生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

大峰山系 山上ヶ岳 (2014.7.21) 

20140721-4.jpg
山上ヶ岳 西の覗にて (空撮)



いつになく修験者が多かった

【ルート】
母公堂(8:00)-清浄大橋-洞辻茶屋-鐘掛岩-西の覗-大峯山寺-お花畑-
日本岩-レンゲ辻-(破線ルート:レンゲ坂谷)-清浄大橋-母公堂


前回の山上ヶ岳

手を変え、品を変え、カメラを替えと、これは日頃のストレスの反動なのだろうか。
そんな時でもいつでも山は寛容。
風に癒され、鳥の声に癒され、森林の色に匂いに空気に水に癒される。
やっぱ山には森林。
森林限界を越える高山なんてタダのハゲ山。
なんて言ったらしばかれるよなぁ。(^^ゞ
今日は身内の青少年が山に行きたいとのことで大峰山は山上ヶ岳を案内。
青少年ゆえに顔出しできないのでいつものスタイルで自撮り。
山上ヶ岳は女人禁制の山であるのは広く知られている。
つまり山に入ると遭うのは男性ばかりであるにもかかわらず
小奇麗で清々しい所である。
5月から9月の間は山頂の大峯山寺は戸開け期間中であるので
修験者が多い時期である。
全国津々浦々からやってくるせいか、登っている最中には
数えきれないほどの人数の修験者とすれ違った。
おそらく山頂の宿坊に泊まられて朝帰りの途中だったと思われる。
「コンニチハ」の代わりに「ようお参り」と挨拶するのであるが、
その挨拶を何回交わしたことか。
そうかと思えばすれ違った登山者に「ようお参り」というと「コンニチハ」と返されたり。(^^ゞ

お助け水は、珍しくえらい潤沢に透き通った水が溢れ続けていた。
洞辻茶屋を過ぎると(時間帯的に?)修験者とはほとんど合わず
時折、登山者を見かけるくらいで今日も静かな山だった。
鐘掛岩には登らずスルーし、門をくぐって西の覗岩へ。
「西の覗」は、昔から立派な男として精進する修行を行う吊るされ行で有名である。
子どもの頃に、勉強しないと吊るされ業に連れて行くぞ!と親に脅されていたやつである。
肩にロープを通しただけで断崖絶壁から吊るされるそのあまりの恐怖感から
心を入れなおして精進するというもの。
到着してみると、ロープを引くという大峯山寺の法被を着た、感じの良い若い男性が居た。
尋ねてみると、ひとりで引くという。(500円)
え?ふつうは2,3人の修験僧みたいな人が引くのでは?と躊躇していたら
若者グループがワイワイと到着し、代わる代わる吊るされ業へ参加。
仲間内で綱引きのサポートも。
今どき珍しい誠実な若者たちであった。
他に、
「嫁さんがずっと病気で、いろいろ思うことがあって登ってきました」という男性。
綱を引く男性、
「・・・日々精進、信心怠らないように!」「悪いことするなよ!」「親孝行しっかりして!」・・・

西の覗を向こう側から見たらどうなっているのかずっと気になっていたので、
空撮の許可をいただいてドローンをテイクオフ。
風が強くて煽られまくりながらの飛行で、さらには防振措置が無いのでブレブレ映像となった。
その後、大峯山寺にお参りをしてお花畑でお昼とした。
後からやってくる人に次から次へと「三角点はどこですか?」と尋ねられ、
おにぎりをほおばりながら、しばらく三角点案内人をやった。(≧∇≦)
60リットルくらいのザックを背負った男性、「地蔵岳はどっちですか?」と。
尋ねてみると、熊野まで歩くという。
そうこうしていると、まさかの雨。
標高1700mもあることも手伝って寒くなってきたので、久しぶりにレインウェアに身を包む。
雲の動きを眺めていると、少し待てば吹っ切れそうなので大峯山寺境内まで戻って雨宿り。
しばらく待っていると予想通り雨雲は吹っ切れて青空復活、暑い日差しが降り注ぐ。
休憩の後、日本岩へと移動。
先客が数人居たのでしばらく展望を眺める程度の休憩。
その後、レンゲ辻へと下る。
稲村小屋経由で母公堂に下山するほどがっつり登りに来たのではないので
レンゲ坂谷を下りることにしていた。
ここであいにくカメラの電池が無くなってしまった。(うっかり八兵衛)
途中、なんと!比良山系師範級のarajinさんと偶然に遭遇。
比良山系を歩きつくされてからは大峰にシフトされておられ、
先日もテント泊縦走されてらっしゃったばかりで、今回は我々と逆の周回予定とのこと。
帰りの時間があと一時間早ければお送りできたのに残念でした。
下山後、母公堂で珈琲とカステラのおもてなしを受けた。
今回、青少年には山を、大峰山を、けっこう気に入ってもらえたのがなによりの成果だった。

