生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

岩湧山 標高897.7m (2010.5.2)  

20100502-9.jpg

想像していた以上の大スケールパノラマに圧倒された!
岩湧山(いわわきさん)という名前は大昔の子供の頃から知っているのに
今日まで登ったことがなかったのが信じられない。
こんなスゴイ絶景ならもっと早く知っておくべきだった。
これほどまでの開放感のあるパノラマは、いままで体験したことの無いレベル。
このまま下界に向かって飛んで行ってしまいそうだ。
う~ん、これは唸る。
関西のマッターホルンと形容しても良いかも。

南海三日市町の前の道とバイパスが合流するところから住宅街を抜けて
どんどん山麓のほうに車を進める。
途中、道はかなり細く、行き違えないようなところ。
岩湧の森に着くと、第一~第五駐車場まである。
空きを探してまずは第一駐車場まで上がってからだんたん下っていく。
今日は第二駐車場に一台だけ空きがあって駐められた。
第五駐車場となるとかなり下だ。
第一駐車場と第二駐車場の間にある石畳の階段から登りはじめる。
一週間ぶりなのに、かなり久しぶりの登山のような気がする。
よく寝て食べて運動してなかったのでカラダが重くなっている。
登るのがイヤになるほどなぜかしんどい。
「四季彩館」まで黙々と登っていると、カラダがほぐれてきて
ようやくいつもの調子に戻った。
「四季彩館」は案内所のような所でキレイなトイレもある。
岩湧山の登山ルートなんてさっぱりわからず予習もしてこなかったので
この「四季彩館」でハイキングマップ(画像あり)をもらう。
明日も金剛登山があるので軽く、という思いから、
最短で山頂に行ける「きゅうざかの道(急坂の道)」を登ることにした。
ハイキングマップによると、
ダイトレ合流まで45分、そこから山頂まで15分の計60分と書かれている。
60分というと千早本道並みで長そうだなぁと早くもイヤ気がさす。
なんか今日は本調子ではないというか、暑さのせいか戦意喪失ぎみ。
まぁとにかく登りにきたのだから登ることにした。登るしかない。
関西特有の低山の雰囲気は、金剛山や葛城山とさほど違いがない。
日差し明るいがルート自体は単調で退屈なかんじ。
さすがにGWとあってか、普通の格好をした家族が一生懸命登っている。
登っていると汗がタラタラ。
すっかり夏山登山を思い出すような暑さ。
寒いと平気でどんどん登れるルートでも、暑いとバテてしんどいということは多々ある。
早くも、持ってきたボトルの水(500ml)を飲み干してしまい、
足らなくなったところでダイトレ分岐に到着。
暑くて心臓の鼓動もはげしく、汗をかきすぎないようにセーブしながら
立ち休憩を繰り返して来たので所要時間はハイキングマップどおりの45分。
道標を見ると、今登ってきた急坂の道は健脚コースとなっていた。
ダイトレはまさにダイトレらしく道も良く、人の往来もある。
ダイトレは平行移動という感じで進んでほどなく一旦下る。
下りきったところに立派すぎるトイレ。
ただし手洗いは無い。
作業車の通れそうな林道がトイレのある所や山頂までにも取り付いている。
トイレから山頂まで丸太階段をまたしばらく登る。
ものの5分程度だろうか。
と、いきなり約360度の大パノラマが広がって大興奮。
信州松本の美ヶ原もこんな感じだったような気がする。
カメラに収め切れないほどの展望は本当にびっくりした。
#SONYのデジカメにあるスイングパノラマ機能で撮らないとムリ。
陰がなく日差しはまともに照りつけるが、風もあって気温も低めで寒いほど。
遅めの昼を食べながら、一時間くらいまったりとしていた。
展望のほとんど望めない金剛山頂とは真逆の印象。
いつまでも昼寝していたい(実際昼寝している人はたくさんいた)と思った。
ここから夜景を撮影するとすごいことになるだろうなぁ。
霞んでいる中でも関空もばっちり確認できた。
山頂はもともとススキで覆われている?のか、
今の季節はそれが焼かれて?ハゲ山となっている感じ。

下山は登ってきたルートではなく、登ってきたダイトレ分岐を過ぎて
次の分岐まで行き、「いわわきの道」と通って展望デッキ経由で
「ぎょうじゃの道」にて下山。
途中、展望休憩所と書かれた朽ち果てたコンクリートの廃墟があった。
登山ブームの最盛期の頃に建てられたのだろう、よく山のなかにあんな頑丈なものを。
1階には茶屋でもあったのだろうか不気味。。
いまは植林の杉が伸びきって展望ゼロで見る影もない。
一方、展望デッキのほうはわりと利用されているのか小ぎれい。
展望もたしかにある。
しかし、山頂のあのパノラマを見てしまった後では色あせる。
「ぎょうじゃの道」はというと寂しげで誰も歩いてなさそうな雰囲気。
岩湧山というけれど、岩場とかまったく無かったなぁ。
ダイトレから登ってくる人が多かったことから、
南海の紀見峠駅から登るのがメジャーなのだろう。
今日の登山は、体感的には金剛登山と同じくらいに思ったが、
後でGPSログで比較してみたら、今日の全ルートは千早本道往復の長さにも満たなかった。

