生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

淡路島 諭鶴羽山(ゆづるはさん) (2014.3.21) 

20140321-0.jpg
淡路島 諭鶴羽山頂上にて



こんな近くに、どこか懐かしい日本を思い出す地があったとは・・

【ルート】
 駐車地(9:10)-表参道登山道-諭鶴羽神社-平和祈念塔(山ぼうしの広場)-諭鶴羽山山頂-
 (バリエーション)-林道-駐車地(13:50)


ヤマレコのnaminoriさんが行かれた前々日に行く計画だった諭鶴羽山。
奇しくも水仙が見頃のはずなのにまさかの気温急低下。
海風があまりにも冷たそうなのでボツとした。
あれから二週間。
天気図も淡路島以外全部良く無さそう。
これはもう淡路島に行けってことだと核心した。

淡路島というと、まだ泉佐野からフェリーが出ていた頃にバイクツーリングで通過しただけ。
車で四国にうどん食べに行くときも通過。
たんなる通過島みたいな扱いになっているような印象もあるが、
実は自転車で一周しようとしたことがある。
真夏の炎天下、道の駅「あわじ」を起点に時計回りに。
海沿いの道路はほぼフラットで快適に走るも、洲本を過ぎてからの山岳地帯
に達する頃には疲労困憊で、なぞのパラダイス秘宝館のある立川水仙郷のあたりでは
自転車をこぐ余力が残ってなくて押し歩き。途中、パンク1回。
山岳地帯を抜けると海岸に向かっての下りで距離を伸ばすも
再びのアップダウンでついに力尽き、それでも現:南あわじ市内までたどりつき、
自転車はデポ。タクシーで高速バス停へ。
高速バスで淡路SAまで戻って道の駅の車まで歩き、自転車回収へ。
家に帰ったら2時だったけどその日は会社に行ったけど仕事にならなかった。
ちなみに淡路島を一周すると約160kmである。
あれから10年。
今度は山登りで来ることになるとは。

ネットで前日にエントリーすると、阪神高速が一日中何度下りても乗っても1200円になる
というのを利用して往路片道だと2050円。
明石海峡大橋をわたっていると淡路島上空はどんより曇空。
時折通リ雨が降ったり。
ひさしぶりの淡路島は、道路が整備されていて走りやすい。
田畑が広がり、余計なものは何もない田園風景の中にポツンとマクドがあったり。
都会の慌ただしさ、せっかちさやストレスもなく、のんびりり穏やかに過ごせそうなところ。
黒岩水仙郷の1kmくらい手前の海沿いに登山者用の無料駐車場もあるが
今回はそこから少し上に登って、ハンターが止めたりするところに駐車。
そこからは表参道登山道を歩いて山頂を目指すことにした。
しばらくつづく畑の中を抜けると山道になる。
どちらかというとガレてはいるが歩きやすい登山道は展望もなく変化もない。
面白いなと思ったのは植生である。
植林らしいものは見当たらず、すべて自然林であるが、いろんな木が均等に混ざっている。
同時期に一斉に成長したかのように背丈は同じようなのばかりで
特別に背の高い木や太い木も無なそうなジャングル、いや樹海のようだ。
彼岸だけに暑さと寒さの交錯。
ソフトシェルが暑くなってきて脱ぐと、こんどは霰(あられ)が降ってきて寒くなったり。
そんなこんなで諭鶴羽神社にたどり着くと苦労の甲斐なく(このパターン多いな)舗装道路だった。
神社からは左手のほうから頂上を目指して歩き始めるとほどなく平和祈念塔のある
山ぼうしの広場に出た。
広場は整備されていて、弁当を広げるのに最適であるが海は見えない。
平和祈念塔まで少し登ると南側の海の視界が広がった。
芝生の弁当広場だというのに、濡れていたので
室津PAのファミマで買った助六寿司を立ち食いのワイルドランチで空腹を満たす。
有名な「大江のり」が650円だったが、島内のファミマでは450円だった。
山ぼうしの広場から山頂までは緩やかな登りで電波塔を2つほどやり過ごしたらすぐに到着。
諭鶴羽山は淡路島の最高峰である。
一等三角点だけあって展望は360度で眺めが良いが風が強くて寒い。
山頂に居た短い時間の間に登山者や観光者が計7人ほど。
来た道を戻りかけたが、GPSには黒破線ルート(旧登山道)が付いていたので、
一旦は逆方向に向かって大きく廻って神社へと戻れるはずがどんどん下りていってしまいそうなので
少し戻って適当な場所からバリエーションで踏跡を探すも見当たらずで迷走、
時間だけが無駄に過ぎてしまってリカバリーに時間がかかった。
結果的には黒破線のルートがたしかに存在したことが後から判明した。
下山はつづら折れの舗装林道を延々と下るも人には出会わず。
山自体は特筆すべきものではなかったが、本州からすぐ近くの兵庫県内であるが
どこか本州ではない遠くの離島であるかのような錯覚をしてしまう。
それほどのんびりゆったりとした時間を楽しむことができたのは大きな収穫だった。

