生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山 第179回  (2010.1.30) 

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『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分26秒)


登り:百々川(どどがわ)ルート
下山:郵便道

早いもので、今年もはや一ヶ月。
正月のことは遠い夏の花火のように昔に感じる。
特に今日のような晴天のポカポカ日和だと、冬すら終わってしまったかのようだ。
今日は久しぶりにkatsuyukiさんと金剛登山。
およそ一ヶ月ぶりの再会だ。
「katsuyukiさん=谷(沢)ルート」というイメージがすっかり定着してしまっている。
この一ヶ月の間も精力的に谷ルートばかり登られていたそうだ。
もう今となっては尾根を歩く姿がぜんぜん似合わない。

朝7時に高天彦神社で待ち合わせ。
15分前には着いたが、やはり今日もkatsuyukiさんは先に来られていた。
まだ日の出の前ではあるが、あたりはだいぶ明るい。
駐車場は満車。
百々川ルートの起点は高天から水越側にかなり離れている。
車一台を置いて、もう一台に相乗りして移動しようかという案もあったが、
今日は時間も早いので歩いて向かうことにした。
高天彦神社から横移動でまずは橋本院まで向かう。
この道の雰囲気がとても良い。朝焼けにみごとにマッチしている。
ほどなく橋本院が見えてきた。同時に日の出が始まった。
橋本院についてからの横移動(できるはず)がさっぱりわからず、
道なりに下っていくと山麓線に出てしまった。
朝早いのにビュンビュンと通過する車が多い。
結局、高天彦神社から百々川ルートの起点まで、およそ30分かかってしまった。

百々川ルートの登り出しは少しだけ農道で、
ひとたび森の中に入ると、登山ルートとは思えないほど荒れていて障害物も多い。
倒木の上をまたぐ、倒木の下をくぐる。
土手を登る、土手がすべって進まない。
がイヤになるほど繰り返しす。
思わずあの難ルート「石ブテ西谷ルート」や、
金剛山最強最悪ルート「イワゴノ谷ルート」を思い出してしまったほどだ。
沢の中も狭く、歩きにくい。
小滝があったが、水量が多いので巻くことにした。
石で組んだ珍しい堰堤を巻いて登って、さらにどんどん進むと、
ついに百々川ルートの象徴である大堰堤に着いた。
思っていたよりも高い。
垂直のハシゴを登るか、右を巻いて登るかmpどちらかになる。
せっかくなのでハシゴを登ることにした。
ハシゴの始まりの場所がけっこう高い位置(4mくらい)にあり、
そこまで達するための土手が滑ってなかなか思うように登れず。
ハシゴの開始地点に着くと、もう後戻りはできない感じなので登るしかない。
恐る恐る登って行く。
ハシゴのフック自体は、グラグラしたり、滑りそうになったり、曲がりそうな様子も無く
がっちりくっついている。
途中、下を覗き見たら、あまりの高さにビビってしまった。
手を離すと終わりなんだ、と思うと怖いのなんの。
いちばん上に達してから這い上がるのがまた怖い。
草木が生えてなかったら、何もつかむものが無いところだ。
巻き道も危険な個所があったり、土手が滑りまくったりとほんとうに大変な難所だ。

そこからしばらくは平坦な状態を進み、どんどん沢をゆく。
またまた堰堤登場。巻いて、進んで、また堰堤。
堰堤の手前の倒木に、めずらしいものを発見。
大きな岩が乗っかっている。
その堰堤は、水しぶきが降りかかる中、左から巻く。
また土手すべる。
だんだんと激登りに転じていくも、ブッシュがあったり苦労が絶えない。
登るに連れてどんどん傾斜が急になっていく。
それがまた長い。
やっとの思いで平坦な所に取り付いてしばらく行くと、ようやくダイトレに出た。
長かった。
スタートしてから3時間と少し。

さて、ダイトレのどこだろう?としばらく歩いてみて気付いた。
ものすごく下だ。
一の鳥居までのラストスパートの上り階段よりもまだずっと手前。
山頂までまだおよそ2km。
すっかり元気がなくなってしおれてしまった。
とぼとぼと歩いて11時にようやく山頂に到着。
実に4時間もかかってしまった。

