生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

台高山系 明神平(標高1,323m)・薊岳(標高1,406m) (2010.9.21)  

20100921-2.jpg
ここが明神平だって?ほんとに?何も見えないし。 ※kosiziさんと

20100921-1.jpg
鳥瞰図

登り:大又林道終点(8:00)-明神平(10:50-11:00)-薊(あざみ)岳(12:30)
下山:薊(あざみ)岳(13:00)-ショートカット-駐車場(15:00)


昨年末頃に初めてkosizuさんと会った日に、明神平の樹氷がものすごく綺麗だ
という話を聞いてからずっと気になっていた。
また別の方からも「あの景色はこの世の美しさじゃない」とまで聞いた。
「明神平 樹氷」でググってごらんってことで確認してみたら、写真でみてもすごい樹氷。
これは一生に一度は行っておかないとと思いながらもひと冬が過ぎてしまい
忘れかけていたが、どこか頭の片隅でチャンスを伺っていた。
まず、どこからどうやって登ってどうすればいいのか、
ネットを調べればわかりそうなことを、誰か案内してくれる人は居ないか?という甘えでいた。
先日も中村さんから明神平の話が出て、これは今年後半は明神平に縁があるかもと思っていた矢先、
昨日、kosiziさんと金剛山と出会ったことで急遽、本日行くことになった。
今日はたまたま予定もないのに公休を取っていた。
とにかくまず地理的な事、アクセス、位置関係、距離感、雰囲気などを知ることさえ出来れば
次からは何とかなると思ったので、今日の天気予報は晴れのち曇で雨の可能性もあったが決行。
結果はトップの写真のとおり。これではいつか出直しだ。

登山口は東吉野村の大又バス停(終点)が最寄り。
車であればさらにそこから約4km先まで行けて、そこには大きな無料駐車場がある。
そこから林道終点まで10分ほど歩いて登ったところがスタート地点になる。
林道終点でも3台くらいは路駐できる。
金剛山までいつも車で40分、大峰山の洞川で一時間半かかるが、
東吉野村の大又の駐車場までは二時間かかった。
地図上で見た感じより移動が遠く感じた。

今日は平日で、しかも雨でも降りそうな曇り空で駐車場は他に一台もなかったが、
それでも道中、単独の若い方3人と出会った。
大又林道終点から明神平まで満足な案内板も無く、勝手知ったkosiziさんと一緒でなければ
出だしどこをどう進めば良いのか分からず苦労したに違いない。
今日は全面的にkosiziさんに道案内をお願いするということで、
予習はもちろん、所要時間も知らないし、何の予備知識も無しに来た。
だいいち、台高山脈の「山と高原地図」を持っていないのだ。

登山ルートであるが、何だかスケールがデカそうな景色でスタートしたが、
曇り空な上、葉が生い茂っていて暗いというkosiziさんの言うとおり、
暗くてしんみりさみしい感じの雰囲気だった。
これが晴れた日の紅葉のシーズンになると、打って変わって美しくなるという。
モミジの木もたくさんあり、なんとなく想像はできた。
登山道はこれといって大きな特徴もなければ危険もない。
たとえて言うなら、大峰山系の観音峰登山ルートのような感じか!?
金剛山で言うと・・・植林地帯ではないので無理があるが、タカハタ谷ルート?
いや、やっぱり無理がある。
ま、そんな感じだ。

午前8時ちょうどに駐車場を出発し、10時前に明神平に到着。
kozisiさんに見せてもらった山と高原地図のコースタイムでは90分となっていた。
およそ二時間の登山はほとんど休みなくせっせと歩いたが、
途中で会社からケータイに電話があり、10分ほど電話でプチ仕事。
それにしてもauは山に強いとあらためて思い知らされた。
登山中も、明神平に着いてからもビンビン3本立っていた。
基地局の送信出力は大きく、ケータイまで電波が届いても、
時にはこちらの電波が基地局まで届かず、アンテナが立っていてもうまく向きや角度を調整しないと
通話等ができないこともあるので過信は禁物だ。
大峰山系でもあちこちで通じる。行者還岳や鉄山でも電話やメールの送受ができた。
ドコモ・・・カチンコチンの圏外。

さて、悲願の明神平に着いてみたら・・・ガスっていてさっぱり何も見えない。
どんな地形なのかも伺いしれない。
登り切ったとこりにある「あずまや」からはかろうじてうっすらと
天王寺高校の山荘「あしび山荘」が見える程度の視界。
第一印象、悪~。
初めて来てこの天気だと、晴れの日の紅葉シーズンや、冬期の樹氷シーズンになった時に
行こう!という強い思いを持てるかどうか心配。

