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思い立ったが吉日、その時々で導かれる方向の山へ!今日はどんな出会いが待っているだろうか

金剛山 第587回 (2018.5.12) 

20180512-12.jpg
カトラ谷 第三ノ滝の難所にて

【動画編】


新生、カトラ谷ルートの真実

【ルート】
 登り:(新生)カトラ谷
 下山:千早本道


2017年に上陸した雨台風の災禍によってズタボロになった登山道のうち
もっとも被害の大きかったカトラ谷ルート。
元々一般登山道ではなく破線ルートであったが、
大阪側の数少ない谷ルートとして、また、花咲くルートとしても人気が高い。
取り付きまでの林道や堰堤の造成前の薄暗く怖い雰囲気の頃から登っていて
いつぞやの年越し登山では夜間にも登ったことがあるほど
歩き倒しているルートであったが、今回、最も大きく形が変わったとのことで
災害以来、個人的に自重してきた。
あれから半年も経過し、そろそろ落ち着いたきた頃かなと確認に行ってきた。

結論から言うと、
大阪側の沢ルートに、比較的ワイルドで両手も使わなければ登れない
妙見谷ルート並になったと言えば伝わるかな?!
基本的に沢の中を行き、小滝はサイドから確実に支持して登れば良い。
気をつけなければいけない箇所だけを以下にまとめる。

<危険箇所>
 ・第二ノ滝、第三ノ滝のサイドを登る場合は滑落注意
 ・第二ノ滝は、従来の登山道(左岸:頂上に向かって右手)が安全
 ・第三ノ滝は、従来の登山道の高所へつりはお助けロープ(ベルト)が
  新たに張ってくれてあったが、頭上の岩が崩落する可能性も高い。
  また、ハシゴを登りきってからのへつりは地面にクラックが入っており
  崩落する危険あり。
 ・堰堤前後は砂状の堆積があり崩れやすい状態。

今日のカトラ谷は、ざっと20名くらいは通過していかれたので、
すっかり元の人気ルートに戻った感じを受けたがその大半は常連さんであった。
中には、このルートで頂上まで行けますか?と尋ねるハイカーも居た。
汗をかきかき、以前あったカトラの水場あたりまで登ってきたところで
どこかで手ぬぐいを落とした事に気づいた。
後から登ってきた知人と遭遇したので手ぬぐいを見なかったか?と尋ねると
第三ノ滝の手前で見たとのことなので、ハシゴ箇所を通る従来の難所を通って
回収に戻った。
これがもし、クラックの入ったへつりの部分が崩落して通れなくなると
現在の砂が浮いた状態では下山で第三ノ滝を下りるのはやや危険だと思った。
それと、水場の上の堰堤前後の砂の堆積は想定以上だった。
これらは今後、まとまった雨などによって形を変える可能性が高いので、
生き埋め注意な状態だった。
したがって、長雨の後など気象条件によっては非常に危険な要素を孕んでいる
と言えるだろう。
常用ルートではないなと思った。

その他の写真は以下より。
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登山口で出会ったトレラン男性と、ここまでの間、おしゃべりをしながら来た。

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カトラ谷ルートの取り付き(右手に堰堤)

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第一ノ滝は右からでも左からでも楽しく登れる

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第二の滝 濡れずに登るには水量が多かったので右手の旧登山道から安全に登れた

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堆積物が多い

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ヤマブキソウ

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広く明るくなった感じ

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第三ノ滝を巻く高所へつりはバンドみたいなものを張ってくれていた

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ハシゴを登ってすぐのへつりの地面にクラック 崩落は時間の問題

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カトラの水場だった上の堰堤が砂で埋まりそう

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堰堤を登りきったら砂山で、その先にはこんな壁

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ニリンソウはすでに伸び切って見頃を終えていた

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ユキザサ

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ヤマシャクヤク

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夏の空、怪しい雲

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カイドウザクラ(海棠桜)

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ヒメリンゴ

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千早本道8合目のブナ
Check [ 2018/05/13 20:39 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(8)
4月末に新生カトラ谷を登りましたが、
だいぶ踏み跡も安定してきましたね。

第三ノ滝付近のクラック、私が登った時には無かったかと思います(見落としかもしれませんが…)、今のカトラは常に変化を続けていますね。
全域で落ち着くまでまだまだ数年はかかりそうです。

ハシゴ手前のロープに倒木の圧力が常にかかっているので、今回再確認した危険箇所も含めて個人的にも第三ノ滝付近が要注意ゾーンです。
[ 2018/05/14 12:55 ] [ 編集 ]
カトラ、変化し続けてそうですね。
それにしても歩く人の多さにはびっくりしました。
もしかして独り占めかと思っていたら、次から次へと。。
ハシゴ手前ロープは、以前は必要に思いましたが、今では不要な感じですね。
あの辺りは以前も今も難所なのは変わりませんね。
先日の雨でどう影響があったか気になるところです。
水場の上の堰堤前後の砂山は早く落ち着いてほしいですね。
[ 2018/05/14 20:50 ] [ 編集 ]
当日は取り付きと踏跡の確認のため、黒栂尾根道を行っておりました。
途中のアプローチは片付けられており、歩きやすかったですね。感謝です。

またその日はカトラ方面に7,8名の方々が向かっておられ、予定変更して思わず付いていこうかと思いました。^^;
時間が経つと、もうこのようなグループ登山になってきており、ルートも確立されてきているなぁと思っておりましたが、
今回のレポで、要注意個所がありそうですね。

また、行ってみようと思います。

[ 2018/05/16 14:23 ] [ 編集 ]
同じ日に黒栂尾根でしたか。
ニアミスでしたね。
私が撮影していると、7,8名の団体が登ってこられました。
その中に知人がいらっしゃったので、10時ライブカメラの常連さん中心な感じがしました。
現在の妙見谷ルートよりは安全だと思いました。
注意すべきは第三ノ滝だけな感じでした。
[ 2018/05/16 21:31 ] [ 編集 ]
僕の知っているカトラ谷じゃない!
妙見谷もすっかり変わったみたいですね。
どちらもコレだけ変わっちゃうと新しいルートのような
感覚で歩けそう。近いうちに歩いてみたくなりました(*^^)v
[ 2018/05/17 20:14 ] [ 編集 ]
カトラ谷、部分的に面影が残るものの、まったく別モノになってしまいました。
もみじ谷もたいがいでしたし、大阪側ですと妙見谷もずいぶん変わってしまいましたが、いちばん影響の大きかったのがカトラ谷かなと思います。
沢ルートとして歩きやすくなった面もありつつ、まだまだ形の変えそうな面やら、落ち着くまでもう少し時間がかかりそうです。
まさに新しいルートでした。

[ 2018/05/17 21:42 ] [ 編集 ]
踏み跡があちこちに出来過ぎて注意していないと変な所へ誘われるって感じですね。
もう数年もすれば緑豊かな谷に戻ってくれるとは思いますが、大雨だけは降って欲しくありませんね。
[ 2018/05/23 21:25 ] [ 編集 ]
かつてのカトラ谷ルートをよく知る人にとってはルートを見定めやすいですが、始めての人がこちらに誘い込まれる事が多く発生しているようです。
今年は風水害がありませんように!ですね。
[ 2018/05/24 00:35 ] [ 編集 ]
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