生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

GARMIN(ガーミン)社のGPS 

201007016-0.jpg
GARMIN社「nuvi205w」 ※基本的にはポータブルカーナビなので山岳地帯ではご覧の通り道路表示だけ。

カー用品店に行くと、サンヨーの「Gorolla(ゴリラ)」やら、パナソニックの「Strada(ストラーダポケット)」などの
ポータブルタイプのナビがたくさん売られている。
液晶は高精細で地図はキレイだし、カーナビとしての機能面はすごいものがある。
しかし、こういった製品は等高線が扱えない。
等高線が扱えないと道路の無い山岳地帯ではベタ塗りで何も無いかのような表示になるのでまったく使い物にならない。
取り外して携帯できても充電池式なので山で電池が無くなったらアウト。
それに移動軌跡(ログ)だって取れないのではないだろうか。
登山用ポータブルナビ「SHAKE!ヤマナビ」なんてのもあるが・・・これはちょっと・・コメントは控える。

GPSにおいてはGARMIN社のモデルが個人的にはいちばん信頼を置いている。
米国のGARMIN(ガーミン)社はGPSで世界的に有名な会社で、
ハンディGPSにおいても事実上明確なライバルが居ないほど。
近年になってフラッシュメモリーが大容量で安価となったため
PND(Portable Navigation Device)という言葉も生まれ
取り外し可能で小型のモニターが付いてフラッシュメモリーに地図データを搭載した小型の
いわるゆポータブルカーナビがたくさん出回ってきている。
PNDやらナビという言葉が一般的で、GPSと表現するものとは少し区別されている感じ。

モデルチェンジのサイクルが早くてすぐに古くなるデジタルガジェットの世界であるが
自分の持っているGARMIN社のハンディGPS「GPSmap60CSx」は4年前にバイクツーリング用に
買ったものである。当時はまだPNDなどほとんど存在していなかった。
そのハンディGPS「GPSmap60CSx」は未だにカタログ上で現役のモデル。
今やケータイ(ガラケー)のGPSサービスがあったり、iPhoneなんかのGPS機能があったりするが、
それらとはまったく別もの。
ケータイのサービスはケータイが電波の圏内でないと機能しなかったりする。
これは通信しながら現在地の地図をいちいちダウンロードして表示されるため。
当然パケット代もかかる。
自立型と言って、地図データを全部ダウンロード購入し、
電波の圏外であっても使えるようにしている機種やアプリもある。
しかし、それらぜんぶひっくるめて根本的にGPS本来の能力は低い。
特に受信感度が悪すぎる。
山岳地帯、特に谷なんかを遡行するとなるとまったく使い物にならない。

GARMIN社のハンディGPSはそういったあらゆるシーンでの使用を想定されているので
まったくの別格。

 ・高感度チップ(SiRF StarIII:サーフスター3)搭載だったりWAASにも対応(DGPS)
 ・等高線地図が扱える
 ・緯度経度高度情報も確認しやすい(PNDだと表示されることもできないものもある)
 ・電子コンパス内蔵
 ・移動軌跡のログが取れる。(データロガーというログ取り専用の製品もある)
 ・防水設計
 ・単三電池使用
 ・長時間駆動(単三2本で10数時間以上)

という点でPNDやケータイなどとはまるで作りが違う。
まったく欠点が無いわけではない。
それは、
ワールドワイドな地図に対応した設計ゆえ、カーナビに特化したものと違って
地図の道路上の情報がいまいち少なくて見栄えもシンプルで地味。
それさえ受け入れることができればGARMIN社のGPSが最も信頼できる相棒となるはず。

ただ、大きな問題が。
GARMIN社代理店である「いいよねっと」が日本地図入りモデルを
日本で独占販売しているからなのか非常に高い!と感じる。

自分の持っている「GPSmap60CSx」は日本版の本体は99,750円もする。(こんな高いものよく買ったよな)
ところが米国では$399.99 USDで、現在の為替レートだと1$=88円くらいなので36,000円を切るぐらい。
さらに地図が別売で、必要に応じて

・「日本詳細道路地図City Navigator」19,950円 (カーナビとして使うにはあったほうが良い)
・「日本地形図TOPO10M」19,740円 (山専用に使うならこれだけでも良い。山岳で使うための等高線入りの地図データ)
・「日本航海参考図ブルーチャート」20,790円 (小型船舶(要免許)での海釣り向けなので不要)

これらが必要になるので10万円を越えてしまうのだ。
なんでこんなに高いんだ?