山頂に着くと、まさかのサプライズ。
このブログにたびたびコメントくださっている紬さまと対面。
一緒に山頂売店でお昼をしてから3人で郵便道を下山。
まだ12時台というのに郵便道はお昼を過ぎると、寂しい雰囲気になる。
そんな寂しい郵便道に花が咲いたかのような紅一点の紬さまのおかげで
楽しく下山ができました。
ありがとうございました。

他の画像は以下より。
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Check [ 2010/01/30 22:09 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(6)
本日はお疲れ様でした。
ハードなルートで長時間歩かれた後に驚かせてしまいまして、失礼いたしました。
それにもかかわらず、久しぶりの再会を温かく接してくださり嬉しく、感謝しております。
ご一緒の下山は、私も楽しませていただけました。
ありがとうございました。


[ 2010/01/30 23:18 ] [ 編集 ]
百々川は歩いたことがありません。
奈良の爺々さんのHPで拝見しても堰堤ばかりで余り魅力が感じられなかったからですが、
最近、「山は楽しい」でおなじみのショウタンさんのブログに紹介され、扇形に広がった分岐のところから詰めの登りが意外と明るく感じ良さそうでしたので、春先の気持ちのいい時季に歩いてみたいとおもっています。

今回ご一緒されたkatsuyukiさんも奈良の爺々さん・ショウタンさんというすごいメンバーで百々川を歩いておられましたね。
このあいだのイワゴノ谷の時も、歩いた翌日「納得がいかない」という感じでもう一度単独でイワゴノ谷を歩かれたそうで…脱帽です。私が初めてイワゴノ歩いた時は余りのハードさにしばらく再び歩く気が起りませんでしたから。

いつも感じることですが、ビデオ映像のルート案内はとても臨場感があり、登山道の雰囲気が山の息づかいとともに伝わってきます。それが他の山行記にないこちらのブログの魅力と思います。

今回の記事、とても参考になりました。ありがとうございました。
[ 2010/01/31 06:44 ] [ 編集 ]
こんばんは。
昨日はお寒い中、長時間お待ちいただいて申し訳ありませんでした。
おかげさまで厳しいルートの後だけに、とても和ませていただきました。
3人で郵便道を下山できたことも貴重な思い出になりました。
また今度、谷じゃないルート(笑)を一緒に登りましょう。

[ 2010/01/31 20:50 ] [ 編集 ]
arajinさまは百々川はまだ未踏だったんですね。
場所が場所だけに、スタート地点に行くだけでもたいへんですよね。
奈良側にももっとバス路線や駐車場が整備されていると良いのですけど。
拙いブログですが、多少なりともお役にたてていただいてうれしいです。
百々川ルートもほんとにたいへんなルートでぐったりでした。
二度目のチャレンジは・・・今のところとても考えられません。。
[ 2010/01/31 20:53 ] [ 編集 ]
キバラーさん

今回もお疲れ様でした。
やはり4時間近くも歩き続けると疲労度も違いますね。
特に最後の激登りはかなりキツかった。。
しかし頂上での紬さまのお出迎えで疲れがふっ跳んだ感じでした(笑)。
これからも宜しくお願いします。

arajinさま

キバラーさんへのコメントいつも興味深く拝見しております。
そしてお褒めの言葉、誠に光栄です。

百々川は御指摘通り2週連続となりました。
先週は大ベテランのお二方のサポートを受けて、だったのですが、今回は自分が案内をする立場となりました。
最後の扇状に広がった分岐点は今回も無難な右のルートをとりました。

またいつか御一緒させて下さい。

[ 2010/01/31 21:06 ] [ 編集 ]
昨日はほんとうにお疲れ様でした。
百々川ルート、二週連続になるのに案内いただきましてありがとうございました。
4時間越えのルートはかなりこたえますね。
大堰堤での撮影で30分くらいはロスタイムしているかもしれませんけどね。笑
このところ、毎週のようにハードなルートばかりですが、
登ったその日は、もうこんなハードなルートはごくたまにしてほしいと思うのに、
一週間経てば、並みのルートじゃ温すぎてモノ足らないだろうなと思ってしまいます。
これからもハードなルートを一緒に登りましょう。
[ 2010/01/31 21:26 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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