生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山 第366回 (2014.8.23) 

20140823-0.jpg
金剛山 妙見の滝

【動画編】


あいかわらず予測不可能なゲリラ雷雨

【ルート】
 登り:妙見谷ルート
 下山:千早本道


不安定な空模様が続いていて、なんとなく今年の夏は終わった感あり。
お盆を過ぎて急に日が短くなるのを感じるし、秋が確実に近づいてきている。
もたもたしているうちにまもなく9月へ。
気になって、昨年の今ごろはどこの山に登ってたっけ?と確認してみたら、
なんと、金剛山メインだった。(^^ゞ
な~んだ、同じやん。。
それにしても広島の大変な水害はもとより、
六甲山系も台風11号被害などでメジャー登山道の5ルートが通行止めになるなど
近年には無かった被害が拡大している。
今回、金剛山では大きな被害は無かったようであるが、
まさかの千早本道が倒木やフロノ谷付近の登山道が崩落するなどの影響があった。

今日の午前中はいい天気で、遠くの山もくっきりスッキリ見通せるなど
絶好の登山コンディションであったが、朝から予定があったのでまたまた午後からのスタート。
午後からとなると大気が不安定になるのはわかっていたが金剛山ならなんとかなる。
15時スタートで久しぶりに刺激を求めて妙見谷ルートへ突入。
事前情報ではそんなに荒れていないとのこと。
沢ルートではあるが、突然の豪雨でも濁流になることはない。
いくら深いところでも膝までの半分程度にしか達しないほどである。
ゲートを越えて林道に進入するとほどなくイワタバコの群生が圧巻であった。
すでに時期は終わっていた。
一昨年前の冬の大雪の重みで折れた木が針の先端のようになったハリセンボンがそのままに。
コンクリート橋手前で体調50cmくらいのマムシに遭遇。
よく見かけるシマヘビなどとは模様も違えば挙動がまったく違うのですぐにわかる。
マムシを見つけたらその場で駆除しなければならないと聞いたことがあったので
付近にあった大きな石をいくつか使って退治。
陽のあたるところは鬱蒼としているがごくわずかで、
快適に歩けるのは人気ルートゆえに歩く人がそれなりに確実に居るからだろう。
左手の沢の最後の堰堤を越えところにある入渓ポイントはスルー。
横飛びの滝を見下ろす最初の難所(高所)である「脚折れハシゴ」を下りる。
昔っからこのハシゴだけは脚が折れたまま修復されるなどしてまったく変わらない。
すぐにまた穏やかになって沢伝いに妙見の滝のほうへと分岐。
滝をまったく通らずに行く道もある。
国見塔の高さでも計ってみようかなと思って持ってきたレーザー距離計を使って
ピタゴラスの定理のモードで滝の落ち口と滝直下の距離から滝の高さを自動計算。
約12.3mと出た。(以前にも測定したことがある)
滝を右側から登って落ち口に出たら、そのまま沢を進むのをやめてトラバース道を歩く。
たちまち沢から離れ、転落するとタダでは済まない高さとなる。
高いところが苦手な自分はこういうステージは苦手であるからして、
次に沢に降り立ったところからは沢の中を行くことにした。
ここで沢を行かずに再びトラバースのほうへ進出すると本ルート最大の難所となる。
トラロープはあるにはあるが、足場が沢のほうへ落ちるように斜めになっていて幅も無い。
しかしながら沢を行けばこんな楽しいルートは無い。
妙見谷ルートは大阪側(千早側)ではいちばん楽しくてハードなルートであるのは間違いない。
ただ、車道歩きのアプローチがイヤなだけ。。

そんなこんなで機嫌よく沢遡行を楽しんでいたら雨がポツリポツリと。。
やがてカミナリが鳴り出して豪雨となってきたので安全地帯に避難し、
珍しく持ってきていたレインウェアを着て、さらにユーロシルム互換の最強の傘をさして待機。
スマホでレーダーを確認すると30分もすれば上がりそうな動きだった。
その間、ひたすら雨音を聞きながらボケ~っと過ごす。
戻るほうが早いほどで、山頂までまだまだの地点である。
どれくらいの時間待機したか、やがて雨があがったので登りを再開。
妙見谷ルートは沢の水が無いところまで登りつめてもなお登りが続く長いルートだ。
再び沢歩きを楽しんでいたらまたもや小雨。
カメラをしまいこんで登りに専念する。
汗に雨にすっかりボロ雑巾になりながら登り続けるも、いつまで経っても終わりが見えてこない。
ガスっていて先が見えないだけにまるで無限ループである。
もう山頂をとっくに通り越してるのでは?と思ったほど。けど、山頂を通り越したさらに上ってどこ?(≧∇≦)
なんてありえない発想をするほどである。
ようやく沢の源頭部に達して水が無くなり、さらにさらに登りつめてさらに登ってポンっと山頂に到着。
今日は朝からの用事で疲れていたのでハードだったなぁ。。
けど楽しかった。

