生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

葛城山 + 金剛山 第226回 (2010.12.30)  

20101230-1.jpg
左から、キバラー、夜登さん、中村さん、kosiziさん、katsuyukiさん

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分36秒)



登り:水越峠→葛城山→水越峠→もみじ谷本流ルート→金剛山頂→香楠荘
下山:香楠荘→ダイトレ→朝原寺跡の道→関谷道→水越旧道→水越峠



<登場人物プロフィール>

夜登さん
 ブログ「金剛山の夜景」の管理者。
 ピープスという特殊なクライミングのメーカーのザックがひときわ目を引く。
 それもそのはず、クライミングにかけては一流の技術と完璧な道具を所有。
 しかしながら登山はもっぱら金剛山がメイン。
 夜の金剛登山は夜登さんの右に出るものはいない。

kosiziさん
 御歳75歳。58歳から登山を始められて、すでに日本百名山、
 近畿百名山、関西百名山はとっくにクリアされて年間250日は山登り。
 今年、あのハードな大阪府チャレンジ登山大会では、
 30分もスタートの遅かったkosiziさんに途中で抜かれ、
 ついに追いつくことができなかった。
 mixiには山に登った写真と日記を必ずアップされていてITにも明るい。
 
katsuyukiさん
 去年から登山を始められ、現在はとある山の会に入られていて、
 今年は大峰山系でのハードな山登りやクライミングもこなしておられる。
 そのポテンシャルは潜在的能力と思われるほど最初から凄く、
 怒涛のパワーで周りから「速すぎる」と言われている。
 mixiではkatsuyukiさんの日記が見れる。

中村さん
 空白期間があったものの、昔から登山をやっておられた実績は大きく、
 コンパスを使った読図はもちろんのこと、天気図まで意識した登山ができる。
 とにかく驚くほどマメで、本格的な山行きでは入山届はもちろんのこと、
 関係各警察署に根回しまで。
 ザックのパッキングの美学はすばらしく、完璧で効率的。
 登山のポテンシャルはkatsuyukiさんを凌ぐパワーで、
 長距離登山になると自分はまったく着いて行けない。


今日は香楠荘で納山会(宴会)をしようということに急遽決まり、
各自好きなルートで登って11時に香楠荘に集合するというミッション。
自分は電車で来られる中村さんを送迎するので一緒に登ることにする。
そこにkatsuyukiさんも飛び入り参加。

二日ほど前に大雪が降ったので、まだ十分雪がのこっていると思っていた。
積雪といえば葛城山頂がスキー場のようになって雪遊びに最高のステージとなる
と聞いていたので、金剛山に登るだけではモノ足らないので葛城山を先に登る計画にした。
水越川公共駐車場に着いてみると、雪が積もっているといった様子がまったく無い。
失敗したと思ったが時すでに遅しであるが、とりあえず葛城山に登ることにした。

駐車場を7時ちょうどにスタート。
いきなりの急登ですぐにカラダは温まりフリースを脱ぐ。
予定では、葛城山頂に登って再び水越峠に下山完了する時間を9時に設定していたので
ハイペースで登ることになった。
息切れしながらもせっせと登ってパラグライダー場に着いたのが8時ちょうど。
少し休憩して、さらにツツジの丘を抜けて葛城山頂に着いたのが8時20分。
風がよく通るので少々寒く、気温は低いはずなのに雪がほとんど残ってない。
葛城山頂からの眺めはいつもながらすばらしい。
360度の展望で遠くに台高山脈や大峰山脈、そしてすぐそばには金剛山がそびえる。
高原ロッジで一度泊まってみたいなと思った。
葛城山頂ピークに着いたところで時間が押しているのですぐさま下山開始。
水越峠に下山完了したのは9時ちょうどで計画通り。
ダイトレをカヤンボに向けて歩く。
快適な林道であるがこれが結構長い。
カヤンボが近づいてくると路面は雪が凍った状態になってくる。
登りなのでアイゼンはなんとか使わずに行けそうだ。
もみじ谷の入口に到着したのがすでに9時35分。
あと1時間25分で香楠荘に着けるのだろうか?

