生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

奥河内 岩湧山 (2015.11.28) 

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岩湧山にて  ※ドローン空撮

【動画編】


【コース】
 岩湧の森(6:00)-きゅうざかの道-岩湧山山頂(6:50-9:40)-鉄塔(10:00)-
 関電道-舗装林道(11:20)-岩湧の森(12:15)


七ツ道めぐりをありがとう!

今年大ブレークした岩湧山の「七ツ道めぐり」というチャレンジイベントが、
11月30日(月)を持って惜しまれつつも終了してしまった。
ランドマークとなっていた撮影ポイントの各看板も撤去されるとのこと。
七ツ道は夏場に一度しか歩かなかったが、このイベントのお陰で
いままで薄っぺらい印象しか持っていなかった岩湧山の事を
より多くを学ぶことができたのは大きな収穫となった。
それがきっかけで、話のネタとしても広がり、
さらにディープな岩湧山の一面がいろいろ見えてきた。
隣接する編笠山が素晴らしく良いところであるとか、タツガ岩からの眺め、
ナイフリッジのような?西のタツガ岩の存在、サルの前栽、一徳坊山なども。
遭難多発で全面登山禁止となった槇尾山から移りつつあるクライミングのステージ。
槇尾山の蔵岩などよりよほどワイルドで素晴らしいところであるとか、
トリビア的な事では、いつも同じ場所に居るという大きなフクロウの存在や、
トラロープで登らないと行けない場所にあるという金の鯱がある祠の存在などなど。
とにかく岩湧山を取り巻く情報だけでも枚挙にいとまがない。
ピクニック的な山登りから縦走や周回、クライミングなどのハイレベルなものまで楽しめる
そんな中心的存在である岩湧山をこれからも楽めたらと思う。

先週末は大峰山中の標高1,400m地点でもウィンドブレーカー程度で過ごせた暖かさも、
わずか一週間で激変、気温急転直下で一気に真冬の様相へ。
虫がおろうが雨が降ろうが汗だくだろうが夏が好きな自分は寒さにはめっぽう弱い。
まだアイゼンの事など考えられず、気持ち的に冬の受け入れ準備ができていないので
この週末は、白っこくなっていそうな山は敬遠するとして、もっと低山へ。(^^ゞ

早起きして5時出発で岩湧山へ向かう。
岩湧の森に到着時はまっくら暗闇で、金剛山であれば早朝当山者が居るのは日常であるが、
岩湧山にこんな時間から登ってる変わりものは居ないだろうなぁ、と思いながら準備する。
まぁとにかく暗いのなんので、あたりは耳鳴りがするほど静まり返っている。
広場にずいぶん前から置いてあるスニーカーは今日も相変わらずポツンと佇んでいた。
そんなこんなで登りだし真っ暗であったが、
撮影しながら登っている、みるみるうちにあたりが明るくなってきた。
もしかしたら夜景がこんなふうに撮れたかもしれないのに、もう少し早く来ればよかったな。
それにしても静御前で、風の音もしない無音状態の中、
時折、遠くで鳥か何かが仕事をしている音が聞こえてくる。
自然林帯へ出てからは少し風がざわめき出す。
もしかして山頂は風が強いかもしれないな。

きゅうざかの道を登り切ってダイトレ合流後、少し進むとすぐに下りとなり、
トイレ前の開けたところに出たら山頂への最後の登りとなる。
並行して林道が付いているのが残念ではある山頂周辺であるが、
バックヤードよろしく稜線上からはほとんど見えないのが良い。
あたりはすっかり明るくなっていたが、稜線を歩き始めたタイミングでご来光となった。
ススキが荒涼感を演出してくれる静かな稜線に、何やら賑やかな話し声が聞こえてきた。
こんな時間に自分より先に山頂近くの広場に人が居るなんて。
女性が3人居るのが見えた。
広場でのドローンのフライトは迷惑がかかるだろうと思い、山頂看板付近から最初のフライトをすべく
準備をしていると、十分休憩したのか女性たちは片付けをしてこちらに向かってきた。
挨拶をして少し会話。なんと3人は共に若い山ガールだった。
3人は縦走ではなく、単に早朝に山頂に来ただけだとか。意外なこともあるものだ。
その後も単独男性がひとり、またひとり・・と計3名ほどやってきた。
空撮は風がそこそこ強くて機体が煽られるので、あまり遠くへ飛ばせなかった。
山頂近くの広場は風もあって寒そうなので、少し下ったところのベンチで家で摂った朝食の続き。(≧▽≦)
食事をしながら一時間ほどの休憩中に山と高原地図を眺めて下山ルートを考える。
滝畑へと下って周回するには距離が長いし、ドローンなどの荷物もある。
北側に下りれる破線ルートがあったので、そこを利用して周回することにした。
夕方から河内長野王将で飲み会があったりといろいろ忙しいので本日はお昼ごろには帰宅したく。

