生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

台高山系 西谷高 (2016.8.20) 

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西谷高ピークにて

なかなかのワイルドっぷりで、思いの外、時間がかかった

【ルート】
 大台ヶ原ビジターセンター-日出ヶ岳-(途中からルーファイ)-西谷高-(林道)-
 粟谷小屋-日出ヶ岳-ビジターセンター


連日、暑くて、暑くて、残暑が厳しすぎだ。(≧▽≦)
寒がりの自分でも、今夏の暑さにはさすがに参った。
金剛山ですらカラダの水分がぜんぶ入れ替わるほどの発汗。
しかも金剛山ではこのところアブ退治がメイン。
多い日で8匹くらいの戦果で、こんなに倒してたらそろそろ絶滅しても良さそう。
不思議なのは、アブは蜂のように大群となって襲ってはこない点である。
だいたい1~3匹くらいが定数のようなので退治しやすい。
まず、はたきやすい足のふくらはぎあたり留まらせ、手拭いや帽子ではたき落とし、
念のために足で踏んづけるということの繰り返し。
それでも二の腕あたりに毎回のように刺されてしまう。
昨年までの夏は、アブと戦った記憶がほとんど無いが、これも猛暑の影響か!?
アブの話が長くなった。。

できるだけコストをかけずに、登り出しから涼しい山は無いだろうかと考えると、
標高1,600m付近まで車で上がれる大台ヶ原を起点にするしかない。
そこで未踏で気になっていた「西谷高」を目指すルーファイを思い立った。
台高の山は、「○○岳」や「○○山」ではなく「○○高(こう)」という名前が付くのが面白い。
大台ヶ原ビジターセンター(無料駐車場)に午前8時前に着いたがさすがに涼しい。
しかしながらこの時点ではガッスガスで視界が悪い。
今日は展望が元々望めないような場所に行くので構わない。
まずは日出ヶ岳へ、朝の清々しい空気を感じながら撮影などしながら歩いていると
後から来るハイカーに次から次へと抜いて行かれる。
大杉谷に行くには遅すぎる時間だし、こんな時間から急いでどこに行くのだろう?
まさか人の少ない時間を狙って東大台周回するだけなのか?
日出ヶ岳山頂の展望は誰もおらず、この頃にはガスはすっかり吹っ切れて、
大峰山脈など360度の展望を楽しむ。
その後、大杉谷方向へとしばらく下り、西谷高へとつづく尾根を忠実に
バリエーションルートちっくなステージへ。
あるようなないような薄い踏み跡など頼りに進むが障害物多し。
時にはシャクナゲをかき分けたり、どこを進めば良いのか立ち尽くしたり。
それでも時々開けた平和なところに出るとホッとする。
西谷高ピークまでは想像以上に苦労したし、いろんなステージがあって忙しく、
ふと気付くとかなりの時間が経っていた。
お昼は粟谷小屋へとつづくフラットな林道上でと思っていたのでとても長い道のりだった。
最後は土倉古道に合流したので、古道に従って林道にソフトに着地できたが、
あのまま尾根を詰めていたら最後は崖っぷちだった。
林道の日陰で涼みながら昼食に一時間ほど。
ここまでは汗が流れるようなことが無かったので手拭いはポケットに入ったままだった。
思ったより林道は長く、粟谷小屋の前まで辿り着くとご主人が外に出ていたので、
どこから来たのか尋ねられたり、本日は宿泊者が来るとか少し会話。
さてここからの登り返しが暑かった。
ダブルストックを使ってコースタイムを40分も短縮するハイペースノンストップにて
ビジターセンター到着が17時ちょうどにもなった。
撮影しながらとはいえ、往路はえらい時間がかかったなぁ。
虫には悩まされることはなかったけど、時々まとわりついてきたのはアブかとおもいきや蜂だった。
ルーファイを楽しめるかとおもいきや、基本的に尾根芯を忠実に歩くだけではあるが
やや難解箇所があったり、どちら側からでも取り付けそうなシーンでは安全なほう、
楽なほうを探すという場面は多々あった。

その他の写真は以下より。
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山と高原地図2016年版+GARMIN GPSログ  復路のシャクナゲ平付近ではルートを外れて巻いてます

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朝の空気は清々しい

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ウッドデッキから尾鷲灘を望む

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尾鷲灘

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動画のカットからキャプチャー(動画編集は今回省略)

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分岐点

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しゃくなげゾーンに阻まれること多し

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こんなオアシスもある

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モフモフゾーン

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細尾根オドロオドロしいゾーン

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高所へつりも一箇所あり

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大岩の上を行ってルートロスしそうになる

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大岩から日出ヶ岳方向を振り返る

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岩々ゾーンもありでワイルド

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ニセピークに騙されそうになりながらも西谷高ピーク到着

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巻いてなかったらこの岩の上に出るところだった

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キレットゾーン

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ヒメシャラゾーン

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七ツ釜高側を望む

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七ツ釜高

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尾根を忠実に下ってくると土倉古道に合流した

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土倉古道合流ポイント(尾根をそのまま下ってたら崖の上)

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土倉古道にて

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林道が見えた いよいよ着地だ

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古道を通り越して尾根を忠実に下ってたら、あの崖の上に出た(@@;

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コンビニで買ったレトルトカレー

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粟谷小屋(あわだにごや)

