生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

熊よけ鈴 と カウンターアソールト 

20100727-1.jpg
モンベル「キーカラビナ ベルナスカン 5S」 ( 品番 #1124340 )

金剛山では今のところ熊は居ない。
大きめの動物でいるのは、イノシシ、テン、キジ、野うさぎくらいか。(経験上)
イノシシに関しては地面を耕した跡はよく見かけるが、まずその姿を見つけることはない。
極めて人に敏感なので向こうから逃げて隠れているのだそうだ。
テンに至ってはすばしっこくて逃げ足が早いので見かけること自体が珍しい。
キジは夕方になると「ブロロロロ・・・」とエンジンのような音を出して羽繕いしている。
知らない頃は「熊か!?」と思ってドキッとしたことがある。
いずれの動物にしても人を見かけるようなことがあってもさっさと逃げてしまう。
そんなわけで金剛山では鈴は要らないと思う。
ただ、たま~にひと気の無いルートを歩いていて突然、人に出くわしたらビックリする。
鈴の音が遠くからだんたん近づいてきたら心の準備もできるが。

一方、大峰山系を登山する場合は「熊よけ鈴」を付けるようにしている。
熊が生息するのは確実だし、実際に見かけた人もいるし、
先日も、ひっかいたばかりの熊も爪跡のある木や、熊のフンをたくさん見かけたばかりだ。
突然出くわすと攻撃するしかない熊は襲ってくると聞く。
あらかじめ音を鳴らしておけば、熊から逃げることがあっても近づいてくることは決して無いとか。
だからといって、暑くまぶしい日中に登山道に出てくるわけがないと思うが。
活動しているとしたら夜だろう。

ところで、この熊よけ鈴を付けることに対して異を唱える山岳ガイドもいるのだ。
それは以下のような理由による。

 ・登山道で熊に出会ったという話も聞いたことが無ければ見たこともない。(妄想である)
 ・熊と出会っても、熊がこっちに気づくやいなや、熊のほうから逃げていく。
 ・鈴の音が返って熊を呼び寄せることもある。(人間が食料を持っているということを知っている熊)

人を襲うのは、北海道などに生息する体長2m級のヒグマであって、
その他の日本列島に生息するのは性格の穏やかな体長1m足らずのころんとしたツキノワグマなので
まず襲われることがないので騒音を撒き散らす鈴など要らないという害扱い。
さらに、鈴の音が邪魔をして周囲の自然の音を感じ取れないという。
これについては鈴によっても音色や音の大きさも違うし、単純には片付けられない事だと思うが。
先にも書いたように、突然現れる人間のほうに驚くので、せめて音で接近を知らせてほしいくらいだ。
最近も大峰山系の登山で野生のシカとばったり出会い、こっちがびっくりして立ち止まるやいなや
シカのほうから怖がって奇声を上げて逃げていった。
シカにも前もって人の存在を知らせてあげないとと思った。
鈴なんか迷惑なので要らないなんて無茶苦茶言うよなぁ。

数年前、高野龍神の奥の護摩山の山中を単独でオフロードバイクを走らせていたとき、
林道の真ん中に黒いカタマリがあった。
みるみる近づいてくると、それは熊であることが判明した。
すぐさま熊のほうから逃げてはいったが、体長が1mくらいで小さかったので子供かと思ったのと、
でっかい親熊が出てくるのではと気が気じゃなかった。
そんな訳で身の危険を感じ、直ちに「カウンターアソールト」を買ったもののその後、出番なし。
もし、ツキノワグマが近年穏やかではなく、人を襲うようなことがあれば
それこそ携帯しておかなければならないだろう。
カウンターアソールトはトウガラシの成分でできている、いわゆる強力な催涙スプレー
のようなものなので、熊を傷つけることなく撃退することができるのだ。
対強盗護身用として備えておくのも良いのでは?
高かった。。涙
そのときは命には変えられないと思ったのだろう。
モンベルの「キーカラビナ ベルナスカン 5S」は、どこか風鈴のような音色で
夏場は清涼感が楽しめる。
大きいサイズの「キーカラビナ ベルナスカン 5M」という製品もある。

