多紀連山 三嶽中腹の展望ポイントにて緩やかさと、荒々しさの全部入り【ルート】
丸山集落三嶽登山口-(周回合流)-鳥居堂跡-クリンソウ群生地の上-大岳寺跡-
展望ポイント-植林帯東屋-石室-三嶽山頂-石室-大タワ-小金ヶ嶽-火打岩登山口-
集落-三嶽登山口-(尾根越え)-丸山集落三嶽登山口
好日山荘に買い物に行った時に、
好日のつじまいさんから、
三嶽(みたけ)が面白かったので行ってみてください、と教えていただいたが
三嶽ってどこ?それ?なに?だれ?ってことに。(^^ゞ
多紀連山とも呼ばれているとのこと、名前くらいなら知っていた。
機会ができたので今回行ってみたら、なかなかユニークな山だった。
中国道吉川JCTから舞鶴若狭自動車道で北上し、
丹南篠山口ICで降りる、いわゆる黒豆で有名な丹波篠山に位置する。
家から往復約230kmで、気軽に行ける距離を越えてちょっとした遠征になった。
周回する場合にみなさんがよく利用する駐車場を目的地に設定したつもりが、
わずかに位置を間違えてしまって、尾根一つ挟んだ丸山集落の最奥に到着した。
そこはたまたま三嶽の登山口だったので、軌道修正することなくそこから登ることにした。
結果的には周回下山後の疲れたカラダで、もう一度尾根越えする羽目に。。
大きなため池、丸山葆沢池の脇から、右手の尾根に向けて一気に上がり、
尾根芯のやや左側をへつりながら周回コースに合流するように進む。
植林帯は下の方だけですぐ終わり、尾根に上がると自然林ばかり。
滑落すると大怪我しそうなへつり部分もあるが油断しなければぜんぜん大丈夫。
周回コースに合流後は松の木がやたら多い印象の平和なトレールが続く。
静かで平和すぎて、歩きながら寝そうになった。(^^ゞ
地元の常連さんなのか、空身で三嶽をピストンされてる単独2人とすれ違う。
途中、クリンソウの群生地のそばを通過したり、
吉野大峯山との確執で?焼き払われたという大岳寺跡などを通過。
そのあたりから登りらしい登りステージになって展望も現れる。
周回で後ほど歩く予定の小金ヶ嶽の尖った山容などが確認できると、
あんなとこまで行くのか?遠いやん、険しそうやん、しんどそうやんとマイナス思考に。
まぁこれまでが平和すぎたので、少々あとで苦労しても仕方はないわな。
どうせなら逆周回で苦労ステージが終わってから、後半の平和を楽しむほうが良かったかも。
とにかく行ってみないことに何が待ち構えているのかわからない。
ひと山登った感十分なボリュームのはて、そろそろ三嶽の山頂かと思った直前に
まさかの植林帯がちょろっとあり、わりとキレイな簡易トイレ付き東屋から少し登ると
植林帯はすぐに終わり、石室のようなものがあるピークに出た。
と思ったらそこは三嶽のピークではなくて、ピークは周回コースとは逆方向だった。
左へと進むと、山頂の美観を損ねまくる電波中継設備のある三嶽(御嶽)山頂があった。
ヘリで運んできてポトンと落としていったと思われるハリボテの切り株風の
方角表示付きの、休憩時の椅子代わりにでも使こてくれ的なオブジェがあった。
展望イマイチという以前に、中継設備が雰囲気ぶち壊しなのですぐに移動開始。
再び石室のほうへ戻ってきた。
こっちのほうが雰囲気も良く休憩適地であったが、通過して大タワ側へ下山開始。
途中にもいくらでも雰囲気の良いフラットな休憩適地は多数あったが、
こんなところでお昼にしてしまっては小金ヶ嶽に登る気が削がれてしまうと思ったので我慢。
大したことのない鎖場が一箇所と、丸太風プラッチック階段を延々と下りきると
そこには広場や、大きな駐車場、フォレストアドベンチャー施設のある開けた峠だった。
フォレストアドベンチャー、楽しそ~やってみたい!と思いながらも通り抜け、
いざ小金ヶ嶽へ向けて植林帯からの登りへ。
ここでとある男性と出会い、山頂で再びお会いしたら一緒に食事しましょうとなった。
植林帯を抜けると少しだけまた丸太風のプラッチック階段になって、
そんなに登った感が無いまま岩稜帯の尾根に出た。
岩稜帯は鎖場多数ではあるが、緊張を強いられるようなデンジャラスなステージは無かった。
ようやく小金ヶ嶽ピークに登り着くと、わりと広いフラットな山頂。
そこにはまさかの大勢の若い女性中心のパーティーが占拠されていた。
それでもまだ十分な広さがあり、もう腹ペコでペコで隅っこのほうへと移動していると、
背後から、キバラーさん!と声がかかって振り向くと、なんとヤマレコの
ココペリさんだった。
ココペリさんとは、昨年7月の八経ヶ岳以来の再会であった。
ちょうどこれからお昼で?僕とは逆回りで?途中テン泊と言ってたような。。
山頂で一緒に昼にしましょうと言っていた男性がぜんぜん登って来ないので様子を見に行く。
遠くに男性が見えて座り込んでおられたので駆けつける。
鎖のない岩に登ったときに腰を痛めたとのことで、大タワまで戻るとのこと。
中途半端な場所ではあったが食事を早めに済ませて男性を見送って、
再び小金ヶ嶽山頂へ戻るとザックがあるのに人が居ない。
どこに消えたのか?! それっきりココペリさんとは再会することは無かった。
小金ヶ嶽から駐車地まではまだまだ遠いので、山頂で記念写真を撮ったら先を急ぐ。
山頂から先は鎖場一箇所くらいだったかな?という程度で、
だんだんと自然林から植林帯、沢ゾーンへと入って行き、
でっかい堰堤を過ぎれば集落に出て下山完了ではあるのだが、
僕の場合はさらに周回の登山口を見つけて尾根ひとつ越えた向こう側へと登り返し。。
なかなか精神的にハードだったけど、山は変化に富んでいたし、出会いもあったりで、
忘れられない印象に残る山行だったと思う。
その他の写真は以下より。

