生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

女性のほうが男性より山登りに適している理由 

女性のほうが男性より山登りに適したカラダになっている、というような事を田部井淳子さん
つぶやいてらっしゃったので調べてみた。

まず女性のカラダは男性よりも基本的に耐環境ストレス構造になっているそうだ。
環境ストレスというのは一般的な精神的ストレスとは違って、
生活環境から受ける肉体的・精神的なストレスのことで、
つまり、紫外線、電磁波、排ガスなどの空気中の有害物質、騒音などへの耐性が強いらしい。
何事も無ければ女性のほうが長生きするのは誰もが認識している事実。
また、女性のほうが男性より筋力(特に腕の)が無い分、水分を溜めておく皮下脂肪が多く、
カラダの水分が不足する水不足に対して(脱水状態に)けっこう耐えれるようになっているらしい。
裏をかえせば、山でトイレが近くなると困るのからと水分補給をあまりしないと
カラダが水分を発散させないように働いて守りのモードに入るわけで、
それが、下山後に「むくみ」となって現れてしまうこともあるそうです。(むくみ自体は問題ないとか)
そんなわけで女性のカラダは耐環境ストレスに加えて低燃費で粘りが強いので、
持久戦である登山に向いているという結論。
男性は逆にハイパワーで燃費が悪く長距離は苦手というまるでそのままターボ車に形容できるような感じ。
女性も極力、山では積極的に塩分を摂って水分補給をして代謝を促進するほうが望ましいということ。
あと女性に必要なのは技術を身につけること。
読図であったりGPSを活用したり、天気図が読めたり天気が予測できることだったり、
不測の事態に対応できる能力などなど。

『山は真剣勝負』 山田哲哉著 から言葉を借りると、
そこそこ収入があって、休みも十分にあり、何のしがらみもなく、休日は自由時間に溢れていて
親や家族に病弱な人や介護するような人もいず、なおかつ家族や親が山に行くことに賛成してくれて
家を出るときには笑顔で送り出してくれて、帰ったら食事が用意されている、
そんな人だけが登山をやっているのではない。むしろそんな人は稀だ。
特に女性の場合、仕事も家事も家族の世話の親の面倒も、近所付き合いも自治会も、
ありとあらゆるしがらみに縛られた中、少ない自分の時間を登山のために費やしている。
本当の意味での山好きの女性たちにエールを送りたい、というような事が書かれている。
その通りだと思う。
今日もあちこちの山で女性たちががんばっている」のだ。


(野遊び大全)「山ガール」のみなさんへ 富山県立大学教授・九里徳泰
2011/04/16 朝日新聞 朝刊 11ページより引用

 最近、山に行くと、若い女性が登山道を歩く姿をよく見かける。
ファッションだけでなく、リアルに山を登る「山ガール」が増えている。
 男性の私が、女性の登山指南とはおこがましいが、
山ガールの妻とともに20年近く登山をしてきたので、いくつか重要なポイントを紹介する。
 まず、妻も最初は苦手としていた地図の見方。
山では地図で現在地を確認し、ナビゲーションをしなくてはいけない。
必須の技術だが、決して難しくはない。コンパスを使って北の方角を調べ、地図の上を北に向ければいい。
 実際の地形と地図を頭の中でダブらせることが大事。
目の前にある山の地形が地図の縮尺(多くは2万5千分の1)に縮小され、
地図に表現されているイメージを持とう。
「絶対にこっちだ」という思い込みを捨て、あくまでも客観的に地図を読もう。
 次に、歩き方。体力に自信がない女性には、ちょっとした秘訣(ひけつ)がある。
体力の有無より、目的地に何時間で着けるかが重要だと考えよう。
 もしコースタイムの2倍かかったら、下手をすると山道の途中で一夜を過ごすはめになり、遭難騒ぎとなる。
それを避けるコツは、ゆっくりでもいいから、止まらずに一歩一歩確実に前進することと、
数分間、立ったまま休憩すること。
これを愚直に実践すれば、健脚の人と踏破時間では引けを取らない。
私は「ウサギとカメ登山法」と呼んでいるが、体力に任せてガシガシ登り、
疲れた時に長時間の休憩をとる方法は、結果的に遅くなり、疲労もたまりやすい、一番ダメな登り方だ。
 女性の多くが心配するのがトイレ。
まず、コース上のトイレの場所をあらかじめ地図や登山ガイドブックで把握しておこう。
最近は有料のトイレも多い。小銭とペーパー類をチャック付きポリ袋に常備して「トイレキット」を作り、
ザックの取りやすい場所に入れておくと便利だ。最近では携帯用洗浄器もある。
 トイレを心配して水分を控えるのはもってのほかだ。水分の補給と排尿・排便が疲労を取り除く。
女性は男性より膀胱炎(ぼうこうえん)になりやすく、我慢は禁物。尿がピンク色になったら膀胱炎を疑おう。
 紫外線を避けようと、つばの大きい帽子をかぶる女性も多いが、これも注意が必要だ。
登山中の突風で帽子が飛ばされ、とっさに取ろうとしてバランスを崩し、滑落死する事故が何件もあった。
樹林帯を抜け、木のない稜線(りょうせん)に入ったら、バンダナや、つばのない帽子に変えたい。
 ここまで読んで「まだまだ自信がないな~」という女性には、ガイド付き登山をお勧めする。
登山ガイドから山の基本をしっかりと教えてもらえるはずだ。
 最後に、私の妻から山ガールのみなさんにお役立ちグッズを紹介しよう。
(1)日焼け止めリップクリーム(2)ノンアルコール・ウエットティッシュ
(3)エアシックネスバッグ(車酔い袋)の3点セットだ。
入念な準備と、着実な足取りで楽しい登山を!
Check [ 2011/04/22 00:02 ] その他 | TB(0) |   コメント(15)
少なからぬ女性が「少ない自分の時間を登山のために費やしている」(by山田哲哉氏)というあたりを読んで、
そういえばこのウェブログで知った藤田氏の『ひとり歩きの金剛山』にも、
山で会った女性たちについてのエッセイが収録されていたことを思い出しました。
家の中のことを片づけてから余った時間で山に登るってすごいよね、といった話でした。
山で女性が強い理由は、先天的な身体性能だけではなく、
社会の中で辛抱強く生きてきたこととも関係しているのかもしれませんね。
[ 2011/04/22 00:56 ] [ 編集 ]
「ひとり歩きの金剛山」の内容をすっかり忘れていたので、
ひっぱりだしてきて読みました。
93ページですね。
昔も今も同じような登山者人間模様ですね。
「出てくるのはやっぱし大変やなぁ」と、
山ほどの気配りや用事を片付けてきている、と。
女性は強いですね。
[ 2011/04/22 20:34 ] [ 編集 ]
「山ほどの気配りや用事を片付けてきている」
こんなことうちのダンナが聞いたら怒ります^^;

