生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

SILVA「シルバコンパスNo.3R(ECH-141)」 

20100705-1.jpg
シルバコンパスNo.3R(ECH-141)

シルバコンパス」なんて言葉を聞いたのはつい最近のことだ。
コンパスってあの方位磁石だということくらいはわかるが、
前にくっついている「シルバ」って何?シルバー向けということ?という感じ。
つぎに予想したのは、メーカーの名前か?という点。
予想どおり答えは「メーカーの名前」ではあったが、
単純にそれだけれはかたずけられないみたい。
精度や信頼性において登山用のコンパスとしてはシルバがあまりにも有名となったため、
距離の分かる定規になった四角い台座と回転する円い部分と北を指す磁針の3点が
揃っているコンパスであればシルバコンパスと読んでいるようだ。

正確に磁北を示してくれるGPSのような道具は持っていても
基本的な読図の知識はやっぱり知っておかないとなんとなく居心地が悪いので
先日、シルバコンパスとやらを買った。
金剛山の一般的なルートではほとんど必要が無いと思われるが、
読図の練習という観点から使ってみるのも楽しいかもしれない。。
コンパスが最も活躍するというシーンというのは、
登山道(ルート)のない沢登りや、冬季の積雪やたまった落ち葉等で登山道(ルート)が埋もれて見えない
そのような状況での登山には必須の技術だそうである。

好日山荘に行ってシルバコンパスを探していたら、ガラスのショーケースに入って展示されていた。
いくらくらいのものなのかなと見てみたら、一万五千円!ええ~。
そばにあった安い方を見てみたら、八千円!ええ~。
けど、ショーケースに入っているのはGPSや時計など高額な商品ばかりだった。
通常の小物がぶらさがっているコーナーに行くと千円くらいから三千円台のものがあった。
安いほうのSILVA(シルバ)とは書かれていないのを買ってしまうと
あとからまたちゃんとしたシルバが気になりそうなので、SILVAと書かれたもの(3千円)を買った。
発売元は「(株)エバニュー」となっていた。スウェーデン製。

ちなみにSILVA(シルバ)とはラテン語で「森」という意味だそうで、つまり森のコンパス。
森のスポーツと呼ばれるオリエンテーリングで大多数の競技者に愛用されているだけでなく、
NATO群の制式コンパスにもなっているとか。(取説より)
なんかえらい分厚い取説まで付いている。

能書きには・・・
・北は赤。シルバなら間違えません。
・目盛板のNの文字
・リング底の北に向ける方の色が全て赤です。
・スウェーデン・カナダ・米国などで特許取得。
・磁針軸受けには合成サファイヤ使用。
・高品質なスウェーデン鋼の磁針。
・抗静電気、耐震特殊オイルを封入。
・走行中も使用可。
・-40℃~+60℃の域で正常作動

さらに・・・
パリ サンフランシスコ シドニー 香港 札幌 東京 福岡
都市でも山野でも庭のように歩けます。
と書かれていた。

え、そんなにデリケートなの?という説明が。
コンパスは周りの磁気に敏感に反応します、まではよく理解できるとして、
書類クリップや腕時計の金属バンド、鉄筋建築物の近くや送電線の鉄塔(送電線の下はOK)
などで偏向(狂い)が生じることがあるそうです。

そしてスゴイのは・・・
コンパスが狂うという有名な富士の青木ヶ原樹海でも何度もコンパスで征服されているそうです。
GPSでも電波が受信しにくいという難所だけにこれはスゴイ。

最後にパッケージに書かれてあるとても簡単だという使い方
1.地図上で進む方向にコンパスの長辺を合わせる。
2.リングを回して矢印を地図の北-南の線に合わせる。(磁針は無視します)
3.コンパスを手にとり、カラダを回し矢印を磁針に合わせれば
  カラダは正確に道への方向に向きます。
んん・・、何のこっちゃやってみないとよくわからん。。。

ってことでこんなページを見つけました。
http://www.h2.dion.ne.jp/~cha2/mountain/compass-map/compass-map.htm

20100705-2.jpg
私が山で信用するのはシルバコンパス&地形図のみっす!
過去にホワイトアウト寸前の山上ヶ岳でも私を救ってくれました!(あの時はマジで死を覚悟した)
プロトレにもコンパスが付いてますが全く安定しないんで信用出来ません・・・

