生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

二上山(雌岳・雄岳) + 金剛山 第217回 (2010.9.26) 

20100926-14.jpg
二上山にて ※2.木が一本だけ立つ視界180°の大パノラマ

20100926-24.jpg
金剛山にて ※わさび谷ルートの植林地帯が大伐採

<二上山>
 登り:ふたかみパーク當麻-大池-祐泉寺-馬の背-雌岳-馬の背-雄岳
 下山:雄岳-展望台-ふたかみパーク當麻

<金剛山>
 登り:わさび谷ルート
 下山:タカハタ谷ルート


久しぶりのW登山。
抜群の秋晴れの天気で、遠征したいところであったが
どうしても朝起きれなくて断念。
金剛山だけだともったいないので、どこか近場の山へと思いついたのが二上山。
そういえば二上山には前にいつ行ったか覚えていないほど昔の事だ。

午前8時50分、「ふたかみパーク當麻」をスタート。
ここに来たのは今年のチャレンジ登山以来で久しぶり。
しばらくはチャレンジ登山と同じルートを行く。
日差しを遮るものが無く、標高95m程度の外界では暑い。
大池を過ぎるといよいよどんどん登りだす。
祐泉寺のある分岐点を左に行くとチャレンジ登山のルートとなる岩屋峠の方向だ。
今日はそのまま直進して上り詰める。
二上山のことを知ってるようで知らないので、
金剛山公式ページ管理人のまっくんさんが作られた地図を印刷してきた。
地図によるとこのまま登り続けると雌岳と雄岳のちょうど真ん中に着くはず。
つまり胸の谷間、なんて書いたら非難必至だろうな。
正式な名前を「馬の背」と言う。
金剛山にも馬の背ルートというのある。
さて、その谷間の馬の背に付いたのが9時35分。
道の駅からわずか45分で着いてしまった。

まずは左手にある「雌岳」を目指す。
と、上方を眺めるとピークはすぐそこだ。
谷間の馬の背から雌岳までは、山というより丘を登る感じだ。
大阪側に少しながらも展望が広がる。
5分もかかるかかからないか程度で雌岳山頂へ。
日時計のある広場。
ここは大昔に来た記憶がある。
展望はというと、あまり望めない。
どちらかというと奈良側の(大峰山脈を望む)ほうが少し開けている程度。
ここまでで登っている登山者は5人くらいいて、途中追いぬいて、
雌岳山頂に着いたときには山頂に居たのは10人程度。
少し写真を撮ったり眺めを確認してからすぐまた馬の背まで下って、今度は「雄岳」を目指す。
雌岳ばかり印象が強くて、いったい雄岳はどうなっているのかずっと気になっていたのだ。
雄岳への道は雌岳へのそれと違って草木が茂っていて狭く少し暗い印象。
こちらもほどなく到着。
午前10時ちょうどのことだ。
ウワサには聞いていたが、私有地であるとか美化協力金とかの名目で、
アルバイトと思われる人から200円徴収された。
まぁどんなところか確認したかったので仕方がない。
それにしても雄岳は展望はおろか、ベンチすらない。

雄岳山頂10時の気温は22℃。
あとから道行く人に教えてもらった話では、
雄岳ほうから登って来ても、山頂をエスケープして馬の背に行く道があるらしい。

・雌岳=標高474.2m
・雄岳=標高517m

こんなに小さい山だとは思わなかった。
たったの300~400m登っただけであり、
ここまではこれといって目を楽しませてくれるものも無く、
言ってはイケナイが・・・ちと退屈だった。
ところがここからはかなり面白かったのだ。

このまま普通に登山道を来た道を戻るなり、雄岳側の登山道を下りると
二上山の面白さを知らないまま終わっていたことだろう。
まっくんさんの歩かれたGPSの軌跡を参考に、
雄岳から多少難解そうな分岐を経て、最終は道の駅近くの展望台に出る線が
最短ルートではないかと思えたので、このルートに挑戦することにした。
これが金剛山等には無い、かなりユニークなルートだったので楽しかった。
しかも、来るわ来るわ次から次へと登山者がこんな道を登ってくる。
その人数、トータルで50人くらいの登る人とすれ違った。
それもこの道を良く知る二上山を愛する人たちばかりのようで、
半分くらいの人と会話することとなった。

