南海バス(金剛登山口にて)金剛バス(千早ロープウェイ前にて)金剛山方面には南海河内長野駅から南海バス(520円)が、
近鉄富田林駅前からは金剛バス(580円)が出ている。
これらのバスは驚くべきことに15分間隔くらいで運転されている。
いかに金剛山への登山客が多いかということに気づく。
普段は車を利用しているのであまりお世話になることがないが、
たまに「千早ロープウェイ前」側に車を駐車して登ったのに、わざと「登山口」に
降りたときなど「登山口」~「千早ロープウェイ前」間(150円)だけに利用することもある。
バスが終わってしまっていた時には、その区間(約2km 20分)真っ暗闇の中をライトを
照らしながら歩いて戻ったりという事あった。
あの
ミドリ色のバスはてっきり近鉄バスだと思い込んでいたが、
実はそうではなくて
金剛バスと言うんだそうです。
そんな金剛バスがからむちょっとした新聞記事を見つけました。
詳細は以下より。
喧騒離れ金剛山登り 中尾晋也(バスに揺られて) 【大阪】2000/04/18 朝日新聞 夕刊 3ページより引用 大阪にも登山バスがある。近鉄富田林駅前から出ている金剛バスの「千早線」だ。主に
金剛山(奈良県御所市、標高一、一一二メートル)へのアプローチに利用される。駅前に
行くと、ちょっと京都市バスに似た薄緑のボディーに濃緑色のストライプとKongoBusと
書かれたバスが並ぶ。二番乗り場の「千早ロープウェイ前」行きに乗り込む。登山道に
つながる山道を走るバスなので小回りの利く小型バスかと思いきや、街中で見かける
大型バスだ。
バスはすこし渋滞気味の駅前から、町屋の連なる堺筋を抜け、河南町に入る。周りには
無花果(いちじく)畑が続く。市内の喧騒(けんそう)からはずれ、静かな田舎道をバスは
快適に走り、千早赤阪村に入る。
車内放送が山道に入ることを告げると森屋のバス停からはいよいよ山道だ。
運転手さんは巧みなハンドルさばきで曲がりくねる山道を次々に切り抜ける。天下一品
である。途中、富田林駅前行きの金剛バスとすれ違った。まったく信号機のない山道を走
ること三十分。バスは金剛登山口に到着。ハイカーたちが運転手さんに挨拶(あいさつ)
しながら降りていく。バスは眼下にきれいな水の流れるマス釣り場に着く。釣り道具を持
った人が数人降りていく。今日は大漁になるのかな? 終点の千早ロープウェイ前に着い
た。大きなバス乗り場だ。ロープウエーは見えない。小さな案内板に乗り場まで徒歩七分
と書いてある。茶店で三百円の団子を買って、ほっと一息つく。自然がいっぱいの美しい
金剛山への登山バスは忘れていたものを思い出させてくれる。
(日本バス友の会関西支部長)
<金剛登山口時刻表>
南海バス金剛バス
喧騒離れ金剛山登り 中尾晋也(バスに揺られて) 【大阪】2000/04/18 朝日新聞 夕刊 3ページより引用 大阪にも登山バスがある。近鉄富田林駅前から出ている金剛バスの「千早線」だ。主に
金剛山(奈良県御所市、標高一、一一二メートル)へのアプローチに利用される。駅前に
行くと、ちょっと京都市バスに似た薄緑のボディーに濃緑色のストライプとKongoBusと
書かれたバスが並ぶ。二番乗り場の「千早ロープウェイ前」行きに乗り込む。登山道に
つながる山道を走るバスなので小回りの利く小型バスかと思いきや、街中で見かける
大型バスだ。
バスはすこし渋滞気味の駅前から、町屋の連なる堺筋を抜け、河南町に入る。周りには
無花果(いちじく)畑が続く。市内の喧騒(けんそう)からはずれ、静かな田舎道をバスは
快適に走り、千早赤阪村に入る。
車内放送が山道に入ることを告げると森屋のバス停からはいよいよ山道だ。
運転手さんは巧みなハンドルさばきで曲がりくねる山道を次々に切り抜ける。天下一品
である。途中、富田林駅前行きの金剛バスとすれ違った。まったく信号機のない山道を走
ること三十分。バスは金剛登山口に到着。ハイカーたちが運転手さんに挨拶(あいさつ)
しながら降りていく。バスは眼下にきれいな水の流れるマス釣り場に着く。釣り道具を持
った人が数人降りていく。今日は大漁になるのかな? 終点の千早ロープウェイ前に着い
た。大きなバス乗り場だ。ロープウエーは見えない。小さな案内板に乗り場まで徒歩七分
と書いてある。茶店で三百円の団子を買って、ほっと一息つく。自然がいっぱいの美しい
金剛山への登山バスは忘れていたものを思い出させてくれる。
(日本バス友の会関西支部長)
<金剛登山口時刻表>
南海バス金剛バス