その他の画像は以下より。
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クリックで拡大可 (ピンクで登って、オレンジで下山)

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きゅうざかの道の入り口

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ダイトレ合流地点(矢印方向が岩湧山頂)

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何の花か不明ながらもダイトレ上に一輪咲いていた。

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ダイトレからトイレ・山頂方向を望む

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山頂へ向かう途中でトイレ方向を振り向く

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焼き払われたススキ

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関空方向を眺める

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西国三十三箇所札所のあるダイトレの終点、槙尾山施福寺方向を眺める

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山頂付近はとても広く開放感がある(上の画像はそのほんの一部にすぎない)

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展望デッキ

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展望デッキからの眺め
Check [ 2010/05/02 21:10 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(8)
ようこそ、岩湧山へ!! 岩湧山山頂の眺望をすばらしいといってもらえるとうれしいですね~
槇尾山~岩湧山・南葛城山は、私の地元、庭みたいなもんです。
キバラーさんの記事で、私も初めて岩湧山に登った時の感動がよみがえりました。山頂のカヤトの草原からの大展望は感動ですよね。
岩湧山の名前を彷彿とさせる岩場は、実はその北に連なる前衛の山々にあります。権現山・奥立岩・タツガ岩などの岩峰や岩場があり、その岩場からの景色は絶景です。
また、槇尾山にも、蔵岩・仏岩などの岩場があり、多くの人が岩登りの練習に訪れます。ここからの景色もおすすめです。ぜひ一度ご覧になってください。
よろしければ、ご案内しますよ?!
[ 2010/05/02 21:59 ] [ 編集 ]
ススキが焼かれた後なので何時もの山と違う感じがします?
僕の場合は滝畑から登り紀見峠駅か天見駅に下る事が多いですね~。
[ 2010/05/03 10:58 ] [ 編集 ]
岩湧山はarajinさまのテリトリーでいらっしゃいましたか。
山頂はカヤトと言うのですね。
トレラン風の人を始め、自転車の人もいらっしゃいました。
そして槙尾山のほうに向けて進まれる人が多かったです。
どうやって帰られるのでしょうね。。
そういえば北方や滝畑ダム方向を眺めると、
険しそうな岩肌を確認できました。
あのあたりこそが岩湧なんですね。
ご案内いただけるとのことありがとうございます。
まさか岩登りでしょうか!?
[ 2010/05/03 17:53 ] [ 編集 ]
ススキはこれからまた伸びてきて展望が望めなくなってくるのでしょうか。
滝畑からダイトレに取り付けるルートがあるのですね。
岩湧山山頂からの眺めを地図で見ると、
天見駅までは相当な距離があるように思いました。
いつか近いうちにチャレンジしたいとおもいます。
参考になる情報ありがとうございました。
[ 2010/05/03 17:55 ] [ 編集 ]
岩湧山頂からの眺め、素晴らしいですね、一度行ってみたいです。
まあ近場なので行こうと思えばいつでも行けますね。

arajinさんが書いておられる権現山、奥立岩、タツガ岩は山の会で2月に行きました。
権現山は山頂から滝畑ダムの展望が大変良く、タツガ岩は山頂のトラバースが怖かった記憶があります。
岩登りの練習にはいい場所ですよ。
[ 2010/05/03 18:19 ] [ 編集 ]
キバラーさん、ご安心ください。
私が知ってるのは、全部登山靴だけで行けるルートです。
クライミングはお金がかかりそうなんでやったことありません。

katsuyukiさんへ
そういえばkatsuyukiさんは、爺々さんとあのルート登られてましたね? いかがでしたか?
私は特に、金山谷から登る通称タツガ岩のスリルと絶景が大好きです。
[ 2010/05/03 19:10 ] [ 編集 ]
そういえばkatsuyukiさまは団体で岩登りに行かれたんでしたよね。
驚く眺めに、一度、夜登さんと一緒に夜景撮影敢行いかがでしょうか。
[ 2010/05/03 20:52 ] [ 編集 ]
岩登りでなくてホッとしました。
高天谷ルートをご一緒していただいて以来、
arajinさん=ザイル必要みたいな印象で。。
楽しみにしております!
[ 2010/05/03 20:55 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
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