生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山 第157回  (2009.9.26) 

20090926-3.jpg
難所の絶壁

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分3秒)


二週間ぶりの金剛山は「丸滝谷ルート」にて。
金剛山で最大級の危険ルートと聞いていたので
緊張と期待の入り交じった気持ちでのスタート。

水越川公共駐車場を起点に下ったのち、
橋を渡ってしばらく進むと「太尾西尾根ルート」の入り口を発見。
さらに舗装路を計30分ほど行くと、通称「鉄板」と言われている
鉄板そのものの橋で、早くも滑りそうになる。
しばらくは「もみじ谷ルート」になんとなく似てる雰囲気。
さっそくの分岐。
石ブテ東谷ルートのほうを見ると、垂直の滝にトラロープが垂れている。
沢登り派の方は滝を登られるのだろう。
石橋を叩いて渡るような安全を考えると、左にある巻き道を行くのが良さそう。
右側を見ると「中尾の背ルート」とある。
ここから3つのルートに分岐するわけだ。
今日は最初から丸滝谷ルートを行くことにしていたので分岐はスルーして
次回の楽しみに取っておくことにした。

妙見谷ルートと違って沢の中は幅広で歩きやすく、とても快適に進める。
滑りそうなヌルヌルした岩もあるが、特に難所らしきところは無いなぁと思いながら、
まるでハードル走のように、無数にある小さな滝?段差?を越えて行く。

登っているのか、水平移動しているのかわからないまま進んだ突き当たりには
とんでもない絶壁が立ちはだかっていた。
これが最初で最後の最大の難所だったわけで、よじ登ろうと思えば可能そうだったが、
ここでも石橋を叩いて渡るように、最大限に安全に配慮して、
3,4本に束ねられたトラロープに頼って、少し脇から登った。
それでも足場が悪く、トラロープがなければ絶壁側同様に大変危険なことだろう。
トラロープを設置してくださった奈良の爺々さまに感謝して登る。

その後は急に沢が無くなり、V字状にルートを正確に進む。
登り切ったところに垂直の滝のところで見た「中尾の背ルート」が合流してきた。
さらに登り切ると、前に3方向でどちらに行こうかと迷ったあげく、
六道ノ辻から見て左の「石ブテ尾根ルート」のほうへ行ったわけだが、
今日はその分岐の真ん中に出てきた。そして右も真ん中とイコールだということが判明。
あとは六道の辻へ出て、大日岳を経由して山頂へ。
山頂気温は17℃。

捺印が済んだらそのまま香楠荘へ直行。
途中、いつも拝見させていただいているブログの方と久しぶりに再会し、
しばらく立ち話をした。
香楠荘ではいつものメニューを食べたのち、ダイトレルートへ向かって下山。
パノラマ台の眺めは最高。
金剛の水はいつも冷たくておいしい。

丸滝谷ルートはとても気に入ってしまった。

その他の画像は以下より。
20090926-1.jpg

20090926-9.jpg
石ブテ東谷ルートへの滝

20090926-2.jpg

20090926-8.jpg
丸滝谷ルート最大の難所を上から見下ろしたところ

20090926-7.jpg
六道ノ辻への登り

20090926-4.jpg
大日岳にて

20090926-5.jpg
大日岳にて

20090926-6.jpg
ダイトレのパノラマ台より下界を望む

こんちくわ(爆
難所すぎますね
滑落しないでくださいよ~

登山再開に向けて準備中でつ~

[ 2009/09/27 08:36 ] [ 編集 ]
超お久しぶりです!
お元気ですか?
写真を撮影するために立っている場所は
まだマシですよ。
ただしロープから手は離せませんけどね。
また一緒に登りましょうよ。
[ 2009/09/27 12:41 ] [ 編集 ]
ようやく金剛山へ行けて、良かったですね。
丸滝谷コースは、クソマル谷コースと並ぶ難コースですが、
歩き慣れてくると、とても楽しいコースになるそうですね。

