生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

ブラックダイヤモンド社 『ディスタンス カーボン Z』 

20160713-1.jpg
BlackDiamond社 「Distance Carbon Z(ディスタンス カーボン Z)」

新世代トレッキングポールで軽量化

キャップをしていない(石突きスパイク状態)のストックや長傘を横に持って歩いている人が怖い。
ましてや、ストックを振り上げてVとか☓の字とかいうパフォーマンスはやめて、という恐怖症。

楽になるのはわかっているが、
実は、未だかつて自分用のストック(トレッキングポール)を所有したことがなかった。
過去、必要性を感じた山行きでは借りて持って行ったことは多々ある。
たとえば、富士登山とか、チャレンジ登山大会がそうである。
膝痛をきっかけに導入した膝サポーターは、ちょっとしたことでズレて落ち着かず、
インナーで使っているとズレを直すのにパンツによってはめくり上げれず大変。
下山時だけパンツの上から巻いて使おうと思ってザックに入れてきたつもりが、
ザックの底の底にあると思っただけで取り出すのが面倒で使わなかったり、
はたまた忘れてくることもしばしば。
小物が多すぎて持ち物チェック項目が増えてたいへんなのだ。
そこで、ついにトレッキングポールを買おうと思うことになったわけは、
撮影のある山登りの場合、カメラを取り付けた三脚を手にずっと持っているので
ストックが使える状態ではない。
しかしながら、下山時は安全のためもあってほとんど撮影を行わないので、
手に持ったカメラ付き三脚はフィットネスのダンベルよろしく腕の筋トレにしかなってない。
そこで、特に膝に負担がかかる下山時こそトレッキングポールを使えるシーンだと思った。

スズメの涙ほどの小遣いのヒラリーマンは、節約術で今回もTrekkinnにて個人輸入。
こういうグッズ系は山道具屋では値引きやセールがほぼ望めないのが通例で、
日本では20,736円であるが、関税・送料込みで12,010円だった。
注文から11日かかってオランダ経由で到着。

開封いちばん、げき軽っ!
紙でできてるのか?紙のほうがもっと重いよな?的な。
それもそのはず、カーボンファイバー製なのだ。
一般的なトレッキングポールはアルミ製で、カーボンとアルミはそれぞれ一長一短ある。

 アルミ=重いけど丈夫
 カーボン=軽いけどアルミほどの強度は無く、岩などに当てると竹みたいにささくれる?!

ディスタンス・シリーズはさらなる軽量化のために3シーズン用となっている。
4シーズン対応のアルパイン・シリーズのカーボンモデルだと200gほど重くなる。

ここは最新鋭の最軽量を目指してみたわけである。
気に入らなければすぐに使わなくなるし、気に入ると壊れるまで使い倒すという性格なので
まずはお試し、というノリにしては高いよね。(^^ゞ
ちなみに僕の使っている山道具?!で、最も古くて、今でも現役なのが三脚である。
山登りをコンスタントに行くようになる前からずっと使っているが、
まっさきに壊れそうな足を固定する部分がぜんぜん壊れない。
もしこの三脚が壊れたら、今でもまったく同じ製品が継続販売されているのでそれを買う。
そんなわけで、一見、とっかえひっかえ新しいモノ好き人に見えて、
実は気にいるとボロボロになっても空中分解するまで使い続ける人です。
帽子も古いし、初代のザックもまだ家にある。(^^ゞ

さて、この新世代トレッキングポールは、従来と大きく異なるのが、
ポールを固定する機構が無い点である。
したがって伸び縮みしないわけで、折りたたむ分、かさばる。(^^ゞ
だがしかし、軽さゆえに何もかも許してしまう。
こんなに軽いんだったら、も~、好きにして!って感じか?!(≧∇≦)
そして、驚くのは軽さだけではなかった。
テントのポールみたいなのを左右2本分、
合わせて計4箇所をそれぞれ差し込むのかと思いきや、
なんと!ワンタッチ、いや、ツータッチである!!
言い方悪いが、の標本のガイコツの足みたいにぶらんぶらんした状態で、
使用時に握るグリップ部分を、シュパッ!ペコンッ!
以上。
一本あたり1秒、計2秒くらいでシャキーン!と。
こんな説明でわかりましたぁ?
ようするに自転車の空気入れみたいな原理というか。。
あえてわかりにくく説明しているので、
実物の動きを見たときに驚いてもらおうというサプライズなマージンを残しておこうと思う。

