生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山 第185回  (2010.3.13)  

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登り:伏見峠(念仏坂)ルート(初)
下山:文珠中尾根ルート

今日は単独で、登山を開始したのは遅めの15時ちょうど。
百ヶ辻から念仏坂を登って行く。
途中にある文珠中尾根も、寺谷・文珠東尾根も、木場道・馬の背も、
さらに香楠荘尾根ルートに通じる入り口もどんどんスルーして行く。
伏見峠ルートを登りに使ったのは今回がたぶん最初のはずだ。
これまで夜登山や雨登山等で安全に歩くために下山にだけは利用したことがある。
子供の頃の耐寒登山でも、登りは千早本道で、下山は伏見峠というのがお約束だった。
それゆえに、伏見峠ルートというのは自分の中では下山専用道という位置づけだった。
なぜ今まで登りに使うことが無かったのかというと、
コンクリートでつまらなそうな、ひたすら苦行を強いらるだけだろうし、
心臓破りっぽい坂道は、本道同様にただ単にしんどいだけだ、という
勝手な思い込みで片付けてしまっていた。
それに何といっても、車が山頂に上がれる唯一の道ゆえに、関係者の車の往来がある。
せっかく新鮮な空気を吸いに来ているのに排気ガスも嫌で、
登っている真横を車が通ると興ざめする。
そんなこんなで敬遠してきた伏見道(念仏坂)であるが、
今日、登りに使ってみて思ったのは、意外と快適・極楽ルートだということ。
レインウェアの出番が無い程度に時おり小雨がぱらつく中、
多くの登山者はすっかり下山を終えて帰ってしまった後の静けさを行くのは、
しんみり、しっとりで、自分だけの時間を存分に味わえて良い感じがした。
足元の心配は要らないわ、靴やズボンの裾は汚れないわで、何の不自由もない。
山頂へは遠回りなルートではあるが、せっかちな千早本道よりも快適かも?と思ったほど。
しんどいはずだと思っていた坂も特別に何も感じなかった。
肺活量や筋肉量も十分付いた!?今となっては、むしろ物足らないくらいで
あっけなく山頂に着いてしまった。
そんなわけで、登りに使いたくないという無意識は、
まだ登山慣れしていない頃の思いを引きずっているだけの単なる妄想だということが判明。
今日のような時間から出発するしんみり登山では、常用しても良いかもと思った。

さて、念仏坂に新しく道標ができていた。
これは千早本道にできたものと同じものだ。
たしか「ふ-5」ぐらいまではあったのを確認した。
ということは関係者優先の林道というより?正式な登山道として
認定されて市民権を得たという事になるのかな?
そしてロープウェイのケーブルの真下が、ケーブルに沿うように伐採されていた。
念仏坂からロープウェイの支柱がまともに確認できる。

念仏坂を登り切ったあたりから、急に空腹感を覚えた。
13時にお昼を食べたのに、15時スタートして早くもこれだから燃費が悪い。
さっさと登って、とっとと降りるつもりだったので、食べ物は何も持ってきていない。
ボトルの水だけだ。
お菓子を買おうにも、たしか山頂売店は15時で閉まっているはずだ。
もし仮に16時まで開いていたとしてもどのみち間に合わないし。
などと考えながら歩いていると、霧の中、目の前にほのかな灯りが見えた。
ログハウスの灯りだ。
ちはや園地の端からはログハウスが確認できないほどの濃霧なのに、
近づくにつれてだんだんぼんやりと見えてきたのだ。
そういえばログハウスに売店みたいなのがあったのを思い出した。
よく見ると、売店らしきところ扉が開いている。
これは助かった!と飛び込んでお菓子を買う。
尋ねてみると、ここは16時まで開いているそうだ。
まさにオアシス。
普通のペースで百ヶ辻から40分でログハウスに到着した。
お菓子を買ってすぐに売店を出ようとすると、閉店かたづけ中の店員さんから
「お客さま、お客さま、珈琲飲んで行かれます?一杯分もないんですけど」
と言ってホットコーヒーを出してくださった。(コップの半分以上はありました)
小雨が少し冷たいなと思う中、登ってきてこういうおもてなしをされたら
なんかちょっとうれしかった。
前にここでカップラーメンを食べたときも思ったが、
売店の成田さん、い~感じの方です。
やっつけ仕事な店員さんが多い昨今、ここでは確実に癒されます。
まさにログハウス・オアシスにふさわしい方だなと。