雄岳から少し道なりに下ったところに大津皇子墓というわりと大きな立派な所がある。
その少し下に、右方向へ入って行く狭い道がある。
そちらに行くとそのまま直進する方向と、右へ大きく巻く方向がある。
出会った人によると、直進するとかなり急だとか。
右へ巻く方向へ行く。
つまりこの道は雄岳山頂をエスケープするルートだそうだ。
最初はかなり狭く、こっちに来たのは失敗だったかなと思った。
馬の背に行く分岐まで来ると道は不自由無い幅になった。
下山方向へと進む。
道はしっかりとしていて歩きやすい。
しかも、生い茂った木々が覆いかぶさるようになっている様子は、
森の中のトンネルを行く感じで、しかもアップダウンもある。
こんなのは金剛山にはない。
さながらウォータースライダーのようだ。
途中、迷路のような分岐につぐ分岐をうまくクリアしていくのが楽しい。
要所要所に目を楽しませてくれるチェックポイントがいくつもあった。
ぜひ、地図を参考に今日歩いた道を試していただいて、
迷わずにすべてのチェックポイントを確認することができるかどうか楽しんでほしいと思う。

<チェックポイント>
 1.奈良側の台高山脈が見えるビューポイント
 2.木が一本だけ立つ視界180°のパノラマ台(これはスゴイ)※TOPの画像
 3.つっかえ棒で支えられた木の枝
 4.雄岳と雌岳が目の前にドーンとそびえるビューポイント
 5.驚く長さの階段が伸びる展望台。


つづいて金剛山へ。楽して大阪側から。
まつまさを13時15分にスタート。
しばらく登って無いルートはどこか?と自問自答した結果、
自然林の中を通る「わさび谷ルート」に決定。
まだこの季節は生い茂っていて、葉が枯れ落ちた時の明るい雰囲気が無いのは想像がついた。
取り付きは黒栂谷からではなく、カトラ谷をしばらく進んで左に上がれるポイントから。
いきなりの急登でぜーぜー、はーはー。
この痩せ尾根の部分はわりと好きだ。
その後、自然林の中に突入したり、植林を進んだりとせっせと登り、
最後の自然林を抜けて上り詰めると青崩道の山頂付近に合流する。
途中の植林地帯は大規模に伐採されていて雰囲気がすっかり変わった。
ラストスパート、山頂に向かって歩いていると前からあのetsuさんが下山してこられた。
8月28日以来、およそ一ヶ月ぶりだ。
少し立ち話をして別れた後、山頂へ。
転法輪寺に着いたところで4月25日以来、5ヶ月ぶりにダーさんと出会う。
最近どうしておられるのか気になっていたところだ。
ますますパワーアップされていて今日はダブル登山だったとか。
ダーさんとは転法輪寺で別れ、国見城址広場に移動。
ここでしばらく休憩していると、和泉中央のほうから来られている男性から声をかけていただいた。
実はこの方、先週にも松の木ルートとタカハタ谷ルートの分岐点で出会い、
後ろから道に迷いそうな家族が来るので安全なタカハタ谷のほうに行くよう
伝えてほしいとお願いした(動画にそのシーンがある)というかかわりのある方だった。
今日はお声がけありがとうございました。
またご縁がありましたら一緒に登ってください。
山頂15時の気温は18℃で、休憩していると寒い。
指先が冷たくなってきたし、下山することにした。
下山はタカハタ谷ルートから。
途中、犬を二匹連れた女性が居た。ザックも大きいのに、手持ちバッグが2つも3つも。
時々犬を抱いて下りてらっしゃる。
ツツジオ谷と黒栂への分岐のある橋のところで、またまたetsuさんと遭遇。
まつまさまで一緒に下山した。

その他の画像は以下より。
20100926-1.jpg
二上山の雄岳からの下山ルート

20100926-2.jpg
今日の二上山のGPSログ

20100926-3.jpg
今日の二上山のGPSログ(鳥瞰図)

20100926-4.jpg
二上山の馬の背に向けての登り

20100926-5.jpg
途中、でっかい石ころが。

20100926-6.jpg
二上山の馬の背にて

20100926-8.jpg
二上山 雌岳山頂

20100926-9.jpg
雄岳に向けての登り

20100926-10.jpg
登り切ってしまうと200円徴収される。登り切る直前で迂回ルートもある。

20100926-11.jpg
二上山 雄岳山頂

20100926-12.jpg
二上山の下山のアドベンチャールートにて

20100926-13.jpg
1.奈良側の台高山脈が見えるビューポイント

20100926-15.jpg
3.つっかえ棒で支えられた木の枝

20100926-16.jpg
4.雄岳と雌岳が目の前にドーンとそびえるビューポイント

20100926-17.jpg
難解複雑な分岐 ※分岐をたとえ間違ってもかならず下山できるシステムになっている。

20100926-18.jpg
5.驚く長さの階段が伸びる展望台。

20100926-19.jpg
そしてその階段。ほんとうに長い。

<金剛山>

20100926-20.jpg
まずはカトラ谷ルートへ進入

20100926-21.jpg
すぐにわさび谷ルートへの急登がある。(正規のわさび谷ルートは黒栂谷のほうから登る)

