生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

鈴鹿山系 イブネ・クラシ・タイジョウ (2016.11.26) 

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イブネとクラシ間のモフモフゾーン  ☆保護されるべきと思うほどみごとな苔ゾーンだった

想像以上に良かった、かなり良かった。

【ルート】
 岩ヶ谷林道起点-(林道)-ツルベ谷出合-杉峠-佐目峠-イブネ-熊の戸平(休憩)
 -イブネ北端-モフモフゾーン-クラシ-イブネ北端-イブネ-佐目峠-
 P1084-タイジョウ-(林道着地)-岩ヶ谷林道起点


平成27年9月に認定された鈴鹿10座
裏鈴鹿、と言うのかどうかは知らないけれど、琵琶湖側の、
東近江市から登ることができる山であることを前提に、
山の知名度は度外視して認定された山。
その昔、34年間も続いた登山大会が行われたことから知られることになった
鈴鹿セブンマウンテンとは山自体は5座も重複するが、
登山口が東近江市側かどうかという点ではまた山のイメージが異なるのかも。
鈴鹿10座の登山口には、滋賀県名物の飛び出し坊や「とび太くん」が設置されている。

登った山という点においてはすでにセブンマウンテンは歩いたので鈴鹿10座は今回7座目となる。
10座中、未踏5座のどれを登ろうかと考えたところ、
鈴鹿の奥座敷」「鈴鹿の名峰の眺望が良い」「コケの絨毯」というキーワードにビビッと反応。
それに、雨乞岳に登ったときに眺めたイブネの稜線がとても良く見えたので、
いつか歩きたいなぁと思っていたらあっという間に2年も経過してしまっていた。
それにしても、またしても鈴鹿の個性的な山の魅力にノックアウトされたなぁ。

久しぶりの好天の土曜日、冬がもうそこまでやってきているので、
今の季節のうちに行っておきたい京都北山か、鈴鹿か、どちらに行こうかと最後まで迷い、
行き先によって京滋バイパスかそのまま名神かというところで最終的に鈴鹿に決定。
京滋バイパス経由、名神八日市ICで着陸し、永源寺付近から甲津畑の渋川方面へ。
駐車地到着8時前にはすでに10台以上の車が止まっており、すでにスタートされている様子。
まだ準備中の方がいらっしゃったので話をすると、だいたいのみなさんは雨乞岳のほうだとか。
雨乞岳は通常、鎌ヶ岳と御在所岳の間にある武平峠を起点にするのが多いが、
琵琶湖側(東近江側)からだと渋川が起点になるようだ。
準備が終わると8時15分にもなって少々出遅れた感で、自分より後は一組だけであった。
雨乞岳に登るハイカーとは杉峠までは同じルートである。
最初はコースタイムで一時間40分ものダートの林道歩きである。
この未舗装林道にタイヤの轍はあったが、一般の車は入れないのでひたすら歩くのみ。
左手にはわりと下のほうに渋川を見下ろす感じなので、転落と落石注意といったステージ。
ほぼ水平移動に思える林道は、それにしても長い。。
屋根だけのような三角小屋が現れると林道は終了し、ツルベ谷出合があって沢は右側へ。
道幅狭めの登山道に変わって高所へつり区間、転落要注意ゾーンがしばらく続く。
吊橋を渡り、大きな登り返しからはガレてきて歩きにくくなってくる朽ちた大木ゾーン。
またまた屋根だけの三角小屋を過ぎてからは徐々に登りらしくなってくる。
掘っ立て小屋のようなものがあったので何かと確認に行ったら天然トイレだった。
そこからもしばらくすると杉峠に到着。
若きハイカーがたくさん休憩しておられたのでノンストップで通過。
そこから先は破線ルートでもありあまりハイカーが足をのばさないのか
踏み荒らされた感が少なく良い感じで、どこでも弁当広場なステージになってくる。
佐目峠へは下りとなるがそこもとても良い感じ。
もうイブネまで行かなくてもいいんじゃないかと思って諦めてしまいそうになる。(^^ゞ
そこからの登り返しは、台高の桧塚奥峰直前の登り返しを思うような最後の一踏ん張り。
ところがどっこい、イブネに着いてみたら、
「ナンじゃ、ここはぁ~!!」と絶叫したくなるほどのスーパー弁当広場が広がっていて、
鈴鹿の名峰、雨乞岳、東雨乞岳、御在所岳などなどがバーーン!と。
今まで歩いた鈴鹿の山々のみならず、すべての山を総合してもこんなええところは無い!
と思ったくらいである。
スタートしてほぼ無休憩4時間近くにもなっていてかなりの空腹。
当然、その展望をわしづかみにしてお昼するぞ!と思ったが、
風が少しあって寒そうなので、馬酔木の木の陰に隠れて食べようかと思ったりしたが、
それじゃせっかくの展望がもったいないなぁなどと考えていたら、
風の当たらなそうな、これまた良さそうな場所(熊の戸平)が反対側に広がっていたのでそちらへ。
休憩時間も含め、一般登山道から逸れた場所に来たこと、
休憩後、クラシと思って行った先がイブネ北端だったので戻ったりでロスタイムが大きくなった。
イブネを後にしたのは14時20分にもなっていて少々下山を急ぐこととなった。
下山はタイジョウのピークから林道へ着地する周回を取った。
※注意:タイジョウへは読図等の技術が必要です。
P1084まではスムーズであったが、そこから先がなかなかの難所続きで時間がかかる。
アップダウンはもちろん、右手に大きく切れ落ちてる箇所多数で苦労した。
タイジョウ到着は15時30分。
日没までに駐車場とは言わず、せめて林道に着地しなければならないのでハイペース。
黒い池の先のピークをやり過ごすのに手間取った。
なんとか明るいうちに着地ができ、駐車地に向かう林道の途中で真っ暗闇に。
それでもまだ車が2台止まっていた。
イブネでテン泊している人が居たのでその方の車だったのかも。
今日は天気も良く、たっぷりと鈴鹿の晩秋を堪能できた大満足の山歩きだった。

