竜ヶ谷(龍ノ覗)にて ※画像クリックで拡大可
琵琶滝にて ※画像クリックで拡大可
見応えあり、歩きごたえありの圧倒的存在感
赤目四十八滝に来たのは今日が初めてだと思いこんでいた。
帰ってから調べてみると過去に2回訪れていたことが判明するも
まったく何も記憶に残っていないではないか。
現代のようにお手軽に写真が撮れるデジカメというものが無い時代で
わざわざフィルムカメラを持ってきて写真を撮り現像に出す
という行為は、よほどの大イベントでもない限りやらなかったか、
もしくは撮ったかもしれないが写真をどこにしまったかもわからず
見返すことがなかったためにいつしか記憶から消えてしまったのだろう。
写真を撮るということは、鮮明な記憶としての定着化・固定化のために
非常に重要な行為だということを再認識させられた。
ナンチャッテ観光滝かと思いきや、赤目ってこんなにスゴイところだったの?
大峰や台高の秘境にも匹敵、渓谷の魅力をこんなに手軽に堪能できるなんて。。
見どころがありすぎて写真を撮る手が止まらず、
最終の滝にたどり着いてふと気づくと標準コースタイムの2倍かかってた。(^^ゞ
次から次へと現れる滝ステージに魅了されながら奥へ奥へと進むも
長坂山コースの取り付きまでも遠く、さらには最後の滝までそこそこ遠かった。
写真を撮りながらなので遅々として進まなかったので長く感じたのかも。(^^ゞ
最後の滝はさぞかしラストを飾るスゴイ滝なんだろうと思いきや
わりとノーマルだった。(^^ゞ
一般的にはそこで折り返すわけであるが、さらに奥を見やると
何やら高台にフラットになってるところが見えたので先へと進んでみた。
そこは滝の上流にあたる大きな池があり、弁当適地なベンチもある場所で、
日陰が寒いと思える一日だったが、陽のよく当たる温かい場所だった。
さらに奥に行ってみたい気持ちに駆られるほど感じの良いところで
そのまま進むと香落渓を経て曽爾高原まで通じているようだ。
お昼にしたいと思える場所だったが、復路の途中の取り付きから
まだ長坂山へと登って周回しなければならないので泣く泣く後にした。
長坂山への取り付きまで戻ってきて山へと進出してからは
まさかの激登り急登におどろおどろしい「陰」な雰囲気だ。
しかも山に入ってからいきなりくしゃみ連発で花粉症症状が顕著に。
滝コースでエネルギーの大半を使ってしまったので、
こんなステージが最後まで続くんだったら心折れるなぁと思いきや、
登り切るとガラっと様子が変わり、植林帯ではあったが
なんとも快適で明るいゴキゲンなトレイルに変化したではないか。
ここまで整備されていて美しい植林帯は見たことがないとさえ思える
そんな「陽」をもたらすような雰囲気が終わりまで続いた。
長坂山山頂は展望も無さそうでぜんぜん期待していなかったが
それよりなにより山頂の100mほど手前に、
谷側にスパッと切れ落ちた崖っぷち?上部からの大展望があり、
その爽快感はうれしい誤算であった。
遠く青山高原のウィンドファームも見える山並み。
曽爾の屏風岩を連想するほどの高度感だった。
戻ってくると朝は閉まっていた土産物店などが開いていて賑やかだった。
四十八滝というは赤目だけでなく全国にあるんだって。
<立ち寄り先>
・湯元 赤目山水園(日帰り温泉800円)
そんなこんなで大量の写真は以下より。

山と高原地図2016年版+iPhoneX(ジオグラフィカ)ログ ※時計回り周回


朝、まだ早いので静まり返っている

「えんじゅの森」とある

「滝みちも 名張の川も ほそりつつ」という文学碑

温泉でも湧いているのかと思った。。

「じゃんじゃの水」だそうだ。飲めないらしい。(≧∇≦)


いよいよここからスタート

※画像クリックで拡大可


渓谷沿いを行く
しょっぱなからなかなかワイルドだ



何やらスゴイところに出た ※画像クリックで拡大可

なんだ?あの谷は?

竜ヶ谷(龍ノ覗)はまるで大秘境だ ※画像クリックで拡大可
写真ではこれが限界だが、実際に目の当たりにすると・・

奥まで行ってみたいが立入禁止だった


霊蛇滝





最初の段階からなかなか魅せてくれる







リモコンシャッターは便利だ



千手滝 ※画像クリックで拡大可


「護摩の窟」とある

護摩の窟






写真では入り切らず表現できない囲まれ感


布曳滝



滝を高巻きする

布曳滝の上部

落ち口

※画像クリックで拡大可

行き止まりかと思いきや

斧ヶ渕を高巻きして越える


越えてきたところを振り返る






小滝にもすべて名前が付いていて、
ここまで来るともう滝の名前などどうでも良くなってきた(^^ゞ



え?まだ真ん中?






右手に長坂山コースへの取り付きを発見
最後の滝まで到達したら折り返してきて、ここから登るのだ




百畳岩は大きな休憩ポイントだ







水はエメラルドグリーンで美しい








※画像クリックで拡大可



荷担滝





琵琶滝 ※画像クリックで拡大可

えらいところに通路が。。


ついに最後の滝に到着するも・・

わりと普通かな?(^^ゞ

折り返さずにさらに奥へ進むと弁当適地があった

さらに奥へ進むと池が回り込んでいた

ショウジョウバカマ
長坂山の取り付きまで引き返してきた

いきなりの激登り


右側は切れ落ちている

ややおどろおどろしいかな



登りきったところは展望ポイント


たしかに展望はあるが、ちょっと寒い

快適な植林帯歩きとなる

明るく爽やかな雰囲気であるが、花粉症は爆発



非常にわかりやすい案内表示

一旦林道に着地

杉の枝が落ちていたので、足先で揺すってみると
まるで黄色チョークの粉のようなおびただしい量の花粉が出た。


一瞬だけだった林道を離れる

この細い杉群はナニ?

なんとも美しいではないか

こんなところにもしっかり案内表示

まさかのビューポイントがあった。



駐車地付近を見下ろせた(ズームしている)

前方遠くには、
先日登った青山高原のウィンドファームが眺めれた

長坂山山頂にて
ほどなく到着

額井山とあるが額井岳のはず

額井岳

名張市内

舗装林道に着地

ひぇ~。
揺さぶったら狼煙か煙幕のように花粉が出た(≧∇≦)

駐車地付近に戻ってきた。

赤目口駅から4km。
路線バスも出ているが、
駅から歩いた猛者を知っている。
私は幼少の頃、ここの小滝で溺れかけた苦い思い出があります。
山ラン(山頂無線)は
2002/02/24 ①「長坂山・585m」
②「大平山・712m」(宇陀郡榛原町)
③「真平山・751m」(桜井市)でした。
PS
長坂山から青山高原の風力発電 [風車] 60基が一望ですね・・(QQ)/・・
「額井岳・812m」から267キロ彼方の「富士山・3776m」が
望めることがある様です。