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「あなたが来るまでは美しかった」

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ダブルストックでハイペース帰還

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今朝の分岐点

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復路では日出ヶ岳山頂付近のみガスっていた  飲料水2リッター消費
Check [ 2016/08/22 21:42 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(10)
涼しさを求めるには丁度良いと思いますが、結構リスキーなコースですね。
ハイペース帰還は真似出来ません。
[ 2016/08/22 22:20 ] [ 編集 ]
大台から、こんなルートがあるんですね。
東大台、西大台だけではちょっと飽きてしまった人に、いいかもしれません。
でも、結構ハードかな・・・

こう暑いと、大台あたりまで行きたくなりますね。
金剛山頂でも、30℃になる日がありますから(>_<)
ストーカーのように付いてくるアブ、確かに今年は多いです。
先日は、まっくんがうちわでバチバチ叩き落としていました。
アブはどの虫よけスプレーも効果ないですから・・・
早く、虫の少ない涼しい季節になって欲しいです!
[ 2016/08/23 18:36 ] [ 編集 ]
キバラーさん、こんばんは
標高の高い、大台ケ原スタートとは考えましたね。
稜線に上がれば近くの山でもそこそこ涼しいのですが上がるまでが蒸し暑いですもんね。ログがV字になってますやん。
それから台高縦走路を歩いていた頃にキバラーさんと同じこと思っていました。「山」や「岳」が無くて「高」や「頭」ばっかりやんって。
台高、いい雰囲気ですね。久しぶりに行きたくなってきました。
[ 2016/08/23 20:03 ] [ 編集 ]
キバラーさん、こんばんは。
この歩かれたルート、行ってみたくなりました。
大台ケ原は、まだ未踏なんです・・・
アブ退治の仕方教えて下さい。私は先日噛まれたのか
左足のふくらはぎが腫れてしまいました。
今回はいつものマーモットのシャツではなく
マムートのほうだったのですね(^^♪
私は冬服も着々とミドリ成分が増えていってますよ~(笑)
またお会い出来る日が楽しみですね(^^)/
[ 2016/08/23 20:53 ] [ 編集 ]
ルーファイさえできればさほどリスキーなステージはありませんでした。
ただ障害が多かったです。
時には泳いでるような感じ。。
ダブルストック、最近になって使い始めたら姿勢安定に余計な体力つかわないので抜群に快適で疲れ軽減に役立ってます。
すぎちゃんはいつも使われてらっしゃいますね。
[ 2016/08/23 21:15 ] [ 編集 ]
ルートではないんです。
かろうじてかすかな踏跡があるかな?って言うようなところです。
ハイカーの多い一般登山道から外れて静かな山歩きができました。
今年の夏はかつてない暑さだと思いません?
蚊帳吊って網戸にしていたら眠れた昔の夏と違いますよね。
金剛山山頂で30℃は目を疑いました。
アブはブヨと違って大きいので退治し甲斐があります。(^^ゞ
やっと暑さの対処に慣れてきたので、涼しくなるとこれまた戸惑います。(^^ゞ
[ 2016/08/23 21:15 ] [ 編集 ]
そうなんですよ、普通の山は涼しいところに登るまでに大汗かいてしまって。。
さすがに大台ヶ原はスタートから涼しかったです。
後半の登り返しまでは流れるような汗をかくことなく過ごせました。
台高といえばまだ記憶に新しいかずぞうパパさんの大縦走を非常に興味深く読ませていただいたのを思い出しました。
かずぞうパパさんが歩かれて安全が確認できたので?!
一括は無理でも分割リボ払いでも真似できるかなぁと妄想してました。
何をおっしゃいますやら、台高、私こそ久しぶりでした。
[ 2016/08/23 21:16 ] [ 編集 ]
しばらくご無沙汰しております。
この暑い時期でも大台ヶ原は涼しいですよ。
東大台、西大台、コブシ峰、大杉谷、名古屋岳から三津河落などは過去に歩いてますので今回は未踏部分が多くて新鮮でしたが。。どこに紛れ込んでも山は山ですね、特別に変わったところはありませんでした。(^^ゞ
一般登山道で距離伸ばすほうが良いと思うことが多いです。
青シャツは最近はマムート以外にもミレー、ノース、マーモットを持っていますが、いずれも老朽化してきて洗濯しても臭い取れなくなってきました。(^^ゞ
着る人もだいぶ老朽化なので、そろそろ歳相応のスタイルを考えないといつまでも同じものを着ているとまるで歳取ってないみたいですよね。(^^ゞ
しーさんのおニューのミドリ成分、お目見えするのを楽しみにしています!
[ 2016/08/23 21:16 ] [ 編集 ]
キバラーさん

山と高原地図を見てみると登山道が書かれてない山なんですね。
普通ならどのような場所か見る機会がないところのレポートはとても貴重だと思います。
そんな場所なのに山頂には山の名前が書いてある立て札があるのは意外でした。
ルートファイティングというのはロマンがありますね。
登山道ではない山を開拓していくのが本当の山男とのこと。
でもくれぐれも事故には注意してくださいね。
今年は熊の被害も多いようですので、、
これからもブログ楽しみにしています(^○^)
[ 2016/08/27 18:54 ] [ 編集 ]
山と高原地図に載っていない山域、山はたくさんありますよ。
一般向けなのにマイナーなので不掲載だったり、
踏み跡薄い=破線ルート、や、登山者が好き勝手に歩いているうちに踏み跡ができてしまったマイナールートでもない、
かといってまったく人があるいた形跡もないバリエーションでもない、というところで登山道ではないところなど様々ですね。
それでも三角点マニアっていう方も居て、三角点のあるピークを取るのを目標としているハイカーもいらっしゃいます。
今回は動物の気配、形跡(糞など)や虫など何も遭わなかったです。
ありがとうございます。

[ 2016/08/27 22:17 ] [ 編集 ]
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こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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