生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

大峰山系 山上ヶ岳+稲村ヶ岳(後編) (2010.5.16) 

20100518-1.jpg

『今日の大峰山』(後編) ハイビジョン(HD)撮影 (3分32秒)


前編ではあまり触れなかった山上ヶ岳の様子から。
修験者の修行の季節が始まったということで、
金剛山の千早本道並みに人が多いのかと思いきや、
まだ時間も早かったのもあったのか、どちらかというと少なめ。
登山人口から男性が減っているのかもしれないが。
それでも朝早く洞川の旅館外を通過した際は、
遠くからきたのだろう修行の格好をされた多くのツアー客が集まっていた。
そしてすれ違う人の半分くらいは修験者の格好(白装束やら山伏の格好)をされていた。
また、鐘掛岩を登る修行や西の覗きからの覗き行をされている人もいなかった。
さらに、宿坊や戸開けがされた大峯山寺の前にも人陰はなかった。

山上ヶ岳山頂はお花畑のはずれにある。
そしてその広大な「お花畑」という所には花なんてどこにも無い。
夏になると何かが咲くのだろうか。
たしかに山頂はまだ春すら来ていない冬枯れの風景だったから。
休憩もそこそこに稲村ヶ岳に向けて移動を開始。
お花畑を過ぎるとたちまち急激に高度を下げるのだが、
その前に、気になる日本岩というところに寄ってみた。
日本岩からの眺望もすばらしく、西の覗のような恐怖感も無く絶景を楽しめた。
さて移動開始。
急角度でどんどん高度を下げていく。
登りで登ってきたおだやかな道のスタイルとはまったく違って急激だ。
その様子は、大峰山系でも極めて厳しいステージである大普賢岳(西側)にも似ている。
10時ちょうどに山上ヶ岳のお花畑をスタートし、途中、日本岩に寄ったものの、
その後スムーズかつ無休憩でレンゲ辻の女人結界門に着いたのが25分後の10時25分。
レンゲ辻から稲村小屋のある山上辻をめざしてすぐに移動開始。
山上ヶ岳やら山上辻やらまぎらわしい。
レンゲ辻から少々の登りはあるが、
登り切ったあとはトラバースでほとんど平行移動なので楽チンそのもの。
このトラバースルート上には実際には汲めない水場や遭難碑などもある。
そろそろかなり腹減ってきたなぁと思った頃に稲村小屋が見えてきた。
稲村小屋のある山上辻に着いたのはほぼ11時で、レンゲ辻から約35分ほどだった。
山と高原地図では所要時間50分とあるのでかなりハイペースだったようだ。

稲村ヶ岳でようやく昼食にありついた。
隊長のまさ吉さんは、稲村小屋の前で食べるとは言っていたが、
稲村ヶ岳に行って戻ってきてからという意味だったら?という心配には及ばなかった。
稲村小屋ではお茶を無料で振る舞ってくれた。
お茶がありがたいほど稲村小屋前は風がよく通り、フリースを着込んでしまった。
およそ一時間くらい休憩した後、ほぼ12時に稲村ヶ岳を目指して移動開始。
20分ほどで稲村ヶ岳に到着。思ったより近い。
稲村ヶ岳で20分ほど過ごした後、下山に向けて出発。
途中、大日山に立ち寄る。
大日のキレットに初めて足を踏み入れたところ、
西の覗の比ではないほどの足のすくむような高さに怖くなる。
オオミネコザクラがあちこちの岩場で咲いている。
こんなのがサクラというのか!?
タンポポかレンゲソウみたいなものにしか見えないが。
大日山に登りかけたがヤメにして、
katsuyukiさんと今回初めてのぱろやんだけが登る。
その間、談笑しながら二人を待つ。
無事帰還してきた二人を迎えたあとは再び山上辻を通過して、
法力峠経由にてひたすら下山する。
母公堂に帰着したのが14時40分だった。
休憩を含んで実に8時間に及ぶ山行きを存分に楽しんだ。

本当に楽しい一日でした。
みなさんありがとうございました。

その他の画像は以下より。
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お花畑にて(まさ吉さん)

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日本岩にて(まさ吉さんと夜登さん)

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日本岩からの眺め(ぱろやんさんとkatsuyukiさん)

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レンゲ辻を目指して稜線を行く。

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レンゲ辻~山上辻(稲村小屋)への途中。

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稲村小屋

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稲村小屋前にて(ザック標準装備の花の取り付け具合を調整するまさ吉さん)

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稲村小屋前にて(ぱろやんとパロさん)

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稲村小屋前にて(パロさんとまさ吉さん)

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稲村小屋の内部

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山上辻(稲村小屋)~稲村ヶ岳の途中 ※尖った大日山がそびえる

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山上辻(稲村小屋)~稲村ヶ岳の途中 ※尖った大日山がそびえる

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稲村のトラバース

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オオミネコザクラ

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稲村ヶ岳山頂にて

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稲村ヶ岳からの眺め

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母公堂にて ※役行者(えんのぎょうじゃ)を運ぶまさ吉さん
Check [ 2010/05/18 23:26 ] 大峰山系 | TB(1) |   コメント(12)
いやぁ~~ 前編・後編とも素晴らしい出来栄えですねぇ~
リアルに思い出しますわぁ~ 
とりあえず無事に下山出来ました事に役行者さんと参加者みなさんへ感謝!

