生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

伊吹山 (2011.8.13)  

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伊吹山(日本百名山)山頂にて

『今日の伊吹山』 ハイビジョン(HD)撮影 (1分29秒)


伊吹山がどうにもこうにも暑い件。

<コース>
伊吹登山口→山頂山小屋→周回→下山


以前から気になっていた百名山「伊吹山」。
この夏は夜間登山で行こうという計画をしていたが日程決まらず。
そうこうしているうちに段平さんや、おの@あびこさんが伊吹山へ。
これはもう行くしかないと決断。

未明の深夜に移動。
米原ICを下りて下道を走る事しばらくして伊吹山の全体像が現れる。
うわぁ、あんなの登るの?と思うと登る前から腰が引けてしまう。
で、登山口の標高ってどれくらいかな?って思ってたら、
自分以外のメンバーはすでに何度か過去に登っているようで「底から登る」ということらしい。
登山口付近に着いてみると、ハイウェイを下りてからぜんぜん登っていない。
本当に底で、ちなみに標高220mあたり。
ちなみに今日登る伊吹山の山頂は1377mだ。汗;
周りの民家が軒並み貸し駐車場をやっている。
スキースノーボードレンタルという看板があちこちに。
スキーシーズンって冬場のほんの2,3ヶ月の事だけに複雑な気持ちになる。
それどころか2010年を持って伊吹山スキー場は閉鎖され、リフトも撤去されたとのこと。
夏場の今はというと、登山客かパラグライダー客だけのようだ。
いつもながら前置きが長くなって本文省略気味になるのでそろそろ。

午前5時50分、伊吹登山口をスタートする。
アルプスと違って標高からしてすでに暑い。
さらに今夏、はじめて聞こえてきたミンミンゼミの鳴き声が暑さをさらに誘う。
ヒグラシの涼しげな鳴き声とは対極である。
早朝であるにもかかわらず涼しさはなく、無意識に「暑い」とつぶやいてしまう。
このあといったい何度「暑い、暑い」とつぶやいたことだろうか。
ようやく樹林帯を抜けたところでまだ「一合目」だった。
遠くに伊吹山がそびえる。
ぜんぜん始まってもない距離感。
スキーリフトが撤去された今となってはよくわからないが、
ここ一合目はスキー場で言うところのいちばん底の広くなった所あたりになる。
また少し登って一段上がったところにキレイなトイレがあった。
これもスキー全盛期の頃の名残なのだろうか。
ここからはゲレンデを登る感じで抜群の開放感の中を、
やっぱり「暑い暑い」と言いながら高度を上げて行く。
まるでWindowsXP標準の壁紙のような風景だ。
まだ太陽の角度は低くて直射は無く、陰が延びる早朝の風景。
琵琶湖のほうをふり返ると、底から登ったのにすでに結構な高さまで来たようで展望が広がる。
開放感のあるゲレンデが一旦途切れて見通しのない登山道に入る。
暑さにたまらなくなって出てきたのか、やたらとミミズが地面から出てきて転がっている。
しばらくして登山道を抜けるとまた開放感のある所に出た。
そこはというと動物の類こそ居ないが、どこか北海道の風景を彷彿させる牧歌的なロケだ。
スキー場があった頃のメインのロマンスリフト終着点の建物が見える。
暑いけど、この開放感は他の山ではなかなか味わえない価値あるものだ。
目の前に広がる伊吹山の大きさに圧倒される。
まだ伊吹山自体をぜんぜん登ってないように下のほうである。
聞く所によると「御嶽山(おんたけさん)」をそのまま小さくしたような感じだという。
しばらくまたゲレンデを登る。
ゲレンデが終わって伊吹山独特の石灰岩の岩がゴロゴロしていてよく滑りそう。
伊吹山の良質のこの石灰岩がコンクリートの材料に最適とのことで大量に採掘されたことで
山の一部の形が変形するほどになってしまったのが百名山だというのに残念なことではある。
7時35分、ようやく五合目(標高880m)までたどり着いたところで
茶屋と自販機があって休憩している登山客がちらほら。
ここまでで660mほど登ってきたわけなので、金剛山の代表的な登山道よりも高く登ったことになる。

さてここからが正念場、いよいよこれから伊吹山に登るという感じ。
全体像が見えているだけに山頂なんてまだまだ果てだということがわかってしまって。。
暑さかわらず、暑い暑い。
それでも時たま風が吹くと立ち止まって「あ~涼しい~」。
ふり返ると鈴鹿山脈の霊仙山(りょうぜんやま)が見える。あの山って最初は沢ルートだよなぁ。。
伊吹山は沢なし水場なし。
5合目から先は、石灰岩が露出する小さいつづら折れんの登山道を延々行く。
夜間登山者だろうか、下山してくる懐中電灯を持った人々とたくさんすれ違った。
あんなに「暑い暑い」と行っていたのに8合目を過ぎた頃から「涼しい、涼しい」と言うようになってきた。
それと同時にまさかの岩場のステージ。
油断すると滑って怪我しそうなほどに露出した岩がだんだんと主張してくる。
また、夏の伊吹山の名物の花が目につくようになってくる。
ようやく登り切ったと思ったら周回の分岐などがあっただけで山頂まであと10分と書かれていた。
そんなこんなで8時50分(登山開始からちょうど3時間後)に山頂到着。
山頂はというと、海の家よろしく夏らしい「氷」などのノボリの出ている店がたくさんあって驚いた。
あと「浮き輪」がぶら下がっていたら完璧に海の家だ。
そういう悪ノリしている店があったらオモシロイと思うのは自分だけ?

