※2009年6月13日撮影転地効果というと、
日常生活とは異なった環境に身を置く、つまり旅行などで
遠く離れた所に身を置くことにとって、見知らぬ環境に適応しようと
カラダが働き、普段は眠っている生命活動の中枢系の活動が行われるという
いわゆる自己防衛反応というか、非常用の生命維持装置が動き出して
免疫機能が活発になることでカラダの調子が良くなることである。
実際、旅行なんかに行くと、いつもなら朝食に食パン1枚が精一杯なのに、
ものすごい量を食べれてしまったり、それでもすぐに腹が減ったりするのはそのせいだろう。
見るモノ、体験すること、すべての情報が新しいので、カラダもそれに順応しようと一生懸命なわけだ。
とりわけ転地効果を得るには、生活圏内から100km以上離れた場所が効果的とされている。
だからといって、年に何度も遠出や旅行ができる身分でもないので、
他に何かないだろうかと考えた時、金剛山への毎週の繰り返し登山でもその効果は
十分あるわけだが、転地効果をもっと望むなら、夜間登山はどうだろうか。
慣れて勝手のわかっているルートであっても、夜となると話が変わる。
目に飛び込んでくる情報が極端に減り、暗いというより黒いと言った人がいるが
ほぼ真っ暗闇の心細さ。これこそ自己防衛・状況順応の極致ではないだろうか。
これを転地効果と言わずして何だというのだ。笑
さて、また夜間登山をしたくなってきた。
明日も天気がよさそうで夜景が綺麗かも。
夜間登山をすると精神をものすごく集中させますので、頭が冴えるなとは感じていました。
今回仕事が忙しくて夜間登山をしていない期間が長かったので、
どうにも調子が出ませんでしたので、偶然にこの転地効果というものを活用していたのかもしれません。
そうそう、転法輪寺境内のひさご池でかえるが鳴いていましたが、種類が違うのか、なかなか趣のある鳴き声でしたよ。