生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

「ヤマケイJOY」増刊 2010 No.79 (山と渓谷社) 

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一度きりしか読まない雑誌を買うのには、わりと慎重派ではあるが、
この雑誌(ムック版)は立ち読みをしていて、ペラペラとめくってながめただけで速攻買おうと決めた一冊。
あれ?よく見ると表紙の写真の人の格好が冬っぽい。もしかして売れ残り?
いつ発行されたんだ?と見てみたら、いちおう5月20日発行となっているのでまだまだ新しい。
よかった。
どうして速攻買ってしまったかというと、
 ・ベテラン山岳ガイドたちの山装備(小道具まで含むすべて)が載っている。
 ・山スカ(山スカート)着こなし術が載っている。男性用もある。(これは自分にはぜんぜん関係ない)
 ・山の小物実験室と題して、トレッキングポールに山ラジオ、魔法瓶からツェルトの徹底比較・品評が載っている。
などなど。

ん?ツェルト!?
ツェルトの比較なんてやっている本を初めてみた。
これは買わなくては!と思った次第。

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大峰に登山に行くならツェルトを必ず持っていけ」とは大先輩の弁。

それ以来、ツェルトの事が気になりつつもずるずる買えないまま今日に至っている。
その時はツェルトって何なのかがよくわかっていなかった。
ツェルトとは簡易テントのことで、どちらかといえば緊急用のテントで、
ビバーク(予定外の露営宿泊)せざるを得なくなった非常事態に使うものとされている。
2000m級の山に行く時は必携だそうだ。

こんな話を聞いた。
大峰山系の奥駆道のとあるルートを歩いていたときの事、
天気が急変し、雲行きがあやしくなったかとおもうとたちまち濃霧に見舞われ、
2m先が見えなくなった。
いくら踏み跡のしっかりした奥駆道とは言え、それくらい視界が悪いと、
知らず知らずと道をはずし、やがて絶壁が迫っていることに気づかず・・・。
このように山では予想外の事が起きるという。
視界が極端に悪くなったら、その場を動かない事。
そしてそれが日没の時刻が迫っていたとすると、ビバークすることが現実的になるという。

昨年、大峰山系のとあるところで、ビバークせざるを得なくなった人が、
ツェルトを持参していて、一夜を明かし助かったという事例があった。

そんなわけで、ツェルト、ツェルトといろいろ調べていて、
1~2人用テントと何が違うのかとよくよく研究してみると、
重さやボリュームがツェルトのほうが圧倒的に小さい。

たとえばテントでは信頼性の高いモンベル社の製品で比較してみる。
高いものは良いに決まっているので、ここはボリュームゾーンにある製品を取り上げた。

・1~2人用テント「ステラリッジ テント1型( 品番 #1122282 )」 34,800円
 縦200×横100×高さ105
 重さ1.9kg(スタッフバッグまで含む)

・ツェルト「U.L.ツェルト ( 品番 #1122281 )」 11,500円
 縦200×横80×高さ90
 重さ240g(スタッフバッグまで含む)

 
重さも圧倒的ながら、スタッフバッグに収納したときの高さがたったの12cmだ。

だったら重いテントなんか買わずに普通はツェルト買うでしょう?と思うが、
それぞれに一長一短がある。
ツェルトはテントのように建てなくても非常時には身にまとうだけでポンチョ替わりになったりと
何かと便利である反面、立てるためのポールや細引きは別売で重さに含まれてなかったりする。
(通常は自前の細引き(10m程度)ロープや二本組みのトレッキングポールをテントポールに代用する)
また、ツェルトは完全防水ではないし、ゴアテックスのような高級素材ではない撥水程度なので
通気口があったりする点はさすがに簡易テントだ。

ちなみに、ツェルトの徹底比較では、
個人的にはヘリテイジの「エマージェンシーツェルト」11,500円がベストバイかなと思った。
非常事態専用としてではなくとも、山で雨風をしのいで昼寝なんかも楽しんでみたい。
買えるのはいつの日か?

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ん~~ 確かに何処の山へ行くのにも(金剛山でも)必ずレギュラーグッズとしてザックには入ってますがねぇ~
持っていて安心かなって言う程度ですよ(未だに未使用)