20100727-2.jpg
カウンターアソールト
ガス状のトウガラシ成分が約10mほど勢いよく発射されるらしい。成分は無害。
これさえあれば熊や獣や暴漢に対して絶対安心の最終兵器。
数年前富山で、知り合いの母親がクマに襲われました・
ニュースで大きく報じられましたが、山中ではなく早朝の人里でした。
顔面を骨ごと半分やられたそうです。
たしかに絶えず背後でリンリンなってるのは鬱陶しいですが、身近でそういう話を聞いてるし、実際に熊を見かけたことも複数回あるので、最近単独のときは装着するようにしています。
[ 2010/07/27 17:53 ] [ 編集 ]
▲題名どおりで備えあれば・・・なんとかです。小心ものの吾輩などは、鈴鹿の山々に行った時は行く前からビビりました。▲お猿さんであれば、どうでもいいのですが・・・カーナビで距離優先で車を走らせるととんでもないルートへ案内してくれます。そんな時に、鹿が前方におります。▲今年の1月16日に「学能堂山(三重・奈良県)」に行ったときに雪中で、同行の先輩は小熊を見たとか・・・。▲その話を聞いたら突然と吾輩は・・・饒舌となった。やたら、音を立てながら歩きました・・・▲ただね・・・。怖いのは熊ではなく・・・人間様だと思います。吾輩・・・男ですが「山賊対策」でストックを常時保持しています。我が肉体が滅んでも・・・正当防衛の範疇で相手にダメージを与える!!ストックの先を見れば、威嚇になりますよ!!▲ちなみに日常で「催涙ガス」も家族は携行していますが、とっさの場合は無理でしょう・・・と講釈していますが・・・。怖いのは、熊ではなく「人間」です!!それも男です!!
[ 2010/07/27 20:23 ] [ 編集 ]
近々、のぶさんの行かれた赤井谷へ行きます。
ブログで熊出没注意の情報を拝見しましたので、
大急ぎで熊よけの鈴買います。
わたし、元来ビビリなんで、イノシシやシカに出会っても心臓が止まる思いです・・
だから背に腹はかえられず・・

