生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

鈴鹿山系 天狗堂・サンヤリ (2017.5.5) 

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サンヤリにて

鈴鹿らしさは希薄であった

【ルート】
 君ヶ畑自治会駐車場-大皇器地祖神社-(林道・バリ尾根)-天狗堂山頂-
 展望岩-サンヤリ-休憩地(お昼)-(バリ尾根)-林道-宮坂峠-
 大皇器地祖神社-駐車地

 
平成27年9月に制定された鈴鹿10座。
琵琶湖側の東近江市から登ることができる山であることが前提。
鈴鹿セブンマウンテンの7座中、5座も重複するが登山口はすべて滋賀県の東近江市側である。
今回は鈴鹿10座のうちの8座目となる。

GWの最中の遠出は渋滞に巻き込まれたりするので敬遠したいところであった。
滋賀県側からアクセスする鈴鹿の未踏峰で、
名前が面白い日本コバや銚子ヶ口かなと考えたが、
特に理由もないが周回できそうなので天狗堂にしたという感じ。
その周回はというと、山と高原地図には無いが
ヤマレコ等で先人たちがすでに歩いている時計回りで、
平和でノンビリとした周回の予定であった。
往路は特筆すべき点のない、わりと退屈なトレールだった。
わざわざコストかけてここまで来た価値を見つけたい。
お昼の休憩中にいろいろ調べているうちに気が変わり、
反時計回りの大周回ができるんじゃないかと思い立って冒険へ。
詰んでしまって帰れなる失敗リスクに対する勝算の見込みはある。
しかし、実際に行ってみたら予想外の展開になることも。
果たしてどうなることやら。

昨年11月に歩いた御池岳T字尾根に来たときと同じアクセスで、
あの時よりもずっと手前の「君ケ畑」集落にある、
君ケ畑バス停のところの広場に駐車させていただく。
自治会の駐車スペースらしく、この日は御池岳ツアー参加者が駐車していて
地元の方が軽トラで登山口まで送迎するという事が行われていた。
登山ツアーのサポートをすることで多少なりと地域の収益になっていればいいけど。
あたりは廃屋も多数あり、集落があるのが不思議なくらいの山奥だ。
ツアー客を見送られた後に残った自治会の方に駐めさせてもらって良いか確認。
「今日はツアー客のための駐車場やけど、まぁええよ」と快諾を得た。

取り付きの登山口がわからずに立ち往生していたら、
さきほどの自治会の人がひょっこり現れたので尋ねてみたら、
大皇器地祖神社の境内の中の右のほうに登山口があるとのこと。
9時前という遅いスタートであったが登山開始となった。
最初からいきなりの激登り。
いきなり夏がやってきたような高い気温に新緑。
登りつめて尾根にでたら林道が並走してきていたが下り切ったところで林道も終点。
登り返したと思ったらまた激下って登り返し。。
一瞬平坦なところに出て進むべき方向がややこしかったが、
登り基調に転じたところでピークまでは尾根の一本道。
これといって特筆すべき点がなくて退屈してきたところで左手に林道が見えた。
登山ルートから外れて林道に取り付いてどこまで続いているのか歩いてみた。
ほどなく終点になったので、隣の尾根からバリエーションで登ってみた。
自然林の中、急登であえぎながら登っているとでっかい真四角な岩が出現。
そこを越えてさらに進むも、岩場ゾーンに阻まれたので、
すぐ近くまで近寄ってきていた登山道に復帰して歩くことにしたが、
登山道も岩場ゾーンの急登となり、ほどなく山頂に到着。
サンヤリのほうへ少し進むと展望岩というのがあったので登ってみる。
サンヤリへは80m下って横移動して50m登るという感じで
思った以上に距離があった。
サンヤリのピークはフラットで大休憩適地であったが、
さらに奥へ行ったところで御池岳の展望の良いポジションがあったのでそこにした。
復路はサンヤリピークから尾根を北上し、林道へ通じる尾根を下った。
ところがそう簡単ではなく、スームズなところもあればシャクナゲに阻まれたり
小さな別尾根に引き込まれそうになったり。
最後の最後はソフトランディングできるかと思いきや、
林道に転落しないようにぎりぎりをヘツって・・。
林道に着地したらもうすっかり下山完了気分で平和が訪れたが、
この林道も長く、林道終点から宮坂峠にスムーズに上がれるかが心配の種。
林道終点からは最近重機で道を開拓しました的なところを登っていくと4分岐。
当たりをつけて開拓林道を登りつめて最後まで詰めたら行き止まりで引き返し。
尾根に取り付いて、宮坂峠から下山する尾根を見落として通り過ぎた。
また戻ってきてその尾根を下るも、踏み跡などない荒れた尾根。
なんとか大皇器地祖神社裏に着地するという大周回になった。

その他の写真は以下より
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山と高原地図2016年版+GARMIN GPSログ

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反時計回り周回

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駐車地

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大皇器地祖神社(←なんと読むの?)が登山口

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出だしから暑い

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厳かな雰囲気

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大皇器地祖神社境内右手から取り付く

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鈴鹿10座お馴染みの飛び出し坊や

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いきなりの激登り

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両サイドは落ちている尾根

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新緑まぶしいブナ

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登りきったらすぐに下る(林道が並走してきていた)

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下りきったところは林道終点 背丈の高い樹木が多い

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登り返したと思えばすぐに激下り

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あっちに見えるピークは天狗堂か?!