日陰に居ると風が通ってとても涼しい。
食事の類は何も持ってこなかったので、海の家?!の一軒に入って食事をする。
定食こそ無いものの、蕎麦やうどん、カレーなど、600円程度の価格設定だった。
食事を畳の上の座敷で摂ったものだから、そのままゴロンとなって昼寝したく思った。
のんびりと十分すぎる時間を過ごした後、山頂の花畑を眺めながら歩いていたら
思ったよりも山頂付近は広く、先が気になって西の遊歩道を歩くことに。
大回りでどんどん下っていって駐車場に出てしまった。
もっと山頂に近いところにあると思っていた駐車場は、山頂より100mも下にあった。
駐車場からの登り返しがまた長い、そして暑い。
だらだらと花の写真でも撮りながら山頂へ。
そういえば一等三角点はどこにあったのだろう?うっかり見過ごしてしまった。
かれこれ山頂に3時間半も居たところで12時半になって下山へ。
下山は来たルートをピストンである。
これがまた足に堪える。
下りるに従って暑いのなんので下山終えた頃にはもうヘロヘロ。
今日一日でカラダ中の水分が全部抜けて入れ替わった感じ。
暑さと大汗でたいへん疲れた。
下山後は速攻で「ジョイいぶき薬草風呂」(400円:ボディソープのみ設置)へ。
入浴後、冷房の効いた畳部屋でダラ~っとしてからもまだ時間が早い?!ので、
米原ICの近くにある「梅花藻」を見に行く。
バイカモ?って何じゃらホイ?何語?って思ってたら清流の中に漂う「藻」だった。
その清流の水がまた冷たくて。
ここでもゆるりと時間を過ごして17時過ぎになって帰国の途へ。
世間は盆休みムード一色の中、ちょっとした遠出登山で旅行した気分になり楽しい一日だった。

その他の画像は以下より。 20110813-2.jpg
伊吹山はここ。

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今日のメンバーは、うっちぃさん、yossiさん、ヨー君

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登山開始。 ※ここには沢が湧き出ている。

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WindowsXP標準の壁紙のようなゲレンデ跡 ※現在はパラグライダー着地点

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※撮影・提供:yossiさん

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ヨー君

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遠くにそびえる伊吹山。この時点ってまだ登山始まってなくない?!
<クリックで拡大可>

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三合目にて

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暑い・・あづい・・汗;

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<クリックで拡大可>

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山頂にある海の家ならぬ、山の家

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レイライン上の遠く熊野那智を見つめるヤマトタケル像

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やっとお昼♪

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ヨー君特製サンドイッチ、美味しそう

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yossiさん

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左から、yossiさん、キバラー、うっちぃさん

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--梅花藻-- ※ハリヨ保護区

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※撮影・提供:yossiさん

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Check [ 2011/08/15 14:01 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(8)
ガスも無く展望抜群ですねぇ
山頂一周もできよかったですね
水中のバイガモも綺麗
伊吹山の近くにこんな綺麗な所があるんですか

何が羨ましいかって、毎回美女との山行嫉妬します(笑)
[ 2011/08/15 17:19 ] [ 編集 ]
先日僕も登ってきましたがこの時期の伊吹山はしんどいですよね。
まぁ厳冬期は厳冬期でまたしんどいのでしょうが、
それとはまた違ったしんどさがあるように思いました。
山頂の食堂の価格設定は良心的でしたか。
僕もいっそのこと食堂で食べればよかったです。
車があれば醒ヶ井のバイカモもセットで回ることができるのでいいですよね。
電車でアクセスして近江長岡の駅から登山口までのアプローチも歩きましたので、
とても醒ヶ井の清流を楽しむ余裕はありませんでした(涙
水中写真綺麗です。
[ 2011/08/15 18:23 ] [ 編集 ]
段平さんの記事を行く前に拝見して魅了されました。
アルプスと変わらないなぁと思いましたよ。
美女との山行きですが、残念ながら両手に花とは行かず
だいたいいつも影武者(男性)も居るんですよ。
[ 2011/08/15 19:07 ] [ 編集 ]
行くに当たって、おの@あびこさまの記事も拝見させていただきました。
でも、いつもながら実際に行ってみないとどんなところなのかピンと来ませんでした。
帰ってから改めて拝見し、たしかに書かれてある通り自分もそう感じたなぁなどと思いをなぞらせていただきました。
下山の5合目でかき氷をものすごく食べたかったのですが、
今回は自分で予算の上限を決めてましたので、
切り詰められるところはとことん切り詰めてみました。
あ~食べたかった。
近江長岡の駅から登山口までのアプローチ付きでしたか。
お疲れ様でした。
冬にまた行こう案が出ています。

[ 2011/08/15 19:12 ] [ 編集 ]
キバラーさん、こんばんは。
伊吹山に登ってましたか!いいなぁ!
暑い中、ご苦労さまでした。

大昔に登りましたが、山頂の人混みに閉口してしまい、
以来登ってないです。一度じっくり花を撮影してみたいんですけどね。
[ 2011/08/15 21:31 ] [ 編集 ]
シャレにならない暑さでした。
山頂の人混みは気になるほどではありませんでしたよ。
なかなか厳しい山ですね。
夏の花は終わっていたとか聞きました。
[ 2011/08/17 21:40 ] [ 編集 ]
うわぁ暑そう暑そう・・・
2回登ったことありますが、どちらも干からびそうになってから行く気しなかったんだぁ・・・
山友さんが一緒なら楽しく登れるからいいよね♪
[ 2011/08/20 00:28 ] [ 編集 ]
夏場、たいへんな暑さの中、高低差もたいがいでした。
脱水症になるとすれば伊吹山のほうでしょ?
なんで赤井谷でそんなことになるのか。。
きたっちさんも夜間登山お疲れ様でした。
[ 2011/08/20 20:16 ] [ 編集 ]
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と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
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その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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