生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

14年前の金剛山 

14年前の金剛登山の様子が新聞記事にありました。
現在も何ら変ってない金剛登山のスタイルにちょっと安心しました。
このままいつまでも変わらないでいてほしいですね。


山登り、中高年にブーム きれいな空気、ふれあい楽し 金剛登山に挑戦
1995/10/06 大阪読売新聞 朝刊 18ページより引用

 ◆初めはグループで マイペースが大事◆
 駅や地下鉄の階段を上がると息が切れる。ついエスカレーターを探してしまう自分が情
けない。成人病も心配だし、人生後半の体力を養うためにも何か運動しなければ、と日ご
ろから強迫観念に襲われている。これからは紅葉が美しいベストシーズン。スポーツは苦
手なので、中高年にブームだという山登りをしてみようと思い立った。
                                             野間 裕子
 特殊な技術や道具がいらず、初心者でも迷わないからと勧められ、大阪と奈良にまたが
る金剛山に挑戦した。
 近鉄の河内長野駅から金剛山登山口まで南海バスで三十分ほどかかる。中高年が増えて
いるとは聞いていたが、バスに乗って実感。乗客の五十人ほどが全員、リュックを背負っ
た中高年なのだ。
 登山口で奈良県のグループ「平群歩こう会」のメンバー五人と合流した。
 「八年前に、ご近所が誘い合って集まった会です。会員は三十人。サラリーマンや主
婦、リタイア後の熟年世代ですね。毎月一回、生駒や吉野を中心に歩いています。金剛山
には年一、二回来ますよ」と世話役の会社員・安永政昭さん(44)が説明する。
 金剛山は一、一二五メートル、大阪で最も高い山だ。信仰とも結び付いており登山者が
多い。
 下山してきた大阪府堺市の藤井作元さん(80)と出会った。「登り始めて二十八年。
最近は週三、四日は登ってる。上まで一時間半ほどかな。すぐだよ」と元気いっぱい。
 これだけ高齢の人が登っているのならと大いに勇気づけられて、登山口からのろし台跡
を経て国見城跡までのメーンの登山道約三キロを歩き始めた。
 ところが、十分もたつと汗が噴き出し、呼吸が激しくなる。傾斜が急なうえに道が整備
されて階段になっているため、足をしっかり上げなければ歩けない。相当にきつい。 初
めてなので自分のペースが分からないまま、歩こう会に遅れまいとしてふらふらになっ
た。安永さんらが途中で待っていてくれ、「追いつきましたか。さあ、行きましょうと言
われるとつらいですよね」と笑う。
 「私も金剛山が初めての山でしてね。もう二度といややと思ったけれど、それから山が
好きになったんです」と東久保悦子さん(50)が励ましてくれる。
 「マイペースで行きますから上で会いましょう」と、今度は一人で休み休みゆっくりと
登ることにした。
 次々に下りてくる人が「おはよう」「頑張って」と声をかけてくれる。
 周りはうっそうとした杉の大木。眺望が開けないのでひたすら足元だけを見て登る。木
の根っこにキノコを見つけた。ハギの花も満開だ。チチチチチ――と甲高い鳥の声が聞こ
える。野草や野鳥について全く知識がないのが残念だ。
 国見城跡にたどり着くと広場に大きな掲示板があり、登山回数別に氏名が載っている。
何と最高は七千回だ。
 売店で売っている券を買って毎回、認めの印を押してもらう仕組みだ。係の人に聞くと
今日の登山者はざっと千三百人くらいと予想する。多いときは二千人にもなるとか。登山
者が多い理由の一つは、この印にあるらしい。何とも日本人的と感心してしまった。
 広場で歩こう会のメンバーを見つけ一緒に弁当を食べた。たくさんのグループが弁当を
広げていた。圧倒的に熟年のグループ。女性も多い。「この年で、頂上まで登れたことが
感激なのよ」と六十歳代の松原市の女性。なぜ中高年にブームなのかがわかったような気
がした。同年配の大阪市内の男性二人も、退職後毎月三、四回のペースで日本中の山を巡
っていると話す。
 帰りは、ちはや園地からロープウエー前のバス停へ下りた。
 頂上にある葛木神社で受験生の娘のため学業成就のお守りを買った時、社務所に座って
いた宮司さんは九十歳だという。そういえば、登山口にあった桜茶屋のおばあさんは八十
一歳、千早赤阪城跡の茶屋で店番するおじいさんは八十五歳と言った。
 長生きの秘けつは、きれいな山の空気と程よい仕事、登山者たちとの心の触れ合いなの
かも知れない。
                   ◇
 〈メモ〉
 「中高年から始めるなら山登りより山歩き」。趣味や体力に合わせて楽しめるウオーキ
ングのガイドブック「ウオーキングマップ関西」(法研刊、1100円)を編集した同社
出版企画課長の石井堅司さん(44)は、こう勧める。
 頂上に登ることを目的にするのでなく、史跡を訪れたり、森林浴やバードウオッチング
を楽しんだりして「時間がなくなれば途中で引き返す。大事なのは無理をしないこと」と
アドバイスする。「気持ちの上では大丈夫と思っていても、それ以上に体力が落ちている
場合も多いのです」
 山は登りより下りに事故が起きやすいという。「ひざに力がかかり、足を滑らせる危険
もあります。どんなに整備されていても、迷い込めば遭難することもありうる。最初は1
人より、ベテランのグループに入れてもらうといいでしょうね」
 それに「マナーやルールも必ず守ってほしい。ごみやたばこの吸い殻は持ち帰る。会っ
た人にはあいさつする。草花は手折らないといった注意が必要です」と話している。
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[ 2009/02/11 07:50 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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