GARMIN GPS軌跡


駐車場を間違えて丸山集落奥の三嶽無料駐車場へ来てしまったが、
せっかくなのでここから登山開始。

しばらく林道かと思いきや、すぐに終わる

良い感じの滝だと思ったら、ため池の上澄みだった

丸山水源地(丸山葆沢池)

池の脇からいきなりの急登

獣避けネットを越えて尾根を目指す

徐々に植林から自然林へと、つづら折れで登る

遠くに三嶽が見えた

尾根に上がると落葉していて明るい

尾根隔てて反対側回ってへつるように進む

けっこう斜めってるので転落注意

ようやく右側から来る周回コースと合流した

意味がよくわからない看板

松の木が多いゾーン

松が中心

Aポイントの意味がわからない何かの終点は鳥居堂跡

平和すぎる・・

おっと、これはどういうなんなんでしょうか

この下に沢があってコース外なのに道標もあったりするけど?
(クリンソウ群生地でした)

大岳寺跡

今も昔も無茶苦茶な時代には変わりないなぁ。


けっこう斜めってる

歴史を感じる置物を時々発見する

登りらしい登りで暑くなってくる

三嶽中腹の展望ポイントにて

あんなところにも何かがある

あれが後から登る小金ヶ嶽だ
写真ではわからないが、けっこう凸凹していて山頂は尖っている

これはアカンやつやぁ

山頂直前で植林帯とトイレ付き東屋

上を見上げるとすぐそこに石室が見えた

石室のあるピークというかコルかな

石室の中は・・

この彫ってある看板が良い感じ

三嶽(御嶽)山頂

ハリボテの・・座るところなのかテーブルなのか使い道不明
どつくとドラム缶のように中が空洞っぽい金属音がした

油断してたらシャッターが切れた
やっつけ仕事みたいな山頂だから、まぁいいや

石室のそばの岩場から展望を眺める

石室のそばの岩場からの眺め

休憩無しで大タワへ下山へ

落葉シーズンじゃなかったら鬱蒼としているのだろうか?