二時間近くかかって登ってきたので登りごたえは十分で、とにかく腹ペコなのでまずは昼食。
途中、寒くなってきてレインウェアを羽織る。
気温は19.5℃。風速2mの風が吹いていて体感温度は18℃。(こまか。。)
これ、真冬はマイナス10℃の世界だとか。。
お腹が落ち着いたところで明神平をうろうろ。
それでもやっぱり全容がつかめない。
写真で見た印象よりも実際は狭いように思った。
小さなスキー場っぽいなぁと思っていたら、kosiziさん曰く、昔はスキー場だったとか。
さて、下山するには午前11時とまだ時間的には早いのと余力もあったので、
何も見えない中ではあるが「薊岳(あざみだけ)」に行くことになった。
この「薊」を「あざみ」という読み方をすることが、何度聞いても忘れてしまい、
kosiziさんにおそらく十回以上尋ねた。
それもそのはず、明神平にある山荘が「あしび」というので、
「あしび岳」やら「あずみ岳」やらが先に浮かんできて「あざみ岳」なんて出てこない。
明日になったらきっと忘れていそうだ。
雨がパラついてきたのでザックカバーも装着する。
想定外の天気だ。

薊岳は、山と高原地図を見た限りは稜線を平行移動するようにただ歩くだけのように見えていたが、
実際はいきなり登ったかと思えばとことん下って、また上がったりとアップダウンを繰り返し、
一時間半くらいかかったように思う。(等高線をちゃんと読めば想像ついだだろう)
薊岳は特別に何も印象もなく、大峰山系によくある小さな看板がついているだけのピークだ。
記念写真を撮影し、しばし休憩ののち13時に薊岳を明神平に向けて出発。
薊岳までのアップダウンや、明神平を経由して登ってきた道を思うととても長く、
最短ルートで尾根を降りれば駐車場まで大幅にショートカットできるのになぁと思いつく。
kosiziさんと来た道を戻るのが無難だと意見が一致していたが、
GPSで確認した下山可能そうな尾根を実際にちょっとだけ下りてみると、
なんとかそのまま進めそうだったので、大きな賭けに出た。
最悪の場合は登り返しを覚悟して下っていくと、気がつけば等高線を半分以上も下りてきていて、
この先が行けなくなったとしてもぜったい登り返したくないなぁと思う。
ほぼ全面的にGPSを頼りに等高線が密になってなさそうなさそうな尾根を忠実に下りていくこと二時間。
偶然にもちょうど駐車場の前に障害もなく無事下山することができた。
左右に100mずれていただけで、ネットが張ってあって出れなかったり、崖だったりで
最後の最後が困難に至るところであった。
駐車場帰着が15時で、薊岳を13時に出発して二時間後のことだった。
もし、登ってきたルートを往復していれば、あと一時間くらいは余分にかかったのではと思う。
後半のGPSアドベンチャーに快く付き合ってくださったkosiziさんに感謝します。

金剛山の捺印に間に合う時間に戻ってきたので、kosiziさんにダブル登山を提案したが・・
さすがに却下されました。笑

その他の画像は以下より。
20100921-3.jpg
登りだして最初の沢を渡った岩場にて

20100921-5.jpg
天王寺高校の「あしび山荘」

20100921-4.jpg

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明神平にて

20100921-7.jpg
薊(あざみ)岳にて

20100921-8.jpg
薊(あざみ)岳にて

20100921-10.jpg
ルートを外れた尾根にて ※GPSアドベンチャー中

20100921-9.jpg
GPSアドベンチャーでこんな所に出て焦った
Check [ 2010/09/21 21:11 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(18)
薊に行ってたんですね。
来週行こうと思っています。

ルートはキバラーさんが歩いたのとほぼ逆ルートです。

魚止めの滝から尾根に上がるか、駐車場の少し上流側から尾根に上がるか決めかねてますが・・・。

時間が有ればヒキウス平も。
[ 2010/09/21 21:24 ] [ 編集 ]
のぶさんさまも薊岳に行かれるのですね。
天気がいいと良いですね。
逆であればかなりの急登でした。
またレポート楽しみにしています。
[ 2010/09/21 21:50 ] [ 編集 ]
明神平:薊岳良く聞く山ですね
天気が良ければ綺麗なのでしょうね、紅葉の時期は最高ですかね

なにかどこの山を見ても行きたくなります
困った物です(笑)。
[ 2010/09/21 21:51 ] [ 編集 ]
私は薊岳なんて名前はまったく聞いたこともありませんでした。
かろうじて明神平を昨年知ったところです。恥
紅葉の時期は明神平だけでなく、大峰をはじめ、
あちこちに行きたくなりますよね。
kazuさまの次の遠征はどちらでしょうか。
楽しみにしております。

[ 2010/09/21 21:55 ] [ 編集 ]
柱| ̄m ̄) ウププッ

笑っちゃいけないんでしょうけど、真っ白な明神平、どこかで見たことがありますね~。
そう、のぶさんのブログで・・・(笑)

ともあれ、台高周回ルートお疲れさまでした。

明神平、樹氷の季節に行ってみたいですね~。
うん、これは経験者にぜひとも連れて行ってもらいましょう♪
[ 2010/09/21 22:40 ] [ 編集 ]
ぱろやんさん。
そんなこと言うてたら、我が身に降りかかってくるよ~。
雪でガスったらホワイトアウト状態ですよ。