5分と滞留しなかった売店を出てすぐ、山頂をめざして再び歩き出す。
こんな時間のこんな天候の中でも、たまに人とすれちがう。
千早本道に次ぐ登山者の多い銀座通りなので、
午前中などの時間帯にはあまり使いたくない。
ちはや園地から15分ほどで山頂に到着。
山頂16時ちょうどの気温は6℃。
山頂の冬の名物「かまくら」がしっかり復活してました。
国見城趾広場でお菓子を食べながらボケ~っと休憩すること30分。
寒くなってきたのでフリースを着込む。
下山は文珠中尾根ルートから。
このルートを下山に使うことが多い理由は、
念仏坂に降りるとすぐに百ヶ辻に着けるから。
寺谷や馬の背を下山すると、念仏坂をダラダラと歩く区間が長い。
16時30分に山頂を出て、文珠中尾根は比較的ハイペースで降りたので
百ヶ辻下山完了時刻は17時。
ぬかるんでいたので、キレイだった靴は下山でドロドロ。
ズボンの裾もしっかり汚れました。

これで今週末の登山は終わり。
今回はちょっと登り足らなかった。。

その他の画像は以下より。
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完全復活を遂げた冬の山頂名物「かまくら」。前からだと三角錐に見えるが、真横からだと前かがみなヘンな形。

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伏見峠(念仏坂)ルート登りとは、絶対予想つきませんね。
私は3回ほど登りで使った事ありますがやっぱり今では遠慮してしまいます。
それにしても奇麗な道標ができたものですね。ぜひ見にいきたいです。

ログハウスのコーヒーサービス!!ラッキーでしたね
私もキバラーさんと行った時、店員さん親切だなと思いました。
カップラーメンのビニール外してくれたし、山頂よりビール安いし
ただ私にとっては1つだけこまる事があるのですが(笑)

そして今回の写真すごくいい感じですね
哀愁漂う登山家って感じですね!かっこいいです。
正面向きの中尾根?の写真なんて最高です。
私もこんな写真がほしいな~
今度ご一緒した時で、気がむいた時で結構なんでお願いいたします。
キバラーさんと違って私じゃ被写体としてだめだな、痩せないと(悲)
[ 2010/03/13 22:02 ] [ 編集 ]
今日は時間が合わず御一緒出来ず残念でした…。
私もキバラーさんの登山ルートを予想していましたが見事に外れました。(笑)

それにしても最近土曜日はずっと生憎の天気ですね…。

私は朝から丸滝谷ルートで登って来ましたが最後のアリ地獄が雪解けで地面がぬかるんでおり、思いの外苦戦しました。

「大阪府チャレンジ登山大会」まであと一か月を切りましたね、その前に予行練習を兼ねた長距離ルート御一緒にお願いします。
[ 2010/03/13 22:27 ] [ 編集 ]
こんばんは。
Takeshiさんと登った時にログハウスで食べたときから
店員の成田さん、印象的でした。
たしかにビニルをめくってくれましたね。
お箸も用意してくれましたよね。
お湯を入れるのだけはなぜかセルフ。
山頂売店とは真逆ですね。

哀愁ただよってますか。。さびしそうですか。。
やっぱり私は人を入れた写真を取るのが好きです。
今日はTakeshiさまのようなモデルがいらっしゃらなかったし、動画もひとりじゃ滑稽なのでやめました。
その分、写真に少しだけ注力できました。
雨もパラついていたのでじっくり撮影するのは困難でした。
中尾根、光の差し込み具合がいい感じだったので。
またモデルになってください。
よろしくお願いします!
[ 2010/03/13 22:33 ] [ 編集 ]
こんばんは。
今日は時間が合わず、私も残念でした。
私の今日のルートはどちらを予想されてましたか?
松の木ルートを登ろうとまつまさの前まで行ったのですが、
引き返して百ヶ辻に変えました。
理由は明確で、午後3時ともなると百ヶ辻だと・・・。
私が登りだしてからはレインウェアがいるほど
雨が降ることはなかったのですが、
katsuyukiさまの午前中の登山ではたいへんだった事でしょうね。
しかも丸滝谷ルートは大変お疲れ様でした。
アリ地獄がぬかるむと前に進めないんじゃないでしょうか。
赤滝の尾根でも滑って登れなくて苦労しました。
[ 2010/03/13 22:48 ] [ 編集 ]
キバラー様、こんばんは。

私も最近、土曜に登る機会が増え、13日も、キバラー様にお会いしないかと秘かに期待しながら登っておりました。
今までのところ、なかなかその機会に恵まれていませんが、もしお見かけいたしましたら、お声がけさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

