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ただ山を歩くだけじゃもったいない、その時々のナニカを発見し、記憶の定着のためにもカメラを持とう。

SOTO(新富士バーナー)『レギュレーターストーブ (ST-310)』  

20190306-5.jpg
SOTO 「レギュレーターストーブ (ST-310)」

久々のグッズレビューである。
事の発端は、昨冬の桧塚奥峰での出来事だ。
と書きだ出すと何があったんだ!?となるけど、そんな大した話ではない。(^^ゞ
素手出しのままだと厳しいほどの寒さの中での昼食時、各自バーナーで湯沸かしを始める。
最新のジェットボイルはマイクロレギュレーター(ガス圧調整機構)付き
ということもあってか難なくお湯が沸く。
マイクロレギュレーター機構がどれほどの効果を発揮しているのかわからないが、
ガス缶内の圧力を必要以上に低下させないように調整してくれるそうで、
その結果、低温時の火力落ちが抑えられるとか。
お湯を沸かすのが主目的で、たまに五徳をセットして調理するなら
オールインワンで構成されていて、組み立て後も合体、ロックができ、
クッカーがバーナーから転落なんて事故も防げるジェットボイルはほぼ万能。
これがジェットボイル以外となると、燃料、バーナー、クッカー等と
パーツがバラバラなので、うまく収納できないとザック内でゴロゴロ踊る。
さらに、なにか一つ忘れ物してしまいそうで心配でならない。
しかし今回はジェットボイルの話ではない。
そんな厳冬の中、とある山友さんが家庭用カセットコンロと同じタイプの
カセットボンベ(CB缶)が使えるタイプのバーナーを組み立て始める。
燃料は純正のパワーガスではなく、そこらで売ってる1本100円くらいのやつだ。
外気にさらされまくりの缶で、この厳冬の中、気化するの?と半信半疑だったが、
申し分のない火力でボーボーと燃焼してるではないか。(@@;
うそだろ?!
通常、安いガスカートリッジは、気温が低いと気化しにくい成分だから。
つまり、沸点の高い液化ブタンしか入ってないから。
厳冬期の裏技として、缶を温めるためにネオプレーンで包んだり、
お湯に浸けて温めたりして気化を促進させる。
今でもあるのか、緑色でお馴染みのEPIというメーカーは、
バーナーで熱した熱を缶に伝導させて缶を温めるジェネレーターなんていう
変わり種のオプションなんかも出していた。
アウトドア用のガスカートリッジ(OD缶)は通常立てて使うので、
缶内の燃料が減ってきて、さらには冷えることで気化しにくくなり火力が落ちる。
これは、液が下、気化したガスが上になるため。
そこで、ガス缶を逆さまに取り付ける「液出し」式という製品もあって、
それだと気化を待たずにすぐに燃焼に持っていけるので気温の影響を受けず寒さに強い。
つまり、ある山友さんのソレはカセットボンベを横倒しにするわけなので、
液出し式に近い構造になっているのだろう。

<缶の種類>
 ・カセットボンベ(縦長のカセットコンロ用)=CB缶
 ・ガスカートリッジ(アウトドアバーナー用の丸っこいの)=OD缶

<ガスの種類>
 【液化ブタン】  沸点:-0.5℃ ←一般ノーマルガス(安い)
 【液化イソブタン】沸点:-11.7℃ ←ハイパワー向け(ちょっとだけ高い)
 【液化プロパン】 沸点:-42.1℃ ←ハイパワー向け(高い)
※ただし、プロパンだけだとガス圧が高く危険なため、通常はブタン類と混合する。

OD缶の場合、およその混合比率ではあるが安い順に、
 ・イワタニプリムス ノーマルガス=ブタン7:イソブタン3(春・夏用)
 ・イワタニプリムス パワーガス =ブタン7:プロパン3(オールシーズン)
 ・ジェットボイル ジェットパワー=イソブタン7:プロパン3(オールシーズン)
となっている。
通常のバーナーでは、成分が液化ブタンだけだと気温が氷点下だと気化しない。
実際には5℃以下あたりから厳しくなってくる。
いちばん寒さに強いのがプロパンが入ったもので、イソブタンとの混合のものが最強。
つまりジェットボイル専用の純正ガス缶がそれである。
しかし!ジェットボイル「ジェットパワー100G」で内容量100gで500円もするのだ。
メーカー保証外なので自己責任ではあるが、
気温の高い季節ではイワタニプリムスのパイパワーガス(小)350円くらいのを使っている。

カセットボンベ(CB缶)1本100円くらいのは成分は、液化ブタンのみ。
SOTOの純正パワーガス缶だと、液化プロパンと液化ブタンの混合なので火力が強い。
SOTOの純正ノーマルガス缶だと、液化ブタンのみ。
SOTOの純正品はいずれも3本セットで800円くらい。
内容量はいずれも240g。

これらの情報を総合すると、カセットボンベ(CB缶)を使う方式のほうが
燃料コスパが良くて寒さもあまり気にしなくてもいいという良いことづくめ。
春・夏だと1本100円の燃料でも十分だろうし、残量を気にしなくても
少しでも減ってきたら家で使い切れば良いので、常に満タン状態の燃料を持って行ける。

SOTOのCB缶対応モデルは現在4種類あり、そのうち2種類がレギュレータ付き。
そのうち1つは出たばかりの新製品だったが秋まで発売延期となった。
値段も高いので最初からアウトオブ眼中。(^^ゞ
つまり、今回のこの製品がベストという結論。
メイド・イン・ジャパンなのでがっちり作られているので少し重いけどね。(^^ゞ