その他の写真は以下より。
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山と高原地図2012年版+GARMIN GPSログ

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岩ヶ谷林道起点 *駐車地は左の林道突き当り 登山道は右へ

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飛び出し坊や「とび太くん」の登山口表示

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杉峠までで3時間って書いてるけど、気のせいにしておかないとやってられない。。

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岩ヶ谷林道の舗装はすぐに終わる

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左手に沢を見下ろしながらわりと高所を行く

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こんな林道ならごきげんだなぁ

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右手上からの落石も気をつけないと、真新しい岩が散らばっていた

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ひたすら林道

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桜地蔵

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この三角屋根の小屋で林道は終点

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転落すると大ケガする高所へつりゾーン

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ストーンバランスがあった

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こっちにもストーンバランス

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避難小屋のようなの

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蓮如と頓入一夜泊まりの・・・なんだろ

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冬季避難小屋?!

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油絵

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ワイルドな吊橋の後は急な登り返し

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大木はことごとく枯れてる感じ

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一反ぼうそう

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杉峠までの最後の急登へつり

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杉峠の少し上にて、イブネのピークを望む(右奥)

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御在所岳

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登りきって振り返ると雨乞山

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イブネピークまでもう少し 佐目峠まで下る

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鎌ヶ岳のトンガリが見えた

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佐目峠

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イブネに向けて登り返し  ☆バックは東雨乞岳、御在所岳

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バックはP1121の稜線

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イブネにて  ☆広大なスーパー弁当広場だ

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琵琶湖側(東近江側)

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御在所岳側

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またもやストーンバランス ☆バックは御在所岳

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うほほ~い、ごきげん!