次のミッションもそろそろ考えておきますねぇ♪
[ 2010/05/19 06:49 ] [ 編集 ]
ホント、前編・後編とも素晴らしい出来栄えですね。
ついに私も動画に登場することができました。

「ザ・金剛登山」にいつか登場してやるぞ~って思っていましたのでうれしいです。ぱろりに自慢できます。

ぜひともまたご一緒させてください。よろしくお願いします。

追伸、この場をお借りしまして、
katsuyukiさま、ご一緒できて楽しかったです。
大日山、katsuyukiさんについて来てもらってなかったら、途中で引き返していたかもしれません(笑)
ホントにお世話になりました。ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
[ 2010/05/19 07:59 ] [ 編集 ]
ありがとうございます。
全員何事もなく無事下山できたのは
隊長まさ吉さんのおかげです。
次のミッションも楽しみにしておりますので
よろしくお願いします。
大峰は夏場の避暑地に最適でしょうか。
稲村小屋前は寒かった。。
高度の低い金剛山が暑そうに思えてなりません。
[ 2010/05/19 20:40 ] [ 編集 ]
ありがとうございます。
またぜひこのメンバーで遠征できたらと思っております。
金剛山で会うと違和感を感じるかもしれませんね。
初めてお会いしたのが大峰なので、
大峰の人(天川の人)っていう印象が定着してしまっているような。
[ 2010/05/19 20:42 ] [ 編集 ]
あの千尋の谷底のような大日のキレットに、
下の谷から登れるルートがあるそうです~
恐いですね~~~??!!
ところが、その岩本谷は、大峰の沢登りでは初級の沢だというんですから・・・
奥が深いんですね~~大峰山は・・・
また、ごいっしょしましょうか~~??
(こんど、恐る恐る歩いてみます・・・)
[ 2010/05/19 20:59 ] [ 編集 ]
大日のキレットで、下が覗き込める先端まで行きましたが
足のすくむ高さで、100m以上はあったように思います。
へたに覗き込むと転落の危険があるような足場でした。
キレットまで登れるルートがあるというのは私も聞きました。
地図に無いルートを行くにはまだまだ大峰の正規のルートすらロクに知りませんし、ゆとりが無いかもしれません。
奥駆道をつなぎたいのと、弥山川、鉄山あたりが目標です。
またいろいろ教えてください。
いつでも足になりますので。
[ 2010/05/19 21:51 ] [ 編集 ]
たしか中学の頃だったように思うのですが、遠足で大嶺山に登って
岩から覗いてたことを思い出しました。
あれからうん十年がたち再びこの地を訪れても、こんな道登ったかな?
という感じでした。
思い起こせば、金剛山といい、大嶺山といい、学校行事での登山なんて
嫌いだったのに、大人になって自分から登るようになっているのは
不思議なめぐり合わせかと思っています。

あとは長野県の白馬五竜に登れば、学校行事で行った山に全部登った事になります。
[ 2010/05/19 22:59 ] [ 編集 ]
ご安心を。
自分で行ってみて、やばい思ったら即撤退です~
自分ひとりでアップアップやったら、ようお誘いしません。

弥山川は行ってみたいですが、私を含めてルート初体験の素人集団では
ちょっと不安ですよね? だいじょうぶかな~? 
それと八経まで行くなら泊まりになりそうですが・・・
問題山積です。
一つ、参考までに・・・
単独行alone in the mountain (夜登さんの夜景のリンクにあります)の、ぐり~んさんは
高1の時、クラスの友人と二人、初めての登山で弥山川登ってはります。
すごいですよね?!(高校生が行けるんやったら我々も大丈夫かな~?)
[ 2010/05/20 12:15 ] [ 編集 ]
金剛山のブログ繋がりで、実現できた今回の登山
前編・後編にわけるほど充実した登山だったのですね

がっつり拝見させていただき楽しそうなのがすごく伝わってきます。
本当に今回は参加できなかったのがくやしいです。
またお会いした時色々お話聞かしてください。

※私はまだ山上ヶ岳未踏なのでお付き合いしてくださいね~!!
キバラーさん(笑)
[ 2010/05/20 13:54 ] [ 編集 ]
学校行事で大峰ですか。
今回二度目の山上ヶ岳で、前回はまだ半年くらい前のことなので記憶にあたらしく、気持ちにゆとりがありました。
たいへんなルートも一度目と二度目じゃずいぶん印象が違うんだなとより実感しました。
稲村ヶ岳なんかつい最近の気がします。
昔は無理矢理登らされてたのに対して、今は自主的になのでやはり精神的なものが大きいのかもしれませんね。


[ 2010/05/20 20:27 ] [ 編集 ]
夜登さんのページのリンクから辿って・・よくそんなところまで見られてましたね。
私もいま見てきました。
一番最近の弥山川ルートでの登山のブログ探してみました。
女性でも普通に難なく登れてそうですよ。
http://climber.naturum.ne.jp/e914013.html

いかがでしょうか。
近日中に。笑
[ 2010/05/20 20:33 ] [ 編集 ]
Takeshiさん
今回は都合が合わず、本当に残念でした。
まさ吉さんもTakeshiさんが居なくてがっかりされてましたよ。
次のミッションをまさ吉さんが考えてくださっているようなので楽しみに待ちましょう。
そういえばちかく「まつまさ」を借り切ってバイキングパーチーする予定があるとか無いとかなんです。
いつかといいますと、私があと6回くらい金剛山を登った暁にということになってますが。。もうみなさんそんなことすっかり忘れてるとおもいますけどね。
私は本気にしてますけど。
[ 2010/05/20 20:38 ] [ 編集 ]
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こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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