたので
立ち寄ってみることにした。
中華料理屋というと某チェーン店のような床が油でギトギトしていて、
衣類に匂いが付きそうな店内を想像していたら、良い意味で期待を裏切られた。
店内は清潔感があって、店の奥さんも素朴な感じ。
それにしても厨房はどこ?レジとか無いけど?というこれまで体験したことのない店内。
ご夫婦で?一生懸命切り盛りしてる感じで地元の人気も高そう。
肝心の料理はというと、お試しに定番のやきめしに天津飯と餃子を注文したが、
これまた辛すぎず絶妙なさじ加減でかなり美味しかった。
餃子は某チェーン店で言うところの「よく焼き」状態でカリッとしていて最高!
中華料理って食べた後はけっこうのどが乾くものであるが、
家庭的なあっさりとした味付けで、そのようなことにはならなかった。
すっかり気に入ってしまったので、こっち方面に来たときは必ず立ち寄ってしまうかもしれない。
そんなこんなであっという間に一日が終わった。

その他の写真は以下より。
Check [ 2014/11/17 20:43 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(22)

台高山系 木梶山~ハンシ山 周回 (2014.11.3) 

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赤ゾレ山付近にあるハート型の小池

【動画編】


気温急降下。稜線上は冬枯れ。真冬がすぐそこに。


風が当たるところは猛烈に寒かった。
下界にいると紅葉はこれからみたいな感覚であるが、山はもうすっかり冬支度。
冬が来る前に滑り込み。山深いところで晩秋が楽しめるルートをのんびり歩いてみたい思った。
そうなると比良か台高の縦走路くらいしか思いつかなかった。
3連休の空模様は不安定で、最終日がなんとか良さそうだった。
天気予報では滋賀北部から北陸にかけて雨雲が停滞中。
なぜか台高方面も雲。
最悪は雨もパラつくかもしれないのでできるだけコストをかけずに行けるところと思い、
前夜になって行き先を台高山脈に決定。
台高であれば秋になったら歩いてみたいと思っていたところがいくつかある。
今回の候補として、高見山の高見トンネルを抜けたところで
林道をしばらく走った先からアプローチする木梶山から破線ルートで、
北部台高縦走路に合流後は赤ゾレ山、伊勢辻山、ハンシ山経由で
ハッピのタワから下山するという時計回り周回を歩いてみることにした。
このルートは昨年秋に大又林道側から伊勢辻山~明神平を周回したときに
たまたま出会った人が歩いていたルートである。
マニアックでレアか思いきや、すでに「低山徘徊者の徒然日記」ののぶさん
「山@くらぶ」のnozillaさんが、すでにが歩いてらっしゃった。
今回はのぶさんがアップされていた軌跡図を位置確認のためにプリント持参し、
ルートファインディングが少しでも楽しめるかと思いきや、ほぼ目印、踏み跡が明瞭すぎた。(^^ゞ
しかしながら、以下の3箇所だけ一瞬足止めを食らった。

 1)最初の林道終点から木梶山への取り付き箇所
  (終点よりも少し奥に行ってみたらすぐ見つかった)
 2)ハンシ山に向けて単一稜線を調子よく歩いていたらルートから外れて行ってた
  (後述)
 3)ハッピのタワから林道への下山中盤からの後半部
  (黒破線(旧登山道)に合流したら少し左へと進むとつづら折れがあった)