20160713-2.jpg
梅雨空の下で

ポールの長さが調整できないので、
自分の身の丈に合ったサイズ(直立したときに腕が直角になるような)のものを
購入する必要がある。
小うるさい人はこう言うだろう、「登りと下りでは長さを変えるのが基本」だと。
もひとつ上の高級タイプである「ディスタンスカーボンFLZ」であれば、
15~20cmの長さ調整ができるフリックロック(バージョン2)機構が付いている。
フリックロックという言葉が出たので、
せっかくなのでロック機構を世代別に比較してみた。

第1世代
最も普及していて安く、ポールをクルクルと回して長さ調整する仕組み。
これが空回りしてロックしなかったり、長さを左右同一にするのがたいへんだったり
ポールがすぽっと抜けるとなかなか収まらなくなるというイライラ棒だ。
20160713-3.jpg


第2世代
フリックロック(ブラックダイヤモンド社特許)という機構で、
正確かつ簡単に決めた長さで固定することができる画期的な方式。
しかしながら、強すぎず弱すぎない締め付け具合の調整に気を遣う。
フリックロック(バージョン2)は、従来に比べて20%小さく、
レバーなどの形状が改良され、強度そのままに操作する力が軽減されたとか。
20160713-9.jpg


第3世代
Zポールテクノロジーを採用した今回のモデル。
20160713-8.jpg
伸びた水飴みたいな・・

※世代については当ブログが便宜的に表現しているだけです。

壊したり失くしたりするのが得意なので、いったいこれはいつまでもつだろうか。。

ちなみに・・・

20160713-7.jpg
フリックロック式のアルミモデルだと、1本で重さ267g (サスペンション機構付きモデル)

20160713-6.jpg
Zポールテクノロジーのカーボンモデルだと、2本まとめてたったの284g

20160713-5.jpg
先端は、よく登山道に落ちてる抜けやすいキャップ式ではない一体型だ。
(石突きスパイク(付属品)の先端と交換式であるが、簡単には外せない)