山頂18時の気温は20℃で少し寒いくらい。
ライブカメラに間に合ったが、うっかり横を向いている間にパチリ。
売店のカップ麺自販機で蕎麦を買って食べ、キリンレモンをプハ~。
涼んでいるとたちまち19時となって捺印所が閉まる。
ヘッデンを灯してナイトハイクをしながら千早本道を下山。
途中、捺印所の方に抜かされた。。
今週末もなんとか山に登る時間が作れてよかった。

その他の写真は以下より。 20140823-2.jpg
ウッディハート手前、この橋を渡り終えた直後のゲートが取り付き部

20140823-3.jpg
このゲートの脇から

20140823-4.jpg
イワタバコが群生するも終盤

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この青空がゲリラ雷雨へと豹変

20140823-6.jpg
ハリセンボンが健在

20140823-7.jpg
難所の脚折れハシゴ

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妙見の滝

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落差は約12.3m  この後、雨のため撮影中断

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ライブカメラに写ったものの・・

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20140823-19.jpg
ナイトハイクモードで下山
キバラーさん、今晩はッ!

広島、大変な事になってますね。
被災された場所の一日も早い復興を願っております。

金剛山も被害があったんですね!ウワサでは、カトラが通行禁止?と聞いたのですが本当でしょうか?

妙見谷・・・

一番行ってみたいのですが、素人だけで行くのはやめておいた方が良い場所と聞きます。足折れハシゴもあるし(-_-;)
(キバラーさんもデンジャラスルートランキング・ワースト1と以前ブログで紹介していましたものね。)
文章にあった、沢ルートを行けばそれほど危険ではないのでしょうか?
(と言っても、経験者の案内無しで行く気にはなりませんが)

”ハリセンボン”以前動画で見せて頂いたのが妙見谷からだとこの角度でみえるのですね。

”マムシ退治”アッパレ"男"キバラーさん!絶滅を祈願いたします!

”レーザー距離計”自分の職場にあれば、どんなに楽か!(ケチな会社ですよー!)

”キリンレモン”旨いっすねー!最近はノンアルコールにハマっていて、前の金曜日に売店の定休日だったのでキリンレモンを飲みました!ウマー!

ライブカメラの18:01見ましたよー(*´艸`*)

”今週末もなんとか山に登る時間が作れてよかった。”しみじみと伝わる言葉。すべてに感謝です。

ps:本日、初のカタクリ尾根ルートに先輩と行ってきました!キバラーさんの動画の予習もしました!登りだったので、イメージが変わりますね!
それとキバラーさんのブログから、私めのブログへ”みーさん”がコメントを書いてくれ、本日、某のれんをくぐり、ご挨拶させて頂きました!素敵な笑顔で「これからも金剛山ガンバッテネー」と励ましてくださいました!

うれしー(*^_^*)


[ 2014/08/24 18:25 ] [ 編集 ]
カトラの情報はありません。
先週歩いたばかりなのですが、あれから何かあったのでしょうか。
妙見谷ルートは沢を行けばけっこう安全です。
ただし防水の登山靴は必須ですがこーじさまなら装備は大丈夫そうですね。
高所トラバースルートのほうはヒヤヒヤものです。
車道歩きが無ければ常用したいルートです。
ハリセンボンは妙見尾根ルートからのほうがやはり確認しやすいです。
三ツ矢サイダーが無かったのでキリンレモンにしましたが、結果的に正解でした。
キリンレモンを見直しました。(≧∇≦)
最近飲まれたとこなのですね!
ぼっちのライブカメラ、見られてましたか。(^^ゞ
カタクリ尾根は登りで使われたのですね。
遊歩道に出てからも長いのが難点ですね。
みーさんとお知り合いになられたとのこと、山の先輩なので何かと勉強になります。
まだまだたくさんの未踏ルートを徐々にこなして行かれる興奮の様子は私もつい最近のことのように思い出しました。
これからますます楽しみがいっぱいですね!
[ 2014/08/24 20:54 ] [ 編集 ]
23日の18:00の写真、「キバラーさん?」と思っていたのですが、やっぱり!
ヘッデンを付けて下山したことは無いのですが、怖くはありませんか?

