生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山 第121回  (2009.3.20) 

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この時期の金剛山の夜は想像以上に過酷だった。
いままで何度か、金剛山の夜景撮影をしたことがあったが、
暖かい、あるいは暑い季節に、しかも明るいうちに登り、夜を待って撮影をし、
暗い中を比較的安全な千早本道を足早に降りるというものだった。

いつも拝見させていただいている「金剛山の夜景」に掲載の写真が綺麗であまりにも秀逸なので
その真似事をやってみようと、今日は友人と一緒に午後4時前からの登山開始。
山頂や大日岳で日没まで過ごした。
今日の昼間は比較的暖かく、ライブカメラで山頂気温を確認してみたら
4℃ぐらいだったので、冬場のインナーのブレスサーモは暑すぎるだろうと省略し、
準冬装備で行ったのだが、それが失敗で、夜はマイナス1℃まで下がり、
足と手が寒さで震えが止まらない中で撮影を開始することになった。
寒さも過酷ながら、暗い中を、少しの光(撮影ポイント)を求めて移動しては撮影するわけで、
これが積雪や凍結があるとさらにハンディは増すはず。
今回は友人と一緒だったが、これが一人だとすると、寒さに加えて
暗さの本当の恐怖と戦いながらということになり、
気力に負けてしまってさっさと下山したくなるに違いない。
今日ですらそう思ったくらいだ。
実際、電波中継施設のある一等三角点の湧出岳のほうまでにはとても行く気になれなかった。
山頂から伏見峠ルートの下山コースを取る上で、最後の灯りのある「出迎え不動」から先は
下山完了まではまったく灯りは無く、本道をしのぐ恐怖感があった。

今日の登りはカトラ谷ルートで、下山は伏見峠ルートで「まつまさ」の近くの駐車場まで
歩いて戻ったので距離的にはかなり長い。
15時40分に登山を開始して、車に到着したのは21時30分でおよそ6時間。
どっぷり金剛山に浸れたのは良かった。
今日の大失敗は、夜景めざして登りに行ったのに、肝心のライト類を忘れてしまった。
友人のライトが無かったら下山不可能だった。
ありえない、あってはならないミスだった。
そういえば暗闇でライトを照らしたとき、細かい砂のようなものがサーと横に流されていた。
あれは大量の花粉だったのだろうか。
展望台から空を360度見渡すと、航空機がおよそ10機以上同時に飛び交っており圧巻だった。
夜景撮影はオートフォーカスがなかなか合焦せず、マニュアルフォーカスでもピンボケ続出で
ちゃんと撮れていると思っていた写真が、家のPCで見るとピンぼけだらけで大部分がボツになった。
ただでさえ撮影環境が過酷なのに、夜の撮影がこんなに難しかったとは。 

その他の画像は以下より
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カトラ谷ルートにて (何の芽なのでしょう) →毒のある「バイケイソウ」と教えていただきました

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いよいよ縮みつつある山頂名物「かまくら」

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大日岳への途中で

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大日岳にて

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山頂広場の上にて

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19時ジャストのライブカメラに写った我々

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下の広場にて

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転法輪寺付近

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葛木神社付近

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ロープウェイ駐車場付近

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伏見峠ルート入口
キバラーさん、夜間撮影されたんですね!?
そのチャレンジ精神に感服します。
私のような臆病者にはとても出来ないことです。

お二人の画像が、緊張感あって好きです。

きれいに撮れています。
第2弾・・・第3弾と期待しています。

この芽は、バイケイソウの芽かな??? 自信ないですが・・・(←それなら書くなってね!)(^^ゞ

昨日は仕事でした。
これから出かけます。春の息吹を求めて・・・。(^・^)
[ 2009/03/21 07:20 ] [ 編集 ]
今日は良い天気ですね。
いってらっしゃいませ。
夜はまたワビ・サビを感じられて、しんみりとして良いものです。
ただ、昨日は吹きさらしの風による寒さがつらくて。
それに、これこそはと思って撮った夜の風景のほとんどが
ピンボケだったのがショックで。。
あんなに苦労したのに、廉価なデジカメの小さな液晶ではポンボケに気付きませんでした。
「バイケイソウ」で調べてみました。
たしかに合ってます。さすがです!
どうやら毒があるようですね。
踏みつぶされているものもありました。
[ 2009/03/21 09:21 ] [ 編集 ]
雲一つない空に夕焼けのグラデーションと、眩い光の夜景を背景にした写真は、
三拍子揃った美しくとても贅沢な記念写真ですね。
このような写真を撮影してみたいと思っている人はきっと多いことでしょう。
そういう意味で理想の一枚だと思います。

慣れない環境に予想外の寒さと極度の緊張からくる心労が加わり、疲労困憊だったのではないでしょうか?
ほんとうにお疲れ様でした。


森に差し込む夕日がとても美しいです。
だが、予想外の出来事でこの光景を目にすることになれば、それは絶望の光に見えるかもしれません。
しかし準備をして望めば、光の芸術に見えます。

キバラーさまの写真にはそんなドラマを感じます。


追伸
夜景撮影では、測光やオートフォーカスモードの設定を変更してピントが合いやすい組合せを
探しだす必要があり、この設定が決まればオートフォーカスが合いやすくなると思います。
※それでもピントを合わすためには、カメラを上下左右に振る必要がありますが。
[ 2009/03/21 20:44 ] [ 編集 ]
昨日は本当に天気が良く、空気が澄んでいて
撮影環境にはもってこいでした。
こんな日は夜登様に会えるかと楽しみにしていたのですが
登ってらっしゃらなかったのですね。
代わりに公式ページの管理人のまっくんさんに会えました。
写真を上手に褒めてくださってありがとうございます。
たったあれだけの写真しかまともなものはありませんでしたが、
快適は茶の間環境で見るたったあれだけの写真が、
現場では寒さと暗さで大変でした。
ちょっとやそっとではブレない集中力と精神力が鍛えられますね。
撮影のコツを教えていただきありがとうございます。
カメラのオートフォーカスで合焦させるために、
フォーカススポットをライトアップさせて合わそうと
したのですが合ってくれず、マニュアルフォーカスで
合わせたのですが、目が悪くて、合っているとおもっていた
のに、合ってませんでした。
ちなみに、今日も遅くに登ってきました。
夜景は撮る準備がなかったので、早めに下山しましたが、
一の鳥居あたりから真っ暗闇の下山になりました。
夜登様の新作楽しみにしています。
[ 2009/03/21 22:25 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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