ほぼノンストップで登り続け、
もみじ谷ルートともみじ谷本流ルートの分岐に到着したのが10時10分。
あと50分あれば香楠荘まで行けるかぁという思いがアタマをよぎる。
氷瀑で有名な最後の大堰堤に到着したのが10時20分。
少し休憩する。
そしてそして大堰堤を巻いてさらに進み、詰めの急登を登る。
休み休み登らないと息切れする。
山頂の転法輪寺に着いたのが10時45分。
時間に正確な性分の自分は、遅れることを極端に気にする。
(人が遅れることは気にならないが)
捺印しないで香楠荘に直行すれば間に合うかもしれないが、
帰りに山頂を通るかどうか未定、というかもみじ谷ルートで下りるつもり
だったから、やっぱり山頂は踏まない。
だったら捺印していくしかないなぁと判断した。
国見城址広場に行くのはパス。
温度計の撮影と捺印所での捺印、そして転法輪寺での捺印。
これだけでだいたい5分かかった。
あと10分。
転法輪寺の捺印はボーさんではないもうひとりの方が。
捺印を済ませて去ろうとすると奥からあのべっぴん山ガールのダーさんが。
いつから転法輪寺の住人になったのかな!?
挨拶もそこそこに香楠荘に向かう。
途中、雪で滑りそうになりながらもなんとかバランスを取って
おそるおそる歩いている中村さんと、12本爪のアイゼン装着のkatsuyukiさんを
残したまま、とにかく香楠荘へ猛ダッシュ。
途中、近道の橋を通って香楠荘到着が11時13分。
個室にはすでに夜登さんとkosiziさんがお待ちかねでした。
予約制の宴会メニュー(4,000円)は、
個室+入浴+鍋料理+うどん+雑炊+珈琲で3時間までというもの。
今回、入浴はしなかった。
部屋から外を眺めると猛吹雪。

14時05分、香楠荘を出発。
ちはや園地で夜登さんと別れる。
山頂方向に向かって歩くも、踏み跡がすぐに消えるほどの吹雪で
どんどん雪が積もっていく。
一の鳥居からはダイトレ方面へ。
みなさん余力がおありなので朝原寺跡の道を経て、
未踏の関屋道ルートに行くことにした。(この計画は香楠荘で立てた)
15時15分、朝原寺跡に到着し、左へと伸びる関屋道のほうへ分岐する。
ほぼ道なりで、途中テープなどを頼りにどんどん進む。
等高線に出ないような痩せ尾根のようなところを歩き、
小田和地蔵(第二十二番経塚)を経て下山するととんでもない所に出た。
1994年版の山と高原地図では、水越トンネルの上を跨いでいる風だったが、
実際は水越トンネルを抜けた所に出た。
途中分岐があって、どちらを選んでもだいたい同じようなところに出る感じ。
車に注意しながら反対側に渡り、さらにブッシュに覆われた道を通って
なんとか旧道に出たものの、とてもおすすめできるような道ではなかった。
ここんとこはあまり多くを語りたくない。
さてその旧道、ヘアピンカーブを幾つも経て登っていく延々と長い舗装道路で、
山ひとつ登るくらいの高低差と距離で、祈りの滝を経て
駐車場に戻ったら真っ暗闇になった。
17時30分、下山完了。
関屋道ルートはぜったい最初で最後だ。
疲れた。
こんなプランにみなさんを巻き込んで申し訳ありませんでした。

その他の画像は以下より。
20101230-17.jpg
GPSログ

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やや鳥瞰

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夕べ飲み過ぎたという中村さんは、葛城山のダイトレ急登にバテぎみ。

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パラグライダー場にて。

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葛城山から金剛山を仰ぐ。

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もみじ谷の最後から二番目にある堰堤。

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もみじ谷本流ルートにある氷瀑で有名な大堰堤。 ※氷瀑はまだでした。

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香楠荘の玄関前にて。

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一の鳥居

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20101230-13.jpg
昨日は、夜登先生の引率で未明の千早本道に登っておりました。
その時に納山会の話題も出まして、
キバラーさん御一行が7時に水越峠からスタートしているはずだとお聞きしました。
てっきり金剛山側に登り始めて、
難コースをじっくりと登ってこられるのだと思っていましたが、
その前にまず葛城山にピストンしていましたか……

予想の遥か斜め上すぎてコーヒー吹きましたわw
[ 2010/12/31 06:53 ] [ 編集 ]
納山W登山お疲れ様でした。
香楠荘のパーティメニューはいかがでしたか?

また来年もよろしくお願いいたします。

↑おの@あびこさま
早朝登られていたんですね。
6時半ごろライブカメラに映る3人組を拝見しておりました。
こんな早朝から山ガールがいる!!と驚いていました(笑)

夜登さんにソックリだな~っと思って見ていましたがスッキリしました。
[ 2010/12/31 07:12 ] [ 編集 ]
納山会、お疲れ様でした!
参加できなくて残念です。
しかし、すごい寒波来てますね~
こんな時こそ、丸滝谷やモミジ谷がおもしろそうなんやけどな・・
嫁はんが「止めとき」って行かせてくれません(悲)
金剛山やったら大丈夫やってゆーてるのにな~(くそ!)
ところで、GoogleEarth画像の朝原寺跡の位置ちがってますよ~??
たぶん、もう一つ前のS字カーブの辺り?
[ 2010/12/31 10:23 ] [ 編集 ]
キバラー様
夏以降、数回にわたるご同行、有り難うございました。
「ザ・金剛登山」で登山に対する意識がかなり変わりました