私も、20日、22日と妙見の入り口付近をウロウロしてきました。
あそこのお花を見に。
イワタバコの群生はすごいですね。
一つだけピンク色のがあったのですが、判りました?
20日には、「アリスの父」さんご夫妻にお声をかけて頂いて、お話を聞いていたら、なぜか私の事をご存知でした。
キバラーさん繋がりで、また新しいマイミクさんが出来て、嬉しい限りです。
しばしキバラーさんの噂をしていたのですが、クシャミは出ませんでしたか(^^ゞ

最近のお天気には泣かされてばかりです。
23日も、だいぶ降ったのですね。
昨日も、激しい雷雨があったようですし・・・。
これ以上、大きな被害が出ないといいですね。
[ 2014/08/25 06:42 ] [ 編集 ]
憧れの妙見谷コースの動画、ありがとうございます!
なかなか案内してくれる人がみつからず、行けてないので、イメージがわいて面白かったです♪
益々行きたくなってきたぁ!
・・・でも、マムシが(>_<)
[ 2014/08/25 11:02 ] [ 編集 ]
ライブカメラの写真は油断するとだめですね。
だいたい、ジャストタイムなんでしょうか?
ジャストタイムの1分前後は動いちゃダメですね。

私の昨年の今の時期の山の記録を見なおしていると
8月の後半から9月の中盤まで週末ごとの悪天候で
1月くらい山は休んでいましたね。
何となく今年もこのアノマリーが続きそうな気がします。

夏の時期は山を歩くのは暑いので山は休んで、
他に体を動かす趣味を探しているのですが
山以上にいいのがなかなか見つかりませんね。
「山に来られてよかった」は私も強く感じているこの頃です。
[ 2014/08/25 20:07 ] [ 編集 ]
「金剛山の一日」のあんな写真でわかりましたか。。(≧∇≦)
クラヤミの金剛山はもうかれこれ数えきれないほど経験しておりますので、さすがになんともないです。
歩いた回数の多い登山道ほど平気です。
これが他の山となると不安でいっぱいになると思います。
このクラヤミの恐怖感って本能なのでしょうかね。
考えてみたら怖い要素なんて何も無いのに。
1:多、自分:森 多勢に無勢ってところでしょうか。
明るいとおとなしそうな森も、夜になるとざわつきそうで。(^^ゞ
風が吹こうものならちょっと不安度アップしますね。
妙見の入り口まで行かれたのに違うルートから登られたのですね。
アリスの父さまご夫婦とはずいぶんご無沙汰しておりましたが、
最近、寺谷ルートでお会いしましたよ。
花にお詳しいので情報交換ができそうですね。
早く天気が安定してほしいです。
[ 2014/08/25 21:30 ] [ 編集 ]
6月にリクエストいただいておりながら今になりました。(^^ゞ
ずいぶんお待たせしたわりには雨に遭い、撮影がほとんどできませんでした。
このルートは滝以外にはこれといって目立つオブジェはありませんが、登り切る達成感の高いルートです。
あえて隠れキャラを挙げるなら2箇所の水場かな。
意外と見落としやすいです。
難易度高いという思い込みは、高所トラバースを行く道のほうでした。
沢を延々と進む分にはほとんど問題はなく、清涼感たっぷりの遡行が楽しめます。
マムシは金剛山では初めて見ました。
見落とすほど雑草で鬱蒼としているようなところはほぼありません。
堂々巡りのように長いルートを楽しんできてください。
今は暗いムードがあっても落葉するシーズンになると明るいイメージに変化します。
[ 2014/08/25 21:32 ] [ 編集 ]
ライブカメラは、常連さんはラジオの時報で確認してらっしゃいます。
時報の鳴る前後20秒くらい固まっておられます。
私は今回、電波ソーラーの腕時計じゃなかったので誤差があったみたいです。
orisさんの昨年は一ヶ月も休まれておられましたか。
私は毎週どこでもいいから登らないと、今の(いくら食べても飲んでも太らない)健康(たぶん)体質を維持できないです。
この夏は私でもイライラするほどの不安定な空ですね。
これがまた急に全国的な晴天となると不意打ちとなって、どこへ行けば良いのかすぐに考えられないんですよね。
今度晴れたらっていうプランが今のところありません。
出たとこまかせの、その日暮らしです。(^^ゞ
山以上に(一日中遊べる)良いのはなかなか無いと思いまが、あえてインドアでできるボルダリングなどいかがでしょうか。
[ 2014/08/25 21:32 ] [ 編集 ]
妙見谷は余り変わった様子はありませんでしたか?
私もほぼ3年ぶりくらいに丸滝谷と東谷を歩きましたが、渓相がすっかり変わっていてびっくりしました。まず谷の入口の鉄板の橋がありません。流されたのか埋まってしまったのか、大量の砂礫と石が谷を埋め、広々とした空間になっています。谷の両岸の土砂がえぐられ、倒木や流木とともに押し流されて、広々とした明るい谷に変貌していました。どちらの谷も滝は花崗岩の岩肌がむき出しになり、かつての面影が余り感じられません。その分初めての谷を歩くような新鮮な気分を味わいました。東谷の一部の滝は、ロープがなくなっていて、ルートファインディングしながら水線に沿ってシャワーを浴びながら歩かねばなりませんでした。
私も午後から土砂降りの雨に遭い、山頂で2時間足止めを喰らいました。ビール飲んで時間潰してましたが(笑)
[ 2014/08/25 23:26 ] [ 編集 ]
こんばんは。

