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ただ山を歩くだけじゃもったいない、その時々のナニカを発見し、記憶の定着のためにもカメラを持とう。

世界遺産 熊野古道(5) (発心門王子~赤木・大日越え) (2019.6.22) 

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大斎原(おおゆのはら)前にて   ※境内は撮影禁止

【動画編】


熊野古道 中辺路ルート、こんどこそ完結!

前回までの中辺路ルート
 第1回 滝尻王子 → 大坂本王子 (2017.7.16)
 第2回 牛馬童子 → 秀衡桜 (2018.1.20)
 第3回 小広峠 ← 発心門王子 (2018.3.10)
 第4回 発心門王子 → 熊野本宮大社 (2018.12.1)

前回で完結したかのように思っていた熊野古道 中辺路ルート。
発心門王子からのもう一つのルートである赤木越えルートが、
前回歩く予定だったが通行止めによりあえなく断念。
スタンプ帳は、赤木越えルート上のというか、正確には
大日越えのスタート地点にある湯峯王子のスタンプだけを残していた。
あれから七ヶ月も経過しての再訪である。

ヤマレコなどでも赤木越えレポートをチラホラ見かけるようになり
熊野の公式ページでも通行止めのような記載も見当たらなかったので
通れるようになったんだと思い、こんどこそ完結編にとやってきた。
ところが発心門王子バス停に着いてみると、
やはり赤木越えルートはまだ通行止めとなっていた。
ここまで来てプランBは考えてなかったので途方に暮れていると、
同じバスから降りた女性から、土日は復旧工事をしてないので
通れるはずだとのこと。
さらには、最近ツアーで赤木越えを歩いたともおっしゃってたので
その助言を信じ、それならばと恐る恐る進出。
結果的には、前回は通過した赤木越えへの分岐ポイントが、
昨年の台風水害で橋ごとごっそりと流されてすっかり形を変えていた箇所があったが
復旧工事をしているようで、仮設の橋もできていたので難なく通過。
その後も最後まで難所と思われる箇所は無し。

それにしても道中は蒸し暑く、じっとりと不快な汗をかきながらではあったが、
それでも南側から吹く風が当たる稜線は涼しく、
日陰でしばらく休憩しているとしっかり汗は引いた。
赤木越えは稜線に上がってしまえばほとんどアップダウンの無い水平移動で、
また特筆すべき核心部もなかった。
途中、目立ったオブジェといえば、
鍋割地蔵と廃屋となっている茶屋が一軒あっただけ。
大休憩できそうな広場もなく淡々と続く一本道。
朝はバナナしか食べてこなかったので空腹の絶頂でもあり
鍋割峠の三角点付近の日陰で昼寝をむさぼりながら大休憩。
風があったせいか、刺すような虫もおらず快適だった。

それにしても思っていたより距離があって時間がかかった。
湯の峰温泉に下りてきたのは16時にもなっていたので、
蕎麦屋さんでじゃばらサイダーだけを飲んだらすぐに行動再開。
残す中大日越えルートのスタンプポイントである湯峯王子跡に行き、
最後は所要時間一時間と少しかかるという山越えとなった。
期待はしていなかったが、ピークにはまさかの磨崖仏や700年前に彫られた石版。
下山途中には月見ヶ丘神社があった。
集落に着地後、大斎原(おおゆのはら)を通り抜けて駐車地に戻った。
欧米系外国人には何組か遭遇。
その誰もがにこやかだったのが印象的だった。

その他の写真は以下より。
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山と高原地図2018年版+Geographica(iPhoneX)ログ

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バスまで時間があったので熊野川堤防を歩く。

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すでに暑い。。

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暑いからか、だれも歩いていない。

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第一回目に道の駅「熊野古道 中辺路」で購入した木札キーホルダーをぶら下げてきた。

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バスの車窓より

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発心門王子バス停(終点)に到着。

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発心門王子にて

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赤木越えへの分岐ポイント
前回、橋を渡らず通過したときはこんな様子だった。

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いよいよ赤木越えだ。

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何やら見慣れぬ石柱に「一坪」と書いているように読める。

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今度は「一日前」と彫られていた。

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なんとも平和な未舗装林道。
赤木越え分岐ポイントの橋が流されてるので車両はここまで来れないはず。

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お次は「榊阪」?

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爽やかな林道であるが汗だくで歩いている。。

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こんどは「追分」?
いったいこれらは何なんだ?

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そして「赤木越1」というのが登場。
このときにこれが11番まで?続くとは想像すらできなかった。

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枝打ちされていない植林帯になった。

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スポットライトポイント
林道はここまで。

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まだあった「献丈」?

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松の木だらけ。
もしかしてこれは○松ではないか。
ってことは・・

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「赤木越1」から相当離れてやっと2番が登場。

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「この道は熊野古道ではありません」とある。
シダ類の下に道が付いているのか?