鉄塔からの破線の下山ルートは、あのプラスチック階段で有名な、悪名高い関電道であった。
これまでの経験上、関電道が平和だった試しがないのだ。
今回もご多分にもれずぎょぎょっとするステージがあった。(^^ゞ
幸い真新しいトラロープがあったのでまだマシなほうであったが。。
下山中、枝道からの合流や分岐が多数あったので、地図には無いルートも多そうだ。
舗装林道までまだ半分くらいあるところでようやく沢が見えてきた。
3mほどの幅の沢の中央に、静かに佇んでいるひとりの男性が居たのでびっくりした。
こんな寂しいところに人が居ることすら想定していなかった。
沢伝いに着地し、踏み跡どおり歩いて、すぐそばの沢の中ほどにいる男性に声をかけたが
聞こえないのか反応が無い。
声が聞こえなくてもこちらに気づくはずなのにおかしいなぁと思いながらも通過。
まさか道迷い遭難ではないだろうし、ハイカーの格好でもなさそうであったし、
林道までまだずいぶん距離があった上に、登る途中なのか下山途中なのかすら読めなかった。
それにしても沢で何をしているかわからないくらいじっとされていたのが気がかりであった。
途中、関電の「火の用心」の看板に「川を渡る 和泉線」と手書きされたほうへと行ってみたが、
転落するとヤバイ登り返し斜面のへつりがあったので戻ってきて、もう一方のほうへ。
舗装林道に出るまではなかなか長い距離であった。
さて、登り返して岩湧の森まで戻らなくてはならない。
この舗装林道は、ツーリング時代によくバイクで山越えをしたことがあるので内容がわかっている。
途中、トサカのようにナイフリッジになった強烈インパクトな岩場が左手に見えた。
戸隠山や妙義山の蟻の塔渡りや剣の刃渡りか?と思わせるような高度感。
もしやあれが「タツガ岩」か?と思って地図を確認してみたらちょっと場所が違う。
あとでわかったことであるが、あれが「西のタツガ岩」というところらしい。
やがて、「すぎこだちの道」の取り付きをピークに下りに転じ、岩湧の森へと帰還完了。

午前中メインの軽い山歩きのつもりが、一日歩いたかのような内容だったように感じた。
今度は編笠山~一徳坊山~サルの前栽を中心に歩いてみたいと思った。

その他の写真は以下より。 20151128-1.jpg
山と高原地図2012年版+GPS軌跡 ※時計回り

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午前5時58分、あたりは暗闇、静かで虫の音も無し

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「きゅうざかの道」へ取り付く

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だんだんと空が白んでくる

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まだ夜景がほんのりと

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七ツ道めぐりの撮影スポットのひとつ これが無くなってしまうなんて・・

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「きゅうざかの道」を登り切ってダイトレに合流

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トイレの屋根には雪が残る

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暁に駆ける!」←知ってる?

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「再び来ない今日の日を、精いっぱいに生きるだけ・・まもなく空に陽が昇る」
はい、昭和なおじさんはこちらです(^^ゞ

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鉄塔から関電道(ネバシ谷)へ

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ぎょぎょっとしたシーン

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舗装林道から眺める「西のタツガ岩」

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かずぞうパパさんたちとのニアミス検証
Check [ 2015/11/30 23:51 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(12)
キバラーさんの記事を読むと「岩湧山」は魅力的ですね。
でも、家から遠いのでまだ未踏なんです。
いつかは行ってみたいなと思っています。

それにしても、沢の中にいた男性は不思議ですね・・・気になります。
いつぞやの釈迦ヶ岳での不思議な女性のエピソードもありましたよね。
実は私も一度、山で不思議な体験をしたことがありますが・・・

「暁に駆ける」は知りませんでした・・・
でも、昭和のメロディーは大好きですよ。
[ 2015/12/01 01:08 ] [ 編集 ]
こんな朝早くから岩湧山に登っていた変わり者2号です(^^)
キバラーさん、こんにちは。
今回はニアミスでしたね、残念。
他の登山者がいない早い時間から登らないとドローンを飛ばしにくいのでしょうね。
ちょうど1ヶ月前に鈴鹿の入道ヶ岳でドローンを飛ばしているところを見たのですが結構音が聞こえるのですね。
岩湧山のカヤトを上空から見たら綺麗だろうなあと思っていたので貴重な映像見せてもらいました。
ありがとうございました。
キバラーさんもネバシ谷なんて下りて、ディープ岩湧山にちょっと踏み込んじゃいました?舗装林道を歩いていた時、上の方から西タツガ岩がおいでおいでしてたでしょう( ^ω^ )
[ 2015/12/01 10:08 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2015/12/01 19:13 ] [ 編集 ]
夜更かしされてらっしゃいますね~。
ものすごく素早いさっそくのコメントをありがとうございます!
(≧∇≦)
岩湧山はこれからの寒い季節に歩き回るのにとても良いステージだとあらためて思いました。
いろんな小コースプランが計画できそうです。
山と高原地図には無いルートが金剛山同様に多いです。