8月は本当に天気に恵まれませんでしたね。
9月は晴天が続く日が多くなるといいですね!

はじめての妙見谷が冬のナイトハイクと少し無茶し
2回目は妙見尾根から妙見谷へ降りたので未だに
妙見の滝はみておりません(>_<)
写真で見る限り落差もあり迫力ある滝ですね。
今度は妙見の滝をみてみようと思います。

キバラーさんの6月の観音峰の記事を拝見させて頂きましたが
あのような下山ルートもあるんですね。
観音峰は行こう!行こう!と思いながらいまだに行けず・・・
法力峠まで行ってしまうのも面白味が欠けますしましてやピストンだと
もっと面白味が・・・ あのルートはいいですね。
それか三ツ塚まで行って北西の尾根で下山もいいかもしれませんね。
近々観音峰に行く予定にしていましたので参考になりました。

長々とすみません(^_^;)


[ 2014/08/26 01:11 ] [ 編集 ]
妙見谷は私の前回の記憶を頼りに比較するとあまり変化ありませんでした。
しいて言うなれば、登山道や沢とは直接関係無さそうなところに小さな崩落跡が2,3箇所ありました。
丸滝谷や石ブテ東谷、西谷ともにずいぶんご無沙汰しておりますが、昨年の台風か何かで鉄板が流されたのは聞いておりました。
そんなに様子が変わってしまっていますか。
初めての谷を歩くような新鮮さというのは喜んでいいのやら行ってみたいところです。
中でも丸滝谷は特に好きです。
同じ日に登られていたなんて残念でした。
その土砂降りの雨のときに私は妙見谷の3合目くらいで一時間ほど雨宿りしていた感じでしょうか。
(≧∇≦)
[ 2014/08/26 20:41 ] [ 編集 ]
ほんと8月はダメよ~、ダメダメでしたね~。
9月は安定して天気の良い日が続くという情報がありました。
妙見谷をナイトハイクされたのですか!
まるで暗黒の地底のようだったのではないでしょうか。
妙見の滝は写真で見るよりコンパクトですよ。
私にはそう見えました。(≧∇≦)
観音峰は展望台までのピストンだと物足らないし、山頂は通過点みたいで何も無いし。
たっぷり歩くなら稲村小屋まで回ってクロモジ尾で下りるというプランも実行したことがあります。
法力峠まで行かれるなら、鍾乳洞経由で洞川温泉のところから遊歩道歩き周回も良いと思います。
周回は経験ありますが、鍾乳洞経由が無いので今後の課題です。
[ 2014/08/26 20:42 ] [ 編集 ]
昨年の春以来ですね!
お久しぶりにお会い出来て良かったです。
今年は土日の天気がイマイチの日が大変多く、どっぷり地元の山に浸って居ります。
何とか減量して春のチャレンジに間に合わせられるよう頑張りたいと思って居ります。
[ 2014/08/31 20:49 ] [ 編集 ]
久しぶりにお会いできてうれしかったです。
ますます若返ってらっしゃるようにお見受けしました。
私も最近は金剛山ばかりです。
すぎちゃんの特別な山、八経にもしばらく行けておりません。
またどこかの山でお会いできたらと思っています。
[ 2014/09/01 06:39 ] [ 編集 ]
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こんちくわ。
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と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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