生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

「登山・ウォーキング外来」とは 

自己の戒めのために、羽根田 治著の遭難シリーズを持っている。
自分の山歩きスタイルでの重要度の高いものから買っているうちに
以下のものを全部買ってしまっていた。

 ・ドキュメント 気象遭難
 ・ドキュメント 道迷い遭難
 ・ドキュメント 滑落遭難

実はこのシリーズで、著者が違う一冊「ドキュメント 山の突然死」柏 澄子著というのがあるのだが、
これだけは持っていない。
突然死の可能性については深く考えたことがなかった。
心拍数についてもあまり意識することがなかったし、
「息が上がって会話ができないほどのペースは早すぎ」という程度の知識というか認識でいた。
10代の若い人であってもスポーツ中に突然死のニュースをたまに目にする。
以下の記事を見るとひと事ではないなと思った。

登山・ウォーキング外来:記者が受診 動脈硬化の恐れ、改めて知る
2011/09/28 毎日新聞 地方版 24ページより引用

 山登りを始めて15年、47歳。私は持久力には自信がある。前の人をどんどん抜いていけるが、
心筋梗塞(こうそく)で突然死する登山者もいるので、自重した方がいいとも考える。
登山に欠かせない健康状態や体力を知る「登山・ウォーキング外来」が今月、
苫小牧東病院(苫小牧市明野新町5)に開設されたので受診してみると、思いがけない結果が出た。
 心電図を取る電極を左胸に貼り、ベルトが電動で回る器具「トレッドミル」の上を走った。
1分ごとにスピードと傾斜がきつくなる。安静時は表れない心臓の変化を診る。
 スタートから13分経過。時速8・5キロで傾斜20・6%。息が苦しい。
モニターを見ていた船木上総(かずさ)医師(55)が「もう1段階きついマックスまでいけるかな?
 あっ、STが下がったね」と言い、ベルトを14分で止めた。
 STとは心電図の最も大きな山と、次の中くらいの山の間を指す。
正常なら水平な線を描くが、私の場合は落ちこんだ。だが胸に痛みはなく、まだ走れそうだった。
船木医師は「心臓に十分な酸素が届かない時に表れる形。
冠動脈の内側が狭く、酸素を運ぶ血液が行き渡っていない恐れがある」と説明した。
 いわゆる動脈硬化だ。この状態を心配するのには理由がある。
私は20代から、この原因となる悪玉のLDLコレステロールが高く、
この日の血液検査でも1デシリットル当たり182ミリグラムと基準上限より42ミリグラムも高い。
心臓の精密検査を勧める船木医師は「問題ないと診断されるかもしれないが、それはそれで安心できる」と話した。
 道警によると、昨年まで5年間、道内の山で病気遭難したのは15人。
うち9人が死亡し、5人は心臓の異変が原因だと分かった。
高血圧や糖尿病、喫煙習慣も心筋梗塞の危険因子で、脳卒中にも用心が必要。
山ではすぐに救助隊が来ないから倒れれば致命的だ。
私も心筋梗塞のリスクが高いことを知った。精密検査を真剣に考えている。

 ◇過信せず心拍数に注意を
 無理せず楽しく登山するには自分の「無酸素性作業閾値(いきち)」(AT)を知り、
その時の心拍数を超えないように登ることが有効だ。
 中程度までの運動の時、人体は酸素を使って脂肪を燃やす仕組みを中心に、体を動かすエネルギーを作る。
「有酸素運動」と呼ばれ、長時間疲れない。
次第に運動を激しくすると、酸素摂取が追いつかなくなり、酸素が不要な機能として、
筋肉内のグリコーゲンを元にエネルギーを作る仕組みが活発化する。
だが、この状態は体に負担をかけ、すぐ疲労してしまう。
 切り替わる時点がATで、呼気に二酸化炭素が急に増える形で分かる。
トレッドミル上ではマスクを着けて呼気を分析し、私は時速5・5キロ、傾斜19・7%の開始8分過ぎに表れた。
この時の心拍数は毎分162回だった。

 検診では▽酸素を取り込む能力「最大酸素摂取量」は、体重1キロ当たり毎分55ミリリットルで、5段階評価の5
▽肺活量4・85リットルなどから「肺年齢」は39歳
▽目を閉じて90秒片足立ちできるなどバランスは正常――といい結果が出た。
それでも異常が隠れていた。船木医師は「体力を過信している人こそ危ない」と警告する。
 同外来は登山やウオーキング以外のスポーツにも有効。
毎月第2土曜日の午前で予約制。料金は1万8000円。申し込みは同病院(0144・55・8811)。
■写真説明 トレッドミルで心電図と呼気を取る。奥はモニターと私の表情を観察する船木医師=病院職員撮影

※写真は引用しておりません。
なるほど。
安全な心拍数の値の範囲を事前に把握しておき、
心拍数を計測しながら登る。
究極的にはこういうことが求められるのでしょうね。

そういえばチャレンジ登山大会の時に、
ピピピピピーっとアラームが鳴らしながら走って行くランナーの方が何人かいらっしゃいましたけど、
心拍数のアラームかなんかだったんでしょうかね(違うかもしれませんけども)。
お金があればそういうやつも買うんですがねぇ。
↑の登山・ウォーキング外来も18000円となるとなかなか気軽には行けない価格ですよねぇ…
[ 2011/10/02 23:16 ] [ 編集 ]
「山の突然○」は一次救命の講習を受けた時期に気になって購入しました。
紹介されている話は、どれも興味深いものでした。
この本を読むまでは「倒れるなら僕の前で倒れんかい!助けたるから!」って思ってましたけど、とんでもないですね。
体調管理には注意しようと思いましたよ。

禁止ワードのようなので○に変えました。
[ 2011/10/03 12:14 ] [ 編集 ]
トレランする人にとってはさらに重要になってくるでしょうね。
ハートレートモニターをしようと思うと
胸にバンドみたいなのを巻かないといけないというのが
生理的に抵抗あります。
手首だけでは無理があるんでしょうね。
外来価格も高すぎて、私なら山道具買うほうに流れてしまいますよ。
[ 2011/10/03 21:18 ] [ 編集 ]
のぶさんが一式ぜんぶお持ちなのは前に教えていただきました。
また別の著者が書かれている「ドキュメント雪崩遭難」というものもあるのを忘れていました。
そんな講習を受けられたのですね。
こんど簡単にレクチャーしてください。

※禁止ワードの設定、すいません。
[ 2011/10/03 21:20 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
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と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
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飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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