生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛登山をはじめとした登山ブームのきっかけとは 

3月16日のブログ記事にいただいたコメントの中、
「朝〇新聞の方が金剛山で取材されていました」という件で、
それらしい新聞記事が掲載されました。


(ぷらっと沿線紀行:91)金剛山ロープウェイ 信仰の山、空中散歩 【大阪】
2009/03/28 朝日新聞 夕刊 1ページより引用

 今月初めの早朝、大阪と奈良の府県境にある金剛山(こんごうさん)(標高1125
メートル)は深い霧に包まれていた。まだ暗い中、登山者たちは額に取り付けたライトの
光を頼りに歩いていた。
 午前6時。山頂近くの捺印所(なついんしょ)に30人が並んだ。ここで登頂回数を記
録するスタンプを押してもらうのだ。堺市から来た木下一男さん(71)はさらりと言っ
た。「きょうで5460回目。休むのは年に5日ぐらいですわ」
 1956(昭和31)年、日本人がヒマラヤのマナスル初登頂に成功したのをきっかけ
に、登山ブームが到来。大阪府千早赤阪(ちはやあかさか)村はもっと人を呼び込もう
と、66年に金剛山ロープウェイを開業した。
 レールはないが、法律上は「普通索道」の位置づけで鉄道の仲間だ。千早駅から金剛山
駅まで267メートルの高低差を6分で結ぶ。ゴンドラは地上から最高90メートルの空
中を進み、遠く淡路島まで見渡せる。
 石油危機で近場の行楽地が人気を集めた73年、利用者は24万人を超えた。「山の上
は心斎橋みたいに前が見えない混雑ぶり。ハイヒールと革靴の男女や、ベビーカーを押す
親子連れも目立ちました」。山頂にある葛木(かつらぎ)神社の禰宜、葛城裕さん(5
1)は振り返る。
 年間100万人に上った登山者は、いま60万人に減った。レジャーランドとしての
騒々しさが去る一方で、「信仰の山」という本来の姿が浮かび上がってきた。

 (文・白木琢歩 写真・日吉健吾)
 ◇次週4月4日は休載します。
 【写真説明】
 6分の空中散歩が楽しめる金剛山ロープウェイ。子どもたちが窓に張り付いて景色を眺
めていた=大阪府千早赤阪村

 (3面に続く)

まだまだ以下に続きます。

 (ぷらっと沿線紀行:91)金剛山ロープウェイ 山伏の心、自己チュー戒め【大阪】

 (1面から続く)