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熊の戸平(イブネのへそ)を見下ろす  ☆へそ付近で休憩(お昼)をとった

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苔ゾーンを傷めないようにコース取りをしてへそへと下った

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熊の戸平(イブネのへそ)付近

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ハゲた場所にて大休憩(お昼)にした

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熊の戸平(イブネのへそ)付近

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あれがクラシかと勘違いして登り返すと・・

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イブネ北端だった

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また下って、クラシかと思ったら、手前のモフモフゾーンだった

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このモフモフゾーンは圧巻!癒される~。

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クラシは、シャクナゲ・トンネルの突き当りにあった

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鈴鹿釈迦ヶ岳のキレットが見えた

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イブネに戻ってきて、一目散に下山開始

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鎌ヶ岳、尖ってるよなぁ

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最初は快適ゾーンであった

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P1084からがまさかの難所となった

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右側が深く切れ落ちてる・・・

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やり過ごして振り返る

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尾根芯しか歩けないが、あいかわらず切れ落ちてる

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奈落の底

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吸い込まれそう

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なんとかかんとかタイジョウに到着は15時30分で、時間がちょっと押してきた

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この黒い池の向こうのピークを越えるのに手間取った。右側から巻くのがスムーズ

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なんとか日没までに林道に着地できたが・・

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駐車地に着くまでに真っ暗闇に突入してしまった。
Check [ 2016/11/28 22:58 ] 鈴鹿山系 | TB(0) |   コメント(6)
なかなか面白そうなルートでしたね。
鈴鹿10座・・・これも面白そうです。

興味津々で見せてもらいました。
この時期、日没が早いので、下山の時間が読めないと焦りますね。
最後は地形図を読みながらの下山でしたか!
お疲れ様でした。

寒いと積雪があるし、暑いとヒルに襲われるので、今の時機が最適でしょうか?
[ 2016/11/28 23:49 ] [ 編集 ]
林道歩きは長かったですけど、他のよくある林道と違って渓谷を眺め下ろしながらなので気分は違いました。
その後は目を楽しませる変化の連続で、かなり新鮮、ごきげんでした。
写真では表現できていませんが、イブネ周辺は他のどの山とも異なっていてかなり良かったです。
一般登山道じゃないところは時間が読みにくく、日没も迫ると焦ります。(^^ゞ
山頂あたりは一部霜柱やその跡で滑りそうなところがありました。
時期的にはかなり限界に来ていますね。
今回は風も弱く、暖かかったので快適でした。
ヨー君は過去の経験上、鈴鹿はヒルのイメージが強そうですね。
[ 2016/11/29 06:44 ] [ 編集 ]
もう冬の始まりって風景の中に、なにやら温かみを感じる苔ゾーンがいいですね。
いよいよ雪ですよ!
[ 2016/12/01 23:22 ] [ 編集 ]
あれだけの広範囲な苔ゾーンはいままで見たことがありません。
溶けかかった霜柱が日陰に多数残っていました。
まもなく真冬を迎えますね。
それにしても今日(12/3)は暖かかったですね。
山に行けなかった。。
[ 2016/12/03 17:45 ] [ 編集 ]
イブネ狙ってたんですがね~違うルートで練ってたんですが23日に天候今一との仲間の判断で頓挫しちゃいました。もうすぐスカイラインも閉鎖になるやろうし、来春までお預けになりそうです。セブンと十座は楽しみです。また一緒に連れてってください。それにしてもコケゾーン良いですね~ 後半はヤバい映画を観てるように写真進めていきましたよ。あの状況はアセるなぁ いや~お疲れさまでした!
[ 2016/12/03 23:44 ] [ 編集 ]
違うルートでですか。
もしかして銚子側からとか。
そういうハイカーの方、おられましたよ。
一度に二座行ってしまうより、一座ずつじっくりとと思いました。
まだ今季行けるんとちがいますか?
コケゾーゾーンは圧巻でした。
林道に着地するまでに暗闇を迎えたらどうしようという心配はありました。
林道とは言え、暗闇は怖かったです。
でも、イブネでテン泊しているグループが居たので、自分の後ろに誰も居ないって感じではなかったのでまだマシでした。
またぜひご一緒してください。
[ 2016/12/04 22:55 ] [ 編集 ]
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