生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

比良山系 蛇谷ヶ峰 (2015.9.19) 

20150919-0.jpg
蛇谷ヶ峰山頂にて

山頂からの眺望と、芝生広場だけがすべて

【ルート】
 グリーンパーク思い出の森-360.3P-蛇谷ヶ峰山頂-カツラ谷-
 柏集落-グリーンパーク思い出の森


シルバーウィークの初日、名神は宝塚方面がすでに渋滞気味。
鯖街道を北上し、武奈ヶ岳登山の起点であるボーソン(坊村)を通過、
8時くらいに「くつき温泉てんくう」のあるグリーンパーク思い出の森に到着。
8時20分にスタートし、コースタームで3時間の谷ルートを歩いてみようと
朽木いきものふれあいの里のほうへと移動。
まさかの下りで下りきったところに大きな吊橋。
橋を渡ったら登り返しで朽木いきものふれあいの里に着いてみたら何も無く、
林間の立地の良いところなのにすでに廃キャンプ場となっていた。
したがってここの駐車場は封鎖されている。
その廃キャンプ場の中にある、谷ルート(指月谷)への分岐のところに来ると、
「立入禁止」のテープがぐるぐる巻き。
最新の山と高原地図データの入ったGPSではこの谷ルートは消されていて存在しない。
スマートフォンの山と高原地図は2012年版なのでまだ実線ルートとして描かれていた。
仕方がないので谷ルートを諦め、見どころの無さそうな尾根ルートへと進出。
廃キャンプ場の外れにニオイコブシの丘を経由して山頂へ行けるという看板があったので、
林道から外れて看板に従って登り始める。
ほどなく360.3Pに到着すると、「不屈の一本松」という枯れきり腐った松の木の残骸があり、
すぐそばに「蛇谷ヶ峰展望台(ニオイコブシの見える丘)」という
よく意味のわからないスポットがあった。
ほどなく林道に合流。
しばらく進むと、山と高原地図では左ルートと右ルートに分かれるような実線になっているところに着く。
左ルートはどうやら尾根ルートである。
尾根ルートは何も無さそうなので、右ルートの沢の音聞こえるほうへと進出したものの、
踏み跡がしまいには消えてしまい、ややブッシュ気味のところを迷走。
拉致があかないので尾根ルートのほうへと寄って登って行くと、
右ルートの実線に達するまでに踏み跡バッチリな尾根ルートに出た。
そこからは果てしなく階段ばかりの登りで、花一輪すら咲いていない修行の登りであった。
自然林ばかりなので、紅葉シーズンはきっと美しいのかもしれない。(^^ゞ
その後、山頂までの間はまったく特筆すべきものは無かった。

山頂がすぐ近くに迫ってくると、琵琶湖の展望が開けてくる。
そして山頂に到着すると、開放感バツグンの琵琶湖を見下ろす展望や、
反対側にはグリーンパーク思い出の森などがある朽木の集落を眼下に見下ろせる
まるでゴルフのグリーンの上みたいな芝生広場があった。
その芝生広場でゆっくりをお昼にするものの、風が強くて寒かったぁ。
以前、武奈ヶ岳から縦走したときに地蔵山で敗退したので、
その続きの未踏区間を歩いて下山しようとも思ったが、
バスの時間も調べてなかったし、コースタイムを見てあっさりボツ。

下山は、登ってきたような尾根のそのまま下るだけでは面白味がない。
そういえば谷ルートが、上からだと立入禁止ゾーンを通らずに下山できると書いた看板があった。
そういうことなら谷ルートで下山してみようとそっちへ行ったのはいいとして、
なかなかの難ルートで、一般登山道だった頃の実線から大きく外れていったときには
不安になったし、立入禁止ゾーンではないのに登山道が崩落していて
そこをクリアするのに苦労したり、ヘビ三種3匹、ヒル一匹に遭遇するなど、
登りが退屈だっただけに、なかなか刺激的な下山となった。(^^ゞ
柏集落に下山してからの下道が長かった。
そしてグリーンパーク思い出の森までの登り返し。
う~ん、ちょっと煮え切らなかったなぁ。
キャンプ客でいっぱいのくつき温泉てんくうで汗を流し、
館内にあった宝牧場のソフトクリーム(これが美味!)を食べて帰途へ。