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小休止

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松、松・・

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向こうの尾根に見えるアレは何だ??

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スーパーズームしてみると、何やら隔離された廃集落のような?

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さらにズームしてみると打ち棄てられた廃屋に見える。
いったいなんだろう??

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帰ってきてから調べてみたら、
なんだ前回すぐそばを歩いた水呑王子のスタンプポイントのところではないか。
廃プールも見える。
まさかあそこの校舎裏があんなことになっていたなんて。。

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鍋割地蔵(なべわれじぞう)1803年に作られたようだ。

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鍋割峠三角点

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柿原茶屋跡

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1855年に作られた道標

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苔むした岩がツルツル滑るので要注意

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いよいよ湯の峰温泉へ着地だ。

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冷たいシュワシュワ飲みたくて立ち寄る。

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原材料にこだわっていた「じゃばらサイダー」(330円)

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「つぼ湯」の裏から大日越えへ

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湯峯王子社跡(最後のスタンプポイント)

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磨崖仏の鼻欠地蔵

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1342年に彫られた文字が残る「六字名号碑」

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月見ヶ丘神社

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いよいよ大日越えの着地だ。

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熊野本宮大社旧本殿があった大斎原を通り抜ける(中は撮影禁止)

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これにて中辺路ルート完踏なり。

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車で再び湯の峰温泉に戻ってきて公衆浴場(250円)で汗を流し、
食堂で「かき揚げうどん」と・・・

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「焼飯」と・・・
だし巻きたまご。。(^^ゞ
美味しかった。
[ 2019/06/25 23:01 ] 熊野古道 | TB(0) |   コメント(6)
キバラーさん、熊野古道 中辺路完全踏破お疲れ様でした。
今回も素晴らしい映像と沢山の写真に見入ってしまいました。
整備された道にあるいくつかの物に、とても歴史を感じます。
いつかは熊野古道と思っているのですが、なかなか計画が立てれません。行程はとても参考になります。
p.sそろそろプー機の出番ですね。



[ 2019/06/26 16:56 ] [ 編集 ]
2年間にわたる5回シリーズ、熊野古道歩き倒し!
今回、あらためて①②③④⑤通しで映像&画像拝見
・・・王子が多いのにも驚きました。

すべて公共交通機関利用?キバラーさん単独行参り
のようですね。お疲れ様でした。

私はシリーズ①の『飯盛山(めしもりやま・341m』
(西牟婁郡中辺路町)等が気になりました(未踏です)

近傍!の山ラン(山頂無線)は
11年前の GW(2008/5/2~5/4)2泊3日で
『飯盛山』の東南東10キロ~20キロ「半作嶺・894m」(乙女の寝顔)
「法師山・1121m」「大塔山・1122m」含め7山で
移動運用しています。
[ 2019/06/26 17:51 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
ブログに動画までご覧いただきありがとうございます。
今回は700年も前に作られたものにも出会うことができて、山は植林帯になるなど古道も時代とともに形を変えてきても今もなおそこあり続けてきたという悠久の歴史の重みを感じた一日でした。
いつかnono720さんも歩くチャンスが巡りますように。

プー機ですけど、翌年には充電しても動かなくなってしまいました。
1シーズンの寿命でした。
その後、更新していません。
扇子で良いかな、なんて思っています。(^^ゞ

[ 2019/06/26 20:46 ] [ 編集 ]
過去のものをぜんぶ見ていただきありがとうございました。
王子や王子跡、王子社跡、あまりよく意味がわかっていないのですが、それ以外にも悠久の歴史を感じさせる地蔵や石版、道標などに出会うと、連綿と続いてきた多くの人々の一生などに思いを馳せてしまいました。
山自体はそこらの植林帯の低山と変わらないようでも、世界遺産はやっぱりすごいなと思いましたよ。
飯盛山(めしもりやま)と読むのですね。
存在感がありました。
似た名前の山が他にもあるので紛らわしいですね。
私は半作嶺も、どこの飯盛山も未踏です。(^^ゞ

[ 2019/06/26 20:50 ] [ 編集 ]
熊野古道は歴史的な建物や苔むした街道など昔の人の息づかいを感じることができる道ですね。
今は暑くてちょっと遠慮しますが、もう少し涼しくなったら中辺路もいいですね。
[ 2019/06/28 18:01 ] [ 編集 ]
山道はともかく、取り残された感じの歴史的オブジェ。
よく現代まで残り続けたものです。
これも日本の信仰心によるものかなと。
涼しい部屋で写真を眺めると爽やかに見えますが、今の季節はさすがに風の当たらない北側ではうだる暑さでした。
南側は風があって涼しかったですよ。


[ 2019/06/29 22:17 ] [ 編集 ]
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キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山を中心に
登っています。
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化。
テニスやスキーにもハマってました
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よく山に持って行ってます

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