※地形図は4cmピッチで磁北線を入れておいて下さいね。
[ 2010/07/05 07:05 ] [ 編集 ]
リンク先の「4.地形図とコンパスで現在地を知る方法」が、いわゆる「クロスベアリング法」です。
GPSがあれば必要ないですけどね(笑)
[ 2010/07/05 07:11 ] [ 編集 ]
私は最初、ハイキングガイドに載ってる簡単な地図だけで地元の山に登っていました。ある日南葛城山に登った時、途中で道が分からなくなり、激下りの尾根を行ったり来たり・・・しまいに足は疲労で動かなくなり、日没の時間に迫られて不安と焦燥でパニックになりかけました。結局、先へ行くことをあきらめ、大急ぎでもと来た道を引き返し事なきを得ました。
それ以来、2万5千分の1の詳細な地形図を必ず持って歩くようになりました。磁石も最初は娘の学習教材の付録に付いてたおもちゃのようなやつを使ってました。もちろん、磁北線なんて知りませんから、そんな誤差は考えたこともありませんでした。今思い返してみると、ちゃんと磁石を合わせたはずなのに、進行方向を間違えたことがあり、思い当たる節は多々あります。
ようやくちゃんとしたシルバのコンパスを使い始めたのは、単独登山のとあるブログでコンパスの使い方と磁北線の引き方などが紹介されてたからです。使って見ると、初めて歩くはっきりとした道のない尾根でも、常に正確な進行方向を指し示してくれるので、地図を見ながらほぼ正確な現在地が把握でき、安心して歩くことができました。尾根を歩く時は尾根の進行方向が変わるたびにコンパスを合わせ直します。
それ以来、シルバのコンパスは私の頼りになる相棒です。これがあれば、この尾根下りてみようか・・なんて地図には道のない尾根でも歩いてみることができます。
[ 2010/07/05 07:35 ] [ 編集 ]
私も写真のコンパスのレンズ無を購入しましたが
まだ自信がありません、ユーチューブの動画を見て
解った様な解らない様な?
ここのコメントで2500/1で無いとまずいとか聞き
持っているのは、5000/1だし、確かに見難いかな
有名な登山道では要らないと思いますが、
少し位の冒険もしたいが、、、、、コンパスを早く使い
こなしたいな~。
[ 2010/07/05 20:33 ] [ 編集 ]
進むルートをすべて覚えておく、というのは限界がありますので、
私もコンパスを買わねばなりませぬな。
紹介されているサイトをのぞいたところ、夜間でも尾根に出て霧に包まれていなければ昼間と同様に現在地が確認できそうですね。
[ 2010/07/05 21:40 ] [ 編集 ]
ホワイトアウトが大峰山で体験できるのですか?
なんて呑気な事を言っている場合じゃない状況だったんですね。
冬に大峰という発想はありませんでした。
想像するだけで過酷そうです。
装備万全で望むべき山ですね。
いただいた地図は活用させていただきます。
いつも地図を印刷していってもボロんちょになるので
マップケースを買いに行ってきます。
[ 2010/07/05 21:45 ] [ 編集 ]
クロスベアリング方が何かわかりました。
線をひっぱって交点により現在位置を確認する方法ですね。
しかし、その度に地図に線を書き入れるとごちゃごちゃになりそうですね。
[ 2010/07/05 21:46 ] [ 編集 ]
arajinさまの実体験に基づく説明は説得力があります。
最初の駆け出しのころ(っていつ頃なのでしょうか)は簡単な装備で
失敗を繰り返されてベテランになられたのですね。
アナログ的な装備であるコンパスは私もぜひ使いこなしてみたいです。
地図とコンパスだけに頼る山歩きも楽しそうですね。
ほんとじっくりこれまでの経験談をお聞きしたいです。
テントを張って夜空を眺めながら。
[ 2010/07/05 21:46 ] [ 編集 ]
冒険はしたいけれど危険は冒したくないという都合のいい男とは私のことです。笑
オリエンテーリングから始めるのが良さそうですね。
ユーチューブにも動画で使用方法の説明がありましたか。
探してみます。
ありがとうございます。
[ 2010/07/05 21:47 ] [ 編集 ]
夜間でも使えるようになれば上級レベルでしょうね。
ガスっていて目標物が視認できない場合はまったく役立たずというのも厳しいですね。
地図を忘れたり、地図がボロボロで読めなくなったりしてもピンチですか。
いつも登山のときはせっせと歩くのに忙しくて、
立ち止まってゆっくりと地図を確認できるゆとり時間も考慮しないといけないなと思いました。
まずは金剛山の展望台とかで読図の練習するのがよさそうですね。
[ 2010/07/05 21:56 ] [ 編集 ]
勝手知れたる金剛山でコンパスを使って読図練習するのが一番ですよ!
私ゃ~今でも一人で金剛山に登る時は未だに読図練習してます(人が居ない時にワザとルートを外してみる)
金剛山なら少々迷っても大丈夫だし意外と目標物がはっきりしてるんで良い練習場ですよ! 是非お試しあれぇ~
[ 2010/07/07 07:12 ] [ 編集 ]
まさ吉さん、金剛山ではハイスピード登山ばかりされていらっしゃると思ってました。
読図など時間のかかる事をやられているお姿は
ちょっと想像できませんでした。
山メシの調理や前準備、下ごしらえと、やっぱりマメですよね。
めんどくさがりな私には無理かも知れません。。

[ 2010/07/08 23:36 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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