生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

鈴鹿山系 藤原岳 (2014.10.26) 

20141026-0.jpg
藤原岳(後ろ)と藤原山荘の間にて

【動画編】


安・近・短の真逆、高くつく、遠い、高低差長い、そして暑い山行きであった

【ルート】
登り:聖宝寺道
下山:大貝戸道


朝4時半頃に出て、阪和道、西名阪自動車道、下道をひた走り、
途中ミニストップ立ち寄りで登山口付近に着いたのは9時にもなってしまった
通い慣れてくるとどこでも近くに感じるが、やっぱり鈴鹿は遠いというか時間がかかる。。
三重県側のいなべ市には表道(大貝戸道)と裏道(聖宝寺道)の2つのルートがあり、
それぞれの登山口は200m程度しか離れておらず、その間に多くの無料駐車場がある。
今回、長らく不通だったという裏道(聖宝寺道)から登って
表道(大貝戸道)で登るというピストンではないルート取りをするにあたって、
下山後に楽なように表道(大貝戸道)登山口の駐車場(綺麗なトイレあり)に
駐車しようと思って行ってみたらすでに満車であった。
仕方なく裏道(聖宝寺道)の登山口にある駐車場に停めた。
ここだけ駐車料金300円(無人)とあったので箱に投入した。
後からわかったのだが、それぞれの登山口の中間にある西藤原小学校の正面下に下ったところに
登山者専用のトイレ付きの広い無料駐車場があった。
今回ほとんど下調べしているゆとりがなかったのが惜しい。
(小学校前の道路に面した駐車場は登山者用ではないので注意)
これら以外にもあちこち駐車場があることから相当人気の高い山であることが伺える。

登山口から少し歩いたところにもみじで有名だという聖宝寺があり、
そこからいきなり階段であるが、登り切るといけすになった人工っぽい池があったり
民家があったりでまだ山登りが始まってもいない。
そこから少し上がると木造の廃校舎のようなものがあって、
いよいよそこから登山道かと思いきや、いきなり大きく真新しい大堰堤が出現。
この大堰堤を裏側に乗り越えたところからようやく聖宝寺道が始まった。
自然にできたと思われる複雑な滝?に迎えられて期待は高まる。
少し急登を登ってさきほどの滝の上部に合流すると枯れた谷のVゾーンを登る。
これはワイルドで楽しいと思ったのもつかの間、すぐに右手の植林地帯に突入し、
延々とつづら折れが続いた。
昨日、今日と気温が高めで秋冬のウェアで来たものだから暑い!
汗が頭のてっぺんからも流れ落ちてくる。
植林地帯を登り切ったと思ったら、今度は植林地帯へ突入。
朝からどんよりの曇空の下、紅葉も今ひとつではある。
どれくらい登っただろうか、今度はガレ場のステージに突入。
鈴鹿の山によくある粘土質の土に埋もれたカレンフェルトのような地形。
これもほどなく終わってまた植林地帯の登りが続いたりで
もうかなりの高さを登ってきた感たっぷりになったところで
何やら賑やかな声が聞こえてきた。
若いグループが休憩していたその場所こそ、下山で使う予定の大貝戸道との合流地点だった。
10名を超えるそのグループが再スタートするより先にとノンストップで進出するも、
待っていたかのようにグループが再スタート。
たちまち追い上げてくる。(≧▽≦)
グループに煽られながらもさらに高度を稼いで行くと、展望あり~の、
鈴鹿らしい植生あり~のでまた雰囲気が異なるステージとなる。
しかしながら基本的にはつづら折れが続く感じ。
どれだけ(高低差・距離)長いねん!と思いながら登って登って登りたおしても
まだ頂上に着かない。
それもそのはず、最初からちょっとナメてかかっていた藤原岳は、
高低差約千メートルもあったのだ。後から知った。(^^ゞ
金剛山の一般的なルートの約2倍のボリュームである。

