生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

南葛城山・岩湧山 (2010.12.5) 

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南葛城山の山頂にて 左からキバラー、arajinさん、中村さん、ぱろやんさん

『今日の南葛城山・岩湧山』 ハイビジョン(HD)撮影 (2分59秒)


コース:南葛城山~岩湧山周回

関西の秘境、千石谷。

沢歩き、急登、笹道、林道、ダイトレ、バリエーションルートで
休憩を含めた所要時間は約8時間。
今日はちょっとスタミナ不足でバテ気味だった。

今日はarajinさんに南葛城山を案内してもらうというプランで
ブログ「ぱろやんの金剛登山」のぱろやんさんも参加。
そしてさらに、中村さんも飛び入り参加ということになった。
午前4時半に自宅を出発された中村さんは
和泉中央から自転車で槇尾山山麓まで来られて、
槇尾山とそれに付随するピークを越えて
ダイトレから滝畑ダムまで下りてこられてわれわれと合流した。
ということは、我々と一緒に登った後、また槇尾山を越えてから自転車に乗って・・。

午前8時。
滝畑ダムの新関屋橋をスタート。
モンベルジオラン長袖ハーフジップに長袖中間着の重ね着、
ズボンも今日から冬用にしたが、歩き出してしばらくは寒い。
気温は2℃だ。
光滝寺のほうに向かって舗装道を出合橋まで歩く。
そこからは千石谷林道に平行する千石谷渓谷に下り、まずは沢の左側を行く。
ほどなく沢の右側へ。
こんどは左側へ。
右へ左へとどれくらい横切っただろうか。
わざわざ沢を行かなくても、平行する千石谷林道を行けば平和そのもの。
しかし、やっぱり渓谷の中を行くほうが楽しい。
千石谷林道と沢との高さが最も近づいたところでようやく林道に上がる。
途中、大滝というスポットがあったので立ち寄ってみた。
ものすごい勢いでキレイに落ちる滝は、金剛山の妙見の滝を彷彿させる。
また林道に戻り、ダラダラと少々退屈な林道を歩く。
千石谷は関西の秘境とも言われ、最近は「奥河内」と命名されたところだ。
しかしながら、南葛城山と岩湧山に囲まれた少々寂しいところである。
山と高原の地図では「道標」と書かれたところから沢を跨いで対岸へ渡り、
そこからは南葛城山の山頂ちかくの一本杉に向かって急登をひたすら登る。
この急登はなかなか厳しい。
登りつめたあたりから明るく自然林の多い所になる。
海側への展望がひらけるところも。
山頂が近づくと笹薮の道となるが、キレイに手入れされていて
登山道の周りの笹が刈られているので歩きやすい。
がんばって登ってきた甲斐があったと思える雰囲気だ。
しばらく笹薮を歩いたところで「一本杉」という分岐に出る。
和歌山側へ下りる道、山頂へ行く道、岩湧山方面に行く道等に分かれる。
南葛城山の山頂に向けてあるくこと5分足らずで到着。
時間にして午前11時。
ここまでのルート、arajinさんや中村さんに
山頂はものすごく雰囲気が良くてしずかで落ち着ける。
なんと表現したらいいのか言葉が出てこない。
森のオープンカフェと呼ぶのが適当かな。
おあつらえ向きのテーブルや丸太の椅子があったのでお昼とした。
南葛城山では女性をみたことがないというarajinさんだったが、
昼食を摂っていると、関電道のほうから笹プールをかき分けて
単独の女性が出てきた。すごいな。
さらにマウンテンバイクの男性2人。
その後、また関電道から単独の男性一人。
この男性はわれわれと同じ広場で昼食を摂っておられた。
南葛城山のみに行く場合は、関電道から登って一本杉から千石谷林道に下山し、
滝畑に戻るというルートがスタンダートだと思われる。
しかし、今日のわれわれは「五ツ辻」を経由してさらに岩湧山へと向かう。
南葛城山山頂からしばらくあるくと林道に合流し、あとは延々と林道を歩く。
これがオモシロ味がなくて単調で退屈。
途中、単独の男性や、オフロードバイクの男性とすれ違う。
このあたりは林道が縦横無尽に張り巡らされているようだ。
ようやく阿弥陀山前分岐でダイトレに合流し、そこからは岩湧山に向けて登り返す。
登り返すといっても底まで下りたわけではないので、
南葛城山と岩湧山の二つ分を登るW登山というわけではない。
それでも登ることは登るので疲れも出てきてキツイ。
岩湧山のススキの登りでさえもつらい登りとなる。
ダイトレはさすがに人が多く、岩湧山頂も賑わっていた。
少しの休憩の後、ダイトレをトレースしながら滝畑方面に下山する。
鉄塔75過ぎて少し行ったところの顔文字トーテムポールとベンチのある所から
ダイトレを外れて扇山経由でバリエーションルートにて下山。
尖った尾根を忠実に下山しているつもりだったが、途中、どっちに行けば良いのか
迷うようなポイントに出くわした。
GPSと、読図とプロフェッショナルのarajinさんの地図とコンパスとで正しい方向を確認して
無事ダイトレに合流し、下山完了した。
南葛城山への急登以外はそんなに厳しい登りがあったわけではないが結構くたびれた。
時間的にはまだ間に合いそうだった金剛山行きは見送ることにした。
それにしてもまた槇尾山を登り返してから自転車で帰るという中村さんは果たして大丈夫なのか!?
と、心配していたらメールがあった。
1時間半はかかると思われた槇尾山へ55分で着いたとか。
蔵岩で警察ヘリが飛び交う遭難事故があったそうです。