異をとなえる方の言い分も分かります。
ともかく、鈴を付けてない者からするとうるさいんです。
静かな山行を楽しんでるのに、なんや!!・・ってな気持ちになります。
でも、やっぱ、熊怖い・・・
[ 2010/07/27 20:31 ] [ 編集 ]
この記事を読み緊急合図用のキーカラビナホィスルナスカン5(モンベル600)を購入しました、
鈴は当然ですが単独が多い自分は笛も携帯しょうと思いました滑落し動けなくなって連続して大声は?
試しに自宅で少し吹いてみたら嫁に叱られました音!耳が痛いくらい。
[ 2010/07/28 07:37 ] [ 編集 ]
山登りを始めると同時に熊鈴を買いましたが真鍮製のメッチャ重いやつで後悔してます。
けど 凄く響きが良いみたいでかなり離れてるとこからでも聞こえてたよって言われるんで熊除けには良いのかもと自分に言い聞かせてますが。。。
私が知ってる限りでは釈迦ヶ岳周辺での目撃情報が一番多いです。
後、行者還小屋では何年か前に昼飯中のご夫婦が熊に襲われたと言う事故があったらしいですよ。
[ 2010/07/28 13:36 ] [ 編集 ]
富山の人里でですか。それは怖い話ですね。
ツキノワグマ?でもそんなに攻撃的なんですね。
鈴ごときで熊除けになるものなのでしょうか。
私の唯一のザック(32リットル)では
カウンターアソールトを持って行く余裕がない状態です。
ザックを40リットル以上にアップグレードしないといけないと思っています。
[ 2010/07/28 22:03 ] [ 編集 ]
お久しぶりです。
いろいろ手広く山に海に楽しまれているのを拝見しております。
山で猿は想定外でした。そんな山もあるんですね。
もっと驚いたのは「山賊」の話。
いったいどういうことなのでしょうか。
山に登っている人は、一律に良い人(自分に厳しく人に優しい)と
見えてしまうのですが。
そんな固定観念をもくつがえす話があればちょっと驚きますが。
[ 2010/07/28 22:03 ] [ 編集 ]
まだお持ちではなかったんですね。
団体行動だとだれかが持っていますし、話し声もあることでしょうね。
単独で金剛山系以外の山は私はよくわかりませんが
あったほうが良いのでしょうね。
私は他人の熊除け鈴がうるさいと思ったことがありませんが。
[ 2010/07/28 22:04 ] [ 編集 ]
キーカラビナ ホイッスルナスカン 5を公式サイトで拝見しました。
そういえば大峰で、キーカラビナ ホイッスルナスカン5に
鈴を追加で付けられたと思われるものを拾いました。
ホイッスルは私も笛タイプを買ったのですが、
ザックにも笛が内蔵されてました。
これです。
http://kivarn.blog83.fc2.com/blog-entry-551.html
[ 2010/07/28 22:05 ] [ 編集 ]
GWに大峰をご一緒させていただいたときは
付けてらっしゃいませんでしたよね。
そんな重い鈴があるのですか。
別注で作ってくれるところがあるのをネットで見ましたが。
熊の目撃情報の件、釈迦ヶ岳も行者環岳小屋も最近行ったばかりです。
しかも先日の行者環岳行きでは、登山道全域にわたって
無数に熊のフンがありました。
暑い日は野生の鹿すら見かけませんでした。
日中にうろうろしてるとはおもえませんが
備えるのを忘れないようにしようと思います。
情報ありがとうございます。
[ 2010/07/28 22:05 ] [ 編集 ]
▲ご返信ありがとうございます。
「山に登っている人は、一律に良い人(自分に厳しく人に優しい)と見えてしまうのですが。」という点については、愚生も同感でございます。▲登山をする人は多少、変人や偏屈であっても(この傾向が強い御仁もおられますが・・・)変質者ではございません。▲山賊という言葉を使用しましたのは、20年前の事件が頭から離れないからです。いわゆる「比叡山女子大生殺人事件」です。加害者は、比叡山でテント生活を送っていた当時48歳の男です。▲「富士見平小屋殺人事件」は昭和58年9月の事件だったと思いますが、この時、22歳の女性が殺されました。加害者は、50歳の小屋管理人だったとのこと。▲愚生の山仲間は、老若男女で年に何度か日本百名山巡りをしますが、前衛には、男。後衛は、リーダー(男)で色々な意味において守備をしています。何があるのか分からないのが登山。落石も怖いし、蛇も怖い・・・。猪も怖いし熊も怖い。されど一番怖いのは、変質者ですね。▲お山には、嫁と同行する時もございますが、「何かあれば、ストックを振り回せ!一発当たれば痛いぞ!」などとアホな助言をしておりますが・・・▲近場の低山においても一人歩きの女性と出くわすことが多いですが、他人事ながら少し心配になってきます。ただね・・・こちらが不審者と思われると困るので「ちわっ!!」と挨拶を交わして、こちらに敵意(害意)がないことをアピールしておりますが・・・。▲最近は、こちらが挨拶しても無視する登山者が多いですね。情けないことでございます。
[ 2010/07/29 15:45 ] [ 編集 ]
蜻蛉さまはずいぶん山歩きは警戒心を持ってのぞまれてらっしゃるのですね。
気になって、金剛山において、過去に事件・事故で
どのようなものがあったのか調べてみました。
驚きました。
とても書きたくないようなこともあったようです。
具体的な事を書くと、そのルートや場所に行けなくなりますので控えます。
いずれも昭和の頃の事件でした。
こちらが挨拶しても無視する登山者が多い事については、
私も少なからずショックを受けておりましたが、
最近では、
「耳の聞こえない方かもしれない」
と思うようにしてショックを緩和しています。
それに。。あまり人の多いルートは歩きません。笑
[ 2010/07/29 21:04 ] [ 編集 ]
はじめまして。もうかれこれ20年以上金剛山を登っていますが、ほとんど千早本道の「回数登山」でした。しかし、この1年ほどで、このサイトをはじめとして未踏ルートをいろいろと知り、最近は登山を楽しんでいます。今度は天ヶ滝新道や清井山経由ルートを行きたいと思い、女性一人でも大丈夫か(40代のおばちゃんですが・・)キバラーさんにお聞きしようと思ってた矢先、蜻蛉さんの投稿を読んで、これまで考えが甘かったのでは?・・と思いました。
[ 2010/07/30 20:57 ] [ 編集 ]
ごめんなさい、タイトルが「蜻蛉」になっていました。
「蜻蛉さま、キバラーさま」のまちがいです。
[ 2010/07/30 21:02 ] [ 編集 ]
etsuさま
はじめまして。
二十年以上金剛山登られてらっしゃるとは驚きました。
大ベテランでいらっしゃいますね。
40代ではまだおばちゃんでは無いでしょう。
天ヶ滝新道は歩きやすく整備された道ではありますが、
金剛山の裏側というイメージで、ちょっとさびしい雰囲気です。
大阪側はどこをとっても陽のイメージです。
清井山ルートは明るく良いルートですよ。
林道のどこから登るか難しいですが、よく見ると入口の目印と登れそうな踏み跡があります。
尾根まですぐで、上がってしまうとしっかりとした道がありますので山頂方向へ行けば迷うことはありません。
林道を最後まで行っても上れるのかはまだ私もよくわかっていません。
今度確認してみます。
金剛山に山賊は居ないと私は思っています。
登りたい気になるルートがあられるのでしたら、
なんでしたら我々一行と一緒に登りませんか。
どうしてもブログ掲載用の撮影が入りますけど。笑


[ 2010/07/31 22:32 ] [ 編集 ]
ちなみに一度投稿していただいたコメントは、
パスワードを設定しておけば再編集が何度でもできます。
[ 2010/07/31 22:33 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2010/08/01 09:55 ] [ 編集 ]
etsuさま
PCからメールさせていだきました。
[ 2010/08/02 19:10 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者(キバラー)だけに読んでもらう

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
このブログ内の検索
 
更新日カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
バックナンバー
月別アーカイブ