生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山ガンドガコバ林道「越口」からのバリエーションの検証 

20110125-1.jpg
※「滝」の位置に誤り判明。もう一つ上流の左又でした。

先日の9名での金剛登山の後半、
前からずっと気になっていた所を確認に行った。
ダイトレ林道の「越口」近くにある水オロシ谷の上流の沢を跨ぐ
橋を越えて林道らしきものが続いているようだったから。
最新の「山と高原地図」にも、はっきりと林道が途中まで付いているのがわかる。

「越口」で6名と分かれ、残りの3名で橋を渡って進むことすぐに
ちょっとした藪が立ちはだかってひるむ。
足あとは藪の手前で止まっていて、何やら用を足し場のような感じ。
ひどい藪ではなかったので、そこを乗り越えると幅広の林道が廃道よろしく続いていた。
それにしてもあんなに賑やかだったのにみなさんと別たら急に寂しくなった。
一気にテンション激下がり。
廃林道を道なりに最後まで詰めてみると、そこから登れるような雰囲気ではなく自然と谷に下りた。
谷をしばらく行くと大堰堤。
左から巻いて乗り越えると、もみじ谷を思わせるような幅広の沢が広がっていた。
いい感じで歩を進めて行った先には、大きく二股に分かれる谷が。
左又は妙見の滝を思わせるような滝が。
右又はガレた谷になっていた。
左又を登ろうとすると少々危険が伴うので大きく巻くしかない。
ただ左又を進むと太尾塞のほうに行くだけだと思ったのでパス。
(というか登りに使えるかもしれないと思ったルートなのでこっちに行ってみるべきだった)
右のガレた谷のほうがそのまま普通に登って行けそうだったのでそちらに進んだ。
だんだんと傾斜が急になってきて、
今冬、アイゼン無しのフラットトレーニング?!に励む中村さんにはかなり厳しそう。
ただでさえ6リッターの水を入れてのボッカトレなのに。
四つん這いでなんとか登れるかという急登になってきたが、
安全のためにkatsuyukiさんにトップロープをお願いしてザイル確保をしていただいた。
一箇所にとどまらず、少し登ってはまた確保の繰り返し。
高度を上げてくると、こんどは大きな階段上に山抜け防止工事されたステージ。
中央部には水を流すためのU字溝がある。
ここまで来れば大丈夫だとおもったら雪が深く誤って滑るととことん落ちていきそう。
このまま谷を登る以上、いつまでもザイルが必要になるので、
適当なところで左尾根に取り付いた。
これがまた急で、クソマル谷以上の傾斜を、木から木へ飛び移るように登る。
その尾根の左には同じか、それ以上急な谷がある。
てっきりあの時は、右の谷があの右又の滝のある谷だと思っていた。
実際に等高線をよく見ると、別の谷だったようだ。
ようやくトラバースできるところを見つけて右へ谷を越えて進み「太尾東谷ルート」に合流した。
前半のもみじ谷旧本流ルートの急登や、サネ尾の激下りで疲れている身に、
さらにこの試練はさすがに疲れた。

せっかくなので、その部分の映像を追加で公開することにした。
全編の実際の撮影は30分以上にも及ぶもので、
本編の映像はハイビジョンであるためにアップロードに約3分30秒という制約がある。
そのため、泣く泣くカットしたシーンの一部も今回追加し、
標準画質にて「本編未使用映像」とした。
その動画は以下より。
 
金剛山 1月22日(土)『本編未使用映像』 標準画質 (5分5秒)

※あの幻の書籍「金剛山のサムライたち」を紹介してくださった石山さんが映っています。

20110125-2.jpg
GPSログデータより
※「滝」の位置に誤り判明。もう一つ上流の左又でした。
▲動画を拝見いたしました。なんと楽しい仲間なんでしょう!私も20数年ほど続いている山仲間が10人ほどおりますが、すっかりとそれなりの老若男女グループです。▲知り合った頃は18歳頃であった乙女も車の任意保険の年齢制限も楽にクリアしています。▲今日は、高2の娘が学校の耐寒登山で金剛山に行きました。行く前は嫌がっていましたが、雪風景の金剛山は良かったようです。「また、行こう!」と言っていました。金剛山!万歳!でございます!!
[ 2011/01/25 22:05 ] [ 編集 ]
この橋はダイトレを初めて下ったときに気になって入ってみました。
僕が行ったときは藪はそうでもなかった様に記憶してますが、結局どこに行くのか解らんかったので引き返しました。
谷に下りるまでもなかったんですが、この映像見て興味が沸いてきましたよ。
[ 2011/01/25 22:09 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2011/01/25 22:09 ] [ 編集 ]
ご覧いただきありがとうございます。
本当に楽しい一日でした。
20年も続く山仲間がいらっしゃるのでね。
そんなに続けられたらよいです。
え~っと、今の年齢に20年足すと・・・
うんうん、まだ登ってそうです。ほっ。
金剛山は人と人を結びつけてくれるチカラもありますね。
せっかく出会った人たちなので大切にしていきたいです。
[ 2011/01/25 22:45 ] [ 編集 ]
こんな藪と植林の谷をよう行きましたね?
こんなとこに入っていく勇気があれば、もう金剛山どこだって歩けますよ・・
[ 2011/01/25 22:57 ] [ 編集 ]
のぶさんも気になっておられましたか。
単独では最初の藪を見た瞬間、躊躇してしまいますよね。
左又の滝をクリアできればスムーズに太尾塞に
つながりそうで、そうなると新しいルートとしても
魅力的なような気がしましたが。。。
それならとっくの昔に誰かが道を作ってそうな気もします。
[ 2011/01/25 23:22 ] [ 編集 ]
地図を見ると、そんなに等高線が積んでいるように見えなかったのですが、実際はかなり急でした。
こんなんでどこでも行けます?
イワゴノ谷はやっぱりちょっと引いてしまいますが?
あれから一年以上いろんな所に登っているので、
ずいぶん印象が違って見えるかもしれませんね。
春には再挑戦したいです。
よろしければお付き合いください。
あ、今週末、別のルートですがいかがですか?とオープンメール。(笑)
[ 2011/01/25 23:25 ] [ 編集 ]
越口と言う場所は分かりますし、祈りの滝方面に道が有るのも分かりますが、
谷の方に道が有りますか、動画を見ましたが大変ハードそうと言うより一人では絶対行けないルートです(私)