最近、私も自分の登山の記録用にとブログを始めてみました。
奇しくも、本日同じネタを掲載していましたので、ご報告にあがらせていただきました。
拙いブログですが、お時間ございましたら覗いてやってくださいませ。
[ 2010/03/14 00:35 ] [ 編集 ]
ブログ、拝見しました。
ぱろやんさまのブログ、最近見つけて知ったばかりでした。
以前コメントいただいたぱろやんさまのブログとは
まったく気づきませんでした。
カエルが印象的なのと、私の好きな撮り方(人が入った写真)で、
しかも写真がキレイなのでブックマークしたばっかりでした。
大変参考になる構図で、負けてられないなと思いました。笑
カトラのハシゴの上からの画像も、
こんな撮り方があるのかと思ったのを覚えています。
つい一週間ほどまえのことです。
カトラのハシゴがあるのに堰堤も写っていて、これどこ?
と思いました。
これからの展開がとてもたのしみなブログです。
更新楽しみにしています。
勝手ながらブックマークさせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
土日になかなかお休みが無いとのこと、
いつかお会いできるのを楽しみにしています。
[ 2010/03/14 20:15 ] [ 編集 ]
キバラーさんこんばんは!!今日は予定通り竹ノ内峠~金剛山と言うルートに挑戦して来ました!!登山初体験の友達夫婦と一緒だったんですが、何とか目的地の香楠荘まで行けました!!ミニカツ丼&カレー南蛮食べましたよ~!サイコ~でした。後、葛城山頂は是非今度ゆっくり行きたいと思います。それでは、また楽しいブログ待ってま~す!!!
[ 2010/03/14 20:25 ] [ 編集 ]
こんばんは!
長距離縦走、大変お疲れ様でした!
今日は久しぶりに抜群に天気が良くて気持ち良かったことでしょう。
葛城山頂からの眺めは展望が良くて最高ですよね!
ミニカツ丼&カレー南蛮の合わせ技を注文されたんですね。
店員さん、メニューに無い注文に困ってはりませんでしたか?
カレー南蛮サイコーでしょ!
長距離の後ならなおさらですね。
ダイトレ縦走時にも立ち寄りたいところです。
昨年のダイトレでは香楠荘でゆっくりしすぎてずいぶん大勢に抜かされてしまいました。
[ 2010/03/14 21:08 ] [ 編集 ]
快晴の日曜日、ついに念願の百々川行ってきました!!
大阪側からの登りは、カトラ谷を超スローペースで歩き、さらに朝原寺道取り付きまでのルートも足に負担がかからないようにサネ尾周回道を通ってダイトレの階段道を回避。細心の注意を払ったのですが、やはり百々川最後のザレ場を登る頃には足の筋肉がつってきました。何回も休憩を取りながらだましだまし登りました。ふきのとうがたくさん生えていました。百々川の谷を離れて右手の尾根に乗るところ自然林がきれいでしたね~。奈良県側の眺望もよかった。最後はわさび谷道で下山しました。
もう一度行くかと言われたら、う~ん…ですね。ともかく遠い。
[ 2010/03/14 21:46 ] [ 編集 ]
こんばんは。
カトラ登りでサネ尾根周回(私はそのルートの入り口がよくわかりません、薮漕ぎで一の鳥居の看板裏に出ました)で階段回避ですか、ダイトレの階段のほうが道が良くて楽だとおもったのですが、そうでもないんですね。
そして朝原寺跡を下山されて百々川ですか。
私にはとても真似ができません。
想像しただけでくたくたになりました。
やはりもう一度は無いですか。。
朝原寺跡ルートは印象良かったでしょうか。
ハシゴの堰堤は巻かれたのでしょうか。
どちらを選択されてもたいへんですよね。
ウルトラハードなルート、大変お疲れ様でした。
ゆっくりお休みください。
私だったら翌日会社休んでいます。。
[ 2010/03/14 22:25 ] [ 編集 ]
朝原寺道は朝原寺跡を過ぎてしばらく行くと、右手が自然林になり明るく感じ良かったです。おっしゃるとおりでした。
ハシゴの堰堤は…巻きました。あれはわたしの体重では恐くて登れません。所々ゆがんでるし巻き道の方が絶対安全と思います。
[ 2010/03/15 07:02 ] [ 編集 ]
同じ印象で良かったです。
我々の時は雨の予報でしたので曇天でした。
晴れだとさらに明るかったことでしょう。
堰堤のハシゴですが、ぐらぐらしたりということはなく
かなりガッチリしていました。
滑ったり、意識が一瞬失ったりということが万が一でもあれば
怖いという恐怖はありました。
巻き道もたいがい厳しいですよね。
登り返しでお疲れの中、たいへんでしたね。
[ 2010/03/15 21:49 ] [ 編集 ]
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ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
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テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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