でも、「嫁は元気で機嫌が良いのがいちばんだ」
というのは口癖ですが・・・
[ 2011/04/23 00:15 ] [ 編集 ]
あらら、家事は旦那様の仕事だとか?
yossiさんがご機嫌であるならどうぞ山へ行ってください?
山でヘトヘトになって帰っても、疲れた顔ひとつ見せずにご機嫌さんなんですね!
さすがですね!
[ 2011/04/23 17:00 ] [ 編集 ]
女性の方が山登りに適してるなんて意外です!
体力も技術もないですけど山は楽しいです♪

気になったのは
突風が吹いて帽子が飛びそうになりバランスを崩して滑落・・・
自転車で帽子が飛びそうになって大転倒したことがあります
翌日、全身筋肉痛になるくらい(笑)
山でこんなことあったらコワイ・・・
つば広帽子には注意ですね!
[ 2011/04/23 23:10 ] [ 編集 ]
言葉足りなかったみたいですねm(__)m
わたしは気配りも用事も片付けれてないんで
毎回家で機嫌とってるんですね^_^;
ちゃんとしないとダメですね


[ 2011/04/24 01:42 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2011/04/24 07:29 ] [ 編集 ]
山は楽しいだけで十分です!
体力も技術もあとからついてきます。(たぶん)
え!そんなアクシデントを経験されてらっしゃるのですか!
その分、よりそういうシーンでは強くなられたことでしょう。
つば広帽って山用ですかそれ?
[ 2011/04/24 21:18 ] [ 編集 ]
ん~、そんな本気のコメントは期待してなかったんですが~。
こちらのコメントに困ります~。(笑)
ふつうにされて十分楽しいですよyossiさんは特に。
[ 2011/04/24 21:20 ] [ 編集 ]
つば広帽子は山用ではない普通のです
飛ばないように幼稚園児みたいにゴムを付けようかと思いましたよ(笑)
帽子がふわっと浮くとヒヤッとします(汗)
全然強くなってないですよぉ~

今日も朝からフツーの道でありえないくらい大転倒して
足にも手にもありえないくらいのキズをつくってしまいました・・・。
ショウジョウバカマが咲いてるなら葛城山でも行こうと思ってたのに
それどころではなくなって家でへこんでます(涙)
痛いし・・・。

[ 2011/04/26 17:31 ] [ 編集 ]
つば広帽ってゴルフ場のキャディさんがかぶっているようなのですね。
サンバイザーのような。。
帽子が突風で飛ばされるのを防止するハットクリップというのがあります。
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1108218
これで後ろ襟と連結しておけばバッチリです。

お怪我は大丈夫・・・じゃなさそうですね。
痛々しいです。
少々お高いですが、バンドエイドのキズパワーパッドを使うと
本当に早く治ります。
http://www.jnj.co.jp/consumer/bandaid/products/medicaltools/
早く治していただいて葛城山楽しんできてください。
[ 2011/04/26 20:37 ] [ 編集 ]
キズパワーパッドいいですね!
1箱1回で使い切るかも?
いい大人がハズカシイくらいの大きなキズです(汗)
お風呂がしみるなぁと思ってたので早速買いに行きます♪
まだドラッグストアあいてますね!!

ハットクリップ色も選べてかわいいです~
これも今度買いますー!

いろいろとありがとうございます
[ 2011/04/26 21:15 ] [ 編集 ]
今からお買い求めですか。。
これって病院なんかでも近年使われている医療用で
他のメーカーからも出していると思います。
傷は手当次第で後々に傷が残るか消えるか大事な局面なので
きちんと処置されますように。
お大事に。。
[ 2011/04/26 21:28 ] [ 編集 ]
低燃費と方向オンチ、私のことを言われているようだ…
車乗りながら、地図をぐるぐる回しています。
[ 2011/04/28 23:49 ] [ 編集 ]
コメント遅くなってしまいました。
チョリオさんの真似の出来ない山行きは
低燃費ならではなのでしょうか。
私も最近ようやく山では低燃費になってきました。
昔はこれでもかというほど食べてました。
地図は私は上がぜったい北で固定しないとわけわかめになります。
[ 2011/04/30 22:12 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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