私もいつかキバラーさんのように、このコースを楽しいと思えるようになりたいものです。
[ 2009/09/27 22:10 ] [ 編集 ]
こんばんは。
丸滝谷ルートは難コースとは思わないですよ。
よ~く比較すると、妙見谷ルートのほうが
巻き道では一歩バランスを崩すと
沢に転落という部分が多々あります。
丸滝谷ルートの危険な箇所は一ヶ所だけで、
何本も束ねられたトラロープのおかげで安全です。
こんな言い方は適当ではありませんが、
妙見谷ルートを「陰」とすると、丸滝谷ルートは「陽」。
逆をイメージしていたので明るい雰囲気に驚きました。
六道ノ辻までは誰とも出会いませんでしたので、
ひとりでは心細いと思われます。
どなたかと複数人で行かれるととても楽しいですよ。
沢が凍る季節以外をおすすめします。
[ 2009/09/27 23:14 ] [ 編集 ]
こんにちは、
キバラーさま、
丸滝谷ルート報告
がっつり読まさせていただきました。

私の報告とは違い、正確&的確
写真もすごく雰囲気が出ていますよね!
私が登った3日前と変わらない感じです。

『妙見谷ルートを「陰」とすると、丸滝谷ルートは「陽」。
逆をイメージしていたので明るい雰囲気に驚きました。』

私もこの意見すごく同感です。

[ 2009/09/28 11:04 ] [ 編集 ]
たけし様
こんばんは。
たけし様のレポートを拝見して、
いてもたってもいられなくてチャレンジしてみました。
とても興味深く書いていただいてありがとうございました。
おかげさまで楽しめました。
知らない長いルートの後、香楠荘まで行くのは
少々ハードかと思いながらも
たけし様が通られたルートと全く同じで、
食事のメニューまで同じでした。笑
(さすがにビールは飲みませんでしたが)
たけし様の写真では、もっと怖いように見えましたので、
少々緊張しながら、引き返しても構わないつもりでした。
紅葉はたしかに良さそうですね。
[ 2009/09/28 19:21 ] [ 編集 ]
はじめまして。
私は「ザ・金剛山」の動画を拝見した事がきっかけで、金剛山登山を始めました。(今まで登山の経験はありません。)写真では伝わらないルート別の雰囲気や、山のパワーのようなものを、「ザ・金剛山」の動画ではとても強く感じます。初ルートの前日には、何度も繰返し拝見してから登ります。昨日、念願だった丸滝谷を制覇しました。もみじ谷を越える美しさに感動でした。下山時、間違って石ブテ東谷の急坂を下り、登るのに死ぬほど苦しい思いをしましたが、なんとか中尾の背まで戻り無事下山できました。大きな達成感がありました。これもキバラー様のおかげと感謝しております。いつも素晴らしい動画をありがとうございます。
[ 2010/10/18 13:09 ] [ 編集 ]
シンイチさま
はじめまして。
励みになる熱いコメントをいただきありがとうございます!
お役に立てて光栄です。
丸滝谷ルート攻略たいへんお疲れ様でした。
私は他で活躍されてらっしゃる方より軟弱・保守的なほうで、
丸滝谷ルートなんかは金剛回数登山を初めて一年以上経ってからの
おくればせながらのチャレンジだったと思います。
ご覧いただいたブログの記事以降は、
たしかまだ二度くらいしか丸滝谷ルートを登ってないように思います。
石ブテ東谷のアリ地獄を下りられてから登り返されたのですね。
登り返されずに横移動で中尾の背に出るルートがあります。
これからもお互い登山を楽しみましょう!

#お名前が私の本名と良く似てるのでびっくりしました。
[ 2010/10/18 21:27 ] [ 編集 ]
14日の日曜日、ようやく右腕のギブスがとれた妻を連れ、
 (太尾東尾根を下山中に骨折) リハビリを兼ね、
平坦で距離の短い旧福知山廃線ハイキングコースへ
弁当持参で出かけました。
(紅葉には少し早く、今週末が見ごろかと思います。)

もし、今週のレントゲン検査で完治していれば、
28日にも妻と丸滝谷へ行く予定です。
ルート最後の滝登りに備え、念の為にスリング(3本)
ロープ(8㎜・25m←確か丸滝は15mだったので。)
カラビナ(3個)をネットで購入しました。
(メチャ大袈裟でしょ♪)

落下防止用と書いてあったので、よく調べもせず
ATCも買ったのですが、使い方がよく分からず、
下側のロープを片手でずっと持っていなければいけないようで、
とても私達が使いこなせる道具じゃなさそうです。