登りだし9時で、ゆっくりしすぎて14時にもなっていた。
淡路島に来たら、行きたい場所や店はたくさんあるが、時間も押してきていたので
せっかくなので淡路島カレーというのを食べに「ふくカフェ」へ。
決して道路沿いではない、山の中の目立たない民家という立地でありながら、
時間も時間なのにひっきりなしに人がやってくるのには驚いた。
材料にもけっこうこだわっているカレーやワッフルや珈琲は当然おいしかった。
下道をのんびり走って淡路島内のドライブを楽しみながら北上し、帰国の途へ。
水仙郷に行けなかったのが心残りだった。
そして今回、非常に気になったというか、ぜひ上陸して歩き回りたく思ったのが
沼島(ぬしま)」である。日帰りで行けそう。

その他の写真は以下より。 20140321-1ss_20140323161610090.jpg
歩行距離:11.9km 累積高低差:550m
山頂周辺で迷走したので距離が伸びて締まったか?!

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淡路サービスエリアから明石海峡大橋を望む

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淡路SA(下り)内にあるスタバは海を眺めながらのいい雰囲気

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諭鶴羽山山登りの起点

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表参道入口

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獣避けゲート

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歴史ある町石が至る所にあった

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自然林の樹海 植生が珍しい

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諭鶴羽神社

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古道らしき黒破線が複雑

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下山道から登ってしまった

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平和祈念塔(山ぼうしの広場)で軽く食事

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島の名酒「都美人」は大吟醸で今でも存在

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塔まで少し階段を登ると海が見えた

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諭鶴羽山山頂

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諭鶴羽山山頂

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淡路島には一等三角点(360度見渡せる)が他にもある

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黒破線を追ったが古道みあたらずバリエーションで迷走するもリカバリー
そうすると別の黒破線の踏跡がみつかり、町石がポツンと

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地形図には破線が無い所にGPSでは他にも破線があった
結果的には林道につながっているルートはあったので見つけれなかっただけ

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ようやく林道につながった

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バリエーションなんか歩いてたら撃たれるやん。。 獣はシカを見かけただけ

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最高の眺めを見ながら延々と下る 車も人も通らない

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今回、もっとも気になった沼島(ぬしま)

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沼島には学校や病院やリゾートもあるようだ

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早くもサクラが咲いていた

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しずかな山歩きが楽しめた
前方は沼島


【番外編】

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こんなところにカフェなんてあるのか?