大峯行きで大事な事はツェルトよりも前日からの天気予報をしっかり見て無茶苦茶天気が悪くなる様な時には山へ入らない事かな(^。^;
後は如何なる時でも自分の現在地を知っておく!って事と絶対の体力ぐらいでしょうか。
[ 2010/06/04 07:22 ] [ 編集 ]
私は車がない(正確には免許なし、嫁は運転してます)ので、絶対欲しい。
日帰りとか気にせず、大峰歩けるのが魅力。
昼から登り始めても、山頂でテン泊して、翌日下山できますもんね~
あと、天候の急変でビバークとかなっても、それもありか・・・なんて、ピンチも余裕で楽しみに変えられるやないですか?!
絶対欲しい~(嫁が許してくれるかですが・・・)
[ 2010/06/04 13:40 ] [ 編集 ]
以前からテントが欲しいと思い
JOYを見ながら、どのテントがベストか
研究していましたが、テントを担ぐとなると
食料がいります
体力が、、、、無理かな
小屋で泊まると一枚のふとん2~3
良くて2枚に3人
もう少し体力が有ると絶対かいます。
[ 2010/06/04 19:47 ] [ 編集 ]
まさ吉さんはすでにお持ちでしたか。
何かとぬかりない安心装備をされてらっしゃいますね。
私が買うのが先や、まさ吉さんが試しに使われるのが先か!?
非常時以外での出番の機会があると良いですね。
[ 2010/06/04 20:32 ] [ 編集 ]
arajinさまはいままでたいてい危険なところに単独でいかれてらっしゃるのに
ツェルトなしですか!?
ハードな会のほうにも入られたようですし、安全のためにぜひ。
それか、みんなでお金出し合ってデっかいテント一つを買いますか!?
P.S.
弥山川が早く実現しますように。
[ 2010/06/04 20:33 ] [ 編集 ]
ツェルトではなくテントのほう狙いでいらっしゃいますか。
過去のバックナンバーのJOYにはテントの特集もあったのでしょうか。
避難小屋で泊まるのもあこがれですが、先客がいるとなんか寝れないと思います。
やはりここは個室ツェルトですね。
私の場合、ザックが32リットルのものしか持ち合わせてないので、
まずそこが課題です。
あれのためにはこれも必要でって、いろんなものを買わなくてはならなくなりますね。
[ 2010/06/04 20:33 ] [ 編集 ]
こんばんは、
初めて皆様にお目にかかります。
私はバッグの底に山友からいただいたビバークザックを入れています。《軽量コンパクトなアルミ蒸着ポリエステルを袋状にした緊急用ザックです。袋の中に体を入れることにより、保温、防風、防水効果があります。》と、あります。最近ツエルトも必要かなと感じてます。この冬に(マイナス8度時)昼飯を食べるとき、張ってもらいその中で食べて暖かかったので、ありがたかったことが印象に残っています。
[ 2010/06/04 21:39 ] [ 編集 ]
夜間登山は視界が制限されますが、それでも光が届く範囲は見通せるのに対して、
霧の場合は視界数メートルになることもあり、文字通り雲の中を進む感じで、
金剛山山頂に到着したときはホッとした覚えがあります。

また雨の場合も、金剛山の大阪側では濡れて下山しても1時間もかかりませんが、
大嶺山ではすぐに下山出来ませんので雨対策も必要ですね。
[ 2010/06/04 23:01 ] [ 編集 ]
こんばんは。
ビバークザックというものがあるのですか。
厳冬期に金剛山でもテントの中で盛り上がっているのを
毎年見かけますが、なるほどそんなに暖かいのですね。
単に風を遮るから暖かいという以外の暖かさがあるのでしょうね。
エマージェンシーシートといって、アルミホイルのでっかいようなので
カラダをくるむようなのを持っていました。
ツェルトを買うまではそれを携帯することにします。
[ 2010/06/05 21:49 ] [ 編集 ]
天気の良い日にしか大峰に遠征しないことから
急な雨のことは、あまり想定してませんでした。
せいぜい雨具の上着だけをザックには入れていますが。
早くパンツのほうも買わなければなりませんね。
年に一、二度の出番のために。
[ 2010/06/05 21:50 ] [ 編集 ]
キバラーさん

はじめまして。

JOYはだいたい読んでるつもりなのですが・・・。
この記事は覚えがありません。
2010年当時はツェルトだけだったんですね。
ここんところタイプの違うシェルターが出てて、私的には使用頻度は新型にシフトしてます。
大先輩によるとツェルトって50年くらい、形がほとんど変わってないそうです。
それほど使い勝手が良いのか、日本だけ取り残されてるのかはわかりかねますが。

また遊びに来ます。
よろしくお願いします。
[ 2013/02/15 23:02 ] [ 編集 ]
目目連さま
はじめまして。
コメントありがとうございます。
あれからまだツエルトが買えてないのですよ。
ビバークや泊まりでなくても冬場に風を避けて中でお昼に使えるかなと思い、昨年末にはファイントラックのツエルトIIロングを買いかけたのですが、骨が無いのは頼りないかなぁと思っているうちにシングルウォールのテントで全室があるすばらしいテントに出会ってしまいました。
そのテントもまだ買えていないという次第です。(^^ゞ
今後ともよろしくおねがいいたします。
[ 2013/02/16 00:01 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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