現在、ロープの結び方を猛練習中です!
[ 2010/11/17 13:29 ] [ 編集 ]
こんばんは。
奥様のほう、約一ヶ月のギブス生活から開放されたんですね。
良かったです。
それにしても骨折事故がトラウマにならずに、
また登ろうという前向きな奥様は頼もしいですね。
福知山の廃線ハイクは私も過去に何度か行ったことがあります。
最後は武田尾でしたよね。
あの頃は登山はありえなくて、ハイキングならということで、
また、完全真っ暗闇をライトをたよりに歩く非現実的体験が新鮮でした。
そっから先は登山につながるべくもなくずいぶん間が開きました。
また機会があれば近いうちに行ってみたいです。
スリングに、ザイルを2本ですか。
丸滝の高さもよく知っておられますね。
ロープワークはなかなか出番が無いために覚えられません。
間違った結び方をすると転落の危険もありますので、
どうかご安全に。
[ 2010/11/17 20:59 ] [ 編集 ]
こんにちは!

23日の祭日、妻と登る前に再度下見のつもりで丸滝谷へ行ったんですが、
ボーっとしていて上の丸滝を通り過ぎ、正面の行き止りの滝へ・・・

右側の急斜面から10メートル程登り、
気がつくと登ることも降りることも出来なくなっていました!

暫く途方に暮れていましたが、右側の斜面がやや緩やかに思えたので
右上にあった木へ飛びつき、そこから少しづつ、少しづつ横移動をし、
やや緩やかな斜面を見つけ、やっと降りる事が出来ました。
ほんとに怖かったです。

丸滝谷は3度目なので、ついつい油断していました。
心から反省です。
[ 2010/11/27 17:04 ] [ 編集 ]
丸滝谷のあのメインの崖を通り過ぎることなんてできましたっけ?あそこで行き止まりじゃなかったですか?
私はたしか過去2回しか行ったことがないのではっきりは覚えてませんが、右側にそんなところがあるのですね。
登ることも降りることもできない状況ってものすごく焦りますよね。
本人に取っては絶体絶命のピンチですね。
ザイル20mを常備しておかれたら、少なくとも安全に降りることが出来るのですが。
なにはともあれご無事でよかったです。
[ 2010/11/27 22:36 ] [ 編集 ]
こんにちは。

通り過ぎると言うか、上の丸滝のすぐ右側の滝です。
その滝の右側を登ってしまいました。
怖かったです。
すぐ横へ丸滝があるのに・・・
今でもなぜ間違ったのか解りません。

いつもですが、この時は特にボーっとしてたんですね。

このことで
昨日は嫁さんに金剛山へ行くのを拒否され、
(丸滝谷へ行く約束だったんですが・・・)
清水寺へ紅葉見物に連れて行かれました。

でも、
うんざりする程の人混みで、嫌になり早めに帰って来ました。

やっぱり山が一番ですね!
[ 2010/11/29 13:20 ] [ 編集 ]
こんにちは。

日曜日に妻と丸滝谷ルートで山頂へ。
ザイルやカラビナ等を持参しましたが、結局使うことはなく、
トラロープのお陰で安全に登る事ができました。

日曜日は暖かで、空には雲ひとつなく、最高の登山日和でした。
妻も丸滝谷が気に入り、また来たいと言ってます。

(丸滝谷と石ブテ東谷の分岐点で、通常は巻いて登る
石ブテ東谷の壁のような滝の前まで連れて行き、冗談で
「よし、登るで。」って言うと、
「よし、登ろ。」って言いました!
 恐さを知らないのか、足りないのか・・・びっくりです。)

来年には子供らとも登れたらいいなと思います。
[ 2010/12/06 11:36 ] [ 編集 ]
シンイチさま
ついに丸滝谷を奥さんと登られたのですね。
実現できて本当に良かったです。
骨折が治られたばかりなのに
奥さん、石ブテ東谷の最初の垂直の滝を
登ろうとされるなんて。
とても逞しく頼りになる方ですね!
まさか冗談と見抜かれていたということはありませんか?(^^)
垂直の滝のトラロープは前はあったんですが無くなってますね。
[ 2010/12/07 07:46 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
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