高見トンネルを抜けたらすぐに右へ曲がらないといけないところを
トンネルからの放出の勢いで通りすぎてしまったので引き返す。
狭い林道をソロソロと走って午前7時すぎ、駐車地に到着。
林道はさらに奥へと続いていたので先へと進むこともできたし、
軽自動車で先へと消えていった車もあったが自分はやめておいた。
ほぼ同時に到着した車から降りてきた方に挨拶。
そのハイカーの方と話をすると、今回の自分の周回ルートと同一であったが
ハッピのタワからスタートする反時計回りであること判明。
そういうことであれば時計回りで歩く自分とは途中のどこかで遭遇するはずである。
新たな楽しみがひとつ増えた。
それがもし周回ルート全体の半分よりすっと手前だったら焦るなぁと思った。(^^ゞ
(実際はほぼ半分の位置で遭遇した)
そのハイカーは、お先!と言って先に行ってしまった。
遅れること5分後くらいのスタート。
例によって撮影でたびたび足が止まる。
林道はひたすら長いというのにまだ登ってもないところで撮影に時間をかけすぎた。
林道上にはまだ紅葉が残っているし、沢の流れる音が心地よい。
人より動物のほうが圧倒的に多そうな山深いところなのでめったに使わない熊鈴を装着。
その熊鈴がキーンキーンと耳障りで別の(どこかの山で拾った)熊鈴にチェンジ。
こんどはカラカラっという落ち着く音色になったが、
こんな優しい音じゃ遠くの動物の耳に届きそうにないぞ。
ってことで、熊鈴として本来あるべきモノとして作られたものはどんなプロダクトなのか
について考えてみることにした。(次回記事のテーマとして決定)

地蔵谷を過ぎてようやく林道終点へ。
登りへの取り付き箇所がどこかな?と探したがすぐに見つかった。
植林の急登はやがてシャクナゲゾーンとなり、その後は落葉した明るい自然林帯へ。
稜線に出たと思ったらニセピークだったりを繰り返しながら
サクサクと落ち葉を踏みしめて徐々に木梶山ピークへと近づいて行く。
風が通る稜線はひたすら寒い。
スタート時からずっと首に巻いていいたモンベルのダウンマフラーがまったく外せない。
歩けど登れどカラダが一向にあたたまる気配が無い。
木梶山ピークは特に印象なく、ピークを過ぎてからも落ち葉の絨毯が続く。
この時点から「どこでお昼にしようか?」ということばかりを考え始める。
途中、展望のあるススキゾーン。あいかわらず風が強い!
展望の良い場所は風が強く寒すぎてお昼どころではない。
風が当たらないところは展望が無い。(^^ゞ どっちを取るかというと後者である。
そんなこんなで歩き続けていると、やがて台高北部縦走路の稜線が見え、
国見岳が望める平地に出た。
そんな展望付きで路面はフラットで風も当たりにくい場所なのでもうここしか無い。
ということで足を伸ばせるほどの敷物を引いてザ・チェアにもたれかかり、
昼の店を開く準備をしていているとハイカーが3組、3人様、2人様、お一人様が通った。
その中に、スタート地点で会話を交わしたあの登山者が居た。
「速いですね!」と声をかけると「そんなことないですよ、もうここは半分くらいの地点です」
ということなので地図で確認してみると、なるほどあと少しで縦走路と合流する地点であった。
お昼はまだということなので、写真や動画を撮りながらとは言えほぼ同じペースだった感じ。
(下山後にはこのハイカーの車がすでに無かったのでゴールは先を越された)
昼の休憩はほぼ一時間。これくらいの時間はのんびりしないと慌ただしい山歩きは落ち着かない。
もう山で昼寝をするには寒すぎる気温である。
一時間といえどもあっという間に時間が過ぎ去った感じ。
食べるための休憩だけではなく、ホット一息ついてボケ~っと地図や山並みを眺めるゆとりは欲しい。
休憩に当たりインナーにフリースを着込んでいたが、
食事後もすぐに寒くなってブルブルと震えが出てきたので撤収して再スタート。
縦走路への合流手前の馬駆ヶ辻付近には馬酔木の障害物エリアがあった。
ここまでは破線ルートだけに明瞭な踏み跡はほぼ無かったが進むべき方向に迷うことはない。
合流後は昨年11月に歩いたコースと同じなのでとりたたて目新しい発見は無かった。
赤ゾレ山手前のハート型の小池はいつもながらポツンと趣があって好きだ。
そんな赤ゾレ山は前回登ったので今回はスルーして縦走路を忠実に行く。
伊勢辻山を過ぎると未踏ゾーンであるが縦走路だけに踏み跡明瞭である。
伊勢辻(八峰越)分岐からは左手半分植林、右手半分自然林のゾーンがしばらく続く。
途中、落ち葉の美しいところがあったのでしばらく足止めに。
その後は分岐も無さそうな単一の稜線を忠実に歩くいたが、ふとなにげにGPSで位置を確認すると
縦走路のラインから外れていってることに気づいた。
え?どこで分岐を見落とした?この稜線に分岐なんかあったっけ?
と50mくらい戻ったところで、そういえば変な方向を指しているテープがあったんだった。
下山するのは右側(周回の内側に向かって)のはずなのに、
左側に、しかも稜線から外れて下って行くなんてまったくの想定外だった。
こんなこともあるんだなぁと思いつつ、間違ったまま下るとちゃんと林道に着地できるのだろうか?
そういえば手前が沢だよなぁ?なんて考えながらハンシ山へ向かう。
ハンシ山は植林の中の薄暗いところにあったので早々に退散。
少し下ると高見山をどーんと望む展望が開け、さらに下るとススキゾーン。
そしてさらに下ってハッピノタワ。特に目立つ目印はなかった。
林道に向けて植林帯の谷を下って行くと、黒破線(旧登山道?)に合流した。
そこから先はどう進めば良いのかわからなかったが、のぶさん軌跡を確認するとやや左に振っていたので
そちらにしばらく横移動してみるとつづら折れのルートが見つかった。
そして林道に無事着陸。
あとはまた林道を延々と歩いて駐車地へ。
累積標高差で1100m、距離で16kmほど。
寒さだけが堪えたが、晩秋の台高を満喫できる山歩きができた。