ガーミン(地図表示ができる製品)にこだわったまま、これらを解決する方法が2つある。
 1.海外版を買う。→日本語化
 2.nuviシリーズを買う。(nuvi205だとなんと!1万円台)

201007016-1.jpg
ガーミン製なら等高線表示がいろんな方法で可能だったりする。

一年ほど前に車載用として買った「nuvi205W」(実勢価格28,000円)がある。
これが衛星の捕捉は速いし、一度捕捉してしまうとよっぽどのことが無い限りロストしない。
水越トンネルくらいなら(スピードにもよるが)切れないこともあってあらためてスゴイと思った。
価格が安くてもさすがはガーミン製だ。
ただ、nuviシリーズはフィールド用モデルではないので、そういった前提での使用が考えられていない。
 ・防水でない。
 ・充電式電池が本体に内蔵されている。(単三型エネループなどが使えない)
という点を除けば使えなくもない。
というのは等高線地図「日本地形図TOPO10M」が扱えるからだ。
もちろん標準ではできないのでご注意。
山で使う時は確認が必要な時だけ電源を入れるなどをして電池を節約する使い方などの工夫が必要。
ポータブルカーナビとしての機能では、PCのグーグルマップから登録したい任意の地点を
本nuviに転送することが出来る。
世界中の地図が扱える他、画面のスナップショットを撮ったり、緯度経度高度表示はもちろん
衛星補足情報の表示や隠しコマンドもたくさんあって、軌跡ログも記録できたりとスゴすぎる。
こんないじり甲斐のあるナビは他には無い。

201007016-2.jpg
上が一般のカーナビ用地図。下が山用の等高線入り地図。

欲を言えば、画面が大きく最新型である「OREGON450(英語版)」(実勢3万円台)を
日本語化して使うのがいちばん理想的かも。
Check [ 2010/07/16 22:04 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(8)
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2010/07/17 19:18 ] [ 編集 ]
ルートの情報ありがとうございました。
[ 2010/07/17 21:12 ] [ 編集 ]
欲しいなぁと思ってますが、アナログの面白さも捨てがたいです。
もうしばらく熟考したいと思います。
[ 2010/07/18 00:05 ] [ 編集 ]
金剛山ではGPSの出番がほとんどありません。
大峰でも山と高原地図でだいたい間に合ってます。
けど大峰クラスの山だと供えるようにしたいです。
紙地図+コンパスがまだ満足につかえないので。
[ 2010/07/18 20:04 ] [ 編集 ]
初めまして。人生2度目のカーナビを買って、このガーミンnuvi1360の良さをみんなに伝えたいと思いブログを作りました。どうぞよろしくお願いします。
[ 2010/10/25 22:44 ] [ 編集 ]
はじめまして。
ブログ、楽しそうですね。
じっくり拝見させていただきます。
私はガーミンのナビが大好きです。
円高なのでアメリカから輸入すると、
nuvi205Wなんか8千円台です。。まいった。
[ 2010/10/25 23:16 ] [ 編集 ]
GARMINを検討していますが、価格が高めな点が悩みです。とくに日本では。ただ、漢字表示や地図は大事ですね。
スマートフォンなども進化していくと思いますが、まだ先でしょうね。
力作のレポートありがとうございました。
[ 2011/04/20 13:44 ] [ 編集 ]
はじめまして。
コメントありがとうございます。
ご参考になりましたでしょうか。
これから検討されてらっしゃるのでしたら、
国土地理院の地図が内蔵のソニーの「NV-U37」も良さそうです。
まだ発売になっていませんが。
[ 2011/04/20 20:57 ] [ 編集 ]
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飽きっぽいのか色々やってきて
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その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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