何らかのナニカ

弁当適地がいっぱい

下のほうに駐車場が見えた

スーパーズームしてみると大タワのようだ

三嶽唯一の鎖場

プラスチック製階段を延々と下る

良い感じの場所が続く・・


ついに大タワに着地だ

大タワ

振り返ると芝生広場

フォレストアドベンチャーがあった

いちおうハメとこか・・
歩いてきたスタッフに気を取られているうちにシャッターが切れた


フォレストアドベンチャーを縦断するように登山道が・・

どんな顔してたんだか確認しなかったなぁ

命綱のハーネス

木製チップが敷かれていて足に優しい

楽しそう・・1

楽しそう・・2


植林帯に入った瞬間からクシャミ連発

まさかの鎖場の下り

荒々しく厳しそう


垂直ではないので余裕

振り返ると歩いてきたあんなところに人がいる

鎖場だらけであるが危険と思えるようなものではない

なかなか楽しいぞ


ようやく小金ヶ嶽山頂だ


小金ヶ嶽山頂にて カメラバッグが開いたまま

下山モードへ

あの鎖場を下りてきた


コル

登り返し


福泉寺跡

ここもまた吉野の大峰山連中に焼かれたのかぁ



沢沿いルートへ


この獣避けネットがなかなか開けられなくて苦労した

一旦下山完了し、登山口を目指す

こんな立派な看板があったんだ

周回コースの登山口


GARMIN GPS軌跡


駐車場を間違えて丸山集落奥の三嶽無料駐車場へ来てしまったが、
せっかくなのでここから登山開始。

しばらく林道かと思いきや、すぐに終わる

良い感じの滝だと思ったら、ため池の上澄みだった

丸山水源地(丸山葆沢池)

池の脇からいきなりの急登

獣避けネットを越えて尾根を目指す

徐々に植林から自然林へと、つづら折れで登る

遠くに三嶽が見えた

尾根に上がると落葉していて明るい

尾根隔てて反対側回ってへつるように進む

けっこう斜めってるので転落注意

ようやく右側から来る周回コースと合流した

意味がよくわからない看板

松の木が多いゾーン

松が中心

Aポイントの意味がわからない何かの終点は鳥居堂跡

平和すぎる・・

おっと、これはどういうなんなんでしょうか

この下に沢があってコース外なのに道標もあったりするけど?
(クリンソウ群生地でした)

大岳寺跡

今も昔も無茶苦茶な時代には変わりないなぁ。


けっこう斜めってる

歴史を感じる置物を時々発見する

登りらしい登りで暑くなってくる

三嶽中腹の展望ポイントにて

あんなところにも何かがある

あれが後から登る小金ヶ嶽だ
写真ではわからないが、けっこう凸凹していて山頂は尖っている

これはアカンやつやぁ

山頂直前で植林帯とトイレ付き東屋

上を見上げるとすぐそこに石室が見えた

石室のあるピークというかコルかな

石室の中は・・

この彫ってある看板が良い感じ

三嶽(御嶽)山頂

ハリボテの・・座るところなのかテーブルなのか使い道不明
どつくとドラム缶のように中が空洞っぽい金属音がした

油断してたらシャッターが切れた
やっつけ仕事みたいな山頂だから、まぁいいや

石室のそばの岩場から展望を眺める

石室のそばの岩場からの眺め

休憩無しで大タワへ下山へ

落葉シーズンじゃなかったら鬱蒼としているのだろうか?

何らかのナニカ

弁当適地がいっぱい

下のほうに駐車場が見えた

スーパーズームしてみると大タワのようだ

三嶽唯一の鎖場

プラスチック製階段を延々と下る

良い感じの場所が続く・・


ついに大タワに着地だ

大タワ

振り返ると芝生広場

フォレストアドベンチャーがあった

いちおうハメとこか・・
歩いてきたスタッフに気を取られているうちにシャッターが切れた


フォレストアドベンチャーを縦断するように登山道が・・

どんな顔してたんだか確認しなかったなぁ

命綱のハーネス

木製チップが敷かれていて足に優しい

楽しそう・・1

楽しそう・・2


植林帯に入った瞬間からクシャミ連発

まさかの鎖場の下り

荒々しく厳しそう


垂直ではないので余裕

振り返ると歩いてきたあんなところに人がいる

鎖場だらけであるが危険と思えるようなものではない

なかなか楽しいぞ


ようやく小金ヶ嶽山頂だ


小金ヶ嶽山頂にて カメラバッグが開いたまま

下山モードへ

あの鎖場を下りてきた


コル

登り返し


福泉寺跡

ここもまた吉野の大峰山連中に焼かれたのかぁ



沢沿いルートへ


この獣避けネットがなかなか開けられなくて苦労した

一旦下山完了し、登山口を目指す

こんな立派な看板があったんだ

周回コースの登山口

去年に行こうかと思っていた山でしたが、行けずに終わりました。
ハイキング気分で行く感じの山でしょうか?
4月下旬にヒカゲツツジが咲いていい時期だとガイドブックに書かれているので、その頃に行ってみようかと思っています。
写真がたくさんあって、参考になりました。
ありがとうございます。