金剛山山頂捺印所前にて 山頂カマクラ【動画編】
雪なし、雨上がり、豆乳鍋うまし【ルート】
登り:郵便道
下山:マツバカケオルート山頂の気温が先週末とは真逆のプラス9℃くらいまで上がった後に降った雨。
そんな雨上がりの翌日の今日、最悪のコンディションだなぁとは思わなかった
と言えばウソになる。(この言い回し古いね)
山行きは可能な限り朝早くからのスタートが気持ちいいわけであるが、
さすがにこんな天気では早起きしても仕方がない。
つまり、近場の金剛山へなら遅いスタートでも。。
10時の開店時刻は買い物の後に山に行くには遅すぎやろ~
と思いつつも奈良側の「
梅本とうふ店」に向かったら
10時どころか11時も迫る時間に着いてしまった。(^^ゞ
豆乳鍋に、冷や奴に、薄揚げに、豆腐ドーナッツまで試食をいただいて、
山登りする前からランチ終了的な状態になってしまった。
梅本とうふ店との出合いは古く、当ブログで紹介したのは実に2009年のことである。
あの頃は同じ価格でももっと豆腐が大きかった。。
今では食事もできる店もやっておられる。
どれをとっても美味しくて、薄揚げはオーブンでカリっと焼いて生姜にゆずポン。
主力商品の金剛とうふ(もめん)と葛木とうふ(きぬ)は、豆乳鍋に入れるのはもったいなくて、
鰹節にゆずポンで食べる冷や奴や生姜をのせて湯豆腐で食べるのが最高である。
今回は買い物とは別に、豆乳鍋セット(出汁、豆乳、金剛とうふ1丁、厚揚げ2枚入り)を買い
金剛山で豆乳鍋のランチを試してみることにした。
というか昔からやってみたかったのに今になってようやく実現したという話である。
奈良側に居ることもあったので、わざわざ水越側や大阪側に戻って登ることもない。
奈良側だと駐車料金は要らないし、少しでもスタートを早くできる。
とは言え、奈良側はどのルートも長い。
そんな中でも今日はスタンダードな郵便道(迂回ルート)から。
奈良側のメジャールート2強は今回の「郵便道」と、
コースタイムは長くなるが整備が行き届いていて快適な「天ヶ滝新道」だと思っている。
どちらも無料駐車場が確保されているのが良い。
登り出しが11時半にもなってしまい、
奈良側だけに午後ともなると太陽が大阪側に行ってしまって薄暗くうら寂しくなるので
常連さんもいるルートながらも午後からは極端にハイカーの数は少なくなる。
今日のようなコンディションでは予想どおり誰にも遭わなかった。
葛木神社裏手のみ若干の霧氷あり。
団体さんが鳥の餌場から来たと思ったら、その中に顔見知りのまっちゃんがいらっしゃった。
山頂14時のライブカメラ数分前に到着し、時計台ポーズに向かったものの、
大人数の山ガールたちを前にして、小心者の自分はすっかり圧倒されてしまってあっさり辞退。
とぼとぼと捺印所に引き返してきたところで、
昨年から山登りをはじめたという単独男性から声をかけていただいた。
その節はありがとうございました。
ファイントラックのハードシェルはかっこよかったなぁ。高そう。。(^^)
売店に少し立ち寄り後、下のルートでちはや園地に向かおうとしていたら
マジックアイゼンでお馴染みの
ピノプランの松本氏に遭遇。
奈良側へ一緒にお付き合いしましょうか?と声をかけていただいたが、
お昼がまだなので、と失礼させていただいた。
園地に着いたら15時。
急いで遅い昼食の豆乳鍋を作る。
エクスプレス・スパイダーストーブⅡというバーナーを使うのは久しぶりだったので
点火装置が付いていないことすっかりを忘れていたがライターの準備が無い。
鍋なのに山グッズの折りたたみお玉が出発前に見つけられなかったので持って来なかった。
スポークだけでは不便なので、お玉とライターをキャンプ場で借りた。
後でよくよく考えたら、ユーコの消えないマッチ「
ストーム・プルーフ マッチ キット」を装備してたんだった。
一度も使ったことがないのでザックに入れていたことも忘れていた。(^^ゞ
結果的に豆乳鍋はすごく美味しかったが、準備から片づけまでめんどくさすぎたなぁ。
鍋モノは複数人でやってこそ楽しいし分担もできる。
あ、それとやっぱりチタン鍋はダメ。弱火でも熱伝導率が悪くて火の当たる部分が焦げやすい。
エクスプレス・スパイダーストーブⅡも気温0℃くらいでも火力が弱くてとろ火である。
さすがにしびれ切らして燃料をお湯に浸けて火力回復を行うなど涙ぐましい努力の末、
ようやく食事にありつけたが、袋に入った出汁を鍋に注ぐときに3割ほどこぼしてしまったり、
出汁袋の後始末などなど、準備から片付けまでバタバタし通しだった。(` ´)
いつも凝った山メシ、
ステイ鍋で有名なステイゴールドさんなんかとても器用で真似できないなぁ。
下山は湧出岳の少し下から取り付くマツバカケオルートにて。
そういえば奈良側最恐イワゴノ谷ルートは崩落で不通というか消滅してしまったとか。
クソマル谷ルートは大丈夫だろうか。
その他の写真は以下より。

山と高原地図+GPS軌跡 反時計回り

地形図+GPS軌跡

梅本とうふ店 店先には自産自消の持ち売り商品やおからも。

開店してまもなくだったので試食のフルコースをいただいた

契約栽培大豆使用 福岡県宗像・犬城 天然にがり100%

主力商品の見本 金剛とうふ、葛城とうふ、うすあげはぜったい外せない

次の試食用豆乳鍋がスタンバイしていた

こだわりの自産自消のいろいろ

新郵便道(迂回ルート)からスタート

テカテカ

ジメジメベッタンな植林帯は冬でよかった


山ヌケ崩落箇所

突き出した倒木

崩落箇所の上部はマツバカケオルートが通っている(ルート上から見下ろせる)

間伐はもちろん、枝打ちさえもされていない暗い植林帯が多い



500段の階段


葛木神社裏のブナ林付近にのみ霧氷が見られた まっちゃんとの遭遇箇所





山頂カマクラを保護するために昨日はブルーシートがかけられていたそうだ

エクスプレス・スパイダーストーブⅡはたとえ気温0℃クラスでも冬季はまったく使い物にならない
五徳が3点支持なので鍋の置き方が悪いとバランス崩しそうになる点も☓
点火装置が無い

梅本とうふ店の「豆乳鍋セット」の内容(2人前入り1,080円)

かなり美味しくいただきました

マドレーニュで珈琲ブレイク




マツバカケオルート唯一の展望箇所
暗くなる時間に時計台ポーズかな?と思い僕も登っていました( ̄▽ ̄)
1人鍋ですか〜
最近は、湯も沸かさない雪山スタイルでウルトラライトで登っています!