キバラーさんも、冬になったらスノーシューとヒップソリ持って行きましょうね~。
[ 2010/09/22 01:54 ] [ 編集 ]
お疲れ様です。ガスった景色もいいかも・・・と思うほど明神平は好きですね。
初の明神平でショートカット、さすがキバラー様!
10月中頃、ヌタハラ谷から桧塚、池木屋縦走予定。7年ぶりの明神平、楽しみです!
[ 2010/09/22 03:44 ] [ 編集 ]
昨年は何処へ行ってもガスばかりでしたが今年はキバラーさんとのぶさんに上手くバトンタッチが出来ました!
けどガスってる方がブログ的にはオモロイんですがね~
[ 2010/09/22 06:31 ] [ 編集 ]
台高は行ったことありませんが、ふもとまでバスがあるなら、私でも行けるかも・・
雪の明神平・・魅かれますね。

しかし、ガスの中では周囲の地形が見えませんから、地図とコンパスだけでは不安でいっぱいです。
GPSがなければ、ガスの中でバリエーションでの下山なんて怖ろしくてできませんよ・・
それと、経験豊富なkosiziさんが心強いですね?
[ 2010/09/22 11:31 ] [ 編集 ]
昨日は長距離の運転お疲れさまでした。
残念でしたがガスの中の散策となりました!
今度は綺麗な紅葉か、樹氷が見れると良いですね。
また行きましょう・・・
[ 2010/09/22 19:51 ] [ 編集 ]
登られたのですね!?
冬は駐車場までの車が問題です。

冬の明神平の樹氷をカメラに収めるのに随分通いました。
高見山から縦走して、明神平でテン泊して薊岳におりるのもこれから紅葉の時期いいんじゃないですか?

温泉もいいと思います。
[ 2010/09/22 22:23 ] [ 編集 ]
お互いのブログで笑いあいは楽しいですよね~。
薊岳から、登ってきた道を3時間かけて戻るのがイヤだった軟弱者は私です。
下山完了後、ピーカンの晴れになってました。
悔しいです。
また冬場に機会があれば一緒に行きましょう。
[ 2010/09/22 22:27 ] [ 編集 ]
のぶさんのブログで、晴れた日の明神平を拝見しました。
登ってきた後なので位置関係がとてもよくわかりました。
いい感じですね。
やっぱりそんなにだだっ広い感じでは無さそうですね。
スノーシューやソリ、年に何回出番があるでしょう?
明神平専用装備になりそうですね。
[ 2010/09/22 22:28 ] [ 編集 ]
中村さまにも機会があれば案内してほしいとお願いしておきながら
昨日、急に行くことになってしまいました。
まだまだ台高山脈はよくわかりませんので、
また機会がありましたらぜひご一緒ください。
大峰も台高も何がちがうねん?って感じですが?
分かりやすく特徴を説明してくださる方はいらっしゃらないでしょうか。笑
10月中頃縦走されるとのこと、テン泊なのでしょうか。
ヌタハラ谷、桧塚、池木屋ってまださっぱりわかりません。
ヤマコー地図を買って勉強します。
今日買おうと思っていてうっかり忘れてました。
[ 2010/09/22 22:28 ] [ 編集 ]
まさ吉さんのガス癖というと聞こえが悪いですが、
以前、いつ登ってもガスまみれの大峰の日々のブログを拝見していましたので
そう言われると完全にこっちに移されてしまったかもしれません。
視界のほとんど無いところをさまようのも幻想的で良いもんですね。
[ 2010/09/22 22:29 ] [ 編集 ]
arajinさんが台高山脈が未体験だとは驚きました。
かなり視界が悪い状態だったのは明神平に居るときだけでした。
下山後はピーカンの晴れでくやしい思いをしました。
GPSが大活躍しました。
まさかはじめての山で登山道をはずすのはどうかと思いましたが
植林地帯が見えてきたので、林業作業者が通れそうな所があるのではと思いました。
arajinさんにGPSを持たせると、鬼に金棒ですごいことになりますね。
機会があればぜひ一緒に登りに行きましょう。
現地までの足はおまかせください。
読図の弟子入りさせてください。
[ 2010/09/22 22:29 ] [ 編集 ]
昨日はとても楽しい一日をありがとうございました。
経験豊富なkosiziさんの体験談や情報、
さらには私のわがままによるGPSでのルート外からの下山と
お付き合いいただきましてありがとうございました。
また機会があればよろしくお願い致します。
[ 2010/09/22 22:30 ] [ 編集 ]
アリスの父さまのブログで、
明神平の樹氷をはじめて目にしました。
あまりの凄さに昨冬はぜったい行こうと思いながら
機会に恵まれませんでした。
大又バス停(終点)から駐車場までは遠いですね。
四駆でスタッドレスタイヤがあればなんとかなりそうですか?
高見山までずいぶん距離がありそうでしたが、
あちらから登れるんですね。
温泉は道中の大又から近い村の中にありましたが休館日でした。
薊岳への距離感がつかめましたので、次はまた別の方向にも行ってみたいです。
だいたい勝手のわかってきたつもりの大峰と違って、
右も左もわからない山で、ちょっと興奮気味です。
次、いつ行けるかわかりませんが、紅葉の季節にも行ってみようと思います。
それにしても遠いですね。

[ 2010/09/22 22:36 ] [ 編集 ]
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