その他の画像は以下より。
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千石谷の沢にて

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大滝

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※中村さん撮影・提供

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※中村さん撮影・提供

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南葛城山の山頂

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半袖の中村さん

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岩湧山頂に向けて最後の登りをラストスパートするarajinさん

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岩湧山頂

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サングラスが似合うぱろやんさん

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ちょい悪おやじ風のarajinさん

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※中村さん撮影・提供
Check [ 2010/12/05 21:57 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(13)
金剛山をホームグランドにして、近隣の山々を精力的に制覇されて、
ますます活躍の場を広げられていますね。
岩湧山では秋の(冬?)の青空にススキが美しいです。
つい星空との組み合わせを脳内で想像しました。

中村様は自転車で現地集合ですか。
私も若かりし頃は週末になると自宅から第二阪和を阪南市まで往復70kmほど
自転車で走ったりしてましたので、中村様の行動力は羨ましく思います。

私も金剛登山が復活できそうですので、キバラー様とは違う山の魅力を
発信出来るように頑張ります。
[ 2010/12/05 23:07 ] [ 編集 ]
ペットボトルが自立しないほど斜めになっていたテーブルが
新しくなっていますね。
ベンチも増えちゃって・・・。
前の方が雰囲気あって良かったかな。
それにしても千石谷からの登りは、どの道もしんどいですねぇ。
[ 2010/12/06 01:16 ] [ 編集 ]
キバラーさま、arajinさま、中村さま、昨日はありがとうございました。

はじめての南葛城山、17年ぶりの岩湧山、みなさまのおかげでホントに楽しめました~。

とくに岩湧山は、昔に何回か登っているのに、山頂がこんなに気持ち良いところだったのかと、今回あらためて気づいたしだいです(笑)

また金剛山でもよろしくお願いします。
[ 2010/12/06 06:30 ] [ 編集 ]
山頂の標識もイスとテーブル全部新しくなっていますね
コースも千石谷から…きれいな滝があり急坂あり…

私はキバラーさんの言う『オモシロ味がなくて単調で退屈』(笑)同感
そのコースを往復したので良いイメージがありませんでした
記事のコースならまた行きたくなりました。
[ 2010/12/06 18:42 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2010/12/06 19:03 ] [ 編集 ]
皆様、昨日は有難うございました。
絶好の天気に恵まれ、楽しい山行でした。
尾根降りのミス、申し訳ございませんでした・・・