その他の写真は以下より。
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2012年版山と高原地図+GPS軌跡 ※現在は指月谷を通るルートは消されている

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地形図+GPS軌跡

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「オグラス山吊橋」 スタートしてほどなく下っていって、下りきったところにこの橋

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蛇谷ヶ峰山頂方向を見上げる

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指月谷方面は崩落(復旧見込みなし)のため立入禁止だった

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こういう看板があったので、林道から外れてニオイコブシの丘経由で登ってみる

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「不屈の一本松」ってことだけど、完全に枯れて朽ちていた。つまり朽木(^^ゞ

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どれがニオイコブシなのかよくわからない(花が咲かないと?)

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尾根へは行かずに直進してみる

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踏み跡が消えて迷走となったため、尾根ルートへ復帰するも実線の上ではないぞ

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延々と続く尾根ルート 花もない

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う~む、何も無いルートだぞ

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撮りたくなるものが何も無い

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階段地獄

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新緑か真夏の風景のようだ

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山頂目前にして琵琶湖側の眺望

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山頂看板はこれ

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裏側から見るほうが見る方が絵になるので逆向きにしてほしい

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琵琶湖側の眺望  右端はリトル比良

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竹生島方向をスーパーズーム

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朽木側にはほんまもんの芝生広場 パターゴルフできそうだ

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朽木の村を山頂からスーパーズーム

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芝生広場から山頂を振り返った感じ

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夏場は透明氷を入れてきてアイスコーヒーや氷サイダーを楽しんだフードコンテナーに入れてきたごはん(計750gは重い)に、
レトルトであるが500円もする三田黒毛和牛のカレーライスは美味かった これ以外にパン等々

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下からは立入禁止ゾーンで通れなかったが、上からは通れそう
「この先、カツラの谷へ下るルートは、いきものふれあいの里跡地の手前で登山道が崩落して
 通行できません。このルートを下る場合は、柏(かせ)集落まで直進してください。」

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カツラ滝の近く おどろおどろしく、人の気配もなく心細い

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いかにもヒルが居そうな。。

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テープを追うのに苦労してようやくここにたどり着いた

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登山道が落ちている 高巻きするより、降りて登り返すほうが完全と判断した
登り切ったシダ類の中にヒルが居たが、靴に付いただけで未然対処

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立入禁止ゾーンの反対側(上から下って来た)

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登山道が落ちていた カラスヘビという真っ黒のヘビなど数匹、さすが蛇谷だ。(≧∇≦)

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いやぁ~、長かった。ここから駐車地までも長くて。。はぁ。。
Check [ 2015/09/20 22:41 ] 比良山系 | TB(0) |   コメント(14)
そこは目の前の山。うちのお店の前を通って行きましたね。寄ってってくれればよかったのに。って、どこか知らないか。2度目のニアミス残念。