沢中の男性を、沢へ下るときから横を通過するまでずっと見ていたのですがこちらを向くことが無かったのです。
写真にあるような狭い沢なのですが。
記事中には書けない挙動もあったので、無事だと良いのですが。
そういえば釈迦ヶ岳でもそんなことがありました。
記事を書いた私よりよくご存知で。(^^ゞ
orisさんが体験された不思議体験、ぜひお聞かせいただきたいです。
今度あったら真っ先にお願いします。(≧∇≦)
刑事ドラマ「暁に駆ける」は知らないでしょうね。
私もギリギリでしたから。(^^ゞ
[ 2015/12/01 21:24 ] [ 編集 ]
ほんと、まさか同じ日の同じような時間帯に登ったらっしゃったとは驚きました。
それだけでなく、山頂では5,6名と出会ったのでこれまたびっくりでした。
こんなにメジャーな山だったとは今まで私は岩湧山の事を何もわかってなかったなと思います。
特に北部は誰かに案内してもらわないとさっぱりコースがわからないと思っておりましたが、かずぞうパパさんのログを参考に歩いてみたいと思います。
ちなみに、かずぞうパパさんたちよりも先に到着しましたが同じ駐車場所じゃないと思います。
5:40~6:00までは準備のためにスニーカー付近に居ましたが、人の気配はまったくありませんでした。
かずぞうパパさんたちとのログと重ね合わせした画像を追加しました。
重なっているルートは通過時間がまったく違いました。(^^ゞ
空撮ごらんいただきありがとうございます。
ドローンは低空だと意外と大きめの音がします。
傷害保険には入っていますが人の居られるところで飛ばすのは憚れますね。
西のタツガ岩は圧巻でした。
かずぞうパパさんたちと同じルートを真似することは厳しいですが、山モンさん推奨のサルの前栽も外せなくなりました。
[ 2015/12/01 21:27 ] [ 編集 ]
いつも参考になる情報をいただきありがとうございます。
すでに一徳坊山~紀見峠まで?歩かれていらっしゃいましたか。
なかなかの長距離だったのではないでしょうか。
槇尾山~紀見峠まで歩いたときはヘロヘロでした。
曽爾の方面のディープな情報、ありがとうございます。
Iさまも夏場派でしたか。(^^)v
[ 2015/12/01 21:29 ] [ 編集 ]
ネバシ谷道・・いったい何年前に歩いたのか、記憶も定かではありません。岩湧山周辺のディープな領域についに足を踏み入れられましたね(笑)。林道から見える魅惑的なナイフリッジのような岩稜帯こそ本当のタツガ岩です。地元では蛙岩とか呼んでいるそうですが。ここは、ぜひ金山谷を溯り、布引滝の落ち口から直登してください。最低限のトラロープは設置されていると思います。最高のスリルと絶景を堪能できることと思います。やはり、山はソロが一番感動が大きい。私はご案内を遠慮しときます。
[ 2015/12/01 22:19 ] [ 編集 ]
キバラーさん、こんばんは。
あのススキでキレイな岩湧山が、キバラーさんの写真で見るとさらにキレイに見えますね。orisさんも仰ってますが、行きたくなる人絶対いますよ。
ところで沢で見かけたのは、ホントに人ですか?(笑)もしそうじゃなかったら…
[ 2015/12/02 18:39 ] [ 編集 ]
arajinさんは以前は金剛山や岩湧山周辺をくまなく歩かれてらっしゃいましたね。
タツガ岩という名前を最初に聞いたのはarajinさんからでした。
あれから数年、未だに行けてないのでそろそろ行こうかなと思っております。
コメントいただいた箇所、参考にさせていただきます。
[ 2015/12/02 21:56 ] [ 編集 ]
こんばんは
がんばって朝早くから岩湧山に行った甲斐があって、日の出直後の時間の岩湧山は最高でした。
あんな時間にぜったい誰も居ないと思っていたらいらっしゃったので意外でした。
人気の高さを再認識しました。
ありがとうございます。
沢で見かけた方は人なのですが、高い場所からの下り途中で発見してから通り過ぎるまで5分くらいはあったと思いますが、その間、立ったままほとんど動いてらっしゃらなかったんです。
立ち尽くされていたといいますか。
でも確かに人でした。

[ 2015/12/02 22:01 ] [ 編集 ]
上空から見る岩湧山も新鮮ですよね♪。
こんなくっきり植林帯と分かれているとは・・・。
あとはキバラーさんのドローンが起動しているところが
かなりレアかもしれません(^^;。
実はあの看板はそのままになるらしいですね。
そのままにしてほしいという意見があったからでしょうか。。
あれは案内板としても機能しているので残していても良いですよね。
[ 2015/12/06 15:45 ] [ 編集 ]
こんばんは
風が強くなければもうちょっと遠くからや西側から離れて眺めてみたかったです。
七ツ道の看板、撤去されなくなったのですね!
あの看板は励みになると思うので存続してもらえて良かったです。
情報ありがとうございます。
[ 2015/12/07 19:53 ] [ 編集 ]
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ほぼ毎週金剛山をメインで
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