20160713-4.jpg
シャキッとする直前は脱力感たっぷり!(≧∇≦) 見ていてこっちまでチカラ抜けるなぁ。。
Check [ 2016/07/13 21:36 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(8)
実は、僕も狙っていました!
キバラーさんが買われたのなら、更に改良された来年あたり購入しようかな、、、
トレッキングポールは、ダイトレで膝痛が限界になり即購入しました。今はなくても大丈夫ですが、、、
この軽さなら、ザックに入れていて使わなくても許せますね!それくらい軽いです。
長さも調整できたら、、、と思いますが使ってみると、長さ調整よりも軽さ優先だと思いました。あれっ?登りでも下りでも調整しなかったな、、、今日、、、って思ってしまいますw
次は、オニドームの紹介ですね、、、
[ 2016/07/14 01:18 ] [ 編集 ]
グッズレビューのトップコメント、いつもありがとうございます。
(≧∇≦)
500gにもなるとペットボトル1本ドリンク持って行ける重さなのでそっちのほうが大事と思ってしまうんですよね。
でも、歩けくほうも大事で、いや、歩くためのアシストになるなら、500mlの水が無くてもええかぁと考えてみたり。
けどこれはその半分の重さなのでいつもの傘と合わせると。。
500gが許容できるなら4シーズン対応の
「アルパインカーボンZ」ですね。
長さ調整もできて少しでも軽いとなると
「ディスタンスカーボンFLZ」ですね。
長さ調整しないのは、面倒だからという理由もありますよね。
え?次はテントへと誘導されますか。。
着替え+シュラフ+マットがもれなく付いてくる重量をボッカして歩けるかどうか。。腰に自信が無くて。。
[ 2016/07/14 07:01 ] [ 編集 ]
長年、BD社のストックを使ってきたのですが
最近は、軽いものが欲しくなってきたんですよ。
キバラーさんの記事を見てますます物欲がそそられてきます。
カーボンは軽くて魅力なのですが
やはり強度がないのでアルミにしようかな。
第1世代のは私も持っていたのですが
山行中に壊れるので山では使えないですね。
山の道具のなかでもストックって進化の余地がある山道具ですね。
[ 2016/07/14 22:45 ] [ 編集 ]
キバラーさん、こんばんは。先日はありがとうございました。
私も、信頼する山友(予備の予備の予備の先生(^O^))の影響で
BDのトレッキンングポールを愛用しているのですが、
もっと早くから使っていれば良かったと思うくらい
最近ではなくてはならない山道具の一つとなっています。
膝痛が心配な方は、ポールとサポーターを必ずお使い下さいと
お勧めしたいほど、すっかり痛みが出なくなりました。
ただ、膝に負担がかからないように心がけておりますが・・・
次はどんな山道具のレビューをリクエストしようかな(^^)v
[ 2016/07/14 23:25 ] [ 編集 ]
orisさんは常にストックを手にしておられる印象があります。
大普賢では身を守るために折れたりなんてエピソードもありましたね。
カーボンでも4シーズンモデルもあるのでそちらのほうが丈夫だと思います。
素材的に整備された道を歩くトレラン向けという色合いが濃いですね。
奥駈道出合からトン西への下山なんかの荒れた登山道にはあまり適さないと思います。
私が人柱になって使い倒してみますね。
[ 2016/07/15 19:47 ] [ 編集 ]
BD社のアルミ製フリックロックモデルはかなり丈夫だと思います。
それに四本足で歩いてる気にさせてくれますよね。
使いたいなぁと思うシーンが最近多かったんです。
膝痛、そんなにも劇的に良くなりましたか。
最近のしーさんの活躍ぶりを見ていると、なるほどって思います。
膝サポーターでもうちょっと安定したものを研究してみます。
筒状になったタイプのほうが良いのかなぁ。。
サポーター休憩するときに足を曲げると血流が悪くなって辛いんです。
[ 2016/07/15 19:48 ] [ 編集 ]
 先日は思わぬ?場所での久方再会でビックリやら嬉しいやらでした。ホームとはいえ、あの時間帯に出没してることが滅多にないので奇遇です。記事を見に来させてもらうのも随分ご無沙汰してしまいすいません。それにしても相変わらずというか磨きがかかったというか、記事の内容、構成、動画、写真どれをとっても素晴らしいですねえ
捉え方がチョッとズレますけど、文中に人生も後半戦に入ったと書かれてますが自分のブログを見るとあまりに稚拙すぎて後半戦に入ってるのが恥ずかしいですよ(笑) また色々ご教授下さい。蓬莱山どうぞよろしくお願いします。有難う御座います!
[ 2016/07/25 23:02 ] [ 編集 ]
先日はお声がけありがとうございました!
昨年の武奈ヶ岳以来と思えないくらいの再会のように思いました。
いつもブログで拝見しているからでしょうか。
いろいろとご苦労されてらっしゃるようで、またこの日と指定してただければぜひまたご一緒させてください。
夏場の蓬莱山の登りはかなり堪えますので涼しくなってからのほうが良さそうです。
もしくはロープウェイで上がって、上で歩き倒すかです。
もちろん下山もロープウェイで。(^^ゞ
よろしくお願いいたします!(^^)

そういえば先日は迷彩柄ではありませんでしたね。
あの靴も。。
[ 2016/07/26 21:58 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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