20100926-23.jpg
今日の歩いたログ
Check [ 2010/09/26 22:08 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(11)
二上山の楽しみ方、把握いたしました。
行くことがあれば、200円は大事にしまっておきますね。

日曜日は、私は朝から金剛山に登っておりました。
いい天気でしたね~。
[ 2010/09/27 06:56 ] [ 編集 ]
二上山なんていつから登ってないやら・・・
二剛会の例会でも二上山は登らないしね。
金剛山でも同じ様に山頂で美化運動にご協力を!って¥200集めたらどうなるかなぁ~
[ 2010/09/27 07:47 ] [ 編集 ]
二上山、小学生の時1度登った事があります。
いつも金剛山の行き帰りで見るだけの山になってました
見た目がわかりやすいので・・・(笑)

下山のルートは面白そうですね、
それにしてもそんなに登っている方がいるとは、
半分くらいの人と会話したのですか?
すごいですね

一度挑戦してみたいと思います。

それと金剛山では200円いらないかと
錬成会の会費で十分じゃないですか?
[ 2010/09/27 11:20 ] [ 編集 ]
昨日はぱろ太くんと登ってらっしゃったようですね。
ブログ拝見しました。
200円は払う価値無いと思いました。
行かれたらエスケープしてください。
金剛山、ロープウェーでですか?
まさかハンコ押してもらってないでしょね?
[ 2010/09/27 19:52 ] [ 編集 ]
二上山はなかなか行くきっかけがありませんよね。
あまりに長い間登っていないので、
ちゃんとどういう山なのか知っておこうとおもいました。
二剛会って二上山~金剛山を月一回歩かれる会なのに
二上山はパスですか!?
それは知りませんでした。
岩屋峠まで行けばほとんど登ったことになりますけどね。
[ 2010/09/27 19:52 ] [ 編集 ]
やはり昔は二上山に遠足や子ども会で行くものなのですね。
30年くらい前に設置されたとおもわれるベンチが展望のあるほうを向いて
設置されているのですが、かなしいかな、木が成長しすぎて展望無しでした。
半分くらいの人としゃべった理由は・・・
「展望台はこっちで合ってますか?」が中心です。笑
あまりにも分岐が多くて迷路でした。
あとは、登山道の整備を有志でやっておられるおじいさんから
話しかけられた話が長かった。。。。
よくこんな道を知ってるね?から始まって・・・
その方、トラロープやスコップ、のこぎりを持ったまんま。。
[ 2010/09/27 19:52 ] [ 編集 ]
うろこ雲は秋の空の象徴ですよね。
秋の季語にもなってますね。
ご覧いただいてありがとうございます。
さっそく拝見させていただきます。
[ 2010/09/27 19:53 ] [ 編集 ]
そのルート大好きなルートです
秋(今年は遅れていますが)紅葉きれいですよ。
ギバラーさんが二上山嬉しいですね
雄岳は行かないほうが良いですよ(笑)
[ 2010/09/28 21:56 ] [ 編集 ]
二上山・・何年か前に一回登ったっきりですが、
4月の新緑の頃、奈良県側の車窓から二上山を見上げると、
ほぼ全山が美しい色とりどりの微妙な色彩の緑に覆われているのが分かります。
二上山は、金剛山,葛城山に劣らぬ美しい自然林の宝庫で、魅力的な山と思います。
私の所からは遠いのでなかなか行けませんが・・
[ 2010/09/29 07:34 ] [ 編集 ]
二上山はkazuさまのホームグラウンドでしたよね。
なかなか素敵な山ですね。
紅葉!なるほど!
そういえば二上山には植林が見当たりませんでした。
もしかして、ぜんぶ紅葉するんでしょうか?
だとするとものすごく綺麗なのでしょうね!
機会があれば紅葉シーズンにも行ってみたいです。
[ 2010/09/29 20:23 ] [ 編集 ]
二上山は自然林の宝庫だったんですね。
そういえば植林らしきものは記憶にありません。
植林の杉だと常緑樹なので紅葉しないので、
あれがぜんぶ自然林で色とりどりに紅葉すると
さぞ美しいことでしょうね。
低山では12月頃でしょうね。
[ 2010/09/29 20:23 ] [ 編集 ]
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