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「ふくカフェ」 古民家そのままでどこか懐かしい

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いろいろ素材にこだわっている

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淡路島カレー(650円)+大盛(100円) なかなかの美味

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ベリーベリー(ワッフル)700円 表面はカリっとしていてほのかな甘さはアイスとうまく共存
Check [ 2014/03/23 16:38 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(17)
おっ。キバラーさんもバイク乗りでしたか。
淡路島のツーリングは気持ちよさそうですね♪

また、自転車で一周計画は、すごかです。
チャレンジャー。

そして、高積みされた、淡路島カレーとデザートが私を誘う。。

くーっ。めちゃウマそー。
今度行ったら、絶対寄ります♪

記憶に新しい 諭鶴羽山のトピックが組まれて
ちょっとうれしい私です。
[ 2014/03/24 16:04 ] [ 編集 ]
いや、ただ、「淡路島って三角点だらけやん。。」
って追加したかっただけです。

面倒なヤツですみません。
[ 2014/03/24 16:08 ] [ 編集 ]
21日は、寒かったですね。
それにしてもアラレの襲撃とは!
お山歩きでも、眺望がいいと気分も違いますよね。
綺麗な海が見ながら、それは最高に気持ちが良かったことでしょう。

カレー、美味しそうですね。
トッピングは玉ねぎ!
さすがに淡路島ですね(*^_^*)

[ 2014/03/24 19:44 ] [ 編集 ]
コメント再編集できませんでした?
あ、パスワードを設定されてらっしゃらなかったからとか?
システム側かもしれません。すいません。
淡路島に一等三角点が3箇所もあるのですね。
これだけ三角点があったらもっと多くてもよさそうな。
naminoriさんが3座行かれたきっかけが一等三角点だと思ってました。
淡路島で他にたっぷり登れそうな山があるのはnaminoriさんの記録を見るまで知りませんでした。
久しぶりの淡路島はけっこう気に入りました。
いつも真夏のうだる暑さの季節しか上陸していないことに気づき、暑苦しいイメージしかなかったもので。(^^ゞ
タコせんべいやら他にもおいしい店はたくさんありますよ。
四国のほうが得意ですが。
カレーもワッフルも見た目の想像を裏切るおいしさでした。
また無理矢理にでも登れる山を探して理由作って上陸したいです。(≧∇≦)
[ 2014/03/24 20:28 ] [ 編集 ]
連休は概ね天気は良いほうでしたね。
それでも寒さが残っていちばん調整の難しい気温でした。
山自体は印象は薄かったのですが、間近に迫る海を眺めながらの山歩きは開放的で癒やされました。
大阪から近いのに、ものすごく遠いところに来た感もあって得した気分でしたよ。
カレーのソースにも淡路島たまねぎが溶け込んでいます。
いやほんとのんびりムードには癒やされました。
[ 2014/03/24 20:32 ] [ 編集 ]
なんと、淡路諭鶴羽山へ行かれたんですね!
淡路島には時々行きますが、とてもいいところだと思います。
写真、ビデオにちらっと我が家らしきものが見えました。
帰りのトンネルの真上に我が家はあります。
この日は、山へ行かず、橋を見ながら海沿いをゆっくりと走っていました。
[ 2014/03/24 21:35 ] [ 編集 ]
淡路島の諭鶴羽山ですか?
ここはあんまり山の記録は見たことがないですね。貴重ですね。
それで、いつかは沼島ですか?島の存在すら知りませんでした。

