発煙筒 「ココデス」 (手に持って使用する) ※開発者様のサイトより画像を引用させていただいております
昨年11月、滋賀県北部にある赤坂山に登った時のことである。
下山時に名鉄ハイキングツアーの団体と下山時に重なってしまった。
団体に混ざりながら、ややガレた歩きにくい登山道をどれくらい下ったあたりだったろうか、
頂上へ登り返すにも遠く、下り切るにも先が長い地点で、
ツアー団体の中にいた女児(といっても担げるほど小さくない)が転倒したのか
頭に怪我を負って血だらけになっていた。
ツアーのガイドさんはさすがの対応で、包帯での応急処置はもちろん、
カラダを温めるエマージェンシーシートで包んであげてケータイで連絡を取っている。
この状態では防災ヘリを呼ぶしかない状況であった。
対応できる人がまわりに十分居たので現場を後にしたが、
刻一刻と時間が経過するも、ヘリが飛んでくる気配が無いなぁと思っていたときに
突如前触れもなく防災ヘリが現れた。
しかしながら、上空からだと木々に覆われていて登山道が確認できないばかりか
現場がどこかさえも特定が困難な状況で、ずいぶんと探しまわっていた。
そんなときに、発煙筒「
ココデス」があったならば、
まっしぐらに目標地点に向かえたことだろう。
そんな「ココデス」は
発炎筒ではなく、
発煙筒であるところがポイント。
自動車に標準装備されているのは発炎筒なので、山で使うと山火事に発展する危険性がある。
そしてどちらかというと煙よりも燃焼光で目立させるものである。
それに対して発煙筒はいわゆる狼煙(のろし)。
赤い煙幕なので燃焼光は無い。
熱が発生しないので手に持って使うように作られているゆえに山火事の危険性はほぼ無いが、
運用時に導火線に火を付ける必要があるので引火物の無いところで使用するのは基本。
登山ガイドさんや山小屋、レスキュー隊御用達のアイテム。
大津市石山の登山用品専門店「
あるむ」さんで2本1組で販売されているそうです。
ありそうでなかったアイテム。
遭難なんか無いに越したことはないが、
運悪く遭難した方がこのアイテムによって少しでも早く救出されることにつながれば良いなぁ。
えまーじぇんしー!
トップの画像見てビックリしました!
「キバラーさん!試しでも煙炊いたら通報されまっせー!」って思っちゃいました!(”※開発者様のサイトより画像を引用させていただいております”で安心しました!)
多量の出血、血清を要する人、持病で一刻を争う人・・・
さまざまな”緊急に対処せざるを得ない方”の強い味方ですね!
これは大事ですね!
あぁ、遭難保険も考えます!