その他の写真は以下より。
Check [ 2014/11/04 22:57 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(16)

台高山系 大台ヶ原 (2014.10.18) 

20141018-2-37.jpg
東大台 正木ヶ原にて

【動画編】


雲ひとつない正木ヶ原での夕暮れは素晴らしかった

18日(土)、早朝の金剛山へのご来光登山とモーニングを終え、
キッチンハートから大台ケ原へと移動。
途中、富田林のだんじり祭りに巻き込まれてずいぶん足止めになり、
行き先を葛城山に変更しようかどうしようかと迷いつつもやっぱり大台ケ原へ。
ビジターセンター前に13時30分に到着。
う~ん、大混雑。
駐車スペースが無かったので警備員さんの誘導で駐車場から50mくらい離れたところに駐車。
大混雑のハイシーズンにこんな時間に駐車場まで上がって来れただけでも十分である。

午前中の金剛山での撮影で電池が消耗したカメラを置いていく。
残ったのはコンデジだけ。
絶好の天気なのにデジイチやスーパーズームコンデジを持って来なかったのが残念でならない

準備を整えてすぐに出発。
午前中の華やかさから一変、哀愁漂うオッサン。。
東大台を反時計回りにシオカラ谷に向かって下りて行く。
時計回りが多いのか、続々と駐車場に向けて帰ってくるハイカーに対して
逆行するのは自分だけ?と思っていたら他にも数人程度居た。
シオカラ谷の吊り橋を渡ってからは登り返し。
さて肝心の紅葉であるが、葉枯れや先枯れしているものが多く、
グラデーションが美しい紅葉を見ることはできなかった。
コースタイムの半分くらいの時間で大蛇グラの分岐に到着。
そのまま大蛇グラ方向へ。
大蛇グラ付近に到着すると、固まった大渋滞で近づくこともできない。
14時半にもかかわらず待ち行列ができていた。
そこで、少し手前の岩場のてっぺんで休憩をしながら時間を潰す。
そういえばお昼がまだだった。15時になってようやくお昼を摂る。
同じ場所で三脚を構えてカメラ撮影しておられた方と話をする。
大蛇グラには近づけないので、その休憩場所から最初のフライト開始。
二度目の空撮では見えないほど遠くまで飛ばしたにもかかわらず、
カメラの録画ボタンを押すのを忘れていて撮れておらず。
大蛇グラ、実は恐ろしく高いところに位置するというのを対岸の竜口尾根から眺めた時に知った
今回、その谷の深さ感を撮れなかったのが残念。
ようやく人が少なくなったのを見計らって大蛇グラから三度目の空撮。
フライアウェイ(行ったきり戻ってこない)が怖くてあまり遠くまで飛ばせられない。
それでもどっち向いているのかわからないほど遠くまで飛ばしたつもりが、
帰ってから映像を確認したらたいして遠くまで飛んでなかったり。
電波が届かなくなったり、見えないほど遠くに行ってしまっても
自動帰還モードで戻って来るわけであるがアテにはできない。
時すでに16時30分の事であった。