たしかにこのコースは階段ばかりで変化がなく魅力がありません。しかし積雪期にはたくさんのスキーヤー・ボーダーが登っていきます。一般登山者は尻セード。山頂からは「白蛇」の形が見られます。次回はぜひ積雪期に。
[ 2015/09/21 08:12 ] [ 編集 ]
うっかりしておりました。
FLATさんが蛇谷ヶ峰山麓にお住まいで、以前にたっぷりこの辺り周辺の情報をいただいてたのでした。
天気と気分で突然行き先が前日とか当日に決まるので、金曜日に会社から帰宅してから準備していると下調べの時間が今回はありませんでした。
 1.大野からの植谷左周回
 2.白滝山~森山岳
をオススメいただいていたのでした。
反射板のあるあたりが歩けそうで気になっていたら、FLATさんから以前、あのあたりの情報をいただいていたのでした。(^^ゞ
もう少し涼しくなって紅葉も始まりだしたらまた比良を歩いてみたいのでご一緒してください。
熊鈴は鳴らして歩いていました。
FLATさんのお店?何屋さんなんだろう。
食べて帰りたかったのですが、日没後はほとんどの店が閉まっているように見えました。
蕎麦屋がいくつかあって気になりました。
ありがとうございます!
[ 2015/09/21 16:40 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2015/09/21 21:44 ] [ 編集 ]
蛇谷ヶ峯と言うと冬の景色ばかり紹介されていますが、緑に覆われている時はこんな所なんですね。
比良のお山は、眼下に琵琶湖が見えて景色がいいので好きです。
いいお天気で、眺望もいいですね。
あらあら、ヒル君がいましたか・・・
被害が無くて良かったです。
やっぱり、雪の蛇谷がいいかな~(*^_^*)
[ 2015/09/23 17:54 ] [ 編集 ]
蛇谷ヶ峰というとやっぱり冬なのですね。
眺望は最高でした。
あとは試練の連続でした。
ヒルにヘビに、まだまだ秋が遠い気がしました。
[ 2015/09/23 22:49 ] [ 編集 ]
蛇谷ヶ峰は過去3回しか登ったことがありません。
理由は蛇谷ヶ峰が他の比良の山々と離れた北の果てに、一人孤立している山だということです。つまり、この山に登ると、他の比良の峰々を尾根伝いに歩くということが難しくなってしまうのです。比良山系の尾根伝いに武奈ヶ岳方面へ行くには、標高901mの山頂から一旦640mの横谷峠まで下りなければならないし、距離も遠い。逆に武奈ヶ岳方面から縦走して蛇谷ヶ峰までは、距離もあり一日で足を延ばすのはしんどい。なかなか登る機会がありません。私は冬に1回、全山縦走で1回歩きました。
キバラーさんは、崩壊で通行止めになっているカツラの谷の登山道を下山で歩かれるという冒険をされてますが、そこも私は歩いたことがありません。けっこうやばそうな感じですね。
登りで歩かれた登山道が山と高原地図の実線とずれているのは、明らかに山と高原地図のまちがいですね。私も歩いた時感じました。
FLATさんのお奨めコース、植谷左岸の尾根からのバリエーションルート、実は未踏です。めちゃめちゃ興味がありますね。
[ 2015/09/23 23:53 ] [ 編集 ]
arajinさんはじめまして、かな。どこかで会っているかもしれませんが。
大野集落、植谷南側の山のふもとにお寺があります。その裏に深く掘られたつづら折れの山道があります。ただし倒木などかなり荒れています。そこを登りきったら広大な広場に出ます。赤松の林で、今の時期いい香りがするかもしれません。そこからしばらくは広くてなだらかな斜面が続きます。白滝山~森山岳のようなところです。しだいに斜度がきつくなりますが、危険箇所はありません。最初のピークから反射板までは何度かアップダウンを繰り返します。反射板の手前が難所で、藪漕ぎと低い木の枝をかがんで越えていきます。反射板からは一般登山道です。蛇谷ケ峰へ立ち寄って戻り、あとは登山道で大野へ下ります。最後は舗装された林道歩きです。ぜひ挑戦してみてください。

