生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

「山の名前で読み解く日本史」/「山名の不思議」 谷有三著 

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「山」という字が山によっては「やま」、「さん」、「ざん」、「せん」と読むということについては
大峰山系を登山するようになった最近になって知った。
先日の鉄山にしても「てっせん」なんて読むとは思わなかったし、
5月に登った弥山~八経ヶ岳の時は、登る前は「みせん小屋」がどうのこうのって言っているのを
聞いていたけれど、何のことかさっぱりだった。
下調べをしているうちに「弥山」が「みせん」と読むことに自分でやっと気づいたというわけ。
そんなわけで「山」という字が「さん」と「ざん」だけではないことを意識し始める。

また、同じ名前の山が全国に無数にあることについても惑わされる。
たとえば「大日(だいにち)」と名の付くのがそうだ。
「大日岳」というとすぐに思い浮かべるのが金剛山にある大日岳だ。
ところが大峰山系にも「大日岳」があるし、「大日山」というのもあったりする。
「山」と「岳」を言い間違うだけでまったく別モノになってくるわけで、
もうこうなってくると「金剛山の大日岳」というふうにしゃべらないと
ごちゃごちゃになるではないか。

そうこう考えると山の名前って誰がどういう理由で付けたんだ?と思うようになる。
最初に登った人が自分の苗字を適当に付けてるんじゃないの?とまで疑う始末。
そこで上記のような本が気になってきているわけだが、買うまでには至っていない。
今のところ金剛山系と大峰山系くらいしか知らないし。

どちらも同じ著者の本であるが、「山の名前で読み解く日本史」のほうが
価格も安く、読みやすく、理解しやすいとか。
自分は「山名の不思議」のほうが気になっている。
大峰南部には宗教的な雰囲気のする山名が連なっていたり、台高北部には意味不明な山名があったりしますね。
だいたい「岳」と「山」って明確な定義でもあるんでしょうか?
考え出したら眠れない~(笑)
[ 2010/08/10 00:18 ] [ 編集 ]
気になりますね、葛城山などは、葛城市や葛城という苗字もあるので、『葛城』に意味があるのでしょうか?

槇尾山の『捨身ヶ岳』のようにルーツを調べたくない山もありますし(笑)

日本で一番多い山名は『城山』って聞いた事があります

まあ弥山を『みせん』と理解するまで、最初は『やざん』と思い込み『やせん』なんだと再度思い込んでいた私の知識なので間違ってたらすいません。
[ 2010/08/10 11:09 ] [ 編集 ]
弥山といえば大峰、大山、石鎚山私の知ってるだけでも3ヶ所あります、調べればもっとあると思います、
上の3ヶ所なにか宗教的を連想しますがどうなんですかね。
[ 2010/08/10 15:06 ] [ 編集 ]
のぶさんの【山】と【岳】は何処で聞いたか定かではありませんが、
山は全体で岳は一部、何かそのような事を言ってた様な?
[ 2010/08/10 16:33 ] [ 編集 ]
役の行者が入山する以前、二上山~金剛~紀淡海峡に至る山々はすべて、葛木の山々と呼ばれていたそうです。今でも葛城山と呼ばれる山は、大和葛城山,中葛城山,南葛城山,和泉葛城山・・などたくさんありますね。金剛山もだから昔は葛木山だった、(山頂の神社は何故か葛木神社ですよね)しかし、役の行者が金剛山転法輪寺を創建してから、お寺の山号である「金剛山」が、いつしかこの山の名前として呼ばれるようになったのだそうです。
大峰山脈の山々も、ほとんどすべて仏教的世界観から名づけられているとみて間違いありません。弥山は、インド~仏教的世界の中心に位置するといわれる「須弥山」(しゅみせん)から来ているのではないでしょうか。この山を中心に観音菩薩,大日如来,普賢菩薩,釈迦如来,地蔵菩薩,孔雀明王など様々な如来・菩薩が配置され、さながら壮大な密教的世界観=曼荼羅(まんだら)を表現しているものと思われます。
要するに、日本の山々は役の行者を開祖とする修験道とは、切っても切れない縁があると思って差し支えないと思います。たぶん・・
ついでに言うと、湧出岳(ゆうじゅつだけ)は、法華経従地湧出品で、地面が割れてたくさんの菩薩が出現した・・という話から来ていると思われますし、捨身ヶ岳は、仏教の捨身飼虎の寓話から来ているんじゃないでしょうか。
[ 2010/08/10 16:33 ] [ 編集 ]
よく何でも知っていますね感心して何時もみています
物凄く説得力があります。

山の事も沢の事も私はかなりいい加減な性格ですが正反対のようで。
[ 2010/08/10 18:56 ] [ 編集 ]
大峰南部ということは釈迦ヶ岳以南の南奥駆道のほうでしょうか?
と聞く前に調べてみました。
確かにおっしゃるとおり、釈迦ヶ岳以南は、
大日岳は置いておいて、
天狗山-地蔵岳-涅槃岳-証誠無漏岳(すごい名前)-・・・
想像を絶する名前が続いてますね。。
地蔵岳なんて二度登場しますよ?
「岳」と「山」の違いを調べてみたら、おおむね以下の通りでした。
「山」は独立峰で、「岳」は連峰中の一座を指すことが多いようです。
独立峰なのに岳と呼ぶものもあるが、それは元々は●●山という
正式名称があるのに、だれかが便宜的に「岳」のほうが威厳がある
とのことで付けたようなかんじでした。
だったら大峰山脈の弥山は弥岳じゃないの!?
[ 2010/08/10 21:47 ] [ 編集 ]
槙尾山の中に「捨身ヶ岳」ですか?
私は金剛山脈の山と高原地図は持ってないので確認できないのですが、
山脈じゃないのに山の中に岳があるんですか!?
「城山」なんて聞いたことがありません。
おかげさまでいろいろ興味が出てきました。
どっちか本を買ってみようと思います。
[ 2010/08/10 21:48 ] [ 編集 ]
弥山が3箇所もご存じなのですか。
私も大峰の弥山を検索していたら、ぜんぜん違う地方の弥山が
ヒットしたことがありました。
それらすべて「みせん」と読むのかどうかはわかりませんよね。
「みやま」なんて読みの山もあるかもしれませんね。

※コメントは1つにまとめさせていただきました。
[ 2010/08/10 21:48 ] [ 編集 ]
えらい詳しい情報をありがとうございます。
中でも葛城つながりに気付かされて驚きました。
たしかに葛城がらみの名の付く山だらけですね。
金剛山は、本来なら葛城山脈の金剛岳か葛木岳ってところですか。
[ 2010/08/10 21:49 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
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と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
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飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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