生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

大峰山系 稲村ヶ岳  (2010.4.24) 

20100424-17.jpg

20100424-1.jpg

登り:母公堂~法力峠~山上辻[稲村小屋]~稲村ヶ岳
下山:大日山経由~山上辻[稲村小屋]~レンゲ辻~清浄大橋~母公堂


前回果たせなかった大峰山系「稲村ヶ岳」のリベンジに行ってきた。
午前中は所用があったので、またまた午後からの登山だ。
大峰山系にたくさんある岳の中のひとつで、女人大峰山と言われている
「稲村ヶ岳」は、レンゲ辻を境に女人禁制の大峰山寺のある山上ヶ岳側と
きれいに二つに分かれている。
稲村ヶ岳側には宿泊設備のある「稲村小屋」(稲村ヶ岳山荘)がある以外は
人工的な感じはあまり無く、自然豊かな比較的穏やかなルートだと思う。

天川村洞川にある「母公堂(ははこうどう)」についたときは
雲行きがあやしく、ときおり霧雨が降る状態で
前回よりもコンディションが悪いような予感。
ちょうど下りてきたご夫婦の方に上の様子を聞くと、
雪が降ってきて積もりだしたとかで山小屋はマイナス2℃とのこと。
場合によってはまた途中で打ち切りもありえるような状況だ。

12時20分、「母公堂(ははこうどう)」をスタートして
まずは「法力峠」に向かう。
今回は撮影をせずにせっせとハイペースで登る。
所要時間40分ちょうどに「法力峠」に着く。
5分ほど休憩しながら撮影しているとカラダがかなり冷えてきた。
「法力峠」からもせっせとハイペースで登るが、
立ち止まっての撮影することが多くなってきて、
山上辻にある「稲村小屋」に着いたのは母公堂を出発してちょうど2時間後だった。
途中、単独の男性2人と山小屋の主人の人の計3人と出会う。
あたりは樹氷で真っ白になってくるが、地面に雪が積もっている感じは無い。

稲村小屋から先は未知の世界で、向かう方向を眺めると
さらにどんどん登って行きそうに見えたが、実際にはそれほど高く登るほどでも無い感じ。
ある角を曲がったところで突然、目の前に大日山が飛び込んできた。
あまりのとんがり具合に恐怖すら感じる。
絶壁部分に垂れ下がっているツララがトゲのようでさらに恐ろしさが増す。
こんなの登る人が居るのか?と言いつつ少しだけ登ってみたが、
かなり急なのと、今日の本来の目的である稲村ヶ岳に登頂するほうを優先し、
一旦下りて稲村ヶ岳を目指す。
特にこれといって難所もなく(と言っても積雪のある冬期は要注意)、
ちょうど大日山の反対側ぐらいにたどり着いたとき、
そこに大日山への登りやすそうな道があった。
そのまま見送ってとりあえず先を急ぐ。
ほどなく稲村ヶ岳に到着。
あちこちのサイトで稲村ヶ岳の山頂の写真を見てきたが、
どれもこれも柵のようなものがバックに写っているだけで
山頂の全容がどうなっているのかよくわからなかった。
その疑問がようやく判明。
そこにはそれほど広くないが、立派な展望台が置かれていてた。
稲村小屋からここまでの時点で人に会ったのはひと組の夫婦だけ。
山頂でしばらく茶菓子休憩。
ガスってきたかと思うと晴れたりと変化が激しい。
30分ほど休憩後、下山を開始する。
さきほどの大日山への分岐にさしかかる。
せっかくなので大日山にも登ることにした。
ずいぶん尖った山ではあるが、ハシゴや階段があるので難なく登れる。
ほどなくてっぺんに着くが展望は無く、そこには祠(ほこら)が
祀られてあるだけであった。
すぐに来た道を戻り、再び稲村小屋を目指して下山をする。
稲村小屋まで戻ってきたのは、稲村ヶ岳山頂から大日山を登って下りてを
含めて所要時間45分で、その時の時刻16:20だった。
まだ日没まで時間があるので、レンゲ辻経由で下山することにした。

稲村小屋からレンゲ辻までは大台ヶ原の原生林を歩いているような感じで
雰囲気が登りのルートとはまったく違う。
下っている気がしない、ほとんど横移動のな感じでどんどん進む。
風が吹き付ける側の斜面は樹氷がキレイ。
この季節に真冬のような樹氷を見れるとは思わなかった。
撮影で立ち止まりながらではあるが所要時間40分でレンゲ辻に到着。
そこからは一気に下って行くが、これが長い。
ごろごろとした石も多く、何度も足を滑らせたりしながらもハイペースで
所要時間50分ちょうどに舗装路に出た。
そこから所要時間15分で清浄大橋に着いた。
つまり、レンゲ辻から1時間5分で清浄大橋まで戻ってきたわけだ。
写真を撮っている人が居たので後ろを振り返ると
山肌のグラデーションがキレイだったので撮影する。
清浄大橋から母公堂までさらに舗装路をひたすら歩く。
舗装路をだらだらと歩くのが無駄な時間のように思えてならない。
所要時間15分でようやく母公堂に帰着した。
時刻は18:30だ。
念のために持ってきたライトは、その出番が無くてよかった。
冬そのもののような登山で寒い一日だった。
今日の全体のルートでは、非常に危険という所はほぼ無し。
金剛山の沢ルートのほうがよっぽど危険な所が多い。