それにしても登山者が多い。
大山にしても結構なボリュームがあったが、そんなのを日常的に登ってる人が居ると思うと
もう金剛山なんか裏山か里山レベルである。
写真を撮るために立ち止まると、しばらく距離を離していた若者グループについに追いつかれた。(≧▽≦)
お互い譲り合いあったり、グループの真ん中に混じり混んだりのデッドヒート?
またしてもグループを抜き去って、ついに重機?山荘を発見。
藤原山荘に到着したら、大改修中で、山ウェアを来た山荘の関係者?大勢で
寄ってたかって一生懸命作業をしておられた。
この山荘の裏側が休憩ポイントらしく、大勢がお昼の真っ最中であった。
開放感のあるその場所は、どこでも弁当広場になる良い場所であった。
で、肝心の藤原岳はというと、前方にそびえるピークであることがわかり、
今、ここでおひるを摂ってしまったらピークまで行く気がなくなるのでは?と思ったので
立ち休憩もそこそこにピークを目指す。
もっといい弁当広場があるかもしれないという期待を持って。
山荘から少し下って登り返す。
ピークに達するまでに良さそうな場所があれば弁当・・と思っていたが
登山道を逸れることができそうもない植生であった。
そして気づくとピークはすぐ目の前に。
残念なことに、ピークを示す表示もなければ三角点も無かった。
ピークの向こう側には素晴らしい紅葉が広がって・・・たちまち、ガスって見えなくなった。
今から思えば、大勢が休憩していた山荘の裏手で休憩するほうが開放感があって
良かったなぁと思い、戻ろうかと思ったが空腹がピーク。
そして、もしこの山頂付近で休憩していたらガスが吹っ切れて紅葉が見下ろせるかも、
という思いも虚しくその後は吹っ切っれることは無かった。
ちょっとあれやこれやと準備してお昼して休憩していたらあっという間に一時間経過。
遠くの山に来ると時間に追われて本当に慌ただしい。
いい季節だけに昼寝できるくらいのゆとりが欲しい。
地図をよく見ると、東方向のテーブル状の先端に1009.5三角点がある。
時間にゆとりがあれば行ってみたかったなぁ。
ヘルメットや無線機などの完全装備で遭対協の腕章を付けた二人があらぬ方向から登ってきた。
そういえば山荘で聞こえてきた話では、本日80歳くらいのご夫婦の遭難者が出たとのこと。
さっそく尋ねてみると無事に見つかったということだった。
山荘まで戻って天狗岩にも登りたかったが、時刻は14時を過ぎ、
帰りのアクセス時間を考えるとそろそろ下山を開始しないといけない。
何にしても今回は往路でのアクセスで下道を使ったことで一時間は余分にかかったのが失敗。

大貝戸道と聖宝寺道の分岐までは登りと同じでピストンとなる。
分岐からは未踏の大貝戸道。
ひたすら植林内のつづら折れ。
途中、まさかの分岐があったがどちらも踏み跡明瞭。
前方にかすかに見える大崩落箇所が気になったが、
ここはあえて敷かれたレールの上を進むのもなんなので、
あえてマーキングとは逆方向へと進出してみた。
これと言って特筆すべきものも無いままほどなく先ほどのルートに合流。
高度を下げるにつれてますます暗くなる植林地帯へ延々と。
高低差がある分、下りもかなり長く感じた。
そんなこんなで、やがて大貝戸道の登山口に出た。
結果的に変化に富んだ聖宝寺道で登れたのは良かったかな。
ほんのちょっとかじっただけに終わった藤原岳であるが、
全体を通じて特に印象に残ったものが無かったような。。
まだまだ藤原岳の魅力に気付いていないのかも。
それにしてもガスが残念だった。
帰りは途中の阿下喜温泉に立ち寄り。
藤原岳で出会った面々大勢と遭遇。
四日市東ICから東名阪道で亀山で名阪国道に乗り継いで帰国の途へ。
今回はなぜかやたら遠く感じた。。

その他の写真は以下より。
20141026-1.jpg
ゴールとスタートが逆になっている 反時計回りが正しい

20141026-2.jpg
聖宝寺道登山口にある駐車場(300円) ※付近に無料駐車場はある

20141026-3.jpg

20141026-5.jpg

20141026-4.jpg

20141026-6.jpg
真新しい大堰堤

20141026-7.jpg
堰堤の裏側を下りて登り返し

20141026-8.jpg
一瞬であるがこんなVゾーンを登る

20141026-9.jpg

20141026-10.jpg

20141026-11.jpg

20141026-12.jpg
曇天でいまいち

20141026-13.jpg
まだ6合目かぁって感じ

20141026-14.jpg

20141026-15.jpg

20141026-16.jpg

20141026-17.jpg
グループが迫ってくる

20141026-18.jpg

20141026-19.jpg
藤原岳を削っている砕石場のセメント工場

20141026-20.jpg
やっぱりガスかな。。

20141026-21.jpg
藤原山荘が全力で改修中。。冬山で人気だとか。藤原岳には雪崩もあるという

20141026-22.jpg

20141026-23.jpg

20141026-24.jpg

20141026-25.jpg

20141026-26.jpg

20141026-27.jpg
山荘にザックをデポした山ガールたちが空身で藤原岳ピークに向かっていた

20141026-28.jpg

20141026-30.jpg

20141026-33.jpg

20141026-34.jpg
東側(採石場側)のこの奥に1009.5mの三角点がある

20141026-35.jpg
山頂から一瞬紅葉を眺められたがすぐにガスった

20141026-36.jpg
山頂にこんな岩が2つ転がっていた

20141026-37.jpg

20141026-38.jpg
山名板がこんなところに?

