金剛登山の玄関口とも言える正面登山道「千早本道」があるエリア。
ロープウェイ前バス停エリアに比べるとルートは少ない方だ。
(あくまで個人の主観による勝手な表現ですのであしからず)
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千早本道 言わずと知れた公式登山道で、誰もが一度は登るルート。
金剛登山で最も登山者の多いルートで、階段中心だ。
早朝6時に開く捺印所めがけて登る登山者も多く、捺印後は猛ダッシュで下山し、
そのまま通勤する人も多い。
あまりに登山者が多いので痛むのも早いが、ミスター金剛山こと平野次男さん(一万2千回以上の登山者)
が一生懸命整備してくださっている。
季節によっては松の香りが楽しめ、秋には紅葉、そしてブナの木が印象的だ。
小・中学時代に耐寒登山で、千早本道は苦行というトラウマを植え付けられ、
払拭するのに最近までかかった。
登りは雨の日に良く利用し、下山では時間がないときによく利用し、駆け下りることも多い。
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千早本道2 登山口バス停から千早城趾経由で登るルート。
千早城趾広場は大好きな場所。唯一の茶店があったり、山頂を眺められたり、
夏場は風が良くよく通るので、ここまで登ってきて弁当を食べるピクニックにも良い。
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本道派生ルート1 千早本道の前半半分(ウルトラマン・バルタン星人まで)をエスケープするルート。
夏場はブヨが多い。ひとり登山では良く使っていたが、最近はほとんど利用しなくなった。
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本道派生ルート2 本道派生ルート1は、名称不明ルートの一部であり、千早本道中盤から最後までこの派生ルートを
利用すると、最後はタカハタ谷ルートやツツジオ谷ルートの登り口に出る。
歩きやすいちゃんとした道がついてはいる。
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本道派生ルート3 千早本道中盤を越えてから、二の滝の真上を横切ってツツジオ谷ルートに抜けるルート。
以前は本道派生ルート1とこのルートを組み合わせることで登っていた。
冬場は二の滝の上の氷瀑ツララを撮影するには最適。
最近はなぜか使用しなくなった。
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妙見谷ルート 大阪側では異色のルート。妙見の滝は圧巻。
自然たっぷり、サバイバル感満点のルート。山頂まで2時間くらいかかる。
登り口まで車道を歩かないといけないのが難点。
(スピードを出した車がすぐそばを通過するのはいただけない)
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ツツジオ谷ルート 筒城谷ルートと表記する場合もあるようだ。
大阪側では最も難所と言える。安全のために下山には使わないほうが良い。
最大の難所と言っても、注意深く、かつ、バランス感覚重視で行けばさほど問題はない。
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ハゲ山ルート ツツジオ谷ルートの終盤から分岐するルートで、千早本道を眺めることができるルート。
夏場はブッシュが多い。
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タカハタ谷ルート 高畑谷ルートと表記する場合もあるようだ。
前半に多少難所があるが、それほど大きな問題ではない。
後半にある植林と自然林の境目あたりからは圧巻。杉の根っこの登りはぜったい写真を撮りたくなる。
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松の木ルート 松の木がルート上にある唯一のルートかもしれない。
とにかく延々登りが続く感じ。かつては他のどのルートよりしんどいと思ったことがある。
それゆえか、登山者とすれ違うことはまれだ。
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かま道ルート 下山時にタカハタ谷ルートと松の木ルートが分かれる分岐を越えて松の木ルートのほうに行き、
そのまままっすぐに進んでしまうとこのルートだ。
ちゃんとした道がついているが、途中で迷いそうになる。終盤は夏場はブッシュだ。
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カトラ谷ルート いろいろな理由があってわりと登山者が多いが難所もある。
金剛登山バスツアーなどもここを利用しているのを見たことがある。
後半、いくつかに分岐しないことも無いが、通常は道なりに行くべき。
カトラの水は金剛山では一番の名水だと勝手に思っている。
千早本道よりはよく利用しているが、慣れない方にはきついルートだと思う。
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わさび谷ルート 前半は2系統あって、下山時にはいつも間違ってカトラに下りてしまう。
正規のわさび谷ルートは、いかにもツルツル滑りそうな沢を股がなければならない。
夏場はブッシュが多い。
また後半部も2系統に分かれている。
ひとり登山では下山に良く使うほうだ。
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黒栂谷ルート(セト経由)
中盤から水越から来る青崩道と合流する遠回りルート。
しっかりした道が付いていて登りやすい。
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黒栂尾根ルート 心臓破りな急な登りがいきなり始まる。
ほとんど登山者が通らないので心細いかもしれない。
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清井山ルート カトラや黒栂の分岐の左、幅広の林道を行く。
最後は坊領ルートに合流し、青崩ルートに合流し、セトに出る。
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村界尾根ルート (未踏)
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登山口バス停尾根ルート (未踏)
冬に一度山頂で「鍋」やりたいですね!?(^・^)
原点に戻って・・・。
私はこの頃売店で食べてばっかりで、反省しています。
昔に戻って山頂で美味しい物を食べるのに登っていた気持ちを取り戻そうと思っています。(*^_^*)