生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

赤滝谷ルートの真実  

20100309-1.jpg

元毎日新聞記者の藤田健次郎著『ひとり歩きの金剛山』が発刊されたのは
1991年となっている。
もうかれこれ20年近く経っているわけであるが、
その本の中には『「危」の印がつく赤滝谷遡行』という目次がある。
読んでみると「鉄の小橋」や岩肌が赤いという「赤滝」についても書かれている。
たしかに鉄の小橋は渡ったし、赤滝は金剛山のいろんなルートを登ってきた中で見た
どんな滝よりも横幅があって圧巻だった。
また当時はこの滝のどちら側かを遡行しなければならなかったようで
地図には危険の「危」のマークがあったようだ。
現在発行されている唯一の山岳地図である昭文社の「山と高原地図」シリーズで
金剛山系が載っているのは「49 金剛・葛城・紀泉高原」だが、
最近教えてもらった話、これらの地図の少し前のものと最新のものとでは内容が違う。
前の地図には引かれていた登山道が、最新の地図では消されているものが多い。
赤滝の例では、最新の地図では「赤滝」と「赤滝谷」という文字が
かろうじて入っているだけであるが、ほんの数年前の地図だと、
赤滝谷ルートのラインや所要時間も書かれているのだ。
そしてさらに「滝のそば滑落注意」とも書かれている。
また当時は赤滝谷ルートを登っている人もそれなりに居たようだ。
それにしても赤滝谷ルートが始まるやいなや「赤滝」が現れたものだから
楽しみが半減してしまった。
もっと苦労してやっとのところであればよかったのにと思う。
大好きなおいしいオカズを先に食べてしまって、キライなオカズだけが皿に残ったような気分。
見所の赤滝をすぎてからはひたすら試練あるのみ。
ちなみに赤滝は、右からも左からも登るのは大変危険なのでやめたほうがよい。
もっと手前に比較的安全な巻き道がある。
古い地図によると、「登山口バス停」から15分で「赤滝」、
「赤滝」から「露岩の出合」というところまでが40分、
そして「露岩の出合」から東條山までが35分となっており、合計一時間半ということになる。
ところで「露岩の出合」って何のことだろう?
そのようなものにはまったく気がつかなかった。
赤滝から迷うことなく東條山に着けたかというと、
途中は沢が右から合流してきたり、尾根が分かれたりと、
マーキングが見つけられなかったら迷っていたに違いない。
登山口バス停から百ヶ辻に向かう舗装路と平行しているのでは?という程度に
思っていたが、現実には複雑きわまりない。
それにしても東條山を降りきったところ、五條林道(千早峠まで)の
まだ半分程度の場所であることに気付いたときにはどっと疲れが出た。
五條林道に合流してからは幅広の快適な道で、その後の千早峠からも
ダイトレそのものなので何の障害もなく歩きやすい。
東條山、高谷山、中葛城山を経て金剛山に至るわけで、
山を三つも越えていくなんてとんでもないと思いそうになるが、
実際には、最初に東條山まで高度を上げて登り切ってしまえば、
ずっと尾根にいる感じなので、大きな高低差は感じられない。
しいて言うなら、千早峠からの登りが少しだけきついくらい。
千早本道を何度も往復するような極端な高低差は無い。笑
さて、そんなこんなでかなりの長距離を登ってきたので、
香楠荘で昼食を摂るのがちょうどよい。というかこのあたりで空腹の限界。
ここで一時間ほど休憩。
香楠荘を出たあとは、消化試合のようにダラダラと残るチカラをふりしぼって
山頂を経由して今回の目標である大阪側最大周回コースの黒栂谷ルートを目指す。
登りがしんどかった分、下山が短いのは楽で良い。
下山も同じだけ時間がかかるようなルートだとどうなっていただろうか。

ちなみに今回のルートで、チャレンジ登山大会のルートの約半分です。
実際には、金剛山(中級ゴール)まで来れたなら、あとは惰性でなんとか
上級ゴールまで歩けるものです。(責任は持てません)

その後の情報で、大阪側最大周回コースと思っていたのはどうやら誤りで、
さらに大きな周回コースがあるという。
スタートはトンネルのあたりから尾根に取り付き、ゴールはまつまさのある谷より
北側の尾根を通って登山口バス停の近くに降りてくるらしい。
はぁ。。。ため息。
想像しただけでお腹いっぱいです。
私も『ひとり歩きの金剛山』で赤滝を知り
ぜひいってみたいと思っていたのを
今回キバラーさんにお付き合いいただき達成できました。
ありがとうございました。

確かにいきなり「鉄の小橋」&「赤滝」
おいしいとこいきなりでしたね(笑)

ルート的に東條山まではなかなかいい感じの沢ルートだと思いましたが、
なんせあの雨の中でしたので楽しむ余裕がなかったです(笑)
東條山へ行くという目的であればいいルートなのですが
金剛山頂を目指すとなるとちょっと遠慮してしまいますね(笑)

あの距離でチャレンジ登山大会の半分ですか・・・
今回は雨だったので疲れ倍増だったということにしときます(笑)
天気がよくて時間を気にしなければ「チャレンジ登山」
歩けそうな気がしてきました?

「トンネルのあたりから尾根・・・」
気にはなりますが、もし行くなら五條林道下山のババ谷か寺谷上がりの
「ショートカット半周回」にさせてほしいです。
当然下山は本道で・・・(笑)
[ 2010/03/10 13:55 ] [ 編集 ]
赤滝谷も村界尾根もそれ自体はなかなか魅力的な道です。
いっそのこと金剛山頂を目指さず紀見峠方面に縦走し、ブンタ谷かタイ谷あたりに下山すれば負担がなくなだらかな山歩きが楽しめますね。(でも車の方はだめか…)
[ 2010/03/10 17:21 ] [ 編集 ]
先日はお疲れ様でした。
あの雨には正直参りましたね。
雨さえなければもっと楽だったことでしょうね。
東條山の尾根に取り付くところで足場が緩く、
滑って滑ってぜんぜん登れなかったのを思い出しました。
次は寺谷ピストンあたりで。。笑

[ 2010/03/10 20:47 ] [ 編集 ]
村界尾根、むちゃくちゃ気になります。
まして金剛山系を真横の直近から拝めるとのこと、
近日中の晴れの日に実現したいです。
金剛山系に居ながら山頂に立ち寄らないのは
正直ちょっとまだ抵抗あります。
村界尾根の事、また教えてください。
[ 2010/03/10 20:49 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
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と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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