生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

太陽工房『バイオレッタ ソーラーギア VS01』 

20101013-2.jpg

ずっと昔からこの製品が存在するのを知っていた。
メーカーは日本の「株式会社 太陽工房」という会社。
アウトドアショップの片隅で売られているような感じで、誰も見向きもしないような目立たない存在。
パッケージも微妙なオレンジという色あせたような雰囲気で
スペックや値段を見ると、買おうなんて絶対思わなかった。
天気の良い日に太陽に向けて何時間もさらしておいてもちょっとしか充電できない。
そんなの待ってられない。
ACアダプター(充電器)で充電するほうが断然早いし、電気代を気にするようなほどではない。
ただし、短時間での充電というのは、いわゆる急速充電であって、充電池そのものにはあまり良くない。
充電直後に電池本体がかなり熱くなることからもなんとなくわかる。
これから注目される電気自動車だって急速充電ではわざと80%までしか充電できないようにしている。
充電が完了しても充電を続けるいわゆる過充電も電池の寿命に大きく響く。
充電器なら満充電になれば自動で停止する機能がある。
電池にとってはゆっくり時間をかけて充電してやることが良いのは確かだ。

太陽光発電による充電であれば、実にゆっくりと充電してくれる。
急がず、焦らず、まったりと、スローライフ。
電源コンセントが無いようなアウトドアシーンや災害時などの状況では
時には命だって救うことになる頼れる存在になることだろう。
GPS、ヘッドライトの電池、携帯電話への充電などなど単三形電池の用途の幅はとても広い。
窓際の光まぶしい所に放置しておけば、次の週末までには充電が終わっているという感じ。
そんなに時間がかかるの?という点については、太陽がまぶしい屋外なら
空っぽの状態からだと単四形2本では5時間程度かかり、単三形2本となると14時間ほどかかる。
ただし充電開始時に完全にすっからかんの状態であることってあまり無いと思われる。
屋内の窓越しだと、カーテンがあったり、すりガラスだったりと何かと障害物になるので
曇り空と同じような状況になるので時間がかかるというわけだ。
右サイドのボタンを押して「赤ランプ」が点けば充電可能な明るさがあるとわかるのが便利。
また、左サイドのボタンを押して「緑ランプ」になっていれば充電が完了していることもわかる。

20101013-4.jpg

そんなわけで、最近ちょっと太陽光発電そのものが気になり出してきて、
ケータイの機種変では防水はもちろんのこと太陽光充電できるものにした。
山中にいると圏外続きで、それなら電源を切っておいたほうが良いのに
ついつい入れっぱなしにしてしまうので、基地局を探すためにさかんに電波を発射するため
急激に電池が減ってゆく。
特にauでは位置情報計算のために3点測量を行うようになっているから、
常に3つの基地局を確保しようとするから他のキャリアに比べて余計に消費がはげしい。
そんなわけで、イザというときに電池切れじゃ話にならない。

20101013-1.jpg
ケータイもソーラ発電。これで山で遭難しても完璧かと思いきや、これを遥かに上回る秘密兵器があるとかないとか。

さて、バイオレッタの話に戻る。
見た目はかなり安っぽそうな半透明プラスチックのように見え、落下させれば簡単に割れそう・・と思いきや、
これが意外と堅牢なのだ。
地面に落下させても動作に支障のないよう、本体には傷がつきにくい特殊ポリマー樹脂と
耐紫外線加工がされた衝撃に強いポリカーボネートの一体構造になっている。
さらに細部に至っては、断線などによって故障の原因となる電線による配線は一切使わず、
太陽電池パネルと充電器部分はすべて直付け構造だ。
そのため、最低でも10年は使用できる設計。
現在のところ、これに競合するまともに相手になるようなライバル商品は存在しない。
外国製で折りたためてもっとパネル面積の大きな製品が存在するが配線がむき出しだったりと頼りないらしい。

このバイオレッタは、別売のDCパワーケーブルを使うことで2台以上を連結することもできる。
そうすると充電時間は2倍、3倍と短縮できるようにもなっている。
他のサイトでバイオレッタを4台連結して充電している人が居た。

