生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山 第180回  (2010.2.6) 

20100206-3.jpg

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (2分52秒)


登り:妙見谷ルート(沢ルート)
下山:わさび谷ルート(カトラ折れ)


この土日が寒さのピークだと報じられていた。
今日は単独登山。
まつまさ駐車場に8時半くらいに着き、車を降りてバス停まで歩き出す。
気温はきわめて低いが、路面は完全に乾いていて凍結など微塵もない。
風が通る場所はかなり寒い。
途中、見慣れぬバスが次から次へと百ヶ辻のほうに向かって通過していった。
今日は伏見道、千早本道ともに登山者が多そうだ。
安全のために反対車線を歩く。
前から車が来るとまた反対車線に移ったりしながら入り口まで取り付く。

登山道に入ってすぐに林道のど真ん中に倒れた松ノ木が突き刺さって?いた。
しばらく行った先にもやはり松ノ木の倒木。
歩いているうちに、いつもコメントを寄せてくださっている「arajinさま」から教えていただいた
「実は沢ルートは妙見の滝以前に取り付きがあって、もう少し長く楽しめます。」
というのを思い出した。
どこから降りれば良いのかと左側ばかり気にしながらあるいていると、
青色にペンキの塗られた石があり、そこから堰堤の上に降りる道が付いているのを発見。
いつものアルミ製の足の折れたハシゴのあるところに達するより手前。
ちょうど道が狭くなる直前だ。
下に降りてどんどん進むと沢があって、いきなり小滝。
今日は凍結している部分も多々あって慎重にクリアする。
さらに岩の谷間を行くと行き止まったところが通称「横飛の滝」だ。
横から豪快に滝が吹き出している。
そこは左側に垂直の岩を登らなければならなかった。
トラロープがあったが、岩肌がツルツルに凍っており、足のひっかけようがない。
仕方なくアイゼンを装着してひっかきながら、トラロープにすべてを任せてなんとかクリア。
そのあたりから、これまで妙見谷ルートを登る時に使っていた道がすぐそばを平行に通る。
ほどなく妙見の滝に到着。
沢を渡って妙見の滝側に行かなくても、道なりにすすめば巻き道があり、
沢ルートを下に眺めながら平行してどんどん尾根側を行くことができる。 
これまでの妙見谷ルート登山はずっとこの巻き道を利用してきた。
しかし今日はとことん沢ルートにこだわって登ることにした。
というのは、最近、水越側や奈良側の厳しい谷ルートの難所を片っ端から
クリアしてきた自分としては、妙見谷ルートの沢ルートとはいったいどの程度のものなのかを
確かめたかったからだ。

妙見の谷はいつものように滝の右側から登ってクリア。
そのままどんどん沢の中を行くと、見慣れぬ岩場や小滝があって初めてのルートのように新鮮。
これまで妙見谷ルートを何度も登ってきたのに、このルートの事を何もわかってなかったんだ
ということを思い知らされた。
今日はやはり岩肌が凍結している部分が多く、苦労するが、
決して巻き道へは上がらずに徹底的に沢を行く。
ちょっと危険かなという部分もあったりで、これまでの妙見谷ルートのイメージを
根本から変えるほど違った印象を受けた。
さらにどんどん先に進むが、なかなか沢も終わらない。
登りに転じても、沢が完全に凍っていて進みづらい。
どんどん登った先に分岐がひとつ。
はて?どっちだったかな?
よく見るとテープがあったので左へ進む。
さらに登り進んで・・・やっと山頂に到着。
結果として、思っていた以上に自然あふれる大阪側随一の立派な沢ルートだった。
これなら丸滝谷ルートのほうがずいぶんと平和だなぁ。
また久しぶりに丸滝谷ルートも登ってみたく思った。

山頂11時前の気温はマイナス6℃。
凍結で登りにくかったりしたので所要時間は二時間半もかかった。
横飛びの滝の岩を登る以外はなんとかアイゼン無しで登れた。
山頂は圧雪状態なのでアイゼンは不要。
売店にて昼食。
食べ終わろうかというときに大勢人が入ってきてすごい状態になってきたので急遽撤収して退散。
国見城趾広場を抜けて人の少ないわさび谷ルートから下山しようと移動開始したところで
いつもコメントをくださってる「ダーさま」に声を掛けていただいた。
ワイルダーでチャレンジャーな女性という印象で、いったいどんな人だろうと
このところ必ず話題に欠かせなかった方だっただけに興奮気味。
せっかくの機会なので、無理をお願いして一緒にわさび谷ルートから下山していただいた。
ダーさま、ありがとうございました。
最後はカトラ谷ルートに合流。
そこから先の舗装路がまた困ったことに凍りまくっていて苦労した。
この冬はまだ一度もアイゼンを使ったことがないというダーさまは
今日もなんとかアイゼンを出すことなく無事下山完了されました。