20141026-39.jpg

20141026-40.jpg

20141026-41.jpg
天狗岩

20141026-42.jpg

20141026-43.jpg

20141026-44.jpg
Check [ 2014/10/27 23:15 ] 鈴鹿山系 | TB(0) |   コメント(6)
私も藤原岳に初めて行ったときは300円の駐車場でした。
あとで大貝戸道に無料の駐車場があるのでびっくりでしたよ。
紅葉も綺麗そうなので、今度の連休は天気がよければ
御在所か藤原岳に行こうかと思案しておりました。
聖宝寺道は通行止めだったので歩いたことないし・・

高低差が1000Mですか・・・
我々のイメージで言えば西口TNから
八経ピストンくらいのしんどさでしょうか?
藤原岳は山頂が壊れた看板しかなくてそれが残念ですね。
やはり鈴鹿は遠いですね。
[ 2014/10/28 00:09 ] [ 編集 ]
大貝戸道登山口は無料ですが満車でした。
大貝戸道ピストンならここしかないでしょうね。
でも、そんなに歩かなくても西藤原小学校の下の駐車場はかなり広く、トイレもありました。
西口TNから八教ピストンよりキツイと思いました。
出合からしばらく続く平坦な踊り場のようなものがありませんので。(^^ゞ
いや、装備が重すぎただけかもしれませんが。
無休憩で下りっぱなし2時間かかる下山はしんどいですわ。

[ 2014/10/28 06:49 ] [ 編集 ]
先日の大台ケ原といい今回の藤原岳も僕の方が一日前に登っていました。
藤原岳は大変多くのトレッカ-で賑わっていましたね。
大貝戸からの約1000mの急登はつらいですが、上がってしまえばカルスト台地を楽しめます。頂上や藤原山荘辺でのマルチコプタ-撮影は風の為中止ですか・・・・
[ 2014/10/28 07:23 ] [ 編集 ]
鈴鹿は魅力的なお山が多いですが、南大阪からは確かに遠いですね・・・(>_<)
家を4時半に出て登山口9時は、着いた時点でぐったりでしょう。
かなり気合を入れ直さないと、登れませんね(^^ゞ

暑い一日でしたけれど、鈴鹿はガスが出ていたのですか。
紅葉の時期としてはバッチリだったようですが、休日とお天気と紅葉の時期を全部揃えるのは中々難しい・・・。
でも、紅葉はこれから里山に下りてきますから、きっとまたいい機会はあるでしょう。

春の藤原岳も大変な人ですが、秋も人気のお山なんですね。
お山歩きには、本当にいい季節になってきました(*^_^*)
[ 2014/10/28 14:27 ] [ 編集 ]
大台ケ原の次に藤原岳という発想はふつうはなかなかありえないはずなのに偶然ですね!!
何かご縁を感じます。
土曜日のほうが天気が良かったので登りたかったのです。
用事が無ければ登っていましたのでお会いできていたかもしれませんね。
カモシカさんご夫妻は平日にしか登っておられないと思っていました。
残念です。
マルチコプターは持って行っておりませんでした。
多少風があっても飛ばせられますよ。
記事を拝見させていただきましたが、ガスと時間制限のために断念した天狗岩のほうはいい雰囲気ですね!
山荘側のほうが断然好きだと思いました。
[ 2014/10/28 22:18 ] [ 編集 ]
おっしゃるとおり到着した時点で9時にもなっていたので気力もぐったりです。
運転も疲れました。
こんなに時間かかる移動ならもっと遠くの山にも行けそうに思いました。(^^ゞ
もっと朝早くから登り始めないと時間とともに意欲が減退してきますね。
行動開始時間が朝早ければ早いほど気持ちが良いものですね。
休日と天気と紅葉の時期の三位一体はなかなか叶わないですね。
週末一回チャンスが無いだけで二週間も経過してしまうので極論を言えば季節が変わってしまいますね。
今週末は雨の予報なので、その次の週末も大丈夫かどうか。
気付いたら今年も残すところあとわずかになって雪に閉ざされるパターンのやつですね。
今回、藤原岳の人気の理由に気づけませんでした。
トレーニングには必要十分なボリュームでした。
今が野外で何をするにもいちばんいい季節ですね。
存分に楽しみたいところです。
[ 2014/10/28 22:18 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者(キバラー)だけに読んでもらう

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
このブログ内の検索
 
更新日カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
バックナンバー
月別アーカイブ