その他の写真は以下より。 20140721-00.jpg
山と高原地図+GPS軌跡

20140721-0.jpg

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清々しい朝

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母公堂(ははこうどう)から清浄大橋へと向かう

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女人結界門をくぐってからはしばらくは植林帯

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「お助け水」はいつになく潤沢に水が湧いていた

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2人の少年の遭難碑

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洞辻茶屋(営業あり)

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陀羅尼助茶屋(営業あり)

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いつも鎖場の左ルートへ

20140721-15.jpg

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鐘掛岩はこの上

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鐘掛岩はここから登る

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鐘掛岩  中央部分をよじ登って行き、上部はクサリに身を預けるしかない

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何の花なのか、かわいい花だった  コメントで「シモツケ」と教えていただきました

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鷲ノ巣岩

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断崖絶壁が「西の覗」

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吊るされ行の行場

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上から覗いた光景

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許可を得てドローンで空撮

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風が強くて機体が風であおられまくり

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大峯山寺

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大峯山寺と境内

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頂上 お花畑 (三角点は左上へと少しだけ登る)

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一時の雨がやんで青空復活!

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日本岩から稲村ヶ岳方向を望む

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お花畑より大峯山寺方向を空撮

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お花畑より稲村ヶ岳方向を空撮
Check [ 2014/07/22 21:06 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(15)
ここも空撮に良い場所でしたね。
ていうか、いつも行ってる所を上空から見るのはとても新鮮です。
他の場所でもドンドンお願いします。

でも、これって墜落のリスク無いんですか?
[ 2014/07/22 23:28 ] [ 編集 ]
月曜日は偶然お会いしてびっくりしました。ご子息ともお会いできてうれしかったです。電車とバスの登山は不便ですが、のんびり電車やバスの時間も楽しんでいます。だから車で送っていただけなかったことも、実は余り苦にしていません(笑)。
私も山は樹林がある姿が好きです。大峰奥駈道の深い森は最高に美しいと思います。空撮・・私も驚きました。有り得ない視点からの映像、楽しみにしています。
[ 2014/07/23 05:59 ] [ 編集 ]
山に登っての空撮は考えてみるとそんなに撮る場所は多く無いかなと。
覗き系、崖っぷち系、ピーク上空をノーズインサークル。
あとは稜線を登山者が歩いているのをなめる追いかけ系。
すぐに限界がきそうです。(^^ゞ
墜落の最大のリスクはバッテリー切れです。
残量インジケータは付いていますが飛んでるときは確認できないので、飛行時間管理(バッテリー1個で連続約20分が安全マージン)をストップウォッチ等で行うしかありません。
あとは操作ミスです。プロペラ停止操作をしてしまったり樹木や電線に突っ込むなど。
遠くへ飛ばし過ぎて電波が途絶えた場合や非常操作した場合はGPSにより離陸場所に戻ってきてくれます。
万一墜落して人に怪我させた場合のために、個人賠償補償(月額100円程度)という自動車任意保険に特約をつけています。
これは自転車でぶつけたり落石を起こして怪我させた場合など日常でも有効で家族全員が補償対象になるので入らない手はありません。
もっと高高度に飛ばせるのですが防振部品を買うまではブレが激しくあまり積極的に飛ばす気になれないです。

これくらいの高度・距離での撮影は可能です。
暇人倶楽部ヤマ さん
https://www.youtube.com/user/xr1yama/videos

のぶさんなら私の行けないような所ですごい映像を撮られるのではないでしょうか。
[ 2014/07/23 06:47 ] [ 編集 ]
先日は意外なところでお会いしてびっくりしました。
久しぶりにお会いできて嬉しかったです。
日本岩から眺めてる時に、下のほうに登ってきてる人が見えてカメラを向けたのですが間に合わずに木の影に隠れてしまって・・それがarajinさんだったとは。
ゆっくりめに下ってゴロゴロ水で休憩していたのですが一時間の差がありましたね。
車の運転ができても眠くなるのでダメなんです。
先日も帰路の途中で耐えれなくなって30分も仮眠してしまいました。
遠征で代わりの運転者が居ないと仮眠にお付き合いさせてしまうことになるのでつらいです。
[ 2014/07/23 06:47 ] [ 編集 ]
キバラーさんの動画は、どんどん進化していって、とうとう空撮ですか!!!
こんな事が出来たら、楽しいでしょうね。
こんな所を撮って欲しい!なんていうリクエストも増えるのではないですか。
私も、ますますキバラーさんのブログが楽しみになります。
今回は、私がどんなに健脚(?)でも行くことの出来ない「山上ヶ岳」を紹介していただいて、興味深く見せていただきました(^o^)

