生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

映画『アイガー北壁』 

20100330-1.jpg
映画『アイガー北壁』オフィシャルサイトより画像を引用しています。

最初に、
この映画、まだ観ていません。

アイガー北壁」と聞いてまず頭に思いつくのが、
日本のアウトドアブランドの「モンベル」の社長(現在は会長)の辰野氏のことだ。
辰野氏は大阪出身であり、かつ、金剛山にもゆかりがあるということについては
以前にもこちらに取り上げたことがある。
登頂に成功したのが、この辰野氏が日本人では2人目というスゴイ快挙であり、
これらのことが影響して「mont-bell(モンベル)」というブランドを築くに至った
ということくらいは、モンベル製品着用率の高い自分が知らないわけはないのであって、
それゆえにとても気になる映画というわけである。
ミニシアター系でしか上映されていないので、最も近いところでは
梅田のスカイビル(空中庭園のところ)になってしまう。
今日、会社帰りにモンベル(天王寺Mio店)に行ってきたら、
なぜかモンベルのカウンターにこの映画のポスターがあった。
モンベル社もこの映画に協賛しているのだろうか。
自分にはこんな過酷な山に挑むことがこの先の将来には無いとしても、
登山に対する意識や教訓、試練、忍耐、希望など相通じるところがあるのかないのか、
少なくともナニカの参考になりそうでとても興味深い。

道具は進化しても、今も昔も山の危険度は変わらない、と辰野氏。


独映画で再現 「アイガー北壁」の魔力 「先人の失敗」教訓に
2010/03/30 産経新聞 東京朝刊 14ページより引用

 ■登山用品メーカー「モンベル」辰野勇会長に聞く
 ナチス政権下の1936年、国家の期待を担ってアルプスの未踏ルートに挑んだ若き登山家たちの実話を描いた
独映画「アイガー北壁」が公開中だ。映画の舞台から33年後、当時世界最年少の21歳で北壁登頂に成功した
登山用品メーカー、モンベルの創始者、辰野勇会長(62)に“北壁の魔力”について聞いた。(戸津井康之)
                   ◇
 標高3975メートル。垂直に切り立つ岩が高さ1800メートルに及ぶアイガー北壁は「最後の難所」と呼ばれ、
幾多の登山家の命を奪ってきた。1936年、独人登山家、アンディ・ヒンターシュトイサーとトニー・クルツの2人
は、オーストリア隊の2人と合流し山頂を目指す。ベルリン五輪間近のドイツではヒトラーが北壁征服者には
金メダルを贈ると宣言。彼らは国家の威信を背負って挑むが…。
 「当時、アイガー北壁は世界中の登山家の憧(あこが)れ。初登頂は正に五輪金メダルに等しい栄誉でした」。
こう話す辰野会長は、北壁征服者のオーストリア人、ハインリッヒ・ハラーの自伝「白い蜘蛛(くも)」を
高校時代に読んだことがきっかけで山登りを始め、「いつか自分も北壁を」と夢見ていた。
 21歳の時に挑戦の機会が来るが、過酷さは想像を絶した。
 「とにかく身軽になりたくて途中で装備を捨てていく。最後は撮影したフィルムを抜いてカメラも捨てました」
 アンディらの挑戦は無謀ともいわれたが、彼らが編み出した振り子トラバース(ザイルにぶら下がった体を
左右に振り、岩場を横断する登攀(とうはん)技術)など山岳界に残した功績は多い。
 辰野会長は山岳での実体験から登山道具の重要さを痛感し、自ら商品開発する会社「モンベル」を28歳で設立。
軽く薄い保温性の高いジャケットや寝袋など画期的な製品を次々と開発し、世界屈指の登山用品メーカーに
育て上げた。
 映画は“登山史を揺るがす事件”をありのままに描く。辰野会長は「史実に基づいたウソのないドラマ。
山岳事故は必ず複数のミスが重なって起こります。尊い先人の失敗例を検証し、教訓として生かさねばならない」
と話している。
おぉ!映画「アイガー北壁」の画像ですね!

私は先日21日に梅田まで同作品を観に行ってきました。日曜日ということもあり、なかなかの盛況ぶりでした。

映画を観て、すぐに購読したのがハインリッヒ・ハラー著 長谷見 敏訳「白い蜘蛛」(山と渓谷社)でした。アイガー北壁登攀史と呼ぶべき内容の書籍ですが、映画の舞台となった1936年のことも触れられています。この書籍を読むと、人類は困難な目標に挑戦し、それが達成されたら、より厳しい条件(新規ルート開拓、単独登攀、冬季登攀、登攀所要時間の短縮など)に挑み続ける訳ですね。自分の可能性に限界を設ける考え方だと、ここまで挑戦することが続かないと思いました。

この映画で一番感動したのも、可能性がある限りはあきらめないで挑戦する気持ちかも知れません。



[ 2010/04/01 23:44 ] [ 編集 ]
こんばんは。
映画を観に行かれて「白い蜘蛛」まで調達されたとは
気合いが入ってらっしゃいますね。
私は上の山のまこまささまのコメントを読んで、
さっそくネットで「白い蜘蛛」の本を注文してしまいました。
映画も早く観たいです。
帰り道と逆方向の梅田に行くのがなかなか足が向かないんですが。。
[ 2010/04/02 22:40 ] [ 編集 ]
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飽きっぽいのか色々やってきて
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キャンプは今でも細々と。
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