せっかくの遠征だから地元の美味しいものも食べないともったいないですよね。
写真の「淡路島カレー」の上にのってあるものって
玉ねぎを揚げたものですか?
[ 2014/03/24 23:33 ] [ 編集 ]
いつも楽しく拝見しております。
特に写真や動画のクオリティに驚いています。
よろしければ、撮影機材、編集環境など教えていただけすでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
[ 2014/03/25 03:51 ] [ 編集 ]
諭鶴羽山をご存知でしたか!
島へ渡るとなると橋を越えると高いのでは?って思ってしまいますね。
段八さんのお住まいはあのあたりかな?なんて運転しながら探してました。
淡路島の魅力はあらためて気付かされましたね。
モノの価値観なんて年齢とともにどんどん変わりゆくものですね。
[ 2014/03/25 20:52 ] [ 編集 ]
諭鶴羽山は何と読むのかわからなかったのですが淡路島で有名な山、
程度は知っていました。
沼島を知ってから日本の離島がやたらと気になりだしまして、
本を買って研究しております。
時間があれば島めぐりしてみたいです。
淡路島では有名な食べ物は多いです。
中でもカレーは最近有名になったものではないでしょうか。
上に散らしてあるのはおそらく玉ねぎだと思います。
何も考えずに食べていたので記憶にありません。(^^ゞ
[ 2014/03/25 20:53 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
機材(カメラ)は行く山やメンバーによって異なりますが、
いちばんよく使っているのは以下の3つになります。
山では低温や砂塵、雨飛沫など過酷なので
防滴・防塵に対応していないミラーレスでは役不足です。
<スチル>
Nikon D300s(設計が古いので近く更新予定)
<動画>
HDR-AS15(AS100Vという防滴タイプが出たので狙っています)
DSC-HX30V(高倍率ズームがあるので) 中古
安物の三脚
<編集環境>
Windows7機
Adobe Premiere elements 9(古いのでそろそろバージョンアップ予定)
今回の山行きでは試験的に以下のカメラで撮影を行いました。
<スチル>
Canon EOS M
<動画>
Canon EOS M
SONY HDR-AS15
SONY DSC-HX30V
Apple iPhone5s+スタビライザー(タイトルバックの1カットのみ)
カメラはああでもないこうでもないといろいろ試しています。
ご参考まで!
[ 2014/03/25 20:56 ] [ 編集 ]
やはりコンデジ一発ではなかったのですね。
たいへん参考になりました。
ありがとうございました。
[ 2014/03/25 22:49 ] [ 編集 ]
1台で超広角もズームも済ませれるものは無いですね。
どういたいしまして。
また何なりと。
[ 2014/03/26 06:36 ] [ 編集 ]
HDR-AS100V
僕も狙っています。

懐がさみしいので躊躇しています。

ストリートビューを金剛山で自分が担げないか検討していました。
[ 2014/03/26 14:27 ] [ 編集 ]
これ系がけっこう楽しいですよ。
画面が無いだけに、思ってもないものが撮れていたり、
フィルムカメラ時代のように、帰ってから現像する
(PCで開く)するのが楽しみがあったりします。
これは買いですよ。
HDR-AS15が壊れたらまたAS100Vで買いなおしますよ。
迷っている時間がもったいないかも。
人生は思っているより短いです。
私はお金が無くても思い立ったら買ってしまいます。
失敗も多いですがそれも経験のうち。(^^ゞ
[ 2014/03/26 22:00 ] [ 編集 ]
ライダーの方でしたか・・・実は私は自転車乗りだったりします・・
沼島は確かに行きたいです。ああいう長閑な島に
何気に訪れて島時間を楽しむというのが好きです。
この山も水仙で有名なようですね。
なかなか日帰りで行くのは難しそう・・・
[ 2014/04/01 20:35 ] [ 編集 ]
いつもコメントありがとうございます。
自転車は日帰り50kmが自分の限界でしたが、
淡路島半周は80kmありました。
まずオシリがアウトになります。
その次は漕ぐ力がまったくでなくなります。(押し歩きです)
あの頃は鍛え足らないヘタレでした。
バイクだと500kmが自分の中では日帰りの限界です。
山だと日帰り15km程度までにおさめたいところです。
島時間。。いいですね~。
日帰りで十分行けますよ。
船の料金も安いですし、一時間に1本は船でていますし。
諭鶴羽山とセットで行く人も居るくらいなので。
今の季節がいちばんいいんじゃないでしょうか。
[ 2014/04/01 21:22 ] [ 編集 ]
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ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
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その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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