ピンクのお花は、たぶん「シモツケ」だと思います。
[ 2014/07/24 19:17 ] [ 編集 ]
いつもコメントありがとうございます。
励みになります。
前からやってみたかったことが実現できる目処が立ったので試してみました。
まだちょっと部品が足らないので思うような絵が撮れないでいます。
空撮でないと撮れないものって山ではそんなに多くないような気がします。
何かあれば教えてください。
山上ヶ岳、大峰奥駈道をつなぎたい女性の方にとっては迂回しないといけないのが不憫ですよね。
高野山もかつては女人禁制でした。
大峰もかつてはと言えるようになると良いですね。
歩いて楽しむのは女人禁制で不可でも、三輪山のように写真撮影を固く禁じられている山があるというのに、映像や写真では眺めることができるのは矛盾しているとも思えます。

花の名前を教えていただきありがとうございます!
さすがですね!
画像検索で確認するとたしかにシモツケでした!
[ 2014/07/24 21:33 ] [ 編集 ]
修験のシーズンが来たのですね。
あのほら貝の音色がまた連想させられます。
その雰囲気を感じにまた山上ヶ岳に行ってみたい気分になりますね。
挨拶は迷いますね~修験者の方にはようお参りが良いんですが
他の方には!?。
[ 2014/07/26 13:35 ] [ 編集 ]
いつも静かな山上ヶ岳が、夏休みが始まった最初が3連休であったからか、いままで見た中では最高の人出でした。
ほら甲貝音もあちこちで響いておりました。
そうなんですよ、挨拶を使い分けないといけないのではないかと変に気を遣ってしまいますよね。
それにしても暑い毎日になりましたね。
[ 2014/07/27 14:41 ] [ 編集 ]
空撮ですか!?

また新たなアイテムを購入したようで、次が楽しみです。
((o(´∀`)o))ワクワク
[ 2014/07/27 20:58 ] [ 編集 ]
高い防振部品を買うまではしばらくお休みになると思います。
でももっと安価な材料を集めてDIYすることも考えています。
あと、いまの状態だとカメラは常に水平向き固定なので思った絵が撮れない状態です。
その部品がまた高いんですわ。。
これからドローン空撮が流行りそうな気がしてなりません。
8月13日は空いてますか?
[ 2014/07/27 21:01 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2014/07/29 00:03 ] [ 編集 ]
西ノ覗。素敵な聖地ですね。
一枚目のお写真 どうやってとったのでしょうか?
絵的に素敵です♪
[ 2014/08/04 17:15 ] [ 編集 ]
山上ヶ岳、女性にも開放されるといいのですけどね。
でも煩悩を断って修行に熱心に励まれている一般の方を見ているとこのままで良いとも思えました。
トップの写真ですか?
クアドロコプター、通称ドローンにアクションカメラを取り付けて空撮しています。
じゃなくて「清々しい朝」の写真ですか?
何の工夫もしていません。(^^ゞ
[ 2014/08/05 07:03 ] [ 編集 ]
>万一墜落して人に怪我させた場合のために、個人賠償補償(月額100円程度)

すいません、これってクレジットカードなどにも付いてますが
登山で己の理由でヘリ飛ばして墜落=ケガ

これでも保険適用するんですか?
自分の知識では出ないと思ってたので別途加入してるんですが・・・

教えてください。
それに変えようかと笑

あとキバラーさんが落石起こしてるとこ何度も見てますが
それでも出るんですか?

また、いつもの『思い込み』の適当話ですか?
[ 2014/08/08 09:15 ] [ 編集 ]
私の入っている保険会社の特約では、自転車でぶつけたり
他人を怪我させてしまった場合に無制限の補償がついています。
保険プランによると思います。

マイナールートやバリエーションでは落石をころころと落としたことありましたね。
後ろを歩く人はくっついて歩くかオフセットして歩くという事を学びました。
最近はだんだんと衰えてきましたので、無難な一般登山道をのんびり歩くのが中心になってきました。
突然車に乗れなくなった母親の面倒を見ることになったりと環境も変わってきました。
山のことを考える時間がなかなか取れなくなってきました。
このブログもそろそろ潮時かなと。
[ 2014/08/08 22:08 ] [ 編集 ]
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ほぼ毎週金剛山をメインで
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