キバラーさん、うちは飲食店ではありません。ですが、うちが貸している店舗ではお蕎麦屋さんをやっています。でも夕方には閉店してしまいます。いつかご利用ください。
[ 2015/09/24 18:05 ] [ 編集 ]
蛇谷ヶ峰山頂の琵琶湖を望む眺望はサイコーでした。
しかも山頂はフラットな面積が広いのでゆったりくつろぎます。
で、
え!鈴鹿で遭難されたんですか!
それは大変でしたね。ご無事でなにより。
どのあたりで迷走されたのか気になるところです。
健脚のIさんのこと、歩きまくられるならせめてGPSをお持ちになってください!
一般登山道でさえ紛らわしくてGPSの世話になることも多いです。
尼が岳からの復路の苔ゾーンは、他の山では見られない凄さでした。
シルバーWはバタバタしておりました。
アルプスも季節と天気がピタリと合う今の時期がサイコーでしょうけど、
年にに一、二度しか会いに行けないと別に行けなくてもいいや、と思ってしまいます。
ハイウェイを運転するとたちまち眠くなるので遠征が辛いです。
それよりどんなコンディションでも楽しめる近場の低山のほうが好きです。(^^)
無事に尼ヶ岳周回を達成されたのでしょうか。
気になるところです。(^^)
わさび谷から葛城、忍海方面というのはどのあたりなのか、地理的によくわかっていないです。(^^ゞ
地元じゃないのにお詳しいですね!
これからも安全登山で!
[ 2015/09/24 20:20 ] [ 編集 ]
今でも比良に通ってらっしゃいますか?!
それでも過去に3回も蛇谷ヶ峰には行かれたのですね。
なるほど単品として歩くしかないほど独立していますね。
地蔵峠までの未踏区間を歩いておきたかったのですが、コースタイムとアップダウンを見てちょっと気持ちが折れました。
カツラの谷はテープや踏跡を追うのに神経つかいました。
高所へつりと沢を行くルートに2つに分かれたりと紛らわしいところや、崩落でどうやってクリアしようかと一瞬ひるんだ場所(1箇所だけ)があったりと、登りのダレダレ感とは対照的な緊張感があって良かったというか不安でした。(^^ゞ
[ 2015/09/24 20:20 ] [ 編集 ]
反射板を通るルートの詳しい説明をありがとうございます。
知らないところはほぼ無いくらい歩きつくされたarajinさんの血が騒ぐ未踏ルートですね!
藪漕ぎと倒木くぐりは苦手ですが、以前に教えていただいた白滝山~森山岳はとても気になります。
朽木周辺といいますが、裏比良はとてものどかで良いところですね。
とても暮らしやすそうです。
蕎麦は大好物なので、鯖街道沿いで何店舗か気になりました。
帰りに立ち寄ろうと思ったのは、十割そばの看板を掲げている朽木旭屋?に惹かれました。
しかし、温泉を出て車を走らせた頃には真っ暗闇になっていました。(^^ゞ
こんど比良に行く機会には連絡させていただきます。
[ 2015/09/24 20:21 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2015/09/25 20:47 ] [ 編集 ]
蛇谷ヶ峰は数回登ったことがあるのですが、いつもカツラ谷は
不通なので未だ行ったことがないので参考になりました。
迂回なら行くことが出来るのですね。
谷なのでより森林があって涼しく行けそうです。
表はどうしても階段地獄なんでうんざりしますよね(^^;。
冬だとその階段がすべて埋まって、下りはヒップソリで
スピーディーに下ることが出来る強みがあります。
[ 2015/09/26 13:03 ] [ 編集 ]
なるほど詳細についてありがとうございます。
おっしゃるとおり低山のほうがはるかに難しいです。
17年もやってらっしゃるベテランさんでしたか。
山と高原地図などの一般登山道を歩くつもりで行っても、
枝道やらルートが変わっていたりとGPSで確認することが多々あります。
eTrex20Jあたりが信頼おける最廉価モデルです。
地図データは別途必要ですので6万円くらいはかかりますね。
大洞は中止されたのですね。
私は鎧兜も古光山も未踏なんです。
興味津々です。
忍海駅なんて葛城山山麓にあるのを初めて知りました。(^^ゞ
読み方も知らなかったです。
どんな不気味なところなのか確かめに行きたくなりました。
生駒にお住まいなのに公共機関での行動半径がとても広いことに驚きです。
情報ありがとうございます。
機会があればまたご一緒してください。
[ 2015/09/28 07:40 ] [ 編集 ]
Ikajyuさんが冬場に行ってらっしゃったレコを以前から何度か拝見しておりました。
カツラの谷はわりとワイルドでしたよ。
ちょっとしたルーファイも楽しめます。
今から思えば楽しかったかも。(^^ゞ
表の階段地獄は冬場はヒップソリでラクに下れるのですね。
登りで体力を使い果たすコースを歩いても楽チンですね!
また冬場の蛇谷ヶ峰を狙いたいと思います。
ありがとうございます
[ 2015/09/28 07:42 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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