ここ最近は台高・大峰etc遠征登山が金剛山ロングコースの為のトレーニングじゃないの?
と思うようにまでなってきました(笑
来年も宜しくお願いします。
[ 2010/12/31 11:12 ] [ 編集 ]
昨日は早朝登山お疲れさまでした。
夜登さんから聞いて驚きました。
山ガールの彼女もご一緒だったようですね。
私がおの@あびこさまと知らずにお会いしたのは11月21日のことで、
早くも一ヶ月ですね。
まさか早朝登山に行かれていたとはチャレンジャーですね。
寒かったことでしょう。
冬場は汗をかいてもすぐにクールダウンできるので
W登山はあまり苦にならないですよ。
やはり暑いとバテまくります。
また来年もよろしくお願いいたします。
[ 2010/12/31 12:17 ] [ 編集 ]
奈良側から水越峠の旧道を跨ぐのがいちばん厳しかったです。
想像以上の距離と高低差でした。
宴会メニューはお腹いっぱいになりました。
香楠荘の方はどなたも親切丁寧でとても好感が持てます。
ぱろやんさん、偶然にもライブカメラを見られてたんですね。
キャプチャーしてほしかったです。(笑)
来年もよろしくお願いいたします。
[ 2010/12/31 12:18 ] [ 編集 ]
えらい吹雪いてますね。
今日もkosiziさん登られてるようですがマイナス6℃とか。
昨日あれだけ吹雪いてマイナス2℃でしたから想像つきません。
朝原寺跡、間違ってましたか。
あとで訂正します。
来年もよろしくお願いいたします。
[ 2010/12/31 12:18 ] [ 編集 ]
こちらこそ今年は中村さんと出会えた大きな収穫がありました。
おかげさまで単独ではありえなかった長距離をこなせる自身が付きました。
金剛山のロングルートのためのトレーニングですか。
なるほど~。
来年もよろしくお願いいたします。
[ 2010/12/31 12:19 ] [ 編集 ]
パラグライダー場の見通しのよい写真と、トップの吹雪の中の集合写真の比較が、
同じ日とは思えない天候で面白いです。
千早園地で皆様と別れた後、午後2時25分には百ヶ辻駐車場に下山したのですが、
ノーマルタイヤでの走行は危険だったので、バスで帰りました。
暖房の効いた車中で、この荒れた天候の中で皆様大丈夫かなと思っていましたが、
W登山の最後を締めくくるにしては、ハードな下山でしたね。お疲れ様でした。
では、来年もよろしくお願いいたします。
[ 2010/12/31 16:21 ] [ 編集 ]
>ぱろやんさん
なんと!見られていましたか!
いやはや金剛山では迂闊なことはできませんねw
ちょうど夜登さんが国見城趾で撮影しているのを
たまたまライブカメラで目撃したことが、
お付き合いのきっかけになって、
今回の早朝登山につながりました。
ライブカメラには人と人とを結びつける力があるのかもしれません。
目撃していただいたのも何かのご縁。
今後ともぜひよろしくお願いしたいです。
近々、ぱろやんさんのブログの方にもおジャマさせていただきますね。
機会ありましたらご一緒に「夜登夜間登山塾」を受講しましょう。


>キバラーさん
もう一ヶ月経ちますか。
その間に金剛山の様相はすっかり様変わりですね。
あの時期にはあとほんの1ヶ月でアイゼンが必要になるとは思っていませんでした。
登り始めてみると思っていたより奥深かった金剛山。
このブログでもっともっと勉強させていただきたいです。
ただしキャプチャーだなんて変なことを
吹き込むのはやめてくださいw
[ 2010/12/31 16:23 ] [ 編集 ]
おっしゃるとおり、わずか3時間ほどで天候が一変しましたね。
下界だと曇が雨にかわる程度だったのでしょうけど、
山では曇→猛吹雪と極端でした。
車を置き去りにバスで帰られたのには驚きました。
「30分で下山できるので、
一緒に念仏坂下山したら水越峠までお送りしますよ」
という夜登さんの言葉をお聞きしたような気がしますが。
まさかこちらが逆転満塁ホームランになるとは予想GUYでした。
また来年も・・と言いかけて、今晩の年越し登山、
よろしくお願いいたします。
[ 2010/12/31 20:09 ] [ 編集 ]
ライブカメラがまさかそんな役割をするとは驚きました。
なにがどう関係してつながっていくのかということを考えると
人生って短いですが楽しいですね。
今晩はそのライブカメラの雪かきをしてきます。
これからも多くの人と人をつなげるデバイスとならんことを。(笑)
キャプチャーは言いすぎでした。
[ 2010/12/31 20:15 ] [ 編集 ]
昨日は皆さんとご一緒でき有難う御座いました。
年寄りのお相手をして頂いて誠にすみませんでした。
来年も宜しくお願い致します。
[ 2010/12/31 20:39 ] [ 編集 ]
こんばんは。
年寄りだなんてとんでもないです。
私よりもレベルの高い山歩きをされてらっしゃる
kosiziさんにはこれからもいっぱい学んでいきたいと思います。
今日も登ってらっしゃったんですね。
お疲れ様でした。
来年もよろしくお願いいたします。
もうすぐ来年ですね。
[ 2010/12/31 20:42 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2010/12/31 21:52 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
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