 山中を歩いていると、ブナ林の向こうから聞こえる呪文が次第に大きくなってきた。
 白装束で、腰にほら貝、頭には黒い小さな頭巾(ときん)。金剛山で修行する山伏集団
「司講(つかさこう)」の講員たちだった。すれ違うカラフルな登山服のグループがさっ
と道を空ける。手を合わせて拝む人もいる。
 司講は2005年、山頂近くにある転法輪寺(てんぽうりんじ)の61代住職、葛城光
龍(こうりゅう)さん(38)の呼びかけで発足した。講員は30~80代の男女40
人。月に一度の修行では、2時間以上ぶっ通しで山中を巡る。当初から参加する大阪府大
阪狭山市の会社員、斉藤精紀(せいき)さん(60)は「正直言って修行はしんどいで
す。でも人間は自然の一部に過ぎず、自然に生かされていることを学ぶ意義は大きい」と
話す。
   *
 7世紀後半に寺を開いたのは、ふもとの奈良県御所市に生まれた修験道の開祖とされる
役小角(えんのおづぬ)。16歳から金剛山で修行し、超能力を身につけたという伝説が
ある。山は神仏習合の霊場になり、大宿坊が立ち並んで栄えた。
 鎌倉時代末には、山全体が歴史に残る戦場となった。千早赤阪村生まれの武将・楠木正
成(くすのきまさしげ)は、幕府打倒を目指す後醍醐天皇に従って挙兵。正成が立てこも
った千早城には100万騎以上の幕府軍が押し寄せ、「一寸の余地もなく軍兵が満ち満ち
た」と伝わる。
 手勢千人に満たない正成は、あの手この手のゲリラ攻撃を仕掛けて敵を悩ませ、この間
に幕府は滅亡した。「奮戦の陰には、諸国を行脚して情報に通じていた山伏の協力があっ
たはずだ」と光龍さんは推測する。
   *
 山伏は明治時代に入ると突然姿を消す。政府が神仏分離令と修験道廃止令を出したから
だ。寺の建物や本尊は徹底的に破壊された。本堂の再建を果たしたのは1962(昭和3
7)年になってからだった。
 誰もが気軽に山を訪れることができるようになると、下界のトラブルも持ち込まれた。
ごみを捨てる、植物を傷つける、ペットを捨てる……。山頂で「救急車を呼んでくれ」と
いう軽傷の登山者や、スタンプカードを偽造して登山回数を水増しする者も現れた。
 捺印所を運営する金剛錬成会の関係者は「マナー違反を注意すると逆上されることもあ
る」と嘆く。34年前から清掃登山を続ける「クリーンパトロール楠友(なんゆう)クラ
ブ」会長の北田誠宏(まさひろ)さん(79)は「ごみは減ったけど、今は見えにくい谷
筋に捨てられることが多い。いたちごっこです」。
 光龍さんが約130年ぶりに山伏修行を復活させたのは、自己中心的な風潮の強まりを
懸念したからでもある。「自分を抑え、困っている人に手を差しのべる修験道の精神を広
めたい。金剛山はその心が生まれた場所なんです」
 ほら貝の低い音色を響かせた後、修験者たちは残雪に覆われた木立の向こうに消えてい
った。
 (文・白木琢歩 写真・日吉健吾)
 ●横風吹くと手動運転(鉄ちゃんの聞きかじり)
 金剛山ロープウェイの運転台は金剛山駅にある。千早赤阪村から運行業務などの委託を
受ける「グルメ杵屋」の社員が常に双眼鏡でゴンドラを監視。大敵の横風が吹くと自動運
転から手動に切り替えるほか、風速15メートルを超えると運転を取りやめる。
 万が一、ゴンドラが空中で停止したらどうするのか。停電なら予備のガソリンエンジン
を動かし、駅まで移動させる。それが不可能な場合は、社員がゴンドラの真下からロープ
を伝ってよじ登り、窓から乗り込んで乗客を救助袋に誘導し、脱出させる。ただ開業以
来、こうした非常事態に陥ったことは一度もない。
 3本ある支柱(高さ約30メートル)の点検は、ゴンドラの屋根に乗って近づいてから
乗り移る。開業してからずっと安全管理に携わってきた元村職員の房担成(ぼうやすま
さ)さん(62)は「救出訓練や点検をやると、最初はみんな足がすくみます」という。
 ◆探索コース
 楠木正成が見張りのために建てた国見城の跡は金剛山駅から徒歩約30分。これからの
季節、小鳥のさえずりを楽しみながら軽く汗をかく散策に最適だ。駅近くにある村営宿泊
施設「香楠荘(こうなんそう)」は食事や立ち寄り入浴だけでも利用可能。大阪府立の
「ちはや星と自然のミュージアム」では、山で観察できる動植物の知識を深めることがで
きる。
 ◆プレゼント
 千早赤阪村の金剛山登山口近くの豆腐店「まつまさ」の「山の豆腐」と「おからドーナ
ツ」のセット(1400円)を10人に。金剛山の伏流水と国産大豆を使い登山者に人
気。
 応募は、はがきに住所、名前、希望商品、記事の感想をお書き添えの上、〒530・8
064 郵便事業会社大阪支店私書箱67号 朝日新聞「ぷらっと沿線紀行」係へ。4月
3日必着。
   *
 アスパラクラブの「aサロン」に、担当カメラマンのブログ「ぷらっと沿線写真奮闘記」
を掲載しています。
 【写真説明】
 (左)金剛山で修行する山伏集団「司講」の講員たち。今月の修行は降り積もった雪の
    中で行われた=奈良県御所市
 (右)(上)金剛山ロープウェイの千早駅=大阪府千早赤阪村
 (右)(下)登頂回数のスタンプを押してもらう捺印所=奈良県御所市
 金剛山駅にある運転台。開業以来、事故は一度もない=大阪府千早赤阪村

※写真は引用していません。
2009/03/28の記事の記者を見ているかもしれませんね。

早朝の時間に登って来る人とはあきらかに異なる雰囲気を醸し出し、バインダに挟んだ紙にメモ取りながら、取材でもしてるのか?という人がいました。

3月1日の早朝に私が見かけた人であれば、捺印が終り多くが下山をしてガランとした売店前で、話を聞いている様子でした。

しかし、この日は霧なんか出てませんけどね・・・
間違いかも。


[ 2009/04/01 22:37 ] [ 編集 ]
私は、記者の方よりカメラマンの方とあちこちで出会いました。

捺印所は、私が捺印してもらって直ぐに来られたようでした。

記者の方とカメラマンの方は別々に行動されていたのかな?

ようやく記事になり、何かほっとしました。(^・^)

専称寺の桜ぎりぎりセーフと思います。
ぜひお出かけください。
[ 2009/04/01 22:45 ] [ 編集 ]
記者が取材をしているところなんて目の当たりにしたことが
ありません。
金剛山ほどメディアが取材に来るような山も
なかなかめずらしいのではないでしょうか。
全国で、他にも回数登山をしていたり、
何かとメディアを騒がせている山があるのでしょうか。
富士山くらいしか思いつきませんね。

[ 2009/04/02 20:11 ] [ 編集 ]
アリスの父様が目撃された取材風景の日(3月15日)に
私も登っているのに、まったく気付きませんでしたから
午前中に取材を終えていたのかもしれませんね。
記事中、「今月初めの早朝」とありますが、別の日にも
取材が行われたのでしょうね。

[ 2009/04/02 20:15 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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