つまり、空っぽからのフル充電をすると、
 1台(単三2本)=14時間
 2台(単三2本)= 7時間
 3台(単三2本)=3.5時間
 4台(単三2本)=約2時間

という計算にはなるが、1台の場合はゆっくり充電だから過充電を未然に防げている。
そのため過充電防止回路が無い。
3,4台も連結する場合、熱くなるばかりか勢いあまって過充電になってしまうので
充電中に放置してどこかへ出かけてしまわないようにしなければならない。

本体にはストラップを取り付けることができるようになっているのでぶら下げて使用したり、
ザックのベルト部にに差し込んで使ったりとアウトドアユースも考慮されている。

週末に使用して減ったSANYOエネループをバイオレッタにセットして、
それを窓際に置いて、平日にまったりと充電させている。
2台目を買って連結したいとも思っているほどけっこうお気に入りのアイテムとなっている。

ちなみに自分の場合、単三形電池が必要なものというと、
 ・GPS(画面付き)・・・知らない山、知らないルートに行くときは最近多用中。
 ・GPSデータロガー(画面の無い、ただログを取るだけのもの)・・・初めてのルートなどに行く時だけ使用。
 ・LEDヘッドライト
 ・LED懐中電灯やLEDランタン
 ・ケータイ等への充電器(単三形電池で充電できるもの)
 ・その他、家ではリモコンやコードレスマウス、電子辞書系デバイス等々

バイオレッタソーラーギアを山に持っていくとしたら、テント泊で縦走するときとかになるのかな。
Check [ 2010/10/13 20:45 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(6)
ほ~こんな製品も有るのか!
それよりもキバラーさんの持ち物一体どの位あるんですか(笑)
どらえもんの何でもポケットの様に聞かれた物は何でも出てくるのでしょうね
一つ質問です、ポケット用酸素(スプレー缶)これはキバラーさんでも持ってないと思いますが?
こんな物必要ありませんが。

[ 2010/10/14 15:57 ] [ 編集 ]
>それよりもキバラーさんの持ち物一体どの位あるんですか(笑)
>どらえもんの何でもポケットの様に聞かれた物は何でも出てくるのでしょうね
  ↑
kazuさんに座布団一枚! 同感です(笑)
[ 2010/10/14 17:11 ] [ 編集 ]
そんなに何でも持っているわけではありませんよ。
やはり役に立つものはもちろん、常用するものでないとです。
スプレー缶に入った酸素は、富士登山で持っていきました。
富士山で買うと数倍するとかで。
かさばるだけでなく、まったく出番無しで単なる気休めでした。
最後は無理やり使ってみましたが何も感じませんでした。
早足で登って高度順応できずに高山病の症状が見られた場合、少しだけ症状がやわらぐ程度だそうです。
あれだけはぜったい不要です。
あの缶の体積分、水を持っていったほうが良いです。
ペットボトルの水1本500円ですから。
意外と耳栓が必需品なんですよね。(他人のいびきが)

[ 2010/10/14 22:53 ] [ 編集 ]
何や役に立つ便利なモノはないかと日々研究しています。
子供の頃に夢見た秘密兵器的なあこがれがあるのかもしれません。
言い方悪く言うと、ただの物欲です。
物欲こそがストレス解消の手段となっております。笑
一度買ったものは大事にしすぎて使わないまま消費期限切れ、つまり型遅れになることも多々あります。
これで完璧で満足と思ってしまうとそこで進歩が止まってしまいます。
つねにハングリー精神で何かを追い求めていきたいですね。
[ 2010/10/14 22:58 ] [ 編集 ]
今年の夏某山の1500~1600m位の所で女性が登山道に座り、つれの男性が直径40高さ120mm位の小さなスプレー缶を女性の口へ入れていたので何かなぁと思い見たら
酸素缶と書いていました
一応大丈夫ですかと声を掛けましたが
効果はあるのかなぁと思っていました、1500mで酸欠とは考えれませんしあれは何だったのでしょうか
二人連れのその後は分かりません。
[ 2010/10/15 13:05 ] [ 編集 ]
高度2千メートルを超えるくらいから高山病を意識しなければなりませんが、千メートル級なら特になにもないとおもいます。
ただ、その方は見かけだけではわからない何かの持病などをお持ちで、酸素吸引が必要だったのかもしれませんね。
[ 2010/10/15 20:43 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
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その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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