私も斜めテーブルの隠れファンでしたので、斜めテーブルは置いといてほしかったです(笑

※下から三段目のarajin様のお写真怖カッコいいですね(笑
 
[ 2010/12/06 19:12 ] [ 編集 ]
和泉山系で最も人気の無い山:南葛城山。人気=にんき,ひとけの両方ですね・・
この山が人気の無い理由の一つは、女性的でやさしげな山容の岩湧山に比べて、男性的で険しく荒々しい山容であること。
北面の二つの登山道は、どちらもこれでもかというほどの急登ですし、クレン谷,サカモギ谷,ソノ谷などの谷は、大阪近郊ではめずらしい沢登りのできる谷です。(金剛山では唯一高天谷だけなのに・・)
人を寄せ付けない荒々しさは、千石谷の渓流を溯った時も感じましたね。南葛城山側に、切り立った崖や滝が多かったと思います。それと、暗くて寂しくて陰気っていうのもありますね・・
この荒々しく男性的な自然っていうのは、それだけなら魅力にもなるんですが、この山、登った後はもう下山するしか楽しみがないっていうのが最大の欠点かもしれません。
山頂から尾根伝いに岩湧山やダイトレに行こうとすると、長い退屈な林道歩きを強いられます。第一、登山道までのアプローチですでに千石谷林道の長い林道を歩いてますから、よけいですね・・
今回は、その欠点をカバーするために、アプローチに千石谷を歩き、退屈しないようにしましたが・・
多くの欠点はありますが、私はこの人気の無い南葛城山が大好きです。沢登り以外にもクレン谷の東尾根や西尾根をバリエーションで歩くこともできます。(詳しくは、岩湧山の花のホームページの山歩日記をご覧ください。多くのバリエーションルートが紹介されています。)
[ 2010/12/06 19:49 ] [ 編集 ]
夜登さんのウワサをしていた場所がありました。
岩湧寺へと下りる「ぎょうじゃの道」の分岐を紀見峠側に少し戻ったところに
岩湧山山頂よりも外界が近くに望める展望場所がありました。
山頂より良い場所は途中に無いと思っていただけに、しばらくみんなで見入ってました。
ここは夜登さんを呼んでこないと、と話してました。
一方、山頂はというと、ススキ(カヤト)が枯れ、穂が落ちて?若干展望は回復していました。
山焼きは次回、何年後に行われるか不明なので、現在の状態が
岩湧山頂の通常の状態なのではと思います。
私も自転車もやってたんですが、50kmの距離を超えてくるとお尻も足の筋力も持ちません。
これも登山同様に慣れなんでしょうか。
登山と自転車とはぜんぜん違う筋肉を使うようです。
金剛登山復活楽しみですね。
またお供させていただきますのでお声がけください。
[ 2010/12/06 21:44 ] [ 編集 ]
のぶさんさまも南葛城山はすでに登ってらっしゃったんですね。
つい最近までは傾いた古びたテーブルだったそうですが、
ほんとに昨日、おとといに作られたばかりのような、
真新しいテーブルとモニュメント、そしてベンチがありました。
山頂だけ広場になっていて、明るく、まさに森の中のオープンカフェでした。
貸し切りだと喜んでいたら、次々と登山者がやってきました。
先客が入ればベンチか地べたで食べないといけなくなるので
せめてテーブルは3セットくらいあれば良いなと思いました。
登りはたしかにきつかったです。
時間を数えてみたら約8時間ということで、
大峰山系の山歩きと変わらない長時間で、同じくらい疲れました。
下山直後はまだ元気があり、金剛山にも行こうと思ってたんですが、
やめて正解でした。
あとからどっと疲れが。。
[ 2010/12/06 21:44 ] [ 編集 ]
昨日はお付き合いいただきましてありがとうございました。
ぱろやんさんを岩湧山にお連れすることができて本望です。
岩湧山、今年に初めて登りましたがいつきても良いところですね。
金剛山より低い山には興味がなかった自分に対して反省の日々です。
またこれに懲りずに一緒に登ってください。
[ 2010/12/06 21:45 ] [ 編集 ]
新しくなる前の南葛城山の山頂がどんなだったか
他のサイトで見てきました。
なんかちょっとコワイような雰囲気じゃないですか?
だれも居ないとちょっと不気味に思いました。
現在は明るく、森のカフェのようでした。
不人気の山とのウワサですが、林道歩き以外は良かったです。
登りで仙石谷林道をダラダラ歩くと士気が低下してしまうので、
最初は関電道で登り、下山は千石谷林道に下りる(われわれの登りと逆)
ルートが良いと思いました。
関電道はどんなのか知りませんが、また登ってみたいと思います。
[ 2010/12/06 21:45 ] [ 編集 ]
昨日はわれわれの山歩き+槇尾山へ二度の山越えと自転車でのアクセスは
本当にお疲れのことだったと思います。
お付き合いいただきましてありがとうございました。
やっぱり中村さんは鉄人の域ですよ。
昨日のペースでもだいぶ早いと思いました。
斜めテーブル、他のサイトで見てきましたが、ちょっとシュールですね。
どことなくコワイ雰囲気です。
尾根歩きのミスとのことですが、昨日の場合、等高線を見ていると
中村さんが取られたルートのほうがショートカットで結果オーライでしたね!
[ 2010/12/06 21:45 ] [ 編集 ]
arajinさんの解説は実に的を得てらっしゃいますね。
私だとうまく説明できない事を、見事に書いてらっしゃる。
千石谷林道だけでもうんざりなのに、南葛城山から岩湧山に行く場合も
長い林道のアプローチ、まったくそのとおりに思いました。
関電道で登って、登りに使ったルートで下山して、
金剛山へとW登山くらいがちょうど良いかもしれませんね。
未踏のところをたくさん歩けて様子がわかり、とても良かったです。
単独ではぜったいルートがわからなかったと思いますゆえに
ご案内いただきありがとうございました。
またおすすめのルートを教えてください。
ゆっくり歩きでお供させていただきます。
[ 2010/12/06 21:46 ] [ 編集 ]
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こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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