まつまさ駐車場を出ようとした時、救急車やらパトカーやら、消防団員やらで大騒ぎが起きていた。
単なるけが人じゃないナニカがあったようだ。

その他の画像は以下より。
20100206-1.jpg

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20100206-5.jpg
厚い氷の層に覆われた岩 (中に閉じ込められた葉っぱなどが透けて見えます)
Check [ 2010/02/06 20:20 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(8)
ようやく声をおかけする事ができました!初対面にもかかわらず、快く下山に同行させていただきました。実際にお会いすると色々と聞きたい事があって、とりとめのない会話になりました。恥ずかしいところも披露してしまったのに「無事下山」とカッコ良く?書いていただきました(笑) 緊張のあまりつまらないことばかりしゃべってしまい、お気を悪くされてないか心配です。短い時間でしたが色々と貴重な情報を頂きありがとうございます。私もまだまだ詰めが甘いなと思いました。これに懲りず、またお会いする事があればその時は挨拶くらいはしてくださいね(笑)
夏に妙見谷から登った時に、横飛びの滝の所からよじ登った記憶がありますが、どうやって行ったんでしょうか...?近いうちにじっくりと確認しながら登ってみようと思います。
[ 2010/02/06 21:09 ] [ 編集 ]
キバラーさんと同様私も初めての妙見谷は巻き道ルートでした。
細く暗く誰にも会わない陰気な道…というイメージを持ちました。

ところがある日、ふと妙見の滝の上の沢伝いにうすく踏み跡らしきものが続いているのに惹かれ、歩いてみると次々とあらわれるみごとな滝を乗り越えていくアドベンチャールートが目の前に現出したのです。
以来、もう妙見谷といえば沢ルートしか歩かなくなってしまいました。というか…かつての巻き道ルートの歩き方を完全に忘れてしまいました。

沢ルート、おもしろいですよね? 大阪側の登山道でこれだけ冒険心をくすぐるルートは他にありません。けっこうしっかりした踏み跡もあり安心して楽しめますしね。

私は今日、久しぶりの丸滝谷でした。台風で土砂が流されナメ状になった滝の岩が氷りつき、ツルツルになっていて、平和な丸滝谷にしてはけっこうスリルがありましたよ。
[ 2010/02/06 21:19 ] [ 編集 ]
今日はほんとにありがとうございました。
おかげさまでとても楽しく下山できました。
初対面なのに山という共通の目標を持ってきている者同士だからか、話がはずみました。
妙見の横飛びの滝はダーさまのほうが先輩だったんですね。
一瞬、引き返そうかと思ったほど凍ってました。
もし、奈良側とかひとりでは不安なルートでご希望がございましたら、我々同行させていただきますので。
その際、お車はいつもの場所に駐車していただいたら、そこから送迎させていただきますのでお気遣いなく。
[ 2010/02/06 22:39 ] [ 編集 ]
arajinさまにヒントをいただいたおかげで、今日は楽しめました。
一度や二度登っただけでは気付けない側面がありますね。
見かけだけで判断していては、何も本質が見えてきませんよね。
二度と行きたくないと思ったルートも、もう一度またじっくりと登ってみたいとおもいます。
今日はarajinさまの一番のお気に入りの丸滝谷ルートでしたか。
私も近日中に丸滝谷を登ってみようとおもいます。
ありがとうございます。
[ 2010/02/06 22:43 ] [ 編集 ]
昨日は寒かったですね。
今日は一転していい天候でしだが。。

妙見谷の沢ルート中々みたいですね、一度行ってみたいです。

そして遂にお会い出来ましたね、話題の方と。
しかも2週連続の女性同伴での下山とは!。
羨ましいです。(笑)
[ 2010/02/07 22:26 ] [ 編集 ]
妙見谷ルート(沢ルート)とは予想できませんでした
私も1度挑戦した事がありますが、ぜんぜん違いますよね
横飛びの滝なんてあのトラロープがなければかなり危険ですよね!!
さらにこの時期だと凍結も多かったのではないですか?

丸滝谷ルート私も再度見直したいと思っておりました。
よろしければご一緒にお願い致します。
[ 2010/02/08 16:55 ] [ 編集 ]
katsuyukiさまは大阪側はほとんどご存じありませんでしたよね。
大阪側にも妙見谷のように登りごたえたっぷりのルートがあります。
ぜひまた登りましょう。
ついに話題の人に会えてとてもよかったです。
[ 2010/02/08 22:25 ] [ 編集 ]
Takeshiさまも丸滝と妙見はおさらいしたいと書いておられました。
その時には私も同じことを考えておりました。
もういちど記憶が薄れつつある丸滝谷ルートも再確認しなければなりません。
そして石ブテ東・西も。
イワゴノや百々川を前にして、石ブテ系や丸滝などたいしたことないのではと思っておりますが?
予想に反して妙見谷はなかなかプチハードでした。
[ 2010/02/08 22:28 ] [ 編集 ]
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こんちくわ。
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と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
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キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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