最後に使用してみての感想。
OD缶式のバーナーのように勢いよくガスが出て燃焼するのかと思いきや、
あれ?これガス出てんの?みたいにちょっと回したくらいじゃ反応なし。
グルグルグルと回していくとガス噴出音がして所定の勢いくらいになった。
最初なので純正パワーガス缶を使用してみたが、
暖かくなったら安っすいカセットボンベを使ってみよっと。
消費税は増えるわ、収入は増えないわでお先真っ暗なので財布の紐を締めにかからないとね。
ハイオク専用車からクリーンディーゼル車に乗り換えたくらいのコスパの良さに
いやホント、めっちゃ使いまくりたい。

折りたたみテーブル「フィールドホッパー」といい、SOTOってええモノづくりしてるよなぁ。
20190306-1.jpg
この状況で気化するの??
この方の影響で欲しいと思うこと苦節1年目にしてようやく購入。(^^ゞ

20190306-3.jpg
最初なので、純正パワーガス缶と同時購入。(` ´)

20190306-4.jpg
このように小さくたためて、収納袋付きである。 日本製で頑丈な作りのため少々重め。
脚は開くとロックできる機構になっている。もちろん点火装置付きだ。

20190306-2.jpg
初点火前なのでバーナー部も焼けてなくて美しい。
飾り用と実用のと2つ欲しいくらいだ。

[ 2019/03/07 22:02 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(8)
久しぶりのグッズネタですね。
とある山友さんって・・・ 私の盟友Nさんでしょうか?(#^^#)
新しい山グッズを買うと山に行くテンションも上がりますよね。
冬の山でのお湯の確保って永遠のテーマですね。

一番楽なのは山専用ボトルなんですけど、
冬は微妙にぬるくなっていていけないですね。
だけど、沸かすとなると道具類がたくさんになってしまいます。
山専用ボトルに再沸騰機能が付いていればベストなんでしょうが・・・

SOTOの折り畳みテーブルには惹かれます。
スノーピークスのOZENは持っていますが組み立てが面倒なんです。(>_<)




[ 2019/03/08 20:31 ] [ 編集 ]
あ〜 わかります!キバラーさんならsotoだろうなぁ〜 って感じがしました。

すごい細かいきっちりした物作り感があるメーカーだと思っています。

僕自身は、そこが苦手なんですw

ザクッとしたテキトー感がない道具は、苦手なので、、、
[ 2019/03/09 13:25 ] [ 編集 ]
スーパーで売ってる安物燃料だと、ホントに寒い時に若干火力の弱さを感じます。
それよりなによりCB缶の携行性の悪さがネック。
OD缶だとスノーピークのトレック900にスッポリ収まってとっても便利。
五徳の滑りやすさも少し気になる所。
造りはガッシリしてて好感持てますね。
[ 2019/03/11 00:55 ] [ 編集 ]
お湯だけでとジェットボイルで十分ですが、それ以外とでは分けないとって先日も思いました。
シェラカップを直接火にかけるのに、ジェットボイルの五徳では安定しなくて手で持って温めてました。
SOTOの製品は質実剛健でしっかりできてます。
[ 2019/03/11 05:47 ] [ 編集 ]
テキトー感のある道具って壊れやすくないですか?
舶来物などは扱いが雑だと簡単に壊れそうです。
キャンプ用品も高い割にチープに思うのは自分だけ?
スノピとかはさすがにしっかりできてますね。
その代り重量とのトレードオフになりますね。
[ 2019/03/11 05:48 ] [ 編集 ]
CB缶は縦長なのでザックには放り込みやすいと思いましたが、なるほどトレック900のようなクッカーをお持ちなら収納して一体化できますね。
チタンクッカーなどを置いた時の五徳の滑りやすさは課題ですね。
山で凝ったメシ作りができるほど器用ではないので、先日のようにホットサンドでもしない限りは通常はコンパクトな湯沸かしメインのジェットボイルになりそうです。
山では季節や気温の移り変わりが激しく、快適、不快(虫など)がころころ変化するので、どうしても簡単なパン食+珈琲が主体になってしまっています。
[ 2019/03/11 05:48 ] [ 編集 ]
お疲れ様です。

私もバーナーで楽しい苦しみを味わいました^^;
この機種も選択肢に入っていましたが、冬のことを考えると、、

でもこの記事を読んで興味ブクブク、、、

ただ、ゴトクと脚が一体ですので使用中や使用後には熱くて持てない感じ。
そこでシリコンチューブ(内径4mm)をはめることで、テーブルでも滑らないし移動もし易いかと、、
[ 2019/03/21 17:19 ] [ 編集 ]
燃料のコスパが良いので、燃費を気にせずに煮込み、焼き続けられますので、そうなると何を作ろうかと悩みますね。
わざわざ材料を調達して下ごしらえしておくという手間を惜しまなければ応用範囲が広いのですが、なるべくシンプルな手作りものとなるとホットサンドくらいしか思いつきません。
鍋物は残り汁の処分に困りますからね。
山でサイコロステーキとか食べてみたいです。
それはそれで油が飛び散りまくりなのが面倒なんですけどね。
ホットサンド専用機になるのが避けたいところです。
とんとんさんのヤマップに応用アイデアが登場するのを注視しておきます。
シリコンチューブみたいな滑り止めは純正オプションで商品として存在していますよ。
[ 2019/03/21 20:42 ] [ 編集 ]
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