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フラットなゾーンは進行方向がわかりにくい

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最終アプローチの尾根を登っていると
左手に林道が来ていたので行ってみた

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林道から見上げたところ

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つづら折れの林道もすぐに終了となったのでバリエーションの尾根へ

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バリエーション尾根の途中に大岩 ここを越えると岩ゾーンがたちはだかる

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少し横移動して登山道へ復帰 かなりの急登

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山頂が近づくと岩ゾーン

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靴が脱げそうなほどの斜面

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右手に岩壁があったので様子を見に行くと、
この右側奥には・・・

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天狗堂ピーク 展望はよくない

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天狗堂ピークにて

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ピークからさらに奥へ進むと展望岩

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てっぺんからは御池岳が正面に、右奥にはフンワラ(藤原)岳

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展望岩から数十メートル下った尾根伝い

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下ってきたところを振り返った風景

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稜線からも右手に御池岳のテーブルランドが見えた
手前の青々しているのはT字尾根

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サンヤリまではけっこう距離がある

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登り切ったこの奥にサンヤリピークの看板が見える

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サンヤリ表示板のそばには三角点

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長い休憩の後、滝谷山へと続く北尾根へ進出

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尾根芯にある障害を右斜面から巻く
巻き終わったらすぐに復帰しないと別尾根へ行ってしまう

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快適なご機嫌ゾーンになったところで左手へ下る取り付きを探しながら歩く

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このポイントから尾根を忠実に下る

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最初は何の問題もなかった

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なかなか急斜面である

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こんなところに着地してからだんだんとややこしくなる

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進行の障害も出始める

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と思ったらまた快適ゾーン

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これはアカンやつやぁ、なんて言ってる余裕がない

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違う尾根に引き込まれてしまった 下りながらあの岩ゾーンがある尾根へ移る

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植林帯に突入し、平和を取り戻したと思っていたら

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林道が近づくと障害だらけ

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ここから林道へソフトランディングしたように見えるが直前はなかなか大変だった

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下山完了気分になりそうだったが実際はまだまだなので気持ちが焦る

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未舗装林道を下りきると幅広舗装林道で登り返すも舗装はここまで

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山と高原地図に書かれている「林道終点」

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林道を詰めたところ、山と高原地図に「廃道」となっている部分が
実際に越えれるのか不安だったが、最近ユンボで切り拓きました的な林道があった

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林道を詰めたら行き止まりだったので、少し戻って適当な尾根に取り付く

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尾根を登ってる中

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山と高原地図で破線になっているルートは取り付きもわかりにくく
踏み跡も無いバリエーションのような尾根だった

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どうにかこうにか大皇器地祖神社裏に着地

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大皇器地祖神社

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朝スタートした登山口が左手にあった

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やれやれおつかれさん
Check [ 2017/05/06 22:25 ] 鈴鹿山系 | TB(0) |   コメント(4)
GWは鈴鹿の山に登ってみたいと思いながらも果たせませんでした・・・
登山って行きたい山リストの引き出しをたくさん持っていないと
いざと言う時に行けないもんですね。

私なんて遠征計画はたいてい1度目は天候不良とかで流れて
2度以降のチャレンジで行けることが多いです(*'▽')

ですが、2度目になると調べつくしているので
スムーズに行けることが多いですね。
そんな感じなので1度目で行けるときは焦りますね。(≧▽≦)

今回はお昼でのルート変更の可能性は事前にある程度は想定していたのですか?
それに登山口って迷うことが多いですね。
 
[ 2017/05/07 10:56 ] [ 編集 ]
候補の山(未踏峰)はリスト化していて行きたい理由も書き加えています。
それでもなかなか行こうという動機につながらない事が多いです。
季節を選ぶ山もあるのでタイミングも難しいところです。
一度登ってから年数が経過していても二度目ともなると新鮮味は薄いのでできるだけ未踏の山を狙うようにはしていますね。
今回のルート変更は、休憩中に思い立ちました。
このまま普通に周回するだけでは緊張感が無いと思ったもので。(^^ゞ
登山口がわかりにくいパターンは多々ありますね。
[ 2017/05/07 20:47 ] [ 編集 ]
ほぼ同じコースで「天狗堂」&「サンヤリ」を同好の士(京都市左京区在住)が
昨年3月21日、山ラン運用(山頂無線)しています。

私も過去に近傍の「日本コバ」鈴鹿7マウンテン等で山ラン済みですが
「銚子岳・1019m」「静ヶ岳・1089m」等含め未踏峰です。

キバラーさんの山行記録も参考に今年中にはゲットしたいと思います。

最後に同好の士の記録(ブログ)
ネット検索『JM3AVI・サンヤリ』で出ます。
[ 2017/05/13 17:33 ] [ 編集 ]
山ラン運用、ありとあらゆる山で行われてらっしゃるのですね。
銚子ヶ口、日本コバは未踏で、今回の行き先と含めた3候補では優先順位の甲乙つけがたい決め手がありませんでした。
いつかは登ることになるかと思います。
同行の方のレコ、ありがとうございます。
[ 2017/05/14 21:17 ] [ 編集 ]
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