生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

単独登山の愉しみ 

自分はどちらかというと人付き合いが苦手なほうだ。
人一倍気を遣って、言葉足らずで失敗やらかして、そして傷つけ、自分も傷つく。
大勢の団体登山のたのしみは、やったことないのでわからないが、
けっこう気を遣ってしんどいかもしれない。そんなのは会社だけで十分だ。
勝手のわからない慣れない山やルートであればきっと、
そんなにゆっくり休憩なんかしてないでどんどん先へ進もうよ、と焦りがちにもなる事だろう。
それに、せっかく一緒に登っている団体なのに、
全員ひとりひとりとお話することがままならないというのも残念だ。
それでいてみんなのペースに合わせるくらいなら、単独行のほうがよっぽどマシだと思ってしまう。
自分を含めて二人以上、四人以下くらいの少人数での登山がちょうどいい感じかな。
では、単独登山はというと、
ひとりになりたい時もあるが、ひとり登山がずっと続くのも寂しい。
ようするにバランスであって、マンネリ化しないことなのだ。
さらに単独だと保守的になって、ついつい登り慣れたルートを使ってしまいがち。
しかも単独のときは途中でできるだけ人と出会いたくない。笑(動物にもだが)
じつにわがままな登山者かもしれない。
しかし、単独登山には良いところがいっぱいある。

 ・自分を見つめ直せて謙虚になれる。
 ・いろんなアイデアや考えがまとまる(考える時間が作れる)
 ・季節の移ろいや微妙な湿度・温度の具合、森の匂い、音に敏感になれる。
 ・自分のペースで登れて、好きなときに休憩ができ、人を待たせることもなく自由なところ。

最近、単独登山をたのしんでらっしゃる方に多く出会い、
軟弱な自分もちょっとは見習って、単独で登る楽しみももっと強化したいと思った。


(声)7年かけ百名山、喜びを実感 【大阪】
2009/12/02 朝日新聞 朝刊 18ページより引用

 無職 西出庄二郎(奈良県香芝市 60)
 この10月、長野と新潟県境の苗場山に登山して、
約7年かかった「日本百名山」完登を果たした。
最初は健康増進のため、妻を誘って二人三脚で登り始めた。
 槍ケ岳は霧雨の中で誰もいない頂上だった。
北海道の利尻山や羊蹄山では悪天候のため1度は断念し、2度目の挑戦で登頂した。
富士山は真っ暗な中、懐中電灯を頼りに登り、頂上で眺めたご来光は感動で涙が出そうになった。
 途中から妻は多忙で単独登山になった。
谷川岳と奥多摩の雲取山では関東在住のネット仲間が同行してくれた。
飛騨の笠ケ岳では百名山完登の人の祝賀の場に出会った。
妙高連峰の火打山、妙高山では郷里の和歌山市の幼なじみと奇跡的に再会した。
 いま振り返ると、私は登山によって多くの出会いに恵まれ、思い出を残すことができた。
まさに「百の頂に百の喜びあり」を実感している。
体力が続く限り、また新しい頂上を目指したい。

単独から15名程と、色々な人数で登山をさせてもらっていますが、それぞれの良さと楽しさを感じています。

もし私がずっと単独であったなら、怖がりの私だけに山の世界が拡がっていなかったと思うので、ご一緒させていただく機会はとてもありがたいです。

そして、あらゆる力不足で単独でだと歩けるコースが少ない私ですが、それでも一人で歩く時ならでは山の楽しみに惹かれ、いつも味わいながら歩いています。
[ 2010/02/24 22:33 ] [ 編集 ]
こんばんは。
紬さまは単独であろうと団体であろうと
それぞれでたのしんでらっしゃいますね。
未知の場所などは、先輩経験者の方とのご縁で
世界が広がるのはとても良いですね。
私も団体でのたのしみも見つけるようにします。
何よりまだ団体経験がないものですから。
[ 2010/02/24 22:43 ] [ 編集 ]
私は初めての登山が単独で、しばらくは単独登山が続きました、その後キバラーさんと出会い、単独登山は減りました。
確かに1人は1人の、多人数は多人数の良さがあると思いますがルートによってその感じ方が違う様な気がします。
先日の「石ブテ西谷」などの難ルートの場合、1人で登ると難易度が増す感じがして、これはこれでいいかと。。
[ 2010/02/24 22:54 ] [ 編集 ]
特に難ルートの場合、単独だとかなり心細くなりますよね。
来るんじゃなかったと。
これが二人以上だとかなり強気なって。
人数ごときでメンタル面でこうも違うのかと思ってしまいます。
私の場合、単独だとチャレンジ精神が薄れてしまいます。
イワゴノや石ブテ西谷は到底ひとりでは行く気になれません。
A型で一匹狼なのですけどねぇ。

[ 2010/02/24 22:58 ] [ 編集 ]
キバラーさまの挙げられた単独行の良さは私もそのとおりと感じます。
私も実は一度だけ、知り合いの文具屋のご夫婦とその友人の方をご案内して丸滝谷を歩いたことがあります。
自分より年配の方々でしたので、あまり急ぎすぎないようかなりゆっくり歩いたつもりでしたが、知らぬ間にハイペースになってしまい気を使い疲れました。それと、一人であればここでじっくり立ち止まって周囲の風景を楽しみ写真を撮ったりする所でも、自分だけ立ち止まっては迷惑になるかと遠慮して自由にならないもどかしさを感じました。何といっても山の自然と一対一で向き合う気持ちよさは同行者がいては味わえないんじゃないかと思ってしまいます。
たぶん紬さまのおっしゃるように大勢の登山にはそれなりの良さや楽しみ方があるんでしょうね。でも、わたしは不器用なたちで一人の方が気楽でより深く山と向き合えるような気がしてしまいます。
まっ、ようするに他人とのつきあいが下手なだけなんですけどね…
単独行の長所…それは感動が大きく自然を一人占めにできること。単独行の短所…それはその大きな感動を共有する相手がいないこと。(一人がいいとか言いながら、一方ではこの感動をだれかに伝えたい、共有したいと感ずる自分がいます。自分勝手ですよね?)長所と短所はいつも裏腹です。
[ 2010/02/24 23:06 ] [ 編集 ]
長文のコメントありがとうございます。
arajinさまの山に対する思いがとても良く伝わりました。
驚くような発見があったとき、単独行だと誰かに見せたくて
もどかしくなりますよね。
リアルタイムでその場で誰かと共有したい気持ち、わかります。
他の慣れない山に行くと、その思いがより一層大きくなります。
[ 2010/02/25 21:40 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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