文殊尾根にて
登り:文殊東尾根ルート(通称:ハードルート)
下山:馬の背ルート今日はのんびり単独登山。
ババ谷のほうが駐車料金が安いらしいけれど、
百ヶ辻駐車場のおじさんにたまには顔を合わせておかないと忘れられてしまう。
いったい何の顔つなぎなんだか。
安くしてもらえるわけでもないのに。
午前10時15分、百ヶ辻駐車場着。
果たして覚えてくれているかな?前に利用したのは・・え~っと。
「久しぶりやなぁ。今日はお友達と一緒やないんでっか?」
待ってました~、覚えてくれてた~!
うれしいもんですよ。
でも600円。
それ以上余計な事をしゃべってもまったく無関心で聞く耳をもたないのは経験上わかっている。
「たまには一人で登りたくて・・」とか言ったところで相づちすら返ってこないので
「ええ、まぁ。」程度にとどめておく。
久しぶりに登りたかったルート「文殊東尾根」は、ブログ「
ぱろやんの金剛登山」のぱろやんさんが
1月31日に登られたのを見て、ずいぶんご無沙汰していたので。
10時20分、登山開始。
下のほうからすでに、日陰に残った雪が凍結して氷になっている。
登るに連れてその範囲は広くなり、滑らないように用心しないと油断ならなくなる。
せっせと登ること7分後の10時27分に水場のある寺谷ルートの入口に到着。
しばらくは寺谷ルートと共有の後、分岐をそのまま直登するのが文珠東尾根ルートだ。
ハードルートと呼ばれるゆえんの急登&石ごろごろのステージは
時々立ち止まって息を整えないと一気には登れないが、
登り甲斐があるし、百ヶ辻スタートのルートにしては最も人に会わないのが良い。
単独のときはあまり人とすれ違いたくないものだ。
天気は抜群に良く、植林の中はまばらにしか陽は差し込まないが、
もうすっかり春の日差しを感じる暑さだ。
急登を終える頃、一箇所だけ植林の切れ目がある。
そこからは高く要塞のようにそびえる香楠荘が見える。
そしてさらにロープウェイの双方のゴンドラが交差するところも見えるのだが、
少し前にロープウェイが動いている音が聞こえたばかりなので、
15分間隔で運行されているロープウェイが次に動き出すにはしばらく待たないといけない。
今回はその交差する場面の撮影は断念した。
そんなこんなであっという間に文殊尾根に合流。
文殊尾根に出ると回数登山者の銀座通りなので、次から次へと人が下りてくる。
時間も時間なので下山する人ばかりである。
あちこちが氷まくりで、テカってない部分を探して登らなければならなくなってきた。
この先、いつかはアイゼンを付けなければならないし、
このままいつまでもやせ我慢を続けていても何のメリットもないので、
文殊尾根がもう終わるという直前でアイゼンを装着した。
アイゼンを付けると氷はもうこっちのもの。
むしろ氷でテカった路面を選ぶようにしてガリガリ登る。
いつも「もっと早くアイゼンつけとけばよかった~」と思う瞬間である。
11時20分、山頂到着。
気温は0℃。
人出はそれなりに多いほうだ。
それでも日曜日に比べると少ないことだろう。
山頂売店前にて、カップラーメンを食べようかどうしようかと迷ったが、
何も食べないで下山することにした。
転法輪寺に居付いてしまったという猫を久しぶりに見かけた。
陽だまりで気持よさそうにゴロゴロしていたので、ちょっとちょっかい出して遊んでやった。
下山はこれまた久しぶりの馬の背ルートにて。
最近のロングルート続きの登山に比べたらまったく疲れを残さない適度な?運動になった。
登った後に眠くなるのはロングでもショートでも同じだった。
下山完了は12時20分。
往復で2時間というほんわか登山だった。
その他の画像は以下より。
文殊東尾根ルートを登りだしてすぐ。下に念仏坂が見える。
文殊東尾根ルートが通称ハードルートたるゆえんの急登。
上から見下ろしても写真では急登感が伝わりにくい。
要塞のように山の中にそびえる香楠荘。
どうせいつか付けなきゃいけないアイゼンはお早めに。

抜群の青空と日差しに春の訪れは近いと感じた。
歩いてたり、食べてたり、着替えてたり・・。
金剛山頂ニャウ。 ぐだぁ~っと。。。
レディーのおてて。肉球やらこいなぁ~。 ※雌猫です。
成層圏でニアミス?!
つい先日のドカ雪がウソみたいです(笑)
単独でのんびりと登られるとやっぱり写真にこだわりが見受けられますね。
カマクラ越しに山頂看板前の様子を写しこむ、ナルホド~と思いました。
あまり疲れておられないようですので、明日もう一本いかがですか?(笑)