明日は金剛登山です。

その他の画像は以下より。
20100424-2.jpg
母公堂にて

20100424-3.jpg
法力峠にて

20100424-4.jpg

20100424-5.jpg

20100424-6.jpg

20100424-7.jpg

20100424-8.jpg

20100424-9.jpg
稲村小屋にて

20100424-10.jpg

20100424-11.jpg
樹氷の大日山

20100424-12.jpg
大日山の絶壁のツララ

20100424-13.jpg

20100424-15.jpg

20100424-14.jpg
稲村ヶ岳山頂到着の直前

20100424-16.jpg

20100424-18.jpg

20100424-20.jpg
稲村ヶ岳山頂から観音峰展望台を望む

20100424-19.jpg
稲村ヶ岳山頂から大日山を望む

20100424-21.jpg
大日山へ向けて

20100424-22.jpg
レンゲ辻

20100424-24.jpg
清浄大橋の駐車場から山上ヶ岳を望む
Check [ 2010/04/24 23:04 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(8)
まるで冬と春が同居している様な光景ですね?
この時季に大峰山の冬の雰囲気を同時に味わえたなんて、
ぜいたくですね~。
うらやましい限りです。
[ 2010/04/25 05:30 ] [ 編集 ]
稲村ヶ岳制覇、お疲れ様でした。
大峰山系はやはり周囲の展望が気持ちよさそうですね。
私も、早くも大峰デビューしたいなあなどと考えております。

今日は私も金剛山です。お会いできるといいですね。
[ 2010/04/25 06:19 ] [ 編集 ]
稲村ヶ岳、大日山登頂おめでとうございました。綺麗な霧氷、すごく長いツララのお写真が印象的ですね。

私も2008年7月に稲村ヶ岳に登頂しました。ちょうどお二人が行かれたのとは逆方向で、母公堂よりレンゲ辻へと登り、山上辻より山頂往復。法力峠経由で母公堂に戻ってきました。隣の山上ヶ岳が女人禁制の為か、女性登山者が多い印象でした。駐車場に戻ってきた時に駐車料金を払い、お堂のところでコーヒーとおかきを頂いたのを覚えています。

金剛山で鍛えて、いよいよ本格的に大峰山に進出される時が到来ですね!
[ 2010/04/25 21:54 ] [ 編集 ]
今回はお疲れ様でした。

先回の稲村登山は途中で引き返した為、今回山頂まで行けたので気が済みました(笑)。

ただ今回は一眼レフカメラを持って行かなかったが非常に残念でした。(+_+)
[ 2010/04/25 22:09 ] [ 編集 ]
こんばんは。
今日はお世話になりありがとうございました。
昨日の稲村は、悪天候になるかと心配しておりましたが、
結果的に晴れの方向へ向かい、終始曇ったり雪がぱらついたり
しておりましたが、真冬の光景を楽しめました。
歩き易い道だったのがよかったです。
[ 2010/04/25 22:13 ] [ 編集 ]
ぱろやんさまもぜひ大峰にも足を伸ばしてみてください。
金剛山とは違ったスケールに圧倒されますよ。
所にもよると思いますが、
今のところ道は金剛山よりも歩き易いです。
今日はお昼にお探ししたのですが見つけられませんでした。
12時ぐらいにはいらっしゃらなかったのでしょうか。
katsuyukiさんがいつも「ば(ba)ろさん」と呼んでおられるのですが、「ぱ(pa)ろやんさん」ですよね?
[ 2010/04/25 22:17 ] [ 編集 ]
ねぎらいありがとうございます。
山のまこまささまは2008年以来登ってらっしゃらないのですね。
おそらくそれから何もどこも変わってないと思います。
母公堂で駐車すると、もれなく珈琲と茶菓子がついてきます。
下山後ならありがたいのでしょうけど、いままで昼からでしたから登る前に出していただくのですが。。
朝から登っていたら、調子に乗って「バリゴヤの頭」まで行っていたかもしれません。
稲村ヶ岳から行けるのでしょうか。。
レンゲ辻をこれまでに計2回下山に使いましたが、あそこを登るのはたいへんそうです。それに舗装路も長すぎます。
そんな印象を持っています。
次があるなら、母公堂から法力峠を経てピストンしてしまいそうです。

[ 2010/04/25 22:23 ] [ 編集 ]
連日お疲れ様でした。
今回、稲村ヶ岳と大日山まで行けて大満足です。
前回も小屋から先が伺い知れず、時間も時間で風があって寒くて撤退しましたけど、ぜんぜん行けたかもしれませんね。
また機会がありましたらおつきあいお願いします。
[ 2010/04/25 22:25 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者(キバラー)だけに読んでもらう

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
このブログ内の検索
 
更新日カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
バックナンバー
月別アーカイブ