毎回キバラーさんとその仲間の山行、目が離せなくなりました。
[ 2011/01/26 12:44 ] [ 編集 ]
何度か詰みました・・・
キバラー様がおっしゃる通りオススメ出来ないルートです
katsuyuki様、キバラー様に助けられました・・・

ただ左俣の滝から上はフル装備でリベンジします!
[ 2011/01/26 13:28 ] [ 編集 ]
中村さんのチャレンジ精神に敬意を表します。
私も地図を見て、“本流は左又じゃないの?”・・と思ってました。
左又を直登すると、そのまま太尾塞跡の960mピークに突き当たりますね?
さて、どんな冒険が待ち構えていることでしょう・・・
[ 2011/01/26 15:27 ] [ 編集 ]
>arajinさん
このルートは私自身、何度か詰みました
トップにkatsuyukiさんがいてはったから
信頼できましたし、安心できました。。。

右、右に取ったのは私が境界線の尾根登った事が
あるという理由だけです・・・

[ 2011/01/26 18:31 ] [ 編集 ]
水越峠側からだと越口を少し過ぎた右手に橋がありますよ。
左側の壁には遭難碑があります。
谷を右、右と行ったためにえらいところを登るはめになりました。
左へ進めばまた違っていたかもしれません。
一人では私もイヤですよ~。
今後とも見守っていただけるとうれしいです。
[ 2011/01/26 20:21 ] [ 編集 ]
左の滝を巻くなり登るなりしてから先が気になりますよね。
つまり、最初を右、そして左ですよね。
最初を左というのは記憶にないのですが。。
[ 2011/01/26 20:22 ] [ 編集 ]
>越口を少し過ぎた右手に橋がありますよ
道なんかあったかなと思ったら、あれからでしたか!

動画を見ると、金剛登山でもハーネスがいりそうですね。

[ 2011/01/26 21:51 ] [ 編集 ]
今回の動画、何かテレビのNG集みたいで面白いですね。
「泣く泣くカットしたシーン」お気持ちよく解ります。

しかし右とか左とかややこしいですね。。(笑)
(現場にいた人間しか理解できない…(^_^;))

と、言いつつも右の左が気になる私…(笑)
[ 2011/01/26 22:09 ] [ 編集 ]
>katsuyuki様
道中、フォローありがとうございました!
ロープ、スリング助かりました。

>キバラー様
最初の二俣は左右とも出合から堰堤だった箇所です。
(詰んだかな・・・と思いましたが、すんなり巻けました)
次の二俣が左が滝、右が今回のルートです。

右の左が気になる私2号です(笑

[ 2011/01/27 08:34 ] [ 編集 ]
夜登さんは夜にガンドガコバ林道を歩かれた事があるということで
その恐ろしさは想像を絶します。
そっちのほうがスリルありますね。
夜登さんは何を隠そう、クライミングのプロなのに
山でそのテクを披露してほしいです。
[ 2011/01/27 22:11 ] [ 編集 ]
NGっぽいですけどNGではありませんよ~。
あくまで泣く泣くカットです。
右の左は私もだんだん気になってきました。
本来、登りに使えるかという検証だったはずなのに、
下山するのに楽そうなほうを選んだのが失敗の始まりでした。
楽か苦であれば苦のほうを選ぶべきですね。
[ 2011/01/27 22:12 ] [ 編集 ]
お互い様です。
右の左を近うちにぜひリベンジしましょう。
中村さんは遠くへ行きたいようですが。
[ 2011/01/27 22:12 ] [ 編集 ]
追加の動画をUPして下さりありがとうございした♪見せて頂きました~^^
楽しかった金剛山の一日が蘇りました♪
いつの間に~?撮影しつつ登るなんて体力ありますね!
またご一緒できる日を楽しみにしています♪
[ 2011/01/28 00:00 ] [ 編集 ]
なんだかメッチャ気になってきましたわ。
早く行かないとお先に~ってなっちゃいそうですよ。
[ 2011/01/28 00:28 ] [ 編集 ]
すいませんね~、勝手に。。
けど、本当に楽しそうですよね。
実際楽しかったです。
それもみーさんがやっぱりピカイチ明るく輝いてらっしゃったからに他なりません。
もうなんかおっさんだけで登るのはシラケそうな勢い。。(笑)
また早いうちに次の企画をお願いしますね。
[ 2011/01/28 20:24 ] [ 編集 ]
どうぞお先に登っていただいても平気です。
少なくともこの週末とかに攻略する予定とかぜんぜんありませんので。
できればあの滝にトラロープを設置していただければ
丸滝ルート並にメジャールートが完成しそうです。(笑)
あ、のぶさんはトラロープ反対派でしたね。
滝の先は伺い知れなかったのでどんなステージなのか予想つきませんが。
滝の周りはいい感じでしたよ。
[ 2011/01/28 20:25 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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