今度は正木ヶ原を撮りたかったので日没までに向かうために大慌てで撤収。
大蛇グラから正木ヶ原までのコースタイムは50分くらい。
牛石ヶ原付近にさしかかると鹿がいたが近づくと逃げてしまった。
尾鷲辻までけっこう距離があるように思った。
いよいよ日没が迫ってきたので小走りで正木ヶ原の木道の階段を駆け上がって行く。
朝早かったのでちょっと疲れがでてきてる。。
男性がひとりポツンとカメラを構えていたので話かけた。
星空のタイムラプスを撮影して動画でアップしているという。
星空観察のグループ?があって、そこに所属しているのだとか。
正木ヶ原で最後の空撮を行う。
電池残量が残り少なくぎりぎりまでフライトを行ったところで完全日没。
朝まで居るというその男性とはお別れし、日出ヶ岳周りでビジターセンターへ向かう。
途中で真っ暗闇に。
今日は真っ暗闇の金剛山から始まって真っ暗闇の大台ケ原で終わり。
まぁよく遊んだものだ。。
コンデジでもなんとか雰囲気が切り取れたかな?

その他の写真は以下より。
Check [ 2014/10/23 22:35 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(16)

台高山系 高見山 (2014.5.11) 

20140511-0.jpg

【動画編】


たくさんの山々に囲まれ、静かでのどかだった

【ルート】
たかすみ温泉(7:05)-高見杉-笛吹岩-高見山山頂(昼食)-大峠-小峠-
(プチバリエーション)-たかすみ温泉(14:00)


金剛山系を除いて、一度登ったことある山は二度目を登る余裕が無いくらい山は無数にあるので
未だ登ったことが無い山を一日中歩き倒すはずが、
今日は17時までに帰着しなければならないという時間制限付きであったので、
そういうことなら金剛山に登るのが常であるが、なんとなく遠くへ行きたくて。(^^ゞ
今回もY.N氏が同行してくれるというので鎧・兜岳でもと車を走らせたが、
もっと手前にある高見山へ行き先変更したという何とも無計画な山行きになった。
高見山というと厳冬期に霧氷、エビの尻尾ができる有名な山である。
前に登ったのはもう2年以上前のことなので、
厳冬期だったので、無雪期の高見山ってどんなのか・・気になったわけでもなく。(^^ゞ
未踏の「たかすみ温泉」からのルートからの登り。
山と高原地図のコースタイムでは2時間半となっている。
はたして。。

駐車場で出会った老夫婦とおしゃべり。
九重連山とかも車で登りに行ったとかでリタイヤ後の山歩きを
二人三脚で楽しんでおられるご様子。
午前7時にたかすみ温泉をスタート。
前をそのご夫婦が行く。
こちらは撮影しながらなので油断しているとすぐに見えなくなってしまう。
ゆっくりでも歩き続けるということはすごい差がつくものだ。
継続はチカラなり。
遅れては早足で追いついての繰り返しで、今回の良きペースメーカーとなった。
たかすみ温泉からのルートは想像どおりの植林メインである。
そんな中でも「高見杉」というひときわ大きな木が避難小屋の脇に立っている。
なるほど大きいな。樹齢は700年。
玉置神社の「大杉」(樹齢2千年)に比べたらその半分以下であるが。
GPSを確認しながら登っていると、実際の登山道が山と高原地図の実線と大きなズレがあった。
植生が変わって自然林になると、なんちゃら岩、ほにゃらら岩・・という看板が多発。
そのほとんどが確認できないところにある感じ。
谷の底にあるとかだったり。(≧∇≦)
中でも「笛吹岩」は岩がどうとか言うより、その岩の上からの展望が良かった。
眺めてみると完全に山々に囲まれているのを実感。
そこからはわりとあっさり山頂に到着。
あの老夫婦も到着されていて避難小屋の上でお昼の最中であった。
ひとしきり撮影を終えてもまだ10時台であったが、お昼にしようとしているうちに
早くも老夫婦はピストンで下山を開始された。
ずいぶん前から空腹だったので、山頂の祠の裏側の芝生ゾーンで早めの昼食。
超熟にカップラーメン。
冬場はオニギリが固く冷たくなるので超熟は行動食に最適であったが、
暖かくなってくるとさすがにパンでは喉が通りにくい。
結局2枚食べただけで腹いっぱい。
茶菓子を食べるほどお疲れではなかったので短めの休憩で下山モードへ。

さて下山であるが、ピストンではあまりにもあっさりしすぎなので、
大峠のほうに下りてみることにした。
何やら通行止めの説明のような看板があったがまだ通行止めなの?くらいに思っていた。
下からパラパラとハイカーが登ってくるのでどこか歩けるのだろうというお気楽さ。
決して時間制限のことを忘れていたわけではないが。
日当たりが良く、自然林の植生が面白いつづらの下りであった。
あの積雪期の面影が無い。
登ってくる単独の男性に大峠-小峠間の情報を聞くと、
柵があったのでどうだろうとのことだった。
大峠まで下りてくると数台の車が止まっている。
てっきり、車が大峠にあるということは小峠から林道で来ていると思い込んでいた。
実際には三重県側から来た車だったのだ。
実際にはがっちがちの通行止めであった。
ということは何を意味するのか地図を眺めながら考えてみると以下の方策しか無いことが判明。

 1.高見山山頂へ登り返してピストンで下山
 2.バリエーションで小峠まで横移動
 3.車道に出て舗装路歩き。

3はありえない。
なぜなら舗装路を三重県側に下りることになるので、
そうなると排ガスにまみれて総延長約2.5kmの高見トンネルを徒歩で抜けることになるのだ。
(涼しそうではあったが)
1はさすがに今、降りてきたばっかりなのに登り返すなんて。。
2しか無いなぁ。。しかし舗装林道は通行禁止だし。。
途方にくれていると、さきほどすれ違った男性がもう下りてきた。
(山頂までそんなに短かかったっけ?登り返してもたいしたことなさそうだな。。)
その男性から「三重県側の高見トンネル入口までで良ければ乗って行ってください」と。
いや、トンネルが・・。。(^^ゞ
丁寧にお礼を言って気持ちだけいただいた。
しばらくすると関係者だという人が来て、事情を説明すると山側の登山道なら山ヌケ箇所を巻けば歩けるとのこと。
しかし、今日は工事をやっていない日なので自己責任の範囲で林道を通ってもかまわないとのこと。
普段は工事が終わるまでは徒歩でも通行禁止だということを念を押された。
今回は特別に通らせていただいた。
どんな様子だったかについて通行を助長することになるので差し控えたい。
そんなこんなで小峠に到着してからは登山口に下りて舗装路でたかすみ温泉かなぁと思っていたが、
高低差120mほど登り返せば、往路で通った登山道に合流するようなのでそのようにした。
120mの登りくらいはたいしたことはない。
200mでもまぁ大丈夫。
300m,400mになってくるとひと山越えるみたいで気持ち的にちょっとね。
登山道に合流後は朝登ってきたのをピストンという形でだらだらと下る。
ところが、脇道のようなところを見つけ、昔は登山道だったっぽい踏跡がうっすらとついていたので
時間が限られているというのについつい引き込まれてしまった。
結果は、行かないほうがよかった。(^^ゞ
下山完了は14時ちょうど。
今回の山行きの満足度は・・・う~ん、時間制限があったので微妙。(^^ゞ
ほんとうは北尾根周回したかった。
たかすみ温泉(500円)で汗を流して帰った。

その他の写真は以下より。
Check [